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24.06.23   【パズドラ】ダウンロード数の推移/サービス終了いつ?【予想してみた】

『パズドラ』ダウンロード数の推移

・2024年5月24日をもって、『パズル&ドラゴンズ』(以下:パズドラ) が国内累計6200万ダウンロードを突破したそうです。
パズドラは自分にとって、スマホに機種変更してから初めてと言えるくらい最初にインストールしたゲームアプリです。
もはや完全に飽きてログインボーナスだけ獲得するログイン勢となりましたが、長い年月プレイし続けたゲームなので注目したニュースでした。

そのような訳で、パズドラのダウンロード数の推移を調べて、ついでにパズドラのサービス終了がいつなのかを予想してみました!

<パズドラのダウンロード数の推移>

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 (以下:ガンホー) のプレスリリースから、ダウンロード数の推移をグラフにしました。
100万ダウンロードごとでの、1日あたりのダウンロード数を表しています。
縦軸は1日あたりのダウンロード数 (類推値) 、横軸は100万単位でのダウンロード数です。

『パズドラ』 1日あたりのダウンロード数(国内)

ダウンロード数を根拠とした場合、パズドラの最盛期は2013年1月となります。
1月18日に700万ダウンロードを突破、1月30日に800万ダウンロードを突破しており、12日間で100万ダウンロードされた計算です。
更に2023年12月には2200万ダウンロード、リリースから2周年までに2400万ダウンロードを突破という、まさに破竹の勢いでした。

ダウンロード数を根拠とした場合、パズドラが最も衰退しているのは2024年現在となります。
2023年8月7日に6100万ダウンロードを突破しましたが、6200万ダウンロードを突破したのは2024年5月24日です。
100万ダウンロードにかかった日数は291日となり、これまでで一番長い日数を費やしています。
この日数を元に単純計算で算出しますと、今のパズドラの盛り上がりは全盛期の24分の1となります。
100万ダウンロードごとに開催されていた 「〇〇万DLイベント」 も、近年は年に2,3度の開催となっています。

グラフを見ると、ダウンロード数が不定期に回復することがあると分かります。
パズドラは他のゲームやアニメ、漫画などのコンテンツと様々なコラボを開催しているため、その影響かと思われます。
今までパズドラを知らなかったアニメファンなどがコラボを契機に、パズドラをダウンロードしたものではないでしょうか。
5000万ダウンロードから5100万ダウンロードの間に開催された 『ソードアート・オンライン』 や『妖怪ウォッチ』 とのコラボ、
5500万ダウンロードから5600万ダウンロードの間に開催された 『鬼滅の刃』 とのコラボなどがダウンロード数に繋がった可能性があります。

一方、5700万ダウンロード突破 (2021年3月20日) 以降は、様々なコラボにも関わらず、ダウンロード数の回復が見られません。
もはやパズドラは新規に始める可能性のある潜在的プレイヤーほぼ全員に、認知されきってしまったのかもしれません。
(とはいえ、2024年でも1日あたり3000件以上ダウンロードされている計算ではありますが)

<パズドラはいつサービス終了?>

残念ながら、パズドラのサービス終了がいつになるかは分かりません。
サービスの存続を決めるのはダウンロード数ではなく、アプリの売上が主要因だからです。

スマホのアプリ売上ランキング、俗に言うセルランは様々なWebサイトで公開されており確認可能です。
パズドラのダウンロード数は右肩下がりで衰退していますが、売り上げは2024年現在もランキング1位になることもあるビッグタイトルです。
サービス開始から10年以上が経過し、良くも悪くも安定しているため、急激なユーザー離れや売り上げ減少も考えにくいでしょう。
今後に採算が取れないほど売り上げが下がるとして、早くとも数年はかかるのではないでしょうか?
特殊な理由ではなく売上の低迷によりサービスが終了する場合、パズドラのサービス終了は早くとも2030年以降となるのではないでしょうか。

<今後のパズドラの予想:動画視聴がもっと増える? 攻略サイトがどんどん減る?>

公開されたデータから、パズドラのダウンロード数が減り続けていること、アプリの売り上げが順調であることが分かります。
ここで気になるのは、パズドラの現在の総プレイヤー数です。
一般的に考えて、ゲームアプリのプレイヤー数は飽きなどの原因により、自然に減るものです。
パズドラはダウンロード数が減っている以上、プレイヤー1人あたりの売上が高まっていると考えられます。

パズドラのプレイヤー1人あたりの売上が高まる理由として、1人あたりの課金額の上昇が第一に考えられます。
しかし原因はおそらく、動画視聴機能ではないでしょうか?
近年のパズドラには、動画広告を視聴することでスタミナ回復や所有可能モンスター枠の拡張といった機能が追加されました。
2024年に入ってからは、動画広告の視聴でコンティニューやダンジョンクリア経験値の倍増といった機能も追加されています。
これらの多くは今まで、魔法石を消費することでしか得られない恩恵でした。
今後は動画視聴による広告収入をもっと増やすため、より多く様々な動画視聴機能が追加されると予想できます。

動画視聴機能などの施策により、パズドラプレイヤーが減ってもガンホーの得られる収益は減少しないかもしれません。
しかしプレイヤー数の減少は、企業型パズドラ攻略サイトの売り上げを下げると考えられます。
プレイヤー数減少は攻略サイトの訪問者減少に繋がり、訪問者が減れば企業型攻略サイトは攻略に費やす労力も減らすでしょう。
今後は企業型パズドラ攻略サイトでは、攻略の質が低下する一方と考えられます。

24.06.07  今月の 『八乙女×2』 第26話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。
第26話 「恥ずかしいノート」 の感想だ。
4コマ漫画パートが6ページ、ショート漫画パートが6ページ。普段通りといえるページ配分だ。

前半4コマパートは、登場人物多めの日常エピソード。
彫像 (しかも作中写真) とはいえ、氏家ト全先生の描く細マッチョ男性というレアなカットで幕開けだぞ。
レアついでに言えば、彫像だからか乳首も描かれている。氏家ト全先生の描く男性乳首、これが初かも。
そしてオチは、彫像からのヒロイン石化モノである! これは驚いたな。
まさか、氏家ト全先生が描く男性乳首と同程度にレアと思っていた性的嗜好のヒロイン石化が、こうしてオチで描かれるとは……
一般誌で描かれる下ネタとして、石化モノがフェチのジャンルとして認知されてるかも、って話だよ。
言うなら感覚遮断落とし穴が描かれたくらい驚いた。まだウェット&メッシーの方が先に描かれるかと思っていた。

2本目 【ハルルほえる】 は、やったぜ作中ゲームが描かれる8コマ漫画だ!
ゲームシステムを類推できそうなゲージ類は一切描かれていないため、ジャンルすら正確には断言不可能か?
でも見た目や八乙女カイの台詞からして、子供向けに色々と表現が調整されたTPSゲームと推察される。
ゲームハード的にもSwitchだろうし、つまり昨今のゲームだろうし。氏家ト全先生が描いた作中ゲームでは、初のジャンルか?
自キャラは見た目をカスタマイズできるゲームじゃないかなと思う。
そうなら、八乙女ハルルの自キャラが可愛らしい格好にカスタマイズされてることになる。八乙女ハルルの好みの表出だ。嬉しいね。
八乙女ハルルの自キャラの表情が見えないのは惜しい。八乙女ハルルはどのような顔つきにカスタマイズしたのか気になるからな。
オチは当然のごとく下ネタですが、下ネタの意味を八乙女カイが理解できなかったかも、とする態度なのは笑う。

3本目 【あーん】 は、本木姉妹のおやつタイム。休日のひとコマか? 服装がおしゃれだし家族でお出掛けしてきた帰りなのかも。
本木ランが下ネタサイドなのは既に当然として、妹の本木アユム相手にもガンガン下ネタな振る舞いをするのがこの姉妹の特徴か。
姉妹百合的な展開も起こり得そうと期待も膨らむじゃない。氏家ト全先生の過去作 『妹は思春期』 のマリア先生みたいな展開とかさ。

4本目 【寛容な先生】 は、佐久間サクヤ先生の下ネタだ。
「下ネタをする側でありMである」 と決まったら、一気に自ら下ネタを披露してくるようなポジションに変わられたなあ。
八乙女ハルルの下ネタに慌ててた態度とかいきなり遠い過去のような感じである。

5本目 【ルイちゃん】 、校内新聞の名前が最大の笑いどころであろう。
学校名の "亀の頭中学校" は 「そういう地名もあるかも」 で通るかもだが、その校内新聞が "亀頭新聞" なのは流石に一線を越えてて笑う。
このコマだけネットで拡散されることありそうなインパクトだ。
ちなみにオチは写真写りを気にする泉ルイであり、次の 【ルイちゃんちゃん】 の4コマでも写真写りを引っ張るぞ。
"やっぱ撮る時は左向きだな 正面の写真はNGにしよう" の台詞は笑った。
先月号の柱アオリ "会長ルイの圧政は、ここから始まる…!?" を彷彿とさせることもあり、普段の泉ルイを逸する面白さだ。

次の 【もやもやスッキリ】 は、八乙女カイ母と八乙女ハルル母の8コマ漫画。というか実質4コマ漫画2本だが。
ちなみに柱の登場人物紹介に、八乙女カイ母こと八乙女ナルミの紹介が今回から追加となった。
紹介文の内容は、"カイの母親。なぜか性知識が豊富。" とのことだ。"なぜか性知識が豊富" って、"なぜか" が必要なことなのか。
なお、八乙女ハルル母こと八乙女ハルコの登場人物紹介は無し。スペースの都合かな。

後半ショート漫画パートは、本木アユムのノートを捜すエピソード。
創作ノートが見当たらなくなり捜索するお話だ。ちなみに "創作ノートを捜索" は八乙女ハルルのダジャレで、武隈フユリは大爆笑。
武隈フユリがいわゆるメスガキ属性一辺倒ではなく、人見知りなところがあったりゲラだったりするの "良さ" だわ……
本木アユムの書いてる小説は、8人の英雄による復讐というストーリーであるらしい。
最近フルリメイクも発表されたロマサガ2 (こっちは七英雄だけど) を彷彿とさせる話だが、多分他に似たような話があるのだろう。
というか本木アユムくらいの年代にとっては、「追放ものなろう小説か?」 と思う説明なのかも。

ノート捜索中には職員室で佐久間サクヤ先生も登場だ。英語教師であるらしい。
ほか、ストーリーには関係しないけど外の天気が雨ですね。6月っぽさを出すためか。描写が細かい。

そして読者の10割が、最終ページの1ページ前1コマ目で 本木アユムのとある一部分に注目したと思う! 私は注目しました。
本木アユムのお胸は他のコマでも大きかったりしますが、ここでは制服の皴だか影だかまで描き込まれて強調されてる。
ラッキースケベじゃねーの、など思ったけど作中では一切そこに言及されず進むあたりが良いですね。

第7話 (単行本1巻収録) に出てきた本木アユムのサインのエピソードが活きてきて、ノートは無事発見。
考えていたサインを見せていたことが功を奏したぞ。
でもこの回で八乙女カイが自作小説を読んで面白いと感じたことは仇となったようで、ノートの中身まできちんと読まれた様子。

今月の感想終了。
次回予告は "次回、夏到来。ハルル、ルイ、アユムの水着が見られます!!" とのことだ。
この次回予告の直前に本木アユムのお胸を強調してくることで、次回予告の期待感を一層高める効果がありますね。
水着姿が告知されたメンバー的に、体育の水泳の授業だろうか。あるいは泉ルイ発案で市民プールなどに遊びに行くのかも。
そういや前号の次号予告には "アユムがピンチでフユリが活躍!?" とあったのに、武隈フユリは別に活躍しなかったな。
元々は武隈フユリがノートを発見する役だったのかもしれない。別マガ発売時点では、まだ来月号の内容が確定していないのかな。

24.05.09   今月の 『八乙女×2』 第25話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。
第25話 「生徒会役員モード」 の感想だ。せ、生徒会役員共……
4コマ漫画パートが8ページ、ショート漫画パートが4ページ。
4コマパートの比率が高い。その影響かは不明だが、読んだとき増ページかと思っちゃった。12ページとは思えなかった。

前半4コマパートは、日常エピソードと、生徒会役員選挙エピソード。
4コマパートの更に前半4ページが日常ギャグで、後半4ページが生徒会役員選挙の2段構え。

開幕のネタは自撮りポーズで、"虫歯ポーズ" は実際そう呼ばれるポーズ。2014年頃に流行したらしい。もはや定番なのかも。
様々なポーズは見たことあれど、誰かが名付けたそういう呼び名は知らないな……知ってる呼び名はアへ顔ダブルピースくらいだ。
氏家ト全先生の描かれる女の子は魅力的なので、皆でこういうポーズを決めた集合写真みたいな大ゴマとか見てみたい。
そしてオチは、八乙女ハルルの自撮りのポーズ。
これ、今読み返すまでワンフィンガー・セルフィー (one-finger selfie) だと思い込んでた。マジか。存在しない記憶。
実際は人差し指で隠しているのはバストだけであり、下半身はコマの外で一切描かれてないですね……
心がよこしまだったわ。八乙女ハルルが鏡に映した自撮りで、人差し指で乳首と股間を隠すポーズの話をしたと思い込んでいた。
そのような心の持ちぬなので、勿論初見時にはオチは実際の八乙女ハルルのエロ自撮りなのかと一瞬思ってしまった。
お胸の大きさが全然違うのに…… でも、八乙女ハルルがエロ自撮りをしてみているというのは確定したぞ! テンションあがる。

2本目 【先輩と後輩】 は、8コマ漫画。
いわゆる "メスガキ" 属性を発揮する武隈フユリだが、それって好意を持つ相手にだけする仕草なのかどうなのか?
初登場した前話に引き続き、八乙女カイと2人きりの部室で "メスガキ" 属性の言葉を連投するオチだ。
ちなみにオチ以外は新入部員としての後輩らしい態度であり、背筋をピンとして座っているコマとかギャップがあって良き。
八乙女カイの妙なボケには、ツッコミ役に回ることもできてるし。
今後の展開次第では、姉の武隈アキナを見るような目で八乙女カイを見ることになる未来もあるかも。
武隈フユリ、属性てんこ盛りになれる可能性を秘めていそうだ。

3本目 【耐久先生】 は、前回正式に初登場した佐久間サクヤ先生のネタ。
下ネタ側の立ち位置だと確定したなら、今回いきなり七条アリアみたいな下ネタを門脇先生に披露している。
夜の夫婦生活を匂わせる話を門脇先生相手にしているが、うっかり生徒たちの前で披露してしまう下ネタもありそう。

4本目 【印】 、氏家ト全先生の漫画は現実世界が舞台なので、ファンタジーな世界観が必要なネタは少ないですが。
"陰毛を淫紋っぽくカットしたんだ" と、淫紋ネタが登場だ。
ていうか淫紋って少年誌で出してOKなネタだったのか…… 少年誌基準的にも、読者が知ってるかどうか的にも。
八乙女カイ母がそのように自分でカットできるの、さすが絵を仕事にしているだけある。手先が器用だ。

それよりなにより、5本目 【ストレートハルル】 が今月の見頃でしょ!
この8コマ漫画、何の前触れもなく、八乙女ハルルが髪ゴムを外して、史上初、ストレートのヘアスタイルをお披露目だ!
初見時読んでて素でドキッとしちゃった。今月号をコマごとに人気投票できるなら、このコマが圧倒的得票数で一位になりそう。
でもその様子を目にしてた八乙女カイは、全くの無反応だー。何だお前は???
まあ作中の描かれていないところでも八乙女カイは八乙女ハルルと過ごしているわけだから、見慣れているのかも。
このストレートを頻繁に目にしているのなら自然な反応か~ などでは済ましたくねえよな~?
八乙女ハルルの髪を解くシーンにドキっとしたのと同じくらい、八乙女カイの無反応に 「何だお前は???」 って憤っちゃった。
髪を解いた直後の八乙女ハルルの台詞が "これ手首につけな" と。完全に親密な相手ならではの飾らない言葉なのもトキメキだ……
熟年夫婦か? ていうか八乙女ハルル、髪を解くと結構印象違いますね……

4コマ漫画パート後半の生徒会役員選挙パートは、5コマ漫画でスタートだ。
1コマ目をデカデカと選挙ポスターが占める形の幕開けである。
泉ルイ以外に "副会長候補 山田タロー" の人名が見える。氏家ト全先生の漫画では珍しく出た、主役以外の男子の下の名前だ。
生徒会長候補の泉ルイにとって、自分を表す漢字一文字は "正" だとか。
オチは言うまでもないが、本木アユムにとって泉ルイは "正義感が強い" という人物像なのだなあ。

8本目 【生徒会パワー】 、芦田ホシノが中2病みたいなボケをかますぜ。年相応と言う感じだ。
それよりこの4コマでモブ生徒みたいに登場している武隈アキナ・武隈フユリの武隈姉妹、何か普段と雰囲気違ってまた良いっすね。
もしかしてこの、元気無さそうにも見える物静かな態度が武隈姉妹の素の姿か……? というか、まだ親しくない相手への態度か?
泉ルイと武隈アキナ・武隈フユリは 「友人の友人」 という感じの間柄なので、間に壁があるだろう。
そういう相手でも敬礼ポーズしながらお辞儀できる泉ルイ! 対して、普段と違ってしおらしい顔付きにも見える武隈姉妹!
基本的に親しい間柄でしか会話が発生しない氏家ト全先生の漫画作品における他人行儀のシーンですよ。レアなシーンだ。

そのような他人行儀のシーンが見えたのに、芦田ホシノは誰にしても態度が変わらないのか……? そのように思った。
9本目 【公約】 では、泉ルイに対して "ちょっと聞かせてよ会長――" とボディタッチだぜ。
もしかして読者の知らないところで泉ルイと芦田ホシノも関係性が進んでいたの? そう思ってしまう距離の近さだ。

後半ショート漫画パートは、生徒会長に当選した泉ルイのエピソード。
2年1組の面々と担任の佐久間サクヤ先生が泉ルイを祝う中、当然のように芦田ホシノが乱入して胴上げの展開に導入だ。
胴上げで2ネタのギャグがあるのだけど、両方とも芦田ホシノになるのかと思った。それだとやりたい放題すぎるか。

ラスト2ページは、泉ルイの主役回を期待していた読者にはお待ちかねだっただろう八乙女カイとの掛け合いだ!
2人だけの空間で八乙女カイからかけられるねぎらいの言葉……でもその平穏は1ページも続かなかったよ。
速攻で武隈フユリが乱入してくるし、八乙女ハルルと本木アユムも現れて、場面は一気にラブコメ空間に。
そしてこの泉ルイによる大オチですよ。生徒会長になってもツッコミ役的なポジションは変わらないようだった。
ラストの柱アオリの "会長ルイの圧政は、ここから始まる…!?" は笑った。

今月の感想終了。
次回予告は "次回、アユムがピンチでフユリが活躍!? どうなる!?" とのことだ。
文芸部で事件発生の予感だが、何が起きるのかは分からない。
部室のドアが開かなくなってトイレに困る、とか? いやそれは前回の武隈アキナと被ってしまうか。
とりあえず、本木アユムと武隈フユリという珍しい組み合わせのネタを見られるようで楽しみ。一気に仲が進展するのかな。
ピンチはチャンス、八乙女カイが今回達成できなかった武隈フユリの活字の苦手の克服を、本木アユムが克服させるとか。

24.04.09   今月の 『八乙女×2』 第24話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。
第24話 「新入生襲来の4月」 の感想だ。
4コマ漫画パートが6ページ、ショート漫画パートが10ページ。
ショート漫画パートが普段よりもページ数多めですね、かなり力を入れていると解釈できそうであり、実際面白かった。
新しい登場人物が一挙に2人も登場した回、とも言える? 前から脇役で登場してたり、存在は明かされていた人物たちだけど。
今回とりわけ面白かったのは、新登場人物のデビュー回だから念入りに準備されていたのかも。

ちなみに今月の別冊少年マガジン2024年5月号は、全作品にあらすじページ付き。
当然 『八乙女×2』 にもあらすじページが付いていた。
「生徒会役員共の氏家ト全先生新作、下ネタギャグマンガ!」 みたいな既読者向けではなく、未読の人向けの丁寧な説明。
主要登場人物 (文芸部部員 + 泉ルイ) と第1話から最新話までの流れについて説明されている。
ジャンルの説明は無いですね、"エロボケ" の単語が登場する程度か、まあそこは漫画を読めば分かる話だしな。

前半4コマパートは、中学2年生の新クラスエピソード。
中学2年生の幕開けは、ここぞとばかり中二病ネタでスタートだ。
何か1コマ目の大ゴマ、賑やかだからか良さがありますね。八乙女ハルルが珍しく一般的な笑顔を見せてくれているし。

2本目 【第一印象】 では、2年1組の担任を務める佐久間サクヤ先生が登場だ。
新しい担任の先生だが、初登場ではないぞ! 初登場は週刊少年マガジン特別出張掲載の回だ (単行本2巻収録) 。
その後も何度か登場していたが、名前は今回初めて判明。氏家ト全先生の漫画の中ではハイカラなお名前な気がする。
"皆で楽しいクラスを作りましょうね" のセリフ、何てことないセリフのはずだが、何故か心に刺さってしまった……
学校を卒業したら二度と聞くことのないセリフだからか? 郷愁か……?
教師のお仕事としては決まり文句のフレーズなのかもしれないが、佐久間サクヤ先生が優しそうな人柄だなと感じられるし。
守りたい、この笑顔。そういう感じがある。

ちなみに2本目のオチは八乙女ハルルの下ネタ的空耳であり、八乙女カイのこのツッコミは笑った。
八乙女ハルル的に佐久間サクヤ先生はどのような先生に映っているの……!

3本目 【どんぴしゃ】 は、佐久間サクヤ先生を掘り下げる4コマ。
いきなり佐久間サクヤ先生が下ネタ側の立ち位置だと判明だ。しかもMであるとも判明、体格的にも性的嗜好的にも。
初登場時の佐久間サクヤ先生は結婚指輪をしていたけれど、その後の登場時にはしてないのよね。
どのような事情があるのか、あるいは設定が変わったのか (メタすぎる) 。
一体どのような夜を過ごしているのか描かれてほしいな……! いや、氏家ト全先生の漫画だし夜とは限らずかもですけど。

4本目5本目 【成長しているカイ】 【成長しているアユム】 は、2人の体つきが成長してきたネタ。
身体の成長とかズバリ下ネタに直結しそうなお題だが、氏家ト全先生の個性がここに出ていると感じられる2本だった。
一般的な下ネタ系ギャグ漫画作品なら、男子の成長は男子自身が包皮がむけて喜ぶ、みたいなネタになるところでしょ。
それをやらないのが氏家ト全先生の漫画の個性であり良さだよなって思うのだ。
そして本木アユムの成長はお胸であり、八乙女ハルルだけでなく、クラスメートの川村さんもその発展に気付いちゃう。
何か2年生になって急激にサイズがアップしているような気がするぜ。水着回が今年あるなら、一体どうなってしまうのか。

そして2ページにわたって武隈アキナをいじり倒す。
【疲れ気味のあなたへ】 【気になる】 【ごめんね先輩】 の全部が、武隈アキナのトイレに結びつくネタだ。
武隈アキナの疲れ目とブルーベリーサプリから、芦田ホシノがおしっこの色へと即座に話を切り替える。
ここで芦田ホシノ自身の尿に話題が転換しないのが八乙女ハルルの機転だよなあ。
芦田ホシノと八乙女ハルルの両者の間で、武隈アキナについてのイメージが固まり共有されてる感じを受ける。
サプリを飲んだ直後の真っ黄色なおしっこを出してる芦田ホシノのトイレシーンなどに話を膨らませる余地は皆無だ。
こう発言すれば八乙女ハルルが武隈アキナのトイレに話を繋げるだろうと、そこまで芦田ホシノは予想していそう。
ちなみにサプリメーカーの名前が "四八製薬" という小ネタもある、四十八手からの下ネタであろう。

次の 【プラシーボ的なヤツ】 、まさか氏家ト全先生の漫画で催眠アプリのネタをお目にかかれるとはな。
とはいえ地に足着いた現実世界が舞台の 『八乙女×2』 、本物の催眠アプリが出るはずもなく聞き違いであった。
けれど催眠アプリにかかった場合の八乙女ハルルのリアクションは拝めるぞ。
そして次のネタへの導入役でもあるとはいえ、佐久間サクヤ先生が催眠アプリとは何かを理解していることも描写された。

続く 【ぐっすりタイム】 は、佐久間サクヤ先生が主役。
決め顔で眠りの質を高めるASMR音声を薦めた1コマ目と打って変わって、4コマ目の取り乱しようが可愛いぞ。
18禁系音声作品についてまで知識があるとは……
教え子が不意にアダルトコンテンツに触れてしまいそうになったとき、このようなリアクションを見せるのだな。好き。
門脇先生だったらどのようなアクションを見せていたのだろう。

後半ショート漫画パートは、文芸部に新入部員が入部するエピソード。
風の話題から八乙女ハルルがいつもの調子でボケる実質4コマ漫画でスタートだ。
次ページのフリにもなってて、威勢の良いこと言ってた八乙女ハルルが即座にひよる即オチ2コマ的急展開が面白い。
八乙女カイの後ろに隠れてつつ顔を出してる人見知りっぷりだ。
けれど見知らぬ人が文芸部の入部希望者らしいと判断した途端、3ページ目みたいに勢いづくのが八乙女ハルルの良さか。

文芸部に連れていった見知らぬ新入生、その正体は武隈アキナの妹:武隈フユリであった!
衝撃の正体に一堂ビックリ……ということはなかった。読者的にも正体は明らかであった。何なら先月号の予告時点で予測できた。
初登場時点で道に迷っているっぽく、見た目の他に方向音痴っぽいところも武隈アキナらしさが出ていたし。
「でも先月の予告によると入部希望者らしいじゃん? 武隈フユリは入部したくなさそうじゃん?」 と思ったけどこの後入部した。

本木アユムの小学校時代の思い出として、本木ランと学校で顔を合わせるのが恥ずかしかったというトークもこぼれ出た。
本木ランにも小学生の頃はあったのだよな……まあ小学生の頃から下ネタを言ってた姿しか思い浮かばないけど。

これまでの話で武隈アキナの口から語られた妹像、そこから思うに姉妹仲はあまり良くないのでは、など思っていたが。
実際蓋を開けてみたら、ツンデレ味もある感じに姉が好きなタイプの妹な武隈フユリであった。
昔は慕っていたお姉ちゃんがポンコツな言動を見せるから、もっとしっかりしてほしくて厳しくなっちゃうのかも。
後輩に慰められる姉の武隈アキナを目にしてすぐに入部を決めて、姉妹揃って同じ構図で八乙女ハルルたちにまとわりつかれるぞ。
ていうか八乙女ハルルの "サプリ飲みます?" 発言は笑う。そのいじり方、まだ引っ張っていたのかよ。
前半4コマパートのサプリの時に、もしも武隈フユリがいたならどのような反応を見せていたのだろうか。
八乙女ハルルたちと一緒に武隈アキナお姉ちゃんをいじることは絶対無さそうだよな。
いや最初は八乙女ハルルたち側に付くかもしれないけど、メンバーの中で一番すぐに武隈アキナをトイレに行かそうとすると思う。

そして芦田ホシノはマイペースに急激な重たい下ネタだ。どういうボケ方だ。
でもドンピシャで武隈フユリの心情を皆の前で詳らかにしたのでなく予想を外したみたいに装ってもいて、優しさがあると言えるか。

後輩だからといきなり武隈フユリを "武隈" と苗字で呼び捨てにする八乙女カイ。
リアルな男子中学生らしさってやつなのか……? など思ったが、これは武隈フユリのネタへの導入であった。
武隈フユリが八乙女カイをナメそうになる一面もいきなり見せてきた。属性が多い。
そしてこの武隈の呼び捨ての漫画的意図が明らかになったのは最終ページであり、これもラブコメ的展開のフリだったか……!
初めて会ったその日から、八乙女カイから下の名前で呼ばれる武隈フユリ。
対して八乙女ハルルは小学生の頃から八乙女カイと過ごしているのに、今なお下の名前で呼ばれることは無いのであった。
八乙女ハルルは八乙女カイに下の名前で呼ばれたい。
あらすじにも書かれない秘めた欲求であり、八乙女カイに向けた八乙女ハルルの好意の存在は読者自身が読んで知るべき見所だったか。
全く無表情でセリフは "別に" なのに、こうもラブコメな展開が可能だとはな……!
第13話で "結局名前で呼んでくれないね" と、ぷんすこした表情見せていたときと心中は同じであると思う。
この仕込み、場合によってはいつかは迎えるだろう最終回で下の名前で呼ばれる、みたいな形で回収されるのかな。

今月の感想終了。
次回予告は "次回、なんと【生徒会選挙】!! 一体どうなる!?" とのことだ。
『八乙女×2』 の生徒会メンバーといえは泉ルイなので、泉ルイが主役となるエピソードが来るようだ。
生徒会役員は 『八乙女×2』 では主役ではないので、生徒会長なども別に掘り下げられていない。
さすがに2話連続で名前あり新登場人物が出るとも思えないしな…… 泉ルイが生徒会長になったりする展開はあり得るか?
やはり氏家ト全先生の前作が前作なだけに、かなり気になってしまう次号予告だ。

24.03.08   今月の 『八乙女×2』 第23話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。
第23話 「3月は花粉症の季節」 の感想だ。
4コマ漫画パートが6ページ、ショート漫画パートが6ページ。
ページ数の配分的には通常運転ながら、今月は見所が多い回だった。

前半4コマパートは、日常エピソード。
心優しい武隈アキナのほのぼのとしたシーンで始まったのに、オチの下ネタがひどくて笑う。この凄い飛躍を見よ!
武隈アキナの一番の友人だろう芦田ホシノも "うん" とか素直に下ネタに同意してるのも面白すぎる。
芦田ホシノにとっての武隈アキナ像と一致してるの? 仮にそのまま穿くとしても、どういう表情で穿く想定なの?
想像すればえっちすぎる下ネタでもあり、開幕からフルスロットルだ。

2本目 【ホワイトな関係】 は、泉ルイと八乙女カイのホワイトデーな8コマ漫画だ!
芦田ホシノの乱入により普段の泉ルイと八乙女カイの関係でオチたけど、邪魔が入らなかったらどうなってたのだろ。
まあ普段の関係であっても、泉ルイの魅力が集約されたネタと言えよう。
素直になれない泉ルイやツンツンしてるっぽい泉ルイに、こういう怒り方をできるのも素敵だなっていう泉ルイ。
これぞ泉ルイというか、氏家ト全先生の漫画におけるメイン男子とメイン女子の掛け合い、という味わいがある。
氏家ト全先生の作品における王道ラブコメ展開、とまで言って良さそうに思う。どうか?

3本目 【春がきた】 、ここは垂れ目のモブ女性教師に注目だ!
『八乙女×2』 単行本第2巻に収録の週刊少年マガジン特別出張掲載回第18話に登場した先生ですよ。
過去にはマジでモブの役目で登場だったけど、今回は門脇先生とがっつり絡んでオチにも関係する役割だ。
普通にネームドな登場人物でもおかしくない出番! むしろそのうち名前が付きそう。
初登場時は結婚指輪をはめてましたが、今回は陰に隠れてるのか見えないですね。今後の出番にも期待だ。

4本目 【八乙女ハルル(13)】 では、八乙女カイ母が謎の職業に就いていると判明。
八乙女ハルルへの返答、どういう返しだよ。笑っちゃうね。
素直に解釈するに、八乙女カイ母が描いているのは官能小説やアダルトライトノベルの挿絵であるようだ。
イラストレーターじゃあなく普通に漫画も描いてそうと妄想が膨らんだけど、どうなのだろう。
特に根拠は無いが、男性向けのR-18作品ではなくBL作家としてのイラストなのでは、という直感が働いた。
どういう絵を描いているのか、明らかになる日は来るのだろうか?
明らかになるなら、『八乙女×2』 の連載があと5年続いて18歳になったので見せてもらえる、という形が美しいと思う。
でも八乙女カイじゃなく八乙女ハルルが母親の部屋に忍び込んで盗み見る、というのも思春期らしくて良いかもしれない。

5本目 【どっちもどっち】 は、8コマ漫画。
本木アユムの姉:本木ランも台詞ありの形で再登場だ! しかも今回は制服姿である。
回想シーンとして、第20話で見せてくれたバスタオル姿も再度拝めるし。
オンライン女子会回では高身長のスタイル抜群女子に見えたけど、今回は泉ルイと同じくらいの身長だ。
むしろ泉ルイより微妙に背が低いようにも見えるぞ? 泉ルイの背が高いのか、本木ランの背が低いのか?
2019年の統計によれば、16歳女子の平均身長は158.0cm、13歳女子の平均身長は154.8cmらしい。
まあ単に今回のコマが作劇上のデフォルメで、実際は泉ルイよりも背が高いのかもしれないけど。
他に、ぷんすこ怒る本木アユムというレアなシーンを拝める。今まで描かれたことのない、家族相手限定のレアな態度だ。

6本目 【あふれる涙】 、『フェティシズム大全』 の書名が気になっちゃう。
『フェティツズム大全』 ではないぞ、『フェティシズム大全』 だ。
氏家ト全先生の描く字はデビュー作の頃から "シ" が "ツ" に見えると言われていたが、今も変わっていないことを確認できる。
そしてこの6本目から9本目までが、先月の次回予告にあった花粉症ネタ。
八乙女ハルルが今年から急に花粉症になって、部室に加湿器が来たり、ティッシュの減る速度があがったりする。

4コマパートラスト 【なっとく】 は、「八乙女」 の苗字被りを活かした誤解ネタで嬉しいね。
ティッシュを大量消費する方の八乙女……それはどっちの八乙女なのか!?
芦田ホシノが笑みを堪えた表情を見せてくれるの良いけれど、笑いをこらえるタイプなのだなという発見がある。
下ネタに笑顔を見せてくれても良いじゃあないですか、まあその下ネタがそもそも誤解なのですけど。

後半ショート漫画パートは、何と八乙女ハルルが1人だけの浴室で過ごすほぼ全て入浴シーンだ。
氏家ト全先生の漫画でも屈指の激レアシチュエーションと言えそう。

後半1ページ目は自室でスマホをいじる八乙女ハルルであり服を着てるけど、2ページ目から最終ページまでは全裸だ。
とはいえ氏家ト全先生の漫画につき、お約束のように裸体はコマの外に押し出されてR-12指定にも届かない健全さだ。
胸元より下が描かれたのも、バスルームの曇りガラス越しの完全シルエットという徹底ぶり。
ついでに入浴のため髪をひとまとめにするシーンというフェチに刺さりそうなシーンもシルエットだ。

そしてこのショート漫画パートである意味最大の見所だろうのは、八乙女ハルルが風呂に持ち込んだ雑誌の表紙だろう。
ファッション誌っぽいこの雑誌の表紙に見えるは、氏家ト全先生の過去作 『アイドルのあかほん』 登場人物:如月カルナだ!
トリプルブッキングの如月カルナが作中雑誌の表紙グラビア役として営業スマイルを見せてくれている! やったね。
ちなみに雑誌の記事としても他のモデルが見えるけど、そちらはトリプルブッキングの誰かではなさそう。
しかしまあ、『アイドルのあかほん』 からトリプルブッキングが再登場OKなら、他作品についても期待しちゃうね。
『濱中アイ』 や 『妹は思春期』 など、他の過去作品の登場人物も再登場してくれまいかと願ってしまうよ。贅沢な望みなのかな。
あるいは氏家ト全先生にとって、『アイドルのあかほん』 だけがまだ描き切っていないとか何か特別なこだわりがある作品なのかも。

排水溝にめがけて下から老廃物を出す八乙女ハルルの姿は想像するにえっちすぎると思うのですが、その展開は描かれず。
しかして実際に描かれたのは、廊下を全裸で移動する八乙女ハルルの姿であった。
懐かしい如月カルナの再登場に続いては、昔懐かし "スチームガード" も再登場だ。本当に裸か分からないくらい湯気で姿は隠された。
その光景を八乙女カイが目撃する展開ですが……八乙女カイの視界的には、一体どうだったのか。
"湯気により健全性は保たれた" と、読者的にはスチームガードで鉄壁の湯気だけど、八乙女カイの目に映ったのはどこまでだったの?
まるで何も見えなかったのか、それとも全部が丸見えだったのか。
八乙女カイや八乙女ハルル、八乙女ハルル母が次の瞬間どのようなアクションを起こしたのかは読者の想像に委ねるエンドだし。
次回で八乙女ハルルと八乙女カイの態度が何か微妙に変化していたら面白いな、という妄想も膨らんだ。

今月の感想終了。
次回予告は "次回、中2に進級。文芸部に新入生の入部希望者が来る~!!" とのことだ。
おお、先月号の感想で予想した次回予告の内容が概ね当たったぞ。やはりそうか。
とりあえず新しい登場人物が出るようだが、新入生ということ以外は不明だ。男子の可能性もあろう。
もしかして武隈アキナの妹だったりするのかな? これが一番手堅い予想だろう。
でも武隈アキナから語られた人物像的に、文芸部には入部しなさそうなのがネックだよなあ。

うーむ、過去作の登場人物に喩えて考えるなら、新入生はパリィ・コッペリンみたいな天然留学生あたりでどうか?
だが氏家ト全先生の漫画に外国籍の登場人物が出るのは、割と連載終盤になってからみたいなイメージもある。
いっそここは新しく、氏家ト全先生の漫画にいなかったタイプの王子様系女子を予想しておく。

24.02.28   『八乙女×2』 が週刊少年マガジンに再録で出張掲載

・前号の次号予告にあった通り、『八乙女×2』 が週刊少年マガジン2024年13号に出張掲載された。

過去にマガジンに再録で出張掲載があった時は、事前に何の予告も無かった。
しかし今回は、次号予告で掲載告知があった上での完全再録だ。
内容は全て、過去に掲載されたもの。
昨今の週刊少年マガジンでは 『八乙女×2』 に限らず、他誌に掲載済み他作品の再録が急激に増えつつある。
まさか 「誌面を埋めるのに苦労するほどマガジンでは新人漫画家を育てられていない」 という可能性がある?
昔に比べて、不定期に掲載される新人漫画家さんの読切作品も面白くないのが増えてきている気がするし。

話がずれた。
今回再録された 『八乙女×2』 の内容は、中学1年生編の4月~7月から4コマをいくつか抜粋した形での再録だ。
ショート漫画パートは無いし、4コマが全部再録されたわけでもない。
写植とかも貼り変えられてないですね。当たり前だけど、欄外のアオリ文句などは新しくなっている。
そして目次ページにある氏家ト全先生のコメントも新しいものだぞ。

この調子で行くと、今後もたびたびマガジンに 『八乙女×2』 が再録で出張掲載されるのだろうか?
個人的には、まあ 『八乙女×2』 の宣伝になってくれてよろしい気がしますね、とも思ったりするが……
やはりマガジンでの再録の多さや新人読切の不調が心配になってくる、というのが総括だ。

24.02.09   センターカラー付き! 今月の 『八乙女×2』 第22話 感想

・感想の前に抽選プレゼントのお知らせだ。
今月の2024年3月号の別冊少年マガジンでは、『八乙女×2』 がセンターカラー!
カラーページは単行本表紙2巻のイラスト流用なのですが、何と氏家ト全先生描きおろしの抽選プレゼント企画が来た!
抽選で3名に氏家ト全先生の直筆サイン色紙、おまけに当選者の名前を書き入れてプレゼントだ!
応募券が付くのは紙版の別マガのみだ。電子版の別マガでは応募不可。
こいつはマストバイじゃない? 買うしかないじゃない? 別冊少年マガジン、1冊770円だよ。
ちなみに 『八乙女×2』 の絵柄のクリアファイルに応募することもできる。直筆色紙かクリアファイルの選択式だ。
応募するなら色紙を選ぶ人が多いだろうので、クリアファイルは狙い目となるのかもしれない。まあ当選者数3名だが。

・そして本編、今月の 『八乙女×2』 感想。
第22話 「文芸部バレンタイン」 の感想だ。
4コマ漫画パートが4ページ、ショート漫画パートが8ページ。ショート漫画パートに多くページ数を割いてきた回である。
ちなみにセンターカラーという事で、表紙にも八乙女ハルルの姿がある。描きおろしではないけれど。

前半4コマパートは、冬の日常エピソード。
開幕のネタは、2月でもコタツである。当然のごとく、八乙女ハルルが八乙女カイ家のコタツに入り浸るぞ。
八乙女カイの方が八乙女ハルル自身よりもスカートのめくれを気にしちゃうの良いですね。
八乙女ハルルを女子としても意識してるのだなと伝わる。微塵も気にしてなさそうだった第2話の頃とは違うのだな。
八乙女ハルルの身体の固さは第17話では女子の体育の時間に描かれたので、八乙女カイが目にするのは初めてみたい。

2本目 【真理】 、"えっち" を "英知" "叡智" "叡知" と置き換えるの近年のネットの一部の流行りと感じるけれど。
氏家ト全先生の漫画では、この言い換えネタはもしかして初めてか?
八乙女ハルルは1コマ目から会話を聞いていたうえで、この下ネタ空耳をやっていそう。
スマホいじっていたのもそういう理由だと思っていると思うぜ。

3本目 【寒いのだ】 は、第20話にあった会話を踏まえたネタですね。
過去にあった出来事や会話が作品の中でもきちんと積み重なっている感じがあって良いな……
もしも 『八乙女×2』 がアニメ化したら、20話とこの22話の着太りネタは1話の中に収められそうと夢想した。
1コマ目の普段とは微妙に違う言葉遣いの八乙女ハルルにも目が行ってしまう。それほどまでに寒くてだるいのか。

4本目 【白のブラウス】 、門脇先生がついつい服装でうっかりしちゃうネタって何気に繰り返されてるね。
門脇先生自身は下ネタ側ポジションではないから、下ネタがこういう天然な形の発生にどうしてもなるのかも。
意図せず下ネタ発言をしてしまってもツッコミ入れられそうな登場人物もいないしな。

後半ショート漫画パートは、バレンタインのエピソード。
バレンタインの2日前から八乙女ハルルが真剣なまなざしで独りごちる始まりだぞ。
無論チョコを贈る相手を想っての話ではなく、15日以降に売れ残ったチョコを安く買える定番の発想ゆえの真剣さだ。
最初読んだとき何故バレンタイン前日ではないのだろうと思ったけど、2日も前からそれを言うか、ってギャグか。

芦田ホシノに言いくるめられる門脇先生の様子は、もはや描かれずカットされ2コマで終わる。既にお約束の展開なのか。
バレンタインデーと言えばチョコを "女性から男性へ贈る" のは、もう昔話なの?
友チョコとして贈り合う展開で話はスムーズに進展した。特に誰も何も異論は挟まないよ。

バレンタイン当日も、八乙女ハルルがもうノリノリ。
20%OFFのシールが貼られたチョコを取り出し "心をこめて贈ります" の一言だ。普段とは違う完全に狙ったボケじゃん。
表情もいつもと違って何だこの慈愛に満ちたような安らかな笑顔はよ……! 八乙女ハルルの表情筋も第二次性徴期かー?
チョコを用意したのは前日だろうし、バレンタイン前なのに割引品を買えてホクホクという笑顔か? とも思ったが違うはず。
まあそれはそれとして、セール品のチョコを八乙女ハルルは自分用に多数買っていそう。

氏家ト全先生の漫画では、漫画でよくあるように実在の固有名詞がちょびっと名前を変えて登場しますが。
やはりと言うか何と言うか、ポッキーは作中でボッキーの名前で登場だ。
ド定番のド王道とも言える置き換えだけれど、下ネタギャグ漫画としての面目躍如とも言えるだろう。
ちなみにボッキーを持参したのは八乙女カイ。文芸部の皆が食べる! 八乙女カイのボッキーを!
流石にこのギャグは作中ではごく普通の商品名として誰も反応しない小ネタで終わらせているので安心してほしい。

突如として武隈アキナが料理の腕も抜群で手作りチョコを作っても美味しいという個性が明らかに。
第18話を見るに運動神経も良いみたいだし、もしかしてスペックが高いのでは。
それなのに万能超人みたいな雰囲気は一切感じられないので凄いね、これが約1年積み重ねてきた武隈アキナの実績か。

本木アユムの友チョコは、魔法ビンに入れて持ち込んだホットミルクに生チョコを溶かして飲むもの。
おいおい1人だけ方向性がやっぱり違うよな……! 本木アユムの良いご家庭で育ってる感、その片鱗がまた感じられた。
この頂き方自体は "本で調べたんです" とのことで、ご家庭での実体験として知っていたわけではない様子だが……
その発想に辿り着く、本で調べるところに行きつくのが利発なお子さんって感じじゃあないかッ!
他の皆も文芸部で本で調べるところに行きついて良い同じ立ち位置だっていうのによ。
正直、このショート漫画パートで一番の好感度アップに繋がる登場人物は普通だったらド直球に本木アユムだよな。
普通の一般的漫画だったら本木アユム、お前がヒロインで優勝だ。デカい決めコマではにかんだ笑顔も見せてくれているし。

まあそのような本木アユムを前フリにして、オチをかっさらうのが八乙女ハルルであり、その直前の武隈アキナの下ネタだ。
ホットミルク (比喩ではない) が武隈アキナの顔に跳ねる! その様子はさながらBUKKAKE!
"感謝じゃなくて顔射になっちゃいましたね" と笑いを隠し切れぬ顔で言うのが、本作でおそらく正ヒロインの八乙女ハルルだ。
やはり 『八乙女×2』 は氏家ト全先生の下ネタ漫画…… 武隈アキナと八乙女ハルルの尊顔2連続こそが氏家ト全先生の作品だ。

ラストの1ページでは、泉ルイのバレンタインもフォローされちゃうって寸法よ。
ここは氏家ト全先生の天性のセンスと言うより氏家ト全先生が長年の漫画家生活で獲得した技術によるバランス感覚を感じたね。
泉ルイから八乙女カイにチョコレートを渡すのではなく、八乙女カイから泉ルイにチョコレートを渡す! これも時代の流れか。
泉ルイのポニーテールが上空に跳ねあがるギャグ描写は絵的に楽しいね。
前号の次回予告にあった "あのキャラがチョコもらえます!!" とは、泉ルイだったってことかー。正直これは上手いことやられたな。
個人的には1コマしか出てなくセリフも無いけど、本木アユムが妙に可愛くて気になる。ヒロイン力がまだ残っているのか?

今月の感想終了。
次回予告は "次回、花粉症に悩むハルルに助け船が………!!" とのことだ。
八乙女ハルルの花粉症ネタがあること以外、全てが不明だ…… ショート漫画パートのネタか4コマ漫画パートのネタかも謎である。
うーむ、しいて言うなら次号4月号での次回予告は 「中学2年生編スタート!! 文芸部に後輩が入ります!!」 あたりと予想してみる。

24.02.08   『八乙女×2』 単行本第2巻の内容紹介

2024年2月8日は 『八乙女×2』 単行本第2巻の発売日! 嬉しいね、そして安堵したね。
氏家ト全先生の前作 『生徒会役員共』 は、連載終了の初報が単行本の作者コメントで発表された。
この前例がある以上、雑誌で連載が続きそうと思えても単行本のコメントは油断ならないわけですよ……!
今回は無事、作者コメントでの連載終了発表はなかった! 良かった良かった。そのようなわけで2巻の内容を紹介だ。

単行本の詳細。。
第1巻の収録内容は、第11話から第21話まで。
第21話は2024年1月発売号に掲載された話なので、2024年2月発売号の別マガを買えば単行本の続きから読める!
週刊少年マガジンでの特別出張掲載の回も収録されているので、マガジンを買い逃した人も安心だ。
なお、登場人物の紹介ページは無し。
表表紙の折り返しページには、氏家ト全先生の自画像と単行本コメントが掲載だ。
裏表紙の折り返しページは、八乙女ハルルのデフォルメ顔が掲載。本編でよく見る顔だけど、描きおろしっぽい。
単行本カバー下は、裏表紙側だけ情報が減って八乙女ハルル単独となっている。
背表紙は、単行本1巻同様に表紙の八乙女ハルル (一部) だ。指先までは見えないね。

そのようなわけで単行本表紙ですが、ご覧の通りだ。
八乙女カイと八乙女ハルルが背中合わせで、指を立てているポーズ。単行本1巻と2巻で同じ構図だね。
『生徒会役員共』 と同様に、立てた指の本数で単行本の巻数を表している。
『生徒会役員共』 4巻表紙はダブルピースだったが、『八乙女×2』 4巻でもダブルピースとなるのだろうか?
そして単行本1巻より2巻の方が、八乙女カイたちが大腿部の下の方まで写っている。身体の成長を表現した描き方だろう。
……ここまでは自分で気付いたのだけど、身長差が1巻表紙と2巻表紙で違うとは自分では気付かなかった。
言われてから見れば、そもそも表紙は背中合わせのポーズでもあるが、背比べのポーズでもあるのだった。
細かすぎるポイントとしては、表紙背景に散りばめられた 「×」 と「2」 の文字で、「2」 の場所が1巻と2巻で違う。

『八乙女×2』 単行本第2巻で一番重要なことは、描きおろしの "おまけマンガ" 2ページ付きってことですよ!
内容は、武隈アキナと芦田ホシノが本木アユムを文芸同好会の勧誘するエピソードだ。
2ページあるとは嬉しいね。描きおろしがあっても1ページかと思っていた。
言葉を噛んじゃう登場人物と言えば、氏家ト全先生の過去作 『アイドルのあかほん』 を思い出されて懐かしいぜ。

ちなみに 『八乙女×2』 単行本2巻の帯には、天草シノが登場だ (※描きおろしではない)。
ヒット作 『生徒会役員共』 の作者による漫画ですよ、という広告塔としての登場だ。
単行本1巻よりも天草シノのカットは小さいし、『生徒会役員共』 の文字サイズも小さい。
『生徒会役員共』 読者へのアピールは済んだ、という感じなのか?

『八乙女×2』 単行本第3巻発売予定は、同じペースなら2024年12月か2025年1月となる計算。
久しぶりに氏家ト全先生の単行本が年に2冊出るかもですね!
第3巻では1巻発売時と同じように、別冊少年マガジンの表紙を飾って欲しいぜ。
ちなみに別冊少年マガジン表紙イラストは、単行本2巻には未収録だ。表紙なら講談社のサイトでも閲覧できるとはいえ。

なお、単行本化に際しての変更点は、普通に読んだ限りでは見付けられなかった。
ここは変更されるか? と思っていた黒松君が入部した部活や、"WELCOM" の表記なども連載時のまま。

24.01.09   今月の 『八乙女×2』 第21話 感想

・2024年最初の 『八乙女×2』 感想。
第21話 「お年玉の使い道」 の感想だ。
4コマ漫画パートが6ページ、ショート漫画パートが6ページ。通常運転という感じですね。

前半4コマパートは、冬休みのエピソード。ただし正月もすっかり明けた時期であるようだ。
開幕1コマ目は、おしるこの単独カット。正月らしさの残滓だ。
八乙女ハルルは当然のように八乙女カイ家のコタツで暖まるばかりか、おしるこまで頂いているな。
"隣人コメディ" を見落として途中から読み始めた読者がいれば、2人は親戚同士なのかと誤解しそうだ。
もしも餅の弾力情報で八乙女カイが食欲増進したなら、八乙女ハルルはどのようなリアクションを取ったのだろう。

2本目 【合理的アドバイス】 は、サブタイトル通りの 「お年玉の使い道」 の話。
普段通りコタツに入る八乙女ハルルですが、指先がちょこんと出ているだけで可愛さがだいぶ増しておる。
八乙女カイが買ったゲームを八乙女ハルルもプレイしたい宣言! 今年も八乙女カイ家にお邪魔する気満々のようだ。

続く 【本調子じゃなかった】 は! やった、またしても氏家ト全先生の描く格闘ゲーム描写が出たぞ!
というか1コマ目左側のキャラは明らかにマリオあるいはルイージで、プレイしてるのはスマブラのようですね。
"キャラとステージの相性が悪かったな" というセリフもあり、より一層スマブラだ。
八乙女カイは、富谷君や黒松君ともゲームで遊ぶのかなあ? 富谷君や黒松君は登場回数自体少ないので不明ですが。
オチは 「敗者の弁」 に関する下ネタ。こういう発展ができたのか。

4,5本目 【本木姉妹①】 【本木姉妹②】 は、タイトル通り本木アユムと本木ランの姉妹のターン。
ていうか本木ランは登場してすぐ掘り下げが始まってますね……! 準レギュラーくらいの位置付けするつもり満々か。
本木ランは完全に下ネタ側のポジションで、本木アユムはあまり下ネタ耐性もなさそうなので大変そうですね。
年齢は16歳なので、学年は高校1年生か2年生だが…… それにしては大人びているというか、大学生とも思える……?
『生徒会役員共』 の同学年と見比べても、やっぱ年上に見えますね。中1である八乙女カイたち視点での印象なのかも。

本木アユムは、本木ランの服とか借りることがあると明らかに。
本木アユムは小学生編の頃から服が少しオシャレでしたが、本木ランが借りた服もあったのかもしれない。
そのような姉妹での服の貸し借り話から一転、家族の恋人の貸し借りを超えて "家族の恋人寝取るシチュ" に飛躍した。
下ネタの勢いがフルスロットルすぎる。別マガは週刊少年マガジンよりも下ネタの規制が緩いのかな。
中学生やぞ、と思ったけど本木ランも16歳だった。3つ4つしか違わないならセーフか。セーフか?
まだ掘り下げが進んでいないから、本木ランの下ネタはどこまでマジなのか判断がつかず、ゆえに危険な魅力があるね。
今のところ 『八乙女×2』 で一番下ネタ側にいる登場人物では。

6本目 【うっかりコンビ】 は、武隈アキナと芦田ホシノのターン。
武隈アキナ家が初めて描かれたので、ついに武隈アキナの妹が初登場か!? と思われましたが登場せず。
芦田ホシノと武隈アキナの2人きりでフィニッシュだ。この2人、部活以外でも遊んで自宅を訪れたりしてるのだなあ。
武隈アキナは芦田ホシノを "ホシノ" 呼びですが、芦田ホシノは2人きりの時は武隈アキナを "あんさん" 呼びなのか。
芦田ホシノの 「素」 って感じだ。芦田ホシノの鎖骨とか見える脱ぎ掛けのコマもあり、隙だらけの面という雰囲気ある。

7本目 【すっきり】 では、先月号で髪を伸ばしていた八乙女カイ母がバッサリ散髪して元の髪形に。
まさか1話で切って元に戻るとは…… いや作劇的には、この髪切ったネタをするために伸ばした前フリだったのか。
八乙女カイ母はVIO脱毛をしていないっぽい、という情報もありますね。

八乙女カイ母の下ネタに翻弄されてた八乙女ハルル母ですが、8本目 【太ももプレス】 は八乙女ハルル母の下ネタだ!
自身の下ネタというか、自身のアダルトグッズを八乙女ハルルに速攻で発見されてしまうネタである。
これって第8話のクリスマスプレゼントで貰ってた一品か?
ていうかここの台詞で、八乙女ハルル母はアダルトグッズを八乙女ハルルの目につかないようにしてることも分かる。
そしてそれがたびたび以前からも発見されてたことも分かって大変よろしい味わいがある。
八乙女ハルル母側の物証による下ネタなので、八乙女ハルルが無から創造した下ネタではないところも良い。
アダルトグッズに目をやる八乙女ハルルの表情も好き。どういう感情なのか……!

8本目 【こたつでの話】 は、泉ルイのターン。ターンは回ってきているけれど主導権は握れなかった。
八乙女ハルルが八乙女カイ家に入り浸って一緒のコタツによく入ってること、泉ルイは知っているのだろうか。
いや知ってたら、泉ルイももう少し頻繁に八乙女カイ家を訪れていそうな気もするな。

後半ショート漫画パートは、中学校での席替えエピソード。
1コマ目から "とゆーわけで席替えを行いまーす" の台詞始まりだ。テンポが速くて良い。

クラスで後ろの座席なら "ブラ透け見放題" は氏家ト全先生の漫画でたまにある下ネタですが。
実際のところ、今でもそうなのだろうか? 透けない明度の下着とか普及してないものなのだろうか。
まあリアルの話はさておき、この下ネタを繰り出す八乙女ハルル自身がどうなのか、という方が気になる。
八乙女ハルル自身はブラ透けしてるのか? クラスメイトを後ろから見た時、ブラ透けしてるとかチェックしてるのか?
氏家ト全先生の漫画は、ギャグの下ネタはあれども、登場人物が実際そういう目で見られているのかは基本的に描写されない。
そこが売りであり魅力よな、というのは別の観点だった。ともかくそれにより登場人物の視点が不明なことが多いのだよなあ。

泉ルイ的には八乙女カイへの好意について、八乙女ハルルとどういう認識でいるつもりなのだろ。
つまり、お互いライバル関係っていう認識でいるのかな。八乙女ハルルが泉ルイの好意に気付いてる、と思っているのかどうか。

今月の感想終了。
次回予告は "次回、バレンタイン編Cカラー!! あのキャラがチョコもらえます!!" とのことだ。
次号の別冊少年マガジンでは 『八乙女×2』 センターカラーに加えて、氏家ト全先生の直筆サイン色紙プレゼントもある!
(サイン色紙プレゼントは、別ページに掲載の予告)
"あのキャラ" って書いてあるけど、八乙女カイしか考えられなくない? 予想外の誰かがチョコを貰うのか? 富谷君か黒松君か?
ちなみに次号は 『八乙女×2』 単行本2巻発売日の翌日発売ですが、去年の表紙と違って今度はセンターカラーだ。
年に一度は 『八乙女×2』 を表紙にしてくれ……! と願っちゃうね。

余談1。
今月号の別冊少年マガジン裏表紙は、連載作品全員集合スタイルだ。もちろん 『八乙女×2』 も選出されている。
イラストは過去の表紙絵の流用であり、八乙女ハルルが単独で登場だ。

余談2。
今年2024年には、ヤングマガジン掲載の 『みなみけ』 が連載20周年を迎える。
氏家ト全先生が過去にも 『みなみけ』 の記念の年にイラストを寄稿していたので、今年も寄稿イラストを期待できそう!
忘れずチェックしよう。

24.01.07  お正月だよ 『トータル・リコール (ディック短篇傑作選)』 感想

・「タイムテレビで過去に何が起きたか正確に解る世界で完全犯罪をする話」 。
ずっと昔にそう聞き気になり、ようやく読んだ 『マイノリティ・リポート』 は全然違う内容だった。
じゃあ一体 "タイムテレビで過去に何が起きたか正確に解る世界で完全犯罪をする話" は、何の作品なのだろう?
疑問は解けないままだ。

そのようなわけで 『トータル・リコール (ディック短篇傑作選)』 を読みました。その収録作品の感想です。ネタバレあり。

『トータル・リコール』
女性の顔が割れて中からシュワルツネッガーが現れる。とりわけそのシーンが有名な映画の原作小説。
火星に行きたい望みが叶わない主人公は、代わりに火星へ行った架空の記憶を植え付けて貰おうとするのだが――。
派手なドンパチが繰り広げられるストーリーは、映画オリジナルだった。
こちら原作は 「世にも奇妙な物語」 かなという展開で、アクションシーンは極少。分かりやすいカタルシスも無い。
何故か突然、受付女性の近未来的なバストの描写が複数回差し込まれる。映画版で印象的な3つの胸はこのくだりを拾ったのか?

『出口はどこかへの入口』
未来要素やSF要素を抜きにしても成立するだろうストーリーで、最も突き刺さる作品だった。
人生は自分で選ぶことができる。しかし選択肢は自己の意志とは無関係に突如現れるもので、正しい選択をできるかは分からない。
俺も人生を振り返れば、みすみす与えられたチャンスを自らの判断によって手放してしまった過去がある。
幸運の只中にあってさえ、選ぶべき選択肢を選ぶことは何と困難なことか。

『地球防衛軍』
ロボット同士が戦争をして、人間は地下に隠れて生き延びている世界の話。
作中の敵国がソ連であるのには時代を感じる。
何せ作品が執筆されたのは1950年代、まだ冷戦も始まったばかりの頃である。
最も大きな舞台装置は現代でも通用しそうながら、大オチは70年前に書かれただけあり前時代的な希望的観測という感じ。

『訪問者』
アメリカの敵はソ連! 放射線による生物の急激な進化!
さすが70年前の異国で産み落とされた作品だけあって、戸惑う要素も多い。これがガチのジェネレーションギャップか。
とはいえ本作はジェネレーションギャップによる劣化は軽微で、結末の見事さは喝采もの。
旧人類と進化を果たした人類との対立や共存を描いた作品はこの傑作選にも複数収録されているが、これが一番良かったな。

『世界をわが手に』
極小サイズの地球育成ゲームが流行するに至った未来での心情の話。
これって当時はどれくらい斬新な結末だったのだろうか。
インパクトはあまりなく、なるほどねえ程度のオチである。これもやはりジェネレーションギャップのせいだろうか。

『ミスター・スペースシップ』
明らかに微妙な出来だよね? と思ったら、巻末 「編者あとがき」 でも "珍品" "成功作とはいいがたい" と評されていた。
思わせぶりなフラグは一切投げ捨て、打ち切り漫画のような結末で終了する。オチを思い付かなかったのでは。

『非O(NULL-O)』
人間らしい情緒は欠落し論理的にしか行動しない人間が観測されて、という話。
完全に論理的な人間を、そもそも人間は描写できるのだろうか? そのようなことを思ったよ。
そしてどのような名作であっても、作品の良し悪しが読み手の時代によって左右されてしまうのは不可避なのだろうな。
登場人物:レミュエルの言動には、僕には感情が無いとか言い出す中二病や、カレー沢薫先生のコラムを思い出し吹き出すこともあった。

『フード・メーカー』
未来人の描写と言えば、空飛ぶ車にピッタリとしたボディースーツ。
作品は面白いけど、未来についての想像がそのようなレトロフューチャーだった時代に書かれたのだろうな、と感じる一品。
超能力による監視社会、それに対抗する手段が頭に被る金属の輪っか (フード/頭巾) だとは。
大オチについても、そこまでショックを受ける話か? とする価値観が現代日本では若い世代には浸透していそう。

『吊されたよそ者』
出来の良し悪しだけで言えば、収録作品の中で一番の傑作だろう。
「編者あとがき」 でも "ミステリ的に美しい構成" "古典的名作のひとつに数えられるのではないか" とべた褒めだ。
タイトルの時点で興味をそそられるし、何故よそ者が吊るされたのかという解にもカタルシスがある。
地下室での作業から戻ってきた日常は明らかに奇妙で、という始まりは星新一先生の作品でも類似のシチュエーションがあったっけ。
星新一先生のあの作品 (タイトルは思い出せないが) 、この 『吊されたよそ者』 からインスピレーションを得ていたのかも。

『マイノリティ・リポート』
本書を読むきっかけとなった作品は、別にタイムテレビは関係ないし、ミステリ要素はあっても推理小説風の作品でもなかった。
未来予知による犯罪予防を実現させた主人公自身が、まるで知らない人を殺すとの殺人事件が予知されて――。
未見ながら映画化もしたのは知ってるが、こういう話だったのだなあ。
端的に言えば、システムのバグの話だった。バグの話なので読んでいてテンションが上がったね。そういう影響が出たかーってなった。
しかしまあ、たった3人の未来予知者に全幅の信頼を寄せて運用するシステムというのは、度肝を抜かれる。
さすがにそのようなシステムはリアリティが無さすぎでしょ、と思ったが、そうとも言い切れないか。
現実にも、オランダではAIによって6年間も無実の数万人を児童手当の不正受給者と判断し続けていた、という事件が起きたのだし。

24.01.28追記:細部を修正。

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