20.08.26   今週の 『生徒会役員共』 「#581」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、津田タカトシと萩村スズがメインの回!
この2人が萩村スズの部屋にこもりっきりなら、ラブコメ展開待ったなしか?
そう思われたが、色々な妨害が入ってくる回でもあった。
そんな 「#581」 の感想。

扉絵は、本編より時間的に少し前の場面みたい。
アイスを咥えつつ、何かに気付いたようにスマホを見る萩村スズ。
どうやらスマホの画面に津田タカトシからの通知が出たみたい。
自宅とはいえ萩村スズがおそらく歩き食い&歩きスマホ状態というだらしなさは、正に夏休みモードって感じ。

最初に読んだとき、この扉絵って津田タカトシが萩村家のインターホンを鳴らした瞬間と誤読しちゃった。
でもチャイムの音は描かれておらず 「男子生徒からの急な連絡!!」 のアオリ文だから、通知が来た瞬間だろう。
インターホンだとしたら、津田タカトシは事前連絡なしに萩村家を訪れたことになってしまう。
田舎のお爺ちゃんお婆ちゃん同士じゃあないのだから、アポなし訪問はしないだろう。
ましてや津田タカトシなら、(気心の知れた萩村スズ相手でも) 女子の家に行くときは絶対連絡入れるでしょ。
まあここでは、萩村家が留守ではないこと (トイレを借りられること) を確認するためもあるのだろうけど。

そんな扉絵プロローグが終わったら、開幕 【ようこそ萩村家へ】 では津田タカトシが到着だ。
注目! 萩村スズの穿いてるものが1コマ目と扉絵とで違ってますねー。
津田タカトシを迎えるためは、短パン姿はルーズすぎると思って着替えたようだ。
上半身の服は扉絵と本編とで同じっぽいな。
自宅だからとだるだるな服を着てたりしないのが萩村スズらしさか。
これが津田コトミだったら、自宅だからとコタツ内でとはいえ全裸なことさえあったりしたのに。

津田タカトシが萩村家を訪れたのは、借りていた 『世界名作48』 という本を返しに来たそうで。
"48" の数字は "四十八手" から取ったのだろうと推測できるのが最近の氏家ト全先生の小ネタ盛り込み具合だ。
つーか48の数字が見えた時点で 『世界名作48手』 と誤読するところだった。

2本目 【ザー】 というサブタイトル、下ネタのことではないぞ。
ゲリラ豪雨なのか、津田タカトシが萩村家のトイレを借りているうちに外はあっという間に雨模様だ。
そんなわけで、今回は最後までずっと津田タカトシが萩村スズの部屋で過ごす展開だ。
このシチュエーションは、単行本1巻収録の 「#6」 以来だ!
でも 「#6」 とは違って、今回は萩村スズの愛犬ボアもいるので2人きりとはならず。
初期と違って今の萩村スズなら、ラブコメ展開やぶさかなしという気概だろうに。

なお、ボアは昔から萩村家で飼われていたので、単行本1巻時点でも作品世界的には存在していた。
ただ、ボアが漫画的に初登場したのは単行本3巻#42」 である。
(初めて存在が語られたのは、単行本3巻#40」 )
なので 「#6」 ではボアがいなかったのだよねー。
単行本1巻で姿を見せなかったのは、動物病院とかにお泊りしてたのだと思っておこう。

そんなわけで3本目 【積極的なコ】 では、萩村スズの自室にご到着。
津田タカトシが図書館へ行く目的を、夏休みの宿題を片付けるためと即座に見抜く萩村スズ!
おいおい熟年夫婦かよーという察しの良さだな。
でも実際は夫婦どころか付き合ってもいないし、2コマを使って魅力的な雰囲気を精一杯かもしだしちゃう。
こいつは津田タカトシもドキリとしちゃうかー?
まあそんな思惑は、萩村スズ母の乱入によってぶち壊されるわけですが。
普段は下ネタに完全乗り気な萩村スズ母でも、さすがにこの愛娘の魅惑的立ち姿には親心を取り戻したのかー!?
萩村スズの作った雰囲気をギャグに変えるような乱入である。
つーか 「好きにしてていいよ」 を 「好きにしていいよ」 と聞き間違えるこの空耳ネタは笑った。
これちょっと面白すぎるな。

細かい点では、「夏休みの宿題たまっているならウチでやっていきな」 のセリフも良いなあ。
「いきなさいよね」 とか 「いくといいわよ」 とかではないわけで。
女言葉でないところが、芝居がかってないというか自然さ・仲の良さがあって、じんわりとした良さがあろう。

4本目 【ドキワク勉強会】 では、勉強会がきちんと開催。
対面に座るよりも斜めに座った方が圧迫感が無く親密さを感じやすい、とはよく聞くね。
それを知らない萩村スズではないだろうけど、逆に親密さを消して平静を保つため対面形式で座ったのだろうな。
桜才学園内ではもっとそばにいたりするけど、自室で2人きりこの距離感は学校とは完全に別物でしょ!

5本目 【気になってしかたない】 は、萩村スズの部屋にいても構われてないボアのネタ。
勉強会をするにしてもラブコメ展開になるにしても、ここで部屋の中にいるボアはお邪魔虫だよなあ。
お目付け役というか変な空気にならないよう、萩村スズ母がわざわざ呼んできたわけでもないし。
今回の他のネタを読むに、津田タカトシとの関係を察してやっぱりボアが自分の意志で萩村スズの部屋にいるのかな。
ていうか、ボアの心の声がハッキリとセリフで描かれている!
あれっ、これって初めてだよね?
ボアの心情が汲み取れるような描写は過去にもあったけれど、その意識が明確に読者に伝えられたのは初だよな。
「となりにだれかいるワン」 って!
おいおい、語尾にワンを付けて喋る系の犬であったというわけかー?
まあ語尾にワンが付いているから、ボアの心の声そのままというより、第三者が訳したものと捉えることも可能かも。
(いやそこまで深読みする描写ではないと思いますが……)

そこはともかく、この4コマのオチは良いな。
「人には見えないモノが動物は見えるという話を聞いたことが‥‥」 と青ざめる萩村スズ。
視覚こそ人間より劣るようでも、犬の聴覚は人間の数倍、犬の嗅覚は人間の数千倍とも一億倍とも言われるそうで。
その鋭敏な能力による気配察知の答えは、幽霊ではなく隣の部屋で聞き耳を立てる萩村スズ母であった。
音が聞こえやすいドア越しでないのは、ドアの前で聞き耳を立ててたら急に開けられてバレた過去があるからと妄想した。
つーか、もしも萩村スズの部屋の中でいけない情事が行われてたら、萩村スズ母はどうしたというのか!?
気になるなー!
今回の話だけだったらストップをかけに乱入しそうと思えるけれど、まあ絶対最後まで聞き耳を立てるだろうなー。
情事があったと確信したなら、部屋から出てきた萩村スズに普段通りに接しておいて、夕飯には赤飯を出したりするでしょ。

6本目 【ライバルくん】 、ボアは津田タカトシと萩村スズをくっつけたいのかそうでないのか。
単行本10巻の 「#256」 では、萩村スズと津田タカトシを (物理的に) くっつけようとしてたっけ。
でも今回は、萩村スズを気遣おうとする津田タカトシをボア自身の身を挺して阻止だー。
サブタイトルからしても津田タカトシに取られまいとする動機だろう。
ここまではOKでもここは譲れない、みたいなラインがボアなりにあるのかもしれない。

ラストの7本目 【ありのままを伝えた】 では、天草シノからの通知が津田タカトシに届く。
何気に今回、天草シノも七条アリアも姿を見せない回でもあるわけだ。
細かいことを言えば、LINE風アプリの画面に誤字があって 「Shino」 の名前が 「Shiho」 になってる。
#580」 で久々に登場したトリプルブッキングの飯田シホに引っ張られたか?
まあ、単行本化の際には修正されるであろう些細なミスか。
名前に誤字が起きていても、文章だけで天草シノと伝わるのが築き上げてきた登場人物の個性だ。

オチの 「オレのとなりで寝てますよ」 ネタは過去にもあったな、単行本9巻の 「#229」 とか。
これ、シチュエーションを盛っていけば 「オレの上で寝てますよ」 みたいな派生もできそう。
でもそう派生させないのが職人技なのかも。
シチュエーションを盛るというのは複雑化とイコールでもあって、分かりやすさと引き換えのような気がするし。
それよりかは、読者にとっての分かりやすさを第一とされたのかも。

20.08.19   今週の 『生徒会役員共』 「#580」 感想

無さそうかなーと先週の感想で書いてたら、水着コンテストがやってきた!
そんなわけで今回 「#580」 は、水着コンテスト編である。
桜才生徒会OGの北山カヤと行くレジャープール回の後編でもありますよ。
そんな今週の 『生徒会役員共』 感想。

扉絵は、プールで遊ぶ天草シノ・七条アリア・萩村スズだ。
セリフ付きの1コマ漫画となっておる。
オシャレな感じに浮き輪に乗って遊泳してるシチュエーションも、天草シノたちにかかれば即座に下ネタだー。
カンチョーではないけれど、たしかにこれは下から顔をうずめてみたい気持ちにもなる……!
ビキニの下が流されちゃっても隠せるような状態だな、とか思ったりもした。

開幕 【前回の続き】 では、早くも水着コンテストの話題が出る。
2コマ目にある 「MC.トリプルブッキング」 の文字に思いっきり目が行ってしまったわけだが!?
おいおいおいおい、前回感想でそろそろトリプルブッキングの再登場があってくれたりしないかなと書いてたらすぐこれ!
ドンピシャのタイミングだろう。
氏家ト全先生がそろそろ再登場させたいと思っておられたのかもしれない。大変良い。
そんなトリプルブッキングがMCを務めるイベント本編はともかく、このネタは七条アリアのセリフが良いね。
「読モパワーで」 と北山カヤに水着コンテストを勧める七条アリア、力の使い方を分かってるって感じー。
単に出場を勧めるだけでなくて、読モパワーというハッキリ示す言葉を使うのが良い。
漫画的にも、北山カヤが水着コンテストに出場しない理由を解消しておくのは丁寧だ。

2本目 【あおった結果】 、自分は関係ないからって無責任に天草シノに出場を進める津田タカトシ!
読み返すと笑えるね。
これが伏線となっていて、何とまあ水着コンテストには男性部門もあるというオチ。
水着コンテストの可能性は頭に浮かんだけれど、男性水着コンテストがメインで来るとは完全に予想外だった。
世間の流れを汲んでる感じがするねー。
『生徒会役員共』 も連載10年以上となれば同じイベントは避け難かろうが、手を変え品を変え飽きさせない工夫がある。

何気にこの3コマ目、男性部門と合わせて 「MC.トリプルブッキング」 も強調されてるのは意志を感じる。
氏家ト全先生の、ここも見せ場ですよ、という意志を。
まぁ実際にはトリプルブッキングの出番は僅かなのだけれども、存在アピールしてくれてるのが嬉しい。
出番の少なさはネタの配分とかの都合で、トリプルブッキングの出番を削らざるを得なかった、とか思いたい。
あと最低限必要な情報は 「※男性部門もあるよ」 だけながら、これを装飾する目的も兼ねてはいると思う。

3本目の 【ガチガチの君】 からは男性部門の水着コンテストがスタートだー。
1コマ目から全身日焼けした黒光りな筋骨隆々とした男性が出てくる。
ガチ勢じゃん!
津田タカトシにとっては偶然参加した水着コンテストだけど、ガチの人の目に留まるイベントだったのか?
場違いさに緊張しまくる2コマ目の津田タカトシを挟んで、3コマ目の他の参加者もどうみてもガチ勢。
マッチョな肉体は当然として、ポージングも準備万端といった仕上がりだ。
観客からキレてるとか掛け声がかからないのが不思議な感じの参加者たちだ。
というかこの他の参加者に一切言及することなく、津田タカトシの話しかしない天草シノたちがウケる。
もしかして七条アリアは、津田タカトシ以外にも他の男性差参加者の股間を注視してたりするのかな……
北山カヤは経験豊富そうな下ネタをぶち込んできてますね。
そのうちプレイ中の経験を交えた下ネタとかも出してきそう。

4本目の 【キングタカトシ】 は、8コマ漫画。
津田タカトシの股間がキングに……というネタではないぞ。
一体何故なのか、水着コンテストの男性部門では津田タカトシが優勝して水着KINGに選ばれた。Why?
他参加者はあんなガチ勢ばかりだったのに……?
推測するに、周囲がガチ勢ばかりだったから逆にそれ以外の投票先が津田タカトシに集中したとかなのだろう。
おそらく投票者は、天草シノたち一般客のはずだし。
そもそもガチ勢が集うイベントではなく、たまたま遊びに来ていたマッチョの集団が揃ってエントリーしただけなのかも。

ともあれ優勝した津田タカトシは、トリプルブッキングからインタビューを受ける。
ちゃんとトリプルブッキングの全員:飯田シホ、有銘ユーリ、如月カルナの3人が姿を見せたぞ!
ここでトリプルブッキングとの過去の面識とか描写に表れるかなーと期待したけれど、それは特になかった。
ページ数が足りなかったのかもしれない。
トリプルブッキングと水着と言えば、『アイドルのあかほん』 にも水着コンテストっぽいイベント回があったな。
水着映えしないと言われてた飯田シホたちがいざ水着を着たら、マジで素人巨乳大学生に負けてるという面白回だ。
『生徒会役員共』 でのトリプルブッキングはブレイク後だれけど、水着グラビアの仕事とか受けたことあるのかなー。
ちなみに今回の飯田シホたちは水着ではなかった。

インタビュー中に 「いいぞーっ」 と声を上げるのが北山カヤなところが良いですね。
よく見せる計算した行動と違って、何の計算もなく純粋な行為というか、無邪気さが溢れてるギャップが可愛い。
そしてここでも津田タカトシの天然ボケが発動かー。
たしかにこの誤解はあると言えよう、言えようけれども!
津田タカトシ側から北山カヤにフラグを立てていくような行動だー。
経験豊富そうな北山カヤも、突然のこの彼女宣言は経験アリかナシか?
このネタの後、壇上から降りて合流したときの天草シノたちの様子がスゲェ気になるよ!
気になるけれども、このネタはここで終了でござい。
何と言うことだろう。

最終ページの 【夕日がまぶしい】 も8コマ漫画だ
『生徒会役員共』 史上で、初めて8コマ漫画が2本出てきた回だ。
そのうち4コマ漫画ではなく、ショート漫画の回さえ来るのかもしれないな。
ちなみに女性部門の水着コンテストの描写は一切無しだ。
そこの要素は、食べすぎてお腹が出てる読モの北山カヤとか見たりしよう。
6,7コマ目の北山カヤの横から見たお胸とか。

この8コマ漫画はほのぼのとした感じで、萩村スズを膝枕して一緒に寝てる北山カヤ、仲が良すぎと思ったら。
あわや北山カヤのよだれが萩村スズのお口にカップインするだえキッスが発生寸前だー。
この唾液は萩村スズに届いたのか届かなかったのか?
その結果は、津田タカトシの彼女発言がどう収まったのかと同様に謎のまま終わった。
そこより北山カヤと萩村スズの距離感が気になるねー。
これ萩村スズが寝ちゃってから北山カヤが膝枕してあげたのだと思うけど。
やはり女子同士とあって、津田タカトシに対してより心を許すスピードが速そう。

20.08.05   今週の 『生徒会役員共』 「#579」 感想

・今回 「#579」 は、水着回!
天草シノたちがレジャープールで遊ぶ話であり、レジャープールに誘ったのは桜才生徒会OGの北山カヤ!
夏らしいエピソードが来ましたねー。
先週・先々週にあった忍者テーマパーク編の3話目が来るかなーという予想は外れたか。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。

扉絵は、ビキニ姿の北山カヤ。
北山カヤといえば、古谷サチコと同じく元・桜才生徒会のメンバーだ。
これまでの登場では、古谷サチコや同じくOGの南野ナツキと一緒の出番が多かったが……
なんと今回は、北山カヤが単独で天草シノたちと一緒に遊ぶ回である!
珍しい。

その事情は、開幕 【みんなでプール】 で明らかに。
古谷サチコは大学のレポートで遊びに来れず、南野ナツキは家族で帰郷中のため遊びに来れずだそうで。
よってインスタ映え要員のために誘われたのが天草シノたちであったとさ。
おおっと割と利己的な理由だー。
言わずもがな 『生徒会役員共』 は己の性欲に正直な登場人物が多くて、それがオチになることが多い。
でもここは性欲とは違って、ハッキリとした承認欲求がオチである。
欲の形は違えども、そこを率直かつ嫌な感じがしないように出してくるのが魅力だと思う。

しかしまあ、北山カヤ単独ってのは驚きがやっぱりあるねえ。
作中での事情は説明されたけれど、作劇的な話としては意外だった。
もしも氏家ト全先生が、読者人気で登場人物の登場回数を決められるタイプの漫画家さんであったなら話は早い。
"北山カヤが初登場以来、人気が一気に急上昇した" みたいな推測が成り立つし。
でも過去の連載を読むに、どうやら読者人気で登場頻度を決めるわけではないと見える。
謎だな。
氏家ト全先生にとって扱いやすい登場人物だから、こうして単独での出番となったのかなあ?

2本目 【どんとこい】 、やっぱり北山カヤにとっての津田タカトシ観が気になるところ。
まあ津田タカトシ観と言っても、まだ北山カヤにとっては関係も浅いし、顔見知り程度の感覚でしかないだろうけど。
天草シノよりも思い入れが無いのは確実だ。
そんなわけで、天草シノにちょっかいを出すためだけに、津田タカトシを当て馬みたいに扱っていくぞ。
まだ関係の浅い高校生男子に、自身のお胸が当たりそうなくらい身体を寄せて腕を引く!
そして天草シノの気を引けた後は、津田タカトシを完全放置だー。
そこまで親しくない津田タカトシにこの距離感を出せるの、年上のお姉さんって感じだ。
しかも密着して離れた後の津田タカトシの反応を一切気にしてないのもスゲェなー。
普段から女子と接し慣れてる津田タカトシだから何事もなく終わってるけど、男子によっては後が大変そう。
まぁ、後に引くか引かないかの見極めもできているからやってるのだろうけど。

3本目 【アリア・スズペア】 は、ウォータースライダーの話。
このレジャープールの目玉であるそうなウォータースライダーを、七条アリアと萩村スズがペアで滑る。
ウォータースライダーの下ネタと言えば、こういう摩擦によるものものあったかー。
単行本7巻収録 「#180」 でもあったのに、この発想は出なかった。

4本目 【シノ・カヤペア】 では、天草シノと北山カヤがウォータースライダーを滑る!
ウォータースライダーや天草シノの高所恐怖症ネタが出てくる回といえば、先程の 「#180」だ。
その単行本7巻収録 「#180」 ではウォータースライダーもきっと辞退しただろう天草シノが滑る!
連載初期からちょくちょく出てくる天草シノの高所恐怖症、北山カヤも当然知っていた。
それなのに誘うってのは、気心の知れた仲だからってやつかー。
そしてそんな関係だからこそ、胸チラを隠すために天草シノは北山カヤのお胸をがっちりホールドだ。
高所恐怖症でしがみついているのかと思ったら、お胸の露出を隠すためであったというオチ。
ウォータースライダーの勢いでビキニがずれておっぱいポロリの下ネタが、こういう風に使えるとはねー。
意図せず手ブラ状態というポロリ未遂の北山カヤの反応が薄いとこ、これも年上のお姉さんらしさってやつだろう。
顔を赤らめてキャーッとか言ったりしない。
天草シノに隠されてなくても、誰の目にもついてないようならこの反応だったと思う。

5本目 【決定的瞬間】 、2本目の会話でちらりと出た撮影係は津田タカトシが担当だったようで。
北山カヤの顔に水しぶきがかかった話はともかく、このオチのツッコミは笑った。
下ネタ会話に参戦してない津田タカトシのこの自己弁護の言い方面白くて好き。

6本目 【今日のランチはビュッフェです♪】 では昼食のお時間だ。
レジャープール内のレストランだろうスペースでみんなでランチ。
インスタ映えのために訪れた北山カヤが撮影前に全部食べ終えるといううっかりミスはさておき、オチがスゲェ。
さすがにインスタにそんな写真を上げてる読モはいないでしょ、多分。
津田タカトシの 「どの路線目指してんの」 というツッコミは真っ当過ぎて笑った。

ラスト 【OGカヤは止まらない】 、何気に1コマ目のインスタ画像が気になるな!
インスタに上げたこの写真、津田タカトシの姿が無いのよ。
これって芸が細かい仕草じゃない?
普通に考えれば撮影役だから写ってないのだろうけど、彼氏の陰を疑われての炎上対策で省かれたとも受け止められる。
女優デビューを意識している読モということだし。
津田タカトシが撮ったなら萩村スズをスズヘッド状態にしなかろうとも思うけど、そこは北山カヤがトリミングしたのかなと。
単行本1巻の 「#10」 では、畑ランコが萩村スズの水着姿撮影を拒否したネタがあった。
それと同じく、幼女と誤解されるからと思って北山カヤがトリミングしたのだろう、と推測した。

ちなみに北山カヤがインスタのアイコンに使っている画像は、猫だった。
これってたまに作中に出るLINE風アプリのアイコンとしても使われてることになりそう。
アイコンが猫であるのは北山カヤは猫っぽいし納得だ、チョイスが上手いよなー。
南野ナツキのアイコンはパンダだと予想してみるがどうだろう?

今週の感想終了。
そして1週挟んで、次回の 『生徒会役員共』 も北山カヤと行くレジャープール編とのことだ!
まさか合併号のお休みを挟んでの続き物になるとは予想していなかった。
後編では古谷サチコや南野ナツキとの合流があったりするのかなー?
いやでも今週の1本目でわざわざ来れない理由まで説明しているし、合流は無さそうか。
プールで開催されているイベントに参加する話とかありそう。
水着コンテストはレジャープールだし無さそうか?

個人的には、北山カヤの読者モデルという芸能界要素にどうしても気を引かれてしまう。
芸能界要素繋がりで、そろそろトリプルブッキングの再登場があってくれたりしないかなー、と思ってしまうので。
いや本当再登場あってくれたら嬉しいね。

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