19.12.31   「全てがつらいところだ」

20.01.18:更新
どうして毎年、年の最後にはコミケに行った記録を書いていたのだっけ、というのが今の心境ですこんにちは。
令和最初の冬コミは売り子にてサークル参加とかもできたし楽しかったですね。
けれどもコミケに行く頻度は年々落ちており、今年は買いたい本がある日にも関わらず行かなかったりしてた。
目当ての本が1,2冊しかなかったりしたので。
うーむ、かつて 「もう自分にとってコミケは目的から手段に代わってしまったな」 と書いた記憶があるけど。
そう書いた頃より更に歳月を重ねれば、もうどんどんと行くべき気持ちが衰えていくなあ。
この心情の移り変わりは、他にすることがあるからなのか、単純に俺の欲求が衰えているからなのか。
後者であったら嫌だなあ。

19.12.25   今週の 『生徒会役員共』 「#549」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、2019年最後の掲載!
初日の出を山で見るための、大晦日登山編エピソードの後編だー。
そんなわけで、「#549」 感想。

七条家の別荘で、海から登る初日の出を迎えたエピソードもありましたが(単行本5巻 「#117」 )。
今回は山から登る初日の出を見るための年越し登山ですよ。

開幕 【聖なる水】 は、2週続けて津田コトミのおしっこネタと言えるかもしれない。
まあ今回ボケるのは出島さんであり、山小屋の有料トイレの話からプレイの話へスムーズに移行だ。
出島さんのおしっこプレイ料金は一体おいくらなのか? 60分や90分だとおいくらで接客してたのか?
スピンオフ漫画全盛の昨今、そういう出島さんの過去を描くスピンオフ作品が2020年には来ないかなあぁぁ。

次の 【なんか怖い】 は、萩村スズとホラーネタである。
山小屋のホラーと言えば殺人鬼モノが定番のような勝手な印象ですが、はみ出た手袋でこの発想は無かった。
たしかにクローゼットとかから衣類がはみ出てると、誰か隠れてるみたいだなとか思ったりはしますが。
萩村スズ、コタツや布団から足を出しておくとかも "誰かに掴まれそう" とか思って絶対やらなさそう。

3本目、【みんなでハッスル】 という 大晦日の夜っぽい何か楽しげなタイトルが来た。
しかしハッスルタイムは既に終わってた。
何とまあ、山小屋到着以降から年越しまでの展開はばっさりカット。
どうハッスルしたかは描かれず、3本目の時点で既に1月1日の0時10分過ぎを迎えてた。
すごいバランス感覚だなー!
今回のメインは初日の出だからと、年越しの瞬間さえ切り捨てる氏家ト全先生の思い切りの良さがすごい。
カウントダウンも初日の出もと、あれもこれも詰め込まない配分の良さ。

それはそうと 「最近は大勢で新年を迎えること 多いですよね」 のセリフはメタ発言かと思ってしまった。
『生徒会役員共』 では過去に何度も年越しが描かれているから、それを指してのことかと……
まあそうではなく、ここはカウントダウンイベントなど世間一般の風潮についての発言だ。
あと天草シノの 「年越しえっちは少数でも盛り上がるけどな!!」 にツッコミ入っているけどさ、
天草シノだって七条アリアとなら、そういうことをしていた可能性があるのでは!?
そういう経験があってほしい2019年 年末です。

2段ベッドについての下ネタ、という何か珍しいネタが 【上と下の世界】 で来た。
たとえ寝息フェチだとしても相手が津田コトミじゃあないですか、という点には今回ツッコミ入らずか。
フェチのマニアックさがこのボケのポイントだからかもしれない。

そしてやったね! 【わくわく】 は出島さんのターンだ!!
他の人は全員起きたようなのにまだまだ寝てる津田兄妹、そんな2人を見ている出島さんが伏線とはねー。
この超速でベッドに潜り込むこの出島さんには笑った、めちゃ期待に満ちた顔が良い……!
たぬき寝入りだからか、髪を結わえたままなのが惜しいな、ここで髪を解いたシーンを見れるかと思ったが。

ラストの 【今年もよろしく】 は、8コマ漫画。
8コマのうち、半分の4コマが初日の出を見つめる天草シノたちの顔という構成だ。
ラストのオチを強調するためとはいえ、4コマ漫画にしては贅沢なコマの使い方だなーという気もしますが、
まぁこの年が明けた2020年は例年と違って、劇場版第2弾の公開がある年だものな!
そりゃ天草シノたちにとっても特別な年であるし、たっぷり間を取って気合を入れた初日の出鑑賞になるだろう。

そんなわけで2019年最後のオチは天草シノ……と思ったら違った。
今年最後のコマの主役は津田コトミだったわー。
太陽をエネルギーボールとかバトル漫画における気弾に見立てるネタは昔から流行ってるけど、ここでやるとは。
たしかにこのネタ、作中でやりそうな人物は津田コトミだけだし、津田コトミがやるならこのタイミングの他ない。
わざわざ普通の日に、日の出や日没に合わせてやる性格でもないだろうし。
正にこのとき、ここでしかやれないだろう狙いすました感じのネタだー。

感想終了。
そして12月27日からは、劇場版2の特典付き前売り券第一弾が販売開始だ!
第一弾の特典は、クリアファイルとなっている。
忘れないうちに販売劇場をチェックして購入しようよ → http://king-cr.jp/special/seitokai_G2/news/

19.12.11   劇場版2制作決定! 今週の 『生徒会役員共』 「#548」 感想

・既にご周知のとおりですが。
劇場版 生徒会役員共2の制作が決定!!
テレビアニメ3期や実写化などの可能性も考えたけれど、これであったかー。
まだ今まるで情報が無いけれど、とりあえず2010年7月10日 (金) の上映開始日は決定事項であるようですね。
また、2019年12月27日 (金) には、特典付き前売り券の第1弾が発売するらしい。
劇場版1の時は、氏家ト全先生の描き下ろしイラスト複製ミニ色紙とかもあったなあ。
どうやら今回も色々な遊びのある前売り券が発売となるようだ。

今週の週刊少年マガジンにも掲載されているティザービジュアルは、初公開だけれど見覚えめちゃくちゃある。
『生徒会役員共』 読者にはお馴染みの、作中での映画コンクール出展作品のシーンを組み合わせたものだからだ。
この映画コンクール出展作品、作中では本編でもOADでも具体的な内容は不明のまま終わってしまった。
それが今回ティザービジュアルに抜擢されているのだから、劇場版2のエピソードの1つとしてアニメ化されるのでは!?
この予想は間違いないだろうと思ってる。

ちなみに余談ですが。
この劇場版2の情報の初出は、週刊少年マガジン誌面ではなくアニメ版公式Twitterアカウントのツイートだった。
他のアニメ情報も観察してて気付いたのだけど、どうも近年はネットで先に情報解禁としてるみたいね。

ともあれ続報待ちの劇場版2はさておいて、それよりも今週の 『生徒会役員共』 感想だ!
まず最初に言及することとして、今週のマガジンでは表紙に天草シノの姿があるぞ!
イラストは描き下ろしとかではないし小さいですけど、 『生徒会役員共』 が表紙に来ること自体滅多に無いので。
きちんと注目したりしておきたい。
また、今週は劇場版2制作決定記念として、センターカラーのページ付きでもある。
まあ、カラーなのは劇場版2の告知記事だけで、『生徒会役員共』 の本編は変わらず白黒なのですが……

さてさて今回 「#548」 は、大晦日登山編の前編だ!
まずは扉絵が出島さんで、にやけちゃうほど嬉しかったぜー。
よろしい始まりじゃあないの。
開幕、【年末年始の過ごし方】 の舞台は津田家。
まるで日常の光景のように津田家に溶け込んでいる人物と言えば魚見チヒロですが、今回全然出番なし。
代わりに津田家のコタツに馴染んでいるのは天草シノであった。
七条アリアと萩村スズの姿は見られず、どうやら1人で津田家に立ち寄ったっぽい。
そういうことする機会もあるのかー。
ちなみに津田コトミと飼い猫:ムラサメの姿も一応あるので、2人きりというわけではなかった。

そして2本目からは、いや正確には1本目の4コマ目からは登山が開始。
七条家の別荘で海から登る初日の出を拝む……のは経験済みだから、共同の山小屋に泊まり山で初日の出を拝む展開だ。
どうやら終業式もクリスマスもすっ飛ばして、今年は既に作中の日付は大晦日みたいっすね。
展開が早いし、天草シノたちのアクティブさも凄い。
一体何回年越しを経験すればこういう決意ができるのだろう。

2本目 【やまじょし】 は、「山ガール」 と 「山がある」 の言葉遊びネタ。
というより七条家のお金持ちっぷりがオチである。
七条家所有の山に登るエピソードも過去あったけれど (「#176」) 、今回登るのは別の山。
別の山に登っているからこそ、七条家所有の山が見えるという体験ができるわけですよ。
いやまあ、以前登った七条家の山と見えてる山がまた別物である可能性もありますが……

出島さんから山歩きの基本を教えてもらえるのが 【山歩きのキホン】 。
同時に出島さんから下ネタ雑学も教えてもらえる4コマである。
こんなこと聞いたら出島さんの歩き方が気になっちゃう!
天草シノの他に萩村スズもそう見られたくないというの面白いな。

次の 【ハの字】 、津田コトミが登山の場にまでついてきていたというのは意外な感じ。
こういうしんどい場面は避けようとしてる印象が何かどこかにあったけど、そんなことは無かったようだ。
柔道部マネージャーとかもするようなったし、津田コトミも成長中であるのかもな。
ちなみにオチは何か懐かしい感じのする尿ネタである。
一時期、萩村スズ周辺で尿に関する下ネタが頻発していた昔を彷彿とさせるオチだと思う。

おそらく重要度はかなり低い箇所ですが、【打算的一枚】 2コマ目の出島さんの笑顔っぽい口元が良いよね!
目が釘付けになってしまった、何て楽しそうな表情を見せるのか……!
登山で身体動かして温まってテンションあがってきちゃってるのかな、すごい良い。
ちなみにオチは萩村スズの低身長ネタですが、数ある背の低さのネタでも類似ネタが無いだろう捻り方だ。
このネタはありそうでなかったはず。
まさか2019年も終わりかけでこういう新しい切り口が出てくるとは。

最終ページの 【精神論でいこう】 は、お馴染み七条アリアの聞き間違いネタ。
もう天草シノも慣れたもので、聞き間違いができるならまだまだ七条アリアは元気、という判断基準に使っちゃってる。
そんな応用方法があったのかー。
へとへとに疲れているときの七条アリアはこういう聞き間違いをして喰いつくことも無いってことでもあるのかも。

ラストの 【トイレはあるよ】 は、山小屋あるあるなのだろうか。
普段だったら七条家所有のコテージとかある感じですが、今回は絵を見るに一般の雑魚寝とかするような施設っぽい。
お風呂は無い、という情報しか出ていないけれど、一体次回にはどういう展開が待ち受けているのか?
果たして天草シノたちは初日の出でどういう下ネタを言うのか?
年内最後となる12月25日発売号のマガジンへ続く。

19.12.04   『生徒会役員共』 「#547」 感想

・次回の 『生徒会役員共』 では重大発表ありのセンターカラー!
……というのはこの回の掲載当時の情報で、これを書いている12月中旬には既に発表済みとなってたわ。
そんなわけで、書くのが遅れた 『生徒会役員共』 「#547」 の感想。

今回は古谷サチコたち生徒会OGのOG会二次会編にして、氏家ト全先生の漫画で初となるボウリング編!
古谷サチコたち生徒会OGと 天草シノたち現生徒会メンバーが一緒に遊ぶぞ。
一応は現役生徒会vsOG生徒会という対決になっていたようですが、そこの決着は不明なままとにかく楽しく終わった模様。

開幕 【軽く流そう】 は、ボーリングとボウリングの違いのネタ。
全然意味が違うとは知っていたけど、天草シノのいうエロい意味に捉えられる点は共通している、という発想は無かった。
今回 玉転がしの目に遭えるのは津田タカトシだけだな……という予感がしたけど、そういうネタは特になかった。

2本目 【現役生徒会対OG】 では、古谷サチコがストライプのパンツをチラリしたとか (読者には見えないけど)
1話前のブラのネタといい、古谷サチコが新しいチラリする属性でも身に付けつつあるのだろうか。
あるいは、七条アリアの目ざとさに注目するべきなのか?
投球ではなくて、どこに目をやってるの という感じだし。
実際これ、オチが来るまで全く予測不能のボケであろう。

次の 【気遣いOG】 では、北山カヤと南野ナツキが萩村スズを気遣っちゃう。
初対面の人が萩村スズにどう接するかは、『生徒会役員共』 でも鉄板のボケるタイミングですが!?
前回は特になかったそのボケを、南野ナツキがここでやる。
南野ナツキ自身が子持ちとあってなのか、何かやさしさを見せてくれる感じのネタじゃあないの。
ボウリングと言えばたしかにこれがあるなーという、ここで使わなきゃいつ使う というベストタイミングのネタだ。
あとどうでも良さそうだけど、1コマ目で天草シノが 「がんばれ」 と声をかけてるの何か良いな。
吹き出しにならないちょっとしたセリフでこれがあるの良いですよね。

ボウリング玉を使ったボケって玉転がしとか手玉に取るとかしかないのでは。
そのような予想を超えてやってきたのが 【愛の重さ】 であった。
直球に七条アリアの頭をうずめたい、と思っていた読者も多いでしょうが、うずめられる側の事を考えていなかったな。

そして 【精神統一】 は今回一番笑った。
まるで集中できていない……! 精神統一とはいったい……
普段天草シノがどのようなことに反応して生きているのか分かるようなネタでもあって大変良い。

ラストの 【サンキューOG】 は、8コマ漫画。
2話続いたOG会のまとめとなるような8コマで、古谷サチコが締めちゃうぞ。
天草シノが用意した桜才制服に北山カヤたちが着替える展開はおあずけかー。
そういう展開、絶対今後にもあると思うので、そこは次回以降のお楽しみという判断なのだろう。

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