12.06.27   今週の 『生徒会役員共』 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。「#189」 。
夏ネタが増えてきつつある日常エピソードだよ。扉絵は津田コトミ。本編にも3ネタで登場しておる。

開幕 【機密的な何か】 から早速津田コトミが登場だー。ネタの主役は天草シノだけど。
オチを見てから3コマ目の爽やか笑顔に視線を移すとあまりのギャップに笑う。

2本目 【ハードル急上昇】 も続いて津田コトミが登場。こっちは主役だ。
上がったハードルを津田タカトシが越えられなかったことに対する津田コトミのリアクションいいなあ。めっちゃ普通である。
なかなか見られない普通の兄妹っぽいネタではなかろうか。

授業で着衣水泳したりする学校もあるのか……!
【水との付き合い方】【会長の考察】 は着衣水泳ネタ。
天草シノ会長ともあろうお方が そのエロスを今まで見落としていらしたなんて!?
"だって気付く要素を持っていないですもんね" とか思った人は減点です。
続く 【ちょうこわい】 は水泳後のネタ。
水泳後の畑ランコが乱れた髪型の魅力を振りまく4コマってことだな(誤読)

津田コトミ主役3本目の 【2つの血】 では、厨二病な面が発露したー。
人間と魔族のハーフを選んだのは 「#186」 【闇属性】 でトッキーが大悪魔ファッションしていたことが影響してたら良いなあ。
ラストの 【夏の空】 、1コマ目がすごいな。背景もすごいし。
氏家先生のマンガで珍しいコマのような気がしたけど、こういう構図もいつの間にか当たり前に描かれるようになっている。

12.06.20   『生徒会役員共』 と 『プチプチたんたんプチたんたん』 感想

・2012年6月20日には、週刊少年マガジンとマガジンSPECIALが同時発売!
『生徒会役員共』 と 『プチプチたんたんプチたんたん』 が一挙に読める日になったよ。

まずは今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#188」 は、第一回桜才学園球技大会にむけて津田タカトシたちがテニスの特訓をするエピソードだー。
開幕 【幻の天才プレーヤー】 では状況説明。
中学時代には全国大会へ進出した経験をお持ちの七条アリア先輩すげえ。さらりと出てくる "七条家のテニスコート" もすごい。
もはや七条家にテニスコートが敷設されていても当たり前という話かよ。

球技大会の話題が出た前回、「津田タカトシと誰がコンビになるのか?」 とのネタがあったけど、
ジャンケンに勝利したのは (負けたのは?) 三葉ムツミだったらしい。
【平気な存在】 では、そんな三葉ムツミのアンダースコートがチラリ。
"パンツじゃないから直接的なお色気シーンじゃないもん!" っていう扱いなのか……?
いやこれパンツと同じで、氏家ト全先生が描かないようにしている 登場人物の直接的なエロなシーンじゃあないの、と思うがどうか。

どうでもいいけど、ここの三葉ムツミのアンダスコートのライン+お尻の描写、
『プチプチたんたんプチたんたん』 第5話の山田コンスタンツのスクール水着のライン+お尻の描写と、ほとんど同じである。

それはさておき、オチの 「だよねー」 には笑った。完全に予想外の方向から轟ネネのボケが飛んできた! これはすごい。

【未開の穴】 、テニスコートに一体何を作ってくれちゃっているのさ!w
「ああ 壁尻プレイ用の穴だよ」とか事も無げに説明するものではないよ!
そして一体誰がプレイしているのか! そこが肝心要である。出島さんは!? 出島さんは使っているの!?

そして始まる練習試合。
【スズボレー】 のブチキレ萩村スズ吹いた。セリフのフォント変わる勢いだとは!
【津田君の容態】 、全く冗談では済まない事態でもツッコミ入れようとする津田タカトシが半端ない! ツッコミの鑑だ。
バッタリ倒れるレベルなのにボケを入れる天草シノは、マジ耳年増である。これが快感だったらどれだけMなの……!
それにしてもボールを受ける1コマ目、津田タカトシがボールに全く反応していないのが 何だかシュールで笑いを誘うなあ。

【背後の感触】 、七条アリアにも津田タカトシはとんでもないM男だと認識されているのだろうか。
「あわよくば‥‥」 って!w そんなあわよくばが実ってたまるか! このネタも吹いた。
"テニスのレッスンでべたべた触るセクハラ" とかいうシーンも、氏家先生にかかればこの4コマである。
「下ネタ×シュールの鉄人」 とマガジン編集部から称された理由がよく分かるネタだと思った。

ラスト。【オチ】 では出島さんが登場だヒャッハー! 栄養分が補給されます!
ネタとは無関係で1コマだけの登場ながら、「出島さんの登場は連休の時期だけに絞られている訳ではない」 と確認できて良かったぜ。
そして "いよいよ次回は球技大会本編か?" と思いきや、
まさか今回ラストの1コマで片付けられるとは思わなかった。氏家先生らしい思い切りの良さだとは思う。
あとどうでもいいけど、柱のアオリ文句が何かスゲェ真っ当な気がする。普段と微妙にノリが違うような。

・そして次には、今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 第5話 【ラッキースケベ予備軍】 の感想でござい。

今回メインとなるのは、新キャラの男子高校生:田隈カオル (15) だよ。
寮母の朝宮さんを 「マミさん」 と下の名前で呼ぶこの男子、なんと朝宮さんの甥っ子であったとさ。
さらに花園ハナたちのクラスメイトでもあり、第4話にて示唆された "片岡ヒカリの好きな人" でもあり、
山田コンスタンツの擬似裸ワイシャツ用にYシャツを提供した人物でもあった!
おまけに女子寮のモブキャラたちに対してリアクションを取ったりもするぞ。

この田隈カオルの紹介を中心に展開するのが第5話だよ。第5話なんだけど……何か微妙だなあ。
個々の要素は好きなのだけれど、全体を通しての感想だと、何か微妙な印象を受けた。
理由を考えざるを得ない。

……思うにこれは、田隈カオルの印象が微妙なせいかなあ。
お風呂上り (or シャワー上がり) の裸バスタオルの女子生徒を見て鼻血を垂らす田隈カオル、
そんな彼は、寝癖女子や寝巻き姿女子やごはんつぶ頬に付けた女子を見てさえ鼻血を流すー。
"いやそれ別にエロくないだろ!" ってシチュエーションにも興奮するので、ラッキースケベ体質とまでは行かず、
サブタイトルにて 「ラッキースケベ予備軍」 と称された。
寮母の朝宮マミといかにもな会話を交わし、実はクラス委員長だった片岡ヒカリと (オチ含め) テンプレ的な会話も交わす。
つまりは 「ギャルゲー/エロゲー主人公を氏家先生流にパロディしてみた」 ってキャラなのだろうけど……
なんか、パロディしきれてないというか、テンプレ通りのキャラじゃね?

氏家先生の作品のキャラは 「初登場時から超インパクト! 絶対他キャラと間違われない個性!」 って感じじゃなくて、
エピソードの積み重ねでキャラの性格も重なっていく感じじゃあないですか。
なので今の段階でこういうキャラが出ると、
花園ハナたちが、主人公っていうより ギャルゲーとかにおける攻略対象キャラとしてしか個性が出ないような気がして怯える。
「氏家先生の新境地とは、"既に開拓され尽くした凡百ラブコメ" だった」 なんて未来になりやしないかと!

まあきっと、今後に話が進むにつれて、キャラの個性が出てきて面白くなるはずのだろう。氏家先生のマンガだもの!
とりあえずまとめれば、「今はまだ新キャラ登場より、既存キャラを掘り下げてほしかった」 というのが総括かしら。
個々のネタは面白いしー。

そんな訳で全体の感想終了。次は個々のネタの感想を羅列するよ。
・田隈カオルと会うために、シャキーンと着替える片岡ヒカリが前半の見所だよな。1ページ目とのギャップを見よ!
でも後半の田隈カオルを見るに、片岡ヒカリはパジャマ姿のまま応対した方が喜ばれていたのだろう。世の中上手く行かねえな。
・田隈カオルの無害系男子アピールに対する花園ハナのツッコミは笑った。アホの子なのにもっともすぎるツッコミだ!
・裸バスタオル女子は、普段の氏家先生通りの露出度の低さで安堵。
・そして山田コンスタンツのあだ名が決定。"コンスたん" って上手い命名センスだなあ。しっくり来るし。
・ティッシュ箱差し出してくれる花園ハナの姿は、田隈カオルにとってもっと刺激が強いんじゃあないでしょうか!
ここで 「花園ハナは実はオープンブラしてたりする」 とか教えたら、田隈カオルの理性がもう完全に吹っ飛びそう。
・片岡ヒカリのガチ半告白で正気に戻るのは、「ギャグマンガだから」 以上の理由を感じられなくて何か微妙。
今後、「田隈カオルは真っ当なシチュエーションでは興奮しない性癖でした」 とかフォロー入ったりするのだろうか。メガネがダメとか。

以上、そんな感じ。
ちなみに最終ページには、「次号、皆で力を合わせてプチのアレ・・をたてちゃおー♂♂」 ってアオリ文句があった。
……アレ、か……
これで次号の内容が、「EDであると判明したプチを治療するため、花園ハナたちが奮闘する」 って感動モノだったらどうしよう。
それはそれで面白そうか。
まあ、「番犬として認めてもらうべく (顔を立てるべく) 頑張る」 、って内容だろうよな。雨雲先生の登場とか期待できそう。

12.06.13   今週の 『生徒会役員共』 「#187」 感想

・いきなり次回の話で申し訳ないけれど、次回の 『生徒会役員共』 はテニス特訓編っぽい。
そして次々回 (次回?) は、第一回桜才学園球技大会編っぽいよ! 新イベントが来た。
そういえば、氏家先生の担当編集者さんは 『ベイビーステップ』 の担当編集者さんでもある。
この点を踏まえることで何か発見が無いかと考えたものの……特に何も思い浮かばなかったよ。
大体、担当編集者さんが同じだった 『妹は思春期』 でも、テニスネタは関川エーコがテニス部所属だったくらいしか無かったしな。

それはさておき、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#187」 は、何と言うか 力を温存しているような感じの回だ。
次回以降や第7巻に向けて力を溜めているのかも、って思った。
あとどうでもいいけど、柱の登場人物紹介で 今回登場しない津田コトミが紹介されている。

【仮の話】 、"夢の状況を自由にコントロールできる" という明晰夢を七条アリアは見られるのか。いいなあ。
つーか明晰夢使って何てことを考えているのさ! 七条アリア主人公のハーレムエンドとか夢見ていてもおかしくない勢い。

【2人1組】 からは、第一回桜才学園球技大会編。大会前のチーム決めエピソード。
三葉ムツミ、津田タカトシ、轟ネネ、萩村スズによるテニスチーム。組む相手を決めるためのジャンケンですよ。
結局どういう組み合わせになったかは次回以降のお楽しみみたいだけど、
【次回、コーチアリア】 1コマ目で萩村スズが机に突っ伏しているのを見るに、
津田タカトシと組む事になったのは三葉ムツミか轟ネネなのだろうか?
王道なのは 三葉ムツミ & 津田タカトシのペアだろうけど……ここはあえて轟ネネとペアになる津田タカトシを見てみたいんだぜ!
もう一組のペアが 三葉ムツミ & 萩村スズになるので、"このペアで低身長ネタをやったらどうなるの?" というのも気になるし。

このラストの 【次回、コーチアリア】 、天草シノが強い表情でツッコミ入れるのが良い。
【仮の話】 オチでは七条アリアのボケに照れたような表情見せていたのと全然違って。この場面では厳しくするのかー、って思った。

以上終了。
次回の 『生徒会役員共』 掲載のマガジンは 6月20日 (水) の発売。マガスペ発売日と同日だー。
『生徒会役員共』 と 『プチたん』 を一挙に楽しめるハッピー月となっております。
そろそろマガスペ読者コーナーに 『プチたん』 投稿イラストが載る頃だろうし、そこも期待したい。

・今月更新の週マガファンクラブ (携帯専用サイト) に、『生徒会役員共』 第7巻限定版のお知らせがあった。
概ね先月と同じだが、以下に転載。

『生徒会役員共』最新情報!!

『生徒会役員共』第7巻は7月17日(火)発売予定。アニメDVD付き限定版もよろしくね!!
詳しくは公式HPをチェック!
http://kc.kodansha.co.jp/seitokai/ (PC専用)

OVA『生徒会役員共』発売中!
ブルーレイ、DVD共通特典として、12Pのブックレット付き!!
※DVD単体の発売となります。
生徒会役員共OVA
価格: ブルーレイ 3675円(税込) DVD 3150円(税込)

『アニメ生徒会役員共が全部わかるラジオ MaxPower』略して「全ラ!まっぱ!」、アニメイトTVにて大好評配信中!
伝説のラジオ、もう一回ヤラせてもらってます!!
詳しくは、「アニメイトTV」HPにて!
http://www.animate.tv/ (PC専用)

転載した文面は、レイアウトを一部再現されておりません。

12.06.12   別冊少年チャンピオン買った

・まじかるー (創刊号で一番印象に残るフレーズ)
別冊少年チャンピオン (http://bchamp.jp/) が創刊だというので買ってみたった。

どんなマンガ雑誌なのかと掲載作品を読めば、
週刊少年チャンピオン連載作品の続編、週刊少年チャンピオン連載作品の外伝、
週刊少年チャンピオン元連載作家さんの新作、週刊少年チャンピオン連載作品が同時連載……
ってこれ、週刊少年チャンピオンとほとんど同じノリじゃあないか!

「新人漫画家さんが、チャンピオン本誌で連載する前にデビューする雑誌」 とか、
「チャンピオン本誌の連載枠からあぶれた漫画家さんが、続きを描いたりする雑誌」 とか、そういう位置付けの雑誌なんだろう。
週刊少年ジャンプで言うなら、赤マルジャンプみたいな。
週刊少年マガジンで言うなら、マガジンSPECIALみたいな。

掲載作品の中で一番気に入ったマンガは、『人の痛みを知らない子』 (http://bchamp.jp/?p1=free&p2=950013) だよ!
人がポンポン死ぬ系のアクションマンガとして かなり小気味良いぞ!
上記リンク先の試し読みからも分かるように、どんなトンデモ武器が出てきてくれるのかと次回が楽しみになるし!
やったあ 次号も次々号も楽しみー ……と思ったら、
このマンガは前後編の読切掲載だった。なんてこった。連載化希望!

その他のマンガでは 『シュガーレス外伝』 『冥王神話外伝』 は面白いな。週刊少年チャンピオン連載作品だけれども。
別冊少年チャンピオンの新作としては、『サクラサクラ』 (http://bchamp.jp/?p1=free&p2=950018) は世界設定が面白そうで楽しみ。
ラブコメ路線よりも、ヒロインの野望達成路線でストーリーが進んでほしい。

以上、そんな感じ。
別冊少年チャンピオン 略称:別チャンは、毎月12日発売! 次号も忘れず買いたい。

12.06.06   今週の 『生徒会役員共』 「#186」 感想

週刊少マガジン系コミックス7月刊発売予定を見るに、『生徒会役員共』 は少なくとも8巻が出る予定らしい。一安心。
(最終巻の場合、「(完)」 の表記が付く)
これで単行本8巻分のページ数が溜まるまで、少なくとも11月までは、最終回に怯える必要は無さそう。

本題。今週の 『生徒会役員共』 感想。
今週の 「#186」 は、生徒会役員メンバー周辺人物多めのエピソードだよ。なお、出島さんは登場しなかった。

1本目 【ごくごく】 は、「潮くらい」 なのかよ! 天草シノの基準が謎だ。ここで 「是非!」 とか書いたら負けな気がする。
尿を挙げず、潮を挙げるのが天草シノの下ネタらしさなのだろうか。もしボケるのが畑さんだったら、尿を挙げていたと思うの。
そういや爪といえば、氏家先生のマンガでは爪の長さが 大体指先から少し飛び出た長さでいつも同じなのが気になる。
最近は爪が描かれること自体が滅多に無いし、そもそも気にするような要素でもないはずなのだが。

津田タカトシがラッキースケベ体質だと 【天然体】 にて七条アリア先輩は言うけれど、違和感ある。
むしろ天草シノの方がラッキースケベ体質に近いんじゃあないかと思った。
そもそも 『生徒会役員共』 にそういう状況自体が少ないけれど。

【闇属性】 では、氏家先生のマンガでファッションの話題が!
それにしてもトッキーって、小悪魔系ファッションかと聞かれて 「そんな軟弱な呼び方やめてくれ」 って、
呼び方気にするタイプだったのか。
っていうか 「軟弱」 という評価基準が意外だ。軟弱って! トッキーにとっての軟弱の基準を知りたいぜ。

【一勢挙手(主に女子)】 のタイトル、「一勢」 って普通変換されなくないか? どうでもいい話ですみません。
……どうでもいいついでに書くと、横島ナルコって英語教師なのだから、板書は普通横書きなんじゃあなかろうか。
"縦に書く場合だってあるだろう" という理由により本当どうでもいい話題でした。

閑話休題。
このネタは、たまに同じネタが出てくる氏家先生のマンガの中でも、
『女子大生家庭教師濱中アイ』 で使われた授業参観エピソードが即座に思い出された。
"ワキフェチと思われたくなく、男子の挙手数が上がる" オチから、
"腋汗腋毛に気を遣ってないと思われたくなく、女子の挙手数が上がる" オチに変わった点から、
ボケを言った濱中アイと横島ナルコの性格の違いが表れている (と思いたい) ネタだ。
あの状況で 「ムスコのムスコがたって」 とか言える濱中アイの天然っぷりはすごい。

横島ナルコ先生の下ネタを受けて、三葉ムツミや轟ネネが挙手をしたのかどうかは気になる。

【NG】 からラストまではトランプネタ。
【表情封印】 は、わざわざ口に出す萩村スズが何か良いな。見ていることをアピールしているような感じで。
【仮面乙女】 の 「まぐろフェイス」 は今後使っていく人が増えると良いな。増えないか。

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