17.07.26   『生徒会役員共』 「#434」 感想

・約3週間遅れの 『生徒会役員共』 感想です。筆不精極まりない。
劇場版の感想と同人誌の感想を書いていたから、という理由もあるにしても。
ともあれこれは 「#434」 の回、畑ランコがメインでUMAを追う回 (後編) の感想です。

夏休み野外編ということで、舞台は幻のUMA "女型の獣人" が撮影されたという山ですよ。
開幕 【探検隊が行く】 、津田タカトシが畑ランコに女子っぽいところを見出してるのが良いなーと思う。
やっぱり普段は女子という意識で接してないのだな、という点でも。
実際普通に女子みたいな仕草というか、津田タカトシの背中に手をやる畑ランコも意外な一面があって良くないです?
オチで津田タカトシに押されて身体をのけぞらせる動作とかもさ、こういう動きも普段は見せない可愛らしさだ。

2本目 【機械の目】 では出島さんが登場やったぜ。
この時は 「女型の獣人の正体はプレイ中の出島さんだった!」 というオチの伏線でもあるよねー、と予想したのだが……
それよりこのネタ、4コマ目で出島さんがドン引きしてるのがこのネタ最大のポイントだよね!
これってさ、出島さん@マーキングポイントが監視カメラに映っちゃってさ、大変なことになった過去のトラウマとかさ、
そういうのを思い出してのリアクションなのでは……!?
法的に大丈夫かどうか、みたいな 『生徒会役員共』 史上初のガチのドン引きを出島さんがやるのかーという妙な感慨もある。
多様なプレイもOKそうな出島さんでも撮影されるプレイはNGなのかも、とも受け止めちゃう。

食事シーンって何故か良さがあるよねとか 【気がきく会長】 を見て思った。
特に畑ランコは物を食べてるシーン自体が珍しいせいだろうか?
畑ランコは基本無表情だから、食事で頬を膨らませてるという表情の変化すら映えるしさー。
(ここでの畑ランコは何も口に含めていないけど)

山に入るからと皆長袖シャツを着用してるのは芸が細かいなと 【かぶれ対策】 まで読んで気付いた。
でもただ一人、天草シノだけ半袖なのよな…… まあ虫よけスプレーとかで対策はしてるのだろうけど。
細かいと言えば、山の散策中だからか七条アリアが髪を縛ってあるのも描写が細かい。

萩村スズの表情、【ぎんぎらり】 オチの顔は何か好きだし、【やばそう】 で必死に表情を崩さないようしてる顔も良いよね。
つーか出島さんのドジっ子みたいな振る舞い笑った、何だこのシチュエーションはw
一体何をどうしてそんな時間帯に電動キノコを取り出しちゃってるのやら。

ラストの 【あんなこと こんなこと】 は何か違和感が残るのだよな。
UMAの正体がハッキリしなかったのはまだしも、津田タカトシの秘蔵写真の約束まであいまいになっているオチが解せない。
うーん。

17.07.22   『生徒会役員共』 の同人作品の話14

・『生徒会役員共』 の同人作品紹介日記、その14でございます。
うっかりしてたら頒布されてから紹介まで相当に間が空いてしまった。
大変な筆不精だな。
なお、前回までの同人誌紹介は 生徒会役員共 同人誌・同人CG集 紹介 にて。

1点目
サークルマボロシココロさんの 『スズちゃんが小さくなる話』 。全年齢向け。
タイトル通り、萩村スズがお人形サイズに小さくなっちゃって……というギャグ系同人誌。
本編7ページ。

ショートストーリーながら登場人物は多いし、メインの津田タカトシ×萩村スズな要素もニヤニヤできるぞ!
最後の展開に至った理由はきちんと説明されてるけどさ、説明の直前の行動こそが本当の理由なのでは!? というラブがある。
いくつか仕込まれてる小ネタやフキダシ外の会話も面白いよ。
また、奥付にも追加のオチ的なイラスト1点があるのは嬉しい工夫。

2点目
サークルねのくにさんの 『タカトシボルケーノ伝説』 。変な意味でR-15くらい行ってそう。
作中のセリフから引用すれば 「何もかもがオカシイ」 が正にそれのギャグ系同人誌。
本編8ページ。

4コマ集につき登場人物とネタは多いですが、基本的にオチは お笑い用語でいうところの "天丼" な一冊。
作者の方は何冊も 『生徒会役員共』 の同人誌を頒布されてますが、一旦 『生徒会役員共』 本は打ち止めにしようと思ったそうで、
なるほどそれでこういう最終回的ぶっ壊れギャグをやってみたのかー、と思った。
表紙や裏表紙からしてハーレム展開が予想されますが、それどころには収まらないハチャメチャな展開が到来していた。

さて。
最後に紹介するのは、成年向け同人誌です。
18歳未満の方はご遠慮ください。18歳以上でも責任の持てない方などもご遠慮ください。
18歳以上でも、高校生だとNGらしいですよ。

3点目
サークルがさやぶさんの 『ありぱい』 。18禁。
七条アリアや天草シノがひたすらにエロいことをする同人誌だ。
本編12ページ。

津田タカトシ (※基本的に男性器しか出ない) に対して、七条アリアたちが かわりばんこに性行為をする!
本当この柔らかく乱れる肢体や蕩けた表情は脳の幸福受容体をガンガンに刺激する! 見るドラッグでは。
1ページまるごと使ったおまけイラストも2点あり。
ページ配分的には七条アリア10ページ + イラスト1点、天草シノ2ページ、ウオミー (ラフ) イラスト1点。
奥付の 「生徒会役員共以外で一番好きな氏家キャラは〜」 という後書きも作品ファンとしては嬉しい語りだ。

17.07.21   劇場版 『生徒会役員共』 感想 (ネタバレあり)

ついに劇場版 『生徒会役員共』 の上映が始まりました!

劇場版 『生徒会役員共』

氏家ト全先生がマガジンSPECIALで 『生徒会役員共』 の連載を開始されてから10年。
桜才学園の面々が銀幕デビューを果たしましたよ!!
観客動員数もよろしいらしく、入場者特典とかも早々に無くなった映画館もあるそうで。
やったね素晴らしい。
是非とも素晴らしい興行成績を上げて、氏家ト全先生のやる気や創作欲求の糧に繋がってほしいですよ。

さてそういうわけで、劇場版 『生徒会役員共』 の感想です。
映画って封切り日から何日くらい経ったら内容を詳細に書いて良いのか分からんね。
まぁこれを書いてるのは7月30日で 上映初日から一週間以上も経ってるから大丈夫だろう。
この記事の感想は、完全にネタバレありです。
パンフレットの内容や、入場者特典のビニ本風ミニ冊子の内容にも触れています。
劇場版 『生徒会役員共』 のあれこれを語りつくすつもりで書くぞ。

まずは映画のざっとした内容紹介から。
予告されたPVや紹介文では 「津田タカトシがヘッドハンティングされて転校してしまう?」 という内容だった。
オリジナルストーリーを主軸に展開するとも読み取れるあらすじでしたが……
いやもう、内容は今までのテレビシリーズやOADそのままのアニメ版 『生徒会役員共』 だ!
もうこれ、基本はOADの内容そのままだよね。
ぶっちゃけ、上映時間60分のうち 津田タカトシの転校疑惑エピソードは7分くらいしかない。
残りの53分は OAD同様に氏家ト全先生の連載を元としたネタが繰り広げられている。
「原作未消化エピソード! たまったら出せ!! 中で!!」 までいつものノリで挿入されてくる。
OAD用に作ってた2話分が劇場版にあてがわれた感じ。

そうそう、"劇場版ならではの登場人物紹介" みたいなものも無いよ!
あまりにも 『生徒会役員共』 OADなどを視聴済みの人向けに作られているので、不安になったくらいだ。
(もしそんな人がいるとしたら だけど) 劇場版で初めて 『生徒会役員共』 を見た方は、人間関係が分からないのでは。
"姉さん呼びされてる魚見さんと津田タカトシは姉弟なの?" とか "ライフセーバーの人はメイドでもあるの?" とか思いそう
まぁ、不要な心配かー?
いやでも俺としては、劇場版で 『生徒会役員共』 を初めて知って原作の面白さに辿り着く人も増えてほしいしさー。

そしてメインの作中の個々の要素についての感想。
ついにこれから上映が始まるその瞬間、緊張のためなのか 一瞬にして気分が悪くなって人体の不思議を感じたよ!
そんな余談はさておき、TVアニメやOADとは違う制作というものを感じたよ
いつもより豪華に作られております。
OADによってはあったりなかったりする 「アリアのこれなーに??」 はあるし 「轟ネネのう.ん.ち.く」 もある。
ミニコーナーで特に笑ったのは、一番最後の 「Yokoshima Teacher English」 ですかね!
これが終わった瞬間エンドロールに突入して主題歌の 『青春ノンフィクション』 が流れ始めるのは最高すぎるでしょ。

あと5.1chの音響は確かにすごい。
『青春ノンフィクション』 の一部歌詞を後ろの座席に座った人も小声で歌ってるのかと一瞬勘違いしたほど (どうでもいい感想)

アニメオリジナルネタで良かった点と言えば、やっぱ天草シノのテレビインタビュー回答パートが一番に出てくるよ。
原作ではセリフが無くてどういう受け答えをしたのかは分からないのだが、ここに桜の花言葉の話題をチョイスしてくるとは上手すぎる!
言うまでもなく、『生徒会役員共*』 主題歌の 『花咲く☆最強レジェンドDays』 における歌いだしの歌詞、「桜の花言葉を知ってるか?」 に繋がるものですよ!
この繋げ方には感心した。
その他には、萩村スズの表情の変わりっぷりが良いよねー。
着替え中に生徒会室のドアが開いた一瞬の、萩村スズの照れ笑い焦りみたいなあの可愛さ!
清掃活動の始まりで生徒会として呼び掛けを行ってる時の、萩村スズの完全なる真顔の面白さ!
萩村スズはどちらかと言えば笑顔にならない人物なのに、意外にも生き生きとした百面相ぶりを見せるのが魅力の1つだよね。

ただ児童会役員共パートで原作には登場した小久保マサヒコ ( 『濱中アイ』 の登場人物) が消えてたのは残念かな。
まぁでも生徒会会則シーンにトリプルブッキング + 井戸田ヒロキ + 柏木レイコ社長がいたのは嬉しかったね!
『あかほん』 の面々は劇場版の公式サイトにまるでいなかったから、映画には一切姿を見せないものと思っていたしさー。

後半の津田タカトシの転校疑惑エピソード、あれ始まるとき 「脚本協力:氏家ト全」 とか出た時はテンション爆上げだった。
タイトルの右下にきちんと 「映倫」 って入ってたときもこみ上げるものあったけど、その比では無かったね。
というわけで、入場者特典のビニ本風ミニ冊子は 氏家ト全先生による転校疑惑エピソードの描きおろし漫画です。
今回の劇場版のために氏家ト全先生が描き下ろしたネームを、きっちり完成原稿まで仕上げた漫画ということであろう。
(※転校疑惑エピソード自体、映画化のために氏家ト全先生が描き下ろした内容)
これのネームを元に劇場版が作られたそうですが、それとは別進行で氏家ト全先生は完成段階まで持っていったのだと思われる。
劇場版とビニ本風ミニ冊子とでは セリフが一部違っているし (畑ランコのセリフとか) 。
森ノゾミが縛られたうえに手荒なことをされるのも劇場版のみ。
ビニ本風ミニ冊子では、森ノゾミは縛られないし、羽ぼうきでくすぐられたりもしない。

まあこの転校疑惑エピソードで最大の見所は、畑ランコの動きだよね!
劇場版の予告編でも見られるけれど、廊下を走ったり髪をはためかせて振り返るシーンがスゲェよ。
つーか畑ランコの髪の毛も乱れることがあるんですね (そりゃそうだ) 。
あと畑ランコ関係無いけど、五十嵐カエデがツッコミを2連続で入れることになってるのも笑う。

劇場版で最後にあった、夕陽の中で天草シノが津田タカトシにそっと耳打ちするエピソード。
あれは2017年9月発売の限定版単行本15巻に付属のOADに話が続くそうですよ。
もう完全に今までOADとか見てきた人向けの作りだな……
まぁそれはともかく、あれ天草シノが待ってる場所は2期のEDに出てくるのと同じ場所じゃないですか。
こういうところの小ネタが光るなーと思った。

小ネタといえば、この劇場版では背景に小ネタの遊びを入れてきているよね。
たとえば学園長室の歴代学園長写真。
実写の人物にいかにもな付け髭を装着させた写真が目に飛び込んでくるから、違和感がすごい。
あの写真って株式会社GoHandsの社員の人たちというのが順当なところだよな……
同じく、学園長室にある表彰状もネタに走ってる。
"尾奈浩二" という人 (うろ覚え) から桜才学園に贈られたような賞状だが、その日付が "1919年07月21日"。
言うまでもなく、イクイクオナニーの語呂合わせ。
桜才学園が創立51年という設定を無視してでもネタを入れたかった、ということだろう。

他には背景素材として、桜才校内新聞の文面が更新されたり、映画部の部員募集ポスターが新しく登場している。
"時代は一人ラブホ" の校内新聞以外にも、劇場版の冒頭にてドローンから撮影したらしい写真を載せた校内新聞もある。
ここ、そう来たかーと膝を叩いた。
バイブ付きドローンが登場人物紹介を兼ねた一発ネタでなく、ちゃんと新聞部の活動に役立ったと分かる背景だからね。
じゃあ畑ランコの目論見が完全に成功してたら女子更衣室の写真が載ってたのかよ、って話になるけど。

背景と言えば、背景モブとしては妙に目立ってる登場人物いるよね?
個人的にはこの辺。
 ・桜才生徒たちが登校するシーンで交差点を走っていく帽子を被った少女
 ・臨海学校の買い物で訪れた駅ビル前にいたサラリーマン
 ・同じく駅ビルの前や駅ビルの中にいた兄妹 (カップル?)
帽子を被った少女は、最初何か別アニメのオリキャラかなと思ったほど。
あと野球部ってことだろうけど、金属バットを持って通学している桜才女子生徒も何か引っかかる。

それはそうと、登場人物については気になった点があったりした。
劇場版の公式イラストあるじゃないですか、あの記念写真風な全員集合の方。
基本的に劇場版にて出番のある登場人物はあそこに全員集合してるのですが、青葉トオリは映画に登場しないのよ
記念写真風イラストでは確かに森ノゾミと天野ミサキに挟まれて立ってるのに、青葉トオリは劇場版に出ない。
一体どうした?
ついでに言えば、天野ミサキは 『児童会役員共』 パートだけでの登場なのに、公式イラストでは中学の制服を着ている。

うーん…… この公式イラストは劇場版の内容が固まる前に描かれたのかも。
もしくは劇場版の完成後に、いくつかネタがカットされたのか?
尺を縮めるために未公開となっちゃうシーンもあるだろうし。
バス停でさ、魚見さんが森さんを見送った後で何かに気付くようなシーンとかさ、思わせぶりで何も無かったしさ。
あれって続くネタがカットされたのかなーと思ってるのだけど、どうだろう?
あと萩村スズ母が登場するのに一言もしゃべらないのは、担当声優 (松来未祐) さんが2015年に亡くなったためか?
いやでも亡くなったの2015年で、劇場版公開が2017年夏なのだから、後継の人はとっくに選出されてるよな……?
謎だ。

登場人物といえば、この劇場版で小山先生のフルネームが判明した。
古谷さんのフルネームが "古谷サチコ" だとは先日判明しましたが、小山先生のフルネームは "小山リカ" ですってよ!
登場人物の下の名前が明かされない事が珍しくない氏家ト全先生の漫画。
長年不明だったフルネームがこの短期間に一挙に決まっていくとは、劇場版化の影響ってスゲェな……
あと、フルネームで思い出した話題。
この劇場版にアスカちゃん (ラジオ体操回などにいた子供) 出なかったね。
劇場版で出番があるから "ふじのあすか" というフルネームが決まったものかと予想していたのに。
ちなみに学園長については、権藤リキゾウというフルネームが折角あるのに スタッフロールなどでは "学園長" 名義。
細かい話ですみません。

もう細かいことついでに書いちゃうと、"ヨシくん" と "ナオちゃん" の名前が入れ替わってるというミスがあった。
桜才バカップルは、男子が "ヨシくん" で女子が "ナオちゃん" なのよ。
でもスタッフクレジットでは 男子が "ナオくん" で女子が "ヨシちゃん" になってる。
エンドロールでもパンフレットでも同様。
つーかそういや、ヨシくんナオちゃんには劇場版になってもフルネームが設定されなかったな。

そうそう、パンフレットは絶対買うべき!
氏家ト全先生が描きおろしの天草シノと魚見チヒロのダブル会長なイラストが1ページ丸ごとの大きさで載ってるぞ!
このサイズで氏家ト全先生のイラストを拝めることってそうそう無いからね!
この2人が選出されたのは、劇場版オリジナルエピソードを想定しての組み合わせだろうか。

また、パンフレットには 「氏家ト全先生に20の質問」 というQ&Aのコーナーもある。
初出の回答となるようなナイスな質問もあって、いくつか抜き出せば次の通り。
 ・なぜ「生徒会役員共」というタイトルにしたのですか?
 ・連載を開始してから、もっともうれしかった出来事は?
 ・「生徒会役員共」という作品を描く上で、心がけていることは?
 ・アニメから何か影響を受けたことはありますか?
 ・連載は今後も続いていくと思いますが、抱負をお聞かせください。
この辺どのような回答をするのかとかワクワクしちゃったね。
その他にも、金澤洪充監督をはじめとするスタッフさん数名へのインタビューも掲載。
一番気になった箇所だけ抜き出すとだな、

――氏家先生は、よくアフレコ現場に足を運ばれるのでしょうか?
日笠 氏家先生はアフレコにいらっしゃることは少ないのですが、お会いしたことはあります!

氏家ト全先生は制作現場を訪れたことあるのですってよ!
いいなあ。
アニメ製作チームに入れば氏家ト全先生に会えるかもしれないってことじゃないか……

それと最後に、氏家ト全先生の担当編集者さんについての話。
週刊少年マガジン2017年28号にて、氏家ト全先生は 「担当さん代わりました。」 とコメントされていた。
マガジンでは担当編集者さんが複数名つくらしいですが、一体どう交代になったのかなーと思っていたら!
その答えがスタッフクレジットに掲載されていましたよ。
今現在の氏家ト全先生の担当編集者は、千葉素久さん と 伊香淳一さん であるようだ。
千葉素久さんは言わずと知れた氏家ト全先生デビュー当時からの担当編集さんで、現在もマガジン副編集長のはず。
伊香淳一さんはどういう人なのかなと名前で検索すれば、めっちゃ情報が見付かったわ。
福本伸行先生の担当も務めていたりヤングマガジンの元編集長でもあるらしい
何か凄い経歴の人だな。
まあ連載に変な影響が出ることは無さそうっぽいので安心だ。

以上、劇場版 『生徒会役員共』 の感想でした!

17.07.20   劇場版 『生徒会役員共』 コラボメニュー食べてきたよ、というレポ

・劇場版 『生徒会役員共』 の公開を記念して 期間限定で販売中、秋葉原 KING×PASELA CAFE のコラボメニューを食べてきました!
そのレポートです。

こういうコラボ企画を開催しているカフェに行くのは初めてだったもので!
「コラボメニューを提供しているならコラボカフェでしょ? コラボカフェならグッズとか飾ってあるのでしょ?」 と、
店内が 『生徒会役員共』 関連のグッズで溢れているかと思ったら、そんな事は無かったよ。
『生徒会役員共』 単独でのコラボではない、というと伝わりやすいのかなー。

まず店内の装飾ですが、『生徒会役員共』 のポスターは2,3枚だけ。
普通に劇場版公式イラストのポスターだったかと。
描きおろしイラストとか無し。
また、店内ではアニメも上映されていたものの、これもやはり 『生徒会役員共』 では無かった。
何のアニメだったのかは不明。
K×Pカフェで常設コラボしてる作品のアニメだったのかも。
俺が行ったのはこの記事の日付の7/20はないのでアレですが、もしかして日にちや時間帯によっては 『生徒会役員共』 が上映されるのかなあ。

つーか劇場版公式サイトの文面をよく読めば、「コラボメニューが期間限定で登場!」 とあるね。
まさに実態はこの通り、コラボメニューが登場するだけ。
コラボメニューについては、公式サイトにある通りのメニューだった。
店内に置かれているメニューもこれ。
実際に出てくる料理も写真通り。

肝心の料理については……良くも悪くも普通かなあ。
味もボリュームも、コラボで何らかの費用が上乗せされてる分を考慮しても お値段通りな感じ。
ちなみに、全メニューを1人で食べきるのは無理そう。
量だけなら お腹の空いた成人男性1人で食べきれそうけど、甘さがヤバい、血糖値がヤバい。
かなり甘ったるいメニューもあって、そういう意味で全メニュー1人制覇は無理そうだった。

注文して貰えるグッズも、公式サイトに書いてある以上のものは無し。
「スズの為の成長促進ドリンク」 にそれっぽいプレートがありますが、これは食べられる素材で作られた料理の一部。

あとは折角だから、店内で注文時に使う帳票の写真を貼っておく。
ちなみに注意書きによると、店内での写真撮影はOKとのこと。
ただし動画撮影や録音はNGらしい。

『生徒会役員共』 K×Pカフェ帳票

以上、そんな感じ。
結論としては、まぁお布施なのかなあ。
アニメ版 『生徒会役員共』 で初めてとなるコラボメニューなのだから、記念として行ってみるのが良いのでは。
そういう感じ。
公式サイトの告知以上の内容は無いので、過度な期待はせずに行ってみるべしだよ。

17.07.19   今週の 『生徒会役員共』 感想と、劇場版主題歌CDやBlu-ray BOXの話

・いやー正直1人の人間が全部漏れなく追いかけるには無理がありますね。
TVアニメ1期や2期のときはまだしも、劇場版関連の情報とか追い掛け切れてない感覚が大変強い。
まあ今や公式がきちんと全部網羅してくれて当然みたいな素晴らしい時代になったから関係ないか。
とりあえずアニメ関連に関しては、最新情報は劇場版の速報ページでチェックしていきたい。

・そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今週号の週刊少年マガジンでは、劇場版公開記念で一挙2話の掲載だ!
ちなみにセンターカラーでカラーページも付いてますが、別に氏家ト全先生による描きおろしなどは無しだ。
つーかこのカラーページ、マガジン公式Twitterアカウントがまるごと公開している
この画像2枚がカラーページの内容全部だ。
俺としては、雑誌を買わなきゃ読めないウリのページなのでは!? とか思ってしまう。
時代は変わった。

まあメインはカラーページよりも氏家ト全先生の漫画だったわ。
そんな訳で、一挙2話の1話目 「#432」 の感想。
扉絵は真っ黒なセーラー服に身を包んだ萩村スズ!
印刷の加減ではなくマジで真っ黒 (マガジンポケットで確認) 。
津田コトミの厨二病が発動してたら 「堕天の〜」 とか 「死神の〜」 とか形容してくれそうだ。
何かやたら特徴的な扉絵ですが、本編とは別に関係しなかった。

開幕 【姫騎士本】 とか印象的なタイトルで来たなあ。
お察しの通り、氏家ト全先生の描く姫騎士 (しかもアーマーブレイク) を見られるぞ!
中破だか大破だか、あるいはクイーンズブレイド的なイメージイラスト。じろじろ見ない手は無い。
天草シノが下ネタよりも七条アリアの行動に素でツッコミ入れてることに笑うw
数ある七条アリアの聞き間違いネタの中でも、たしかに怖い部類の登場シーンだ。

冒頭2本目という早いタイミングで、重たい下ネタをぶっ放しがちな萩村スズ母ネタが来るの良いよね……
もちろんそのボケはド下ネタだった。
【のけぞりスズ】 、萩村スズ母でもそういう場面では萩村スズに配慮するんだ!!? という新鮮さがある。
自身は夫との営みをめっちゃ萩村スズに話しているのにー、みたいな。
まあ、そういう一線を越えないところの良さが 『生徒会役員共』 の良さなのだよな。

今週号は全体的に面白いネタが揃っているけど、中でも 【いいふんいき】 は特に秀逸じゃないですか。
何だこの勘違いは……! シンプルにめっちゃ面白いな。
天草シノの緊張っぷりと対照的に、七条アリアがめっちゃのんびり声をかけてるの愉快すぎでしょ。
シンプルイズベストの笑いだ。

次の 【安全策】 、横島ナルコ先生ほどの人ががゴムを切らすことあるの?
そういう失礼なのか何かのかよく分からない疑問を思ってしまった。
いやでもテレフォンセックスが途中で切れてしまったネタとかあったしな……
あるいは相手やプレイによって、そういう忘れ物も多いドジっ娘属性とかを使い分けているのかもしれぬ。

輪ゴムって何か知らないうちに財布とかに紛れ込んでいるよねー。
そういうあるあるネタも 【しばってプレイ】 の天草シノにかかればセルフSMネタに早変わりだ。
良い子も悪い子もマネしてはいけない感じのプレイだ。
何気に直前の横島ナルコ先生のネタとゴム繋がりネタ2連続ですね。

1本目の最終ページでは、桜才学園映画部のネタが2連続。
まずは 【功績の影】 。
津田タカトシたちが主演を務めた映画部制作の映画 (「#413」) は、いつの間にか映画コンクールに入賞した模様。
マジか、映画コンクールに天草シノたちが随伴するネタとか来ると思っていたのに!
桜才学園には珠算部まであるのだなーとか思っているうちに話題は次の映画に移っちゃってるし。
うーん、撮った映画をみんなで見るような上映会のエピソードとかやってくれないものかなあ?

ラスト 【無修正】 は夢の拡がるサブタイトルですが、柳本ケンジと轟ネネの2人で織り成す下ネタというのは新しい可能性があるかも。
轟ネネがロボット研究部と映画部とのかけ持ち部員になってるのは良い感じの適当さだなと思う。

1本目の感想終了。
続いて一挙2話の2本目の感想ですが、ここで 『生徒会役員共』 のマニアックな小ネタを。
実は先週号からサブタイトル (【姫騎士本】とか) のフォントが変更になっている。
というか、先々週号までずっと同じフォントだったのに、先週に突然変わった。
さらに、今週号では先週号ともまた違う別のフォントになっている!
前回丸文字っぽいフォントになったかと思いきや、今回はオシャレにとがった感じのフォントだ。
謎の工夫を施してきたな……
また来週号ではサブタイトルのフォントが変わっているのかもしれない。
要チェックだ (というほどでもないか)

・さてそういうわけで、一挙2話な今週の 『生徒会役員共』 の2話目の感想。
2話目の 「#433」 扉絵は、たまにある場面説明を兼ねた扉絵。
夏休みに突入して、天草シノたちが図書館で畑ランコと出会うエピソードだ。

"図書館でうるさくして注意される" とかいうド定番を開幕 【マナーのお話】 で津田タカトシがくしゃみでやりよった。
そして津田タカトシでもくしゃみをかけられて喜ぶレベルには達してないんじゃないですかね (間違ったツッコミ) 。

2本目 【焦がれる乙女】 では畑ランコが早速登場だー。
ていうかサブタイトル良いよね。
畑ランコでも身を焦がすような思いをしているのか……! という意外な一面が発掘された感じがある。
4コマ目で 「おや 皆さん」 と振り返ったときにはもう隠されてしまった素顔だ。
畑ランコ好きな人には貴重なネタが来た感じだ。

今週公開の劇場版には絡めなくても、最近の大ヒットアニメだかである 『けものフレンズ』 には絡めてきたのだろうか?
【宇宙からの声】 と 【うすい展開】 には そんな事を思ったね。
マガジンを手に持って読んでる途中にさ、視界の端に件のアニメの登場キャラの "サーバル" みたいな姿がちらちら見えててさ。
一体これはどういうネタになるのだろうと思ったよー。
つーか畑ランコの自己イメージが気になるネタがやって来た。
「私不思議ちゃんじゃないよ?」 と汗流して否定する畑ランコは面白いなあ。

そんな訳で、今回のテーマはUMA (未確認動物) としての "女型の獣人" 。
というか2話目では、氏家ト全先生の描くケモノ娘を見られるぞ!
女騎士は1コマだけだったが、ケモノ娘の方は2コマも出番がある。
つーか今週は 「姫騎士」 やら 「ケモノ娘」 やらフェチ度が高いっぽい下ネタが多いですね。
ファンタジー世界が舞台の読切漫画とか描かれたりする前兆であってほしい!

女型の獣人というUMAは実在するのか? 実在しないのか?
畑ランコのジャーナリスト魂と、天草シノ&七条アリアの下ネタプレイ説が勝負になってる展開はウケる。
【ひとつの可能性】 1コマ目の天草シノの表情とか、滅多に見ない感じの目の死にっぷりなんだけどw
河童の情報で張り込みをした話とかも振り返るに、天草シノはUMAとかかなり興味が無いみたいだ (単行本8巻 「#200」 )

ラストの 【あれ?】 は次号に続くエンド。
〇〇山を舞台にUMAを探索するエピソーをやるみたいね。
きっとUMAの正体は出島さんというオチになるのだろうけど、一体どういう経緯でこの姿になったのかという想像は付かない。
冒険譚っぽいしスゲェ楽しみだ。
それはそうと、劇場版の公開とは全く関係ない話で一挙2話が終わるとは思わなかった (せいぜい映画コンクール入賞ネタくらい)
氏家ト全先生の何事にも動じないっぷりが凄い。

今週の感想終了。
ちなみに今週号ではマガジンの表紙に一挙2話の告知もあるのですが、別に描きおろしなどは無し。
じゃあ来週号でド派手に劇場版の宣伝がなされるのでは……という予想も外れた。
来週号でド派手に取り上げられるのは、最終回を迎える 『FAIRY TAIL』 だった。

・2017年7月19日 (水) には、週刊少年マガジンの他にも発売された 『生徒会役員共』 グッズがある。
まず1点目は、劇場版の主題歌である 「青春ノンフィクション」 のCDだ。
トリプルブッキング名義なのに、ジャケットに描かれているのは天草シノ・七条アリア・萩村スズ。
実のトリプルブッキングの姿は一切無いぞ。

収録曲目は 「青春ノンフィクション」 と 「ちはやふる恋してる」 の2曲と、それぞれの off vocal ver. を含む4トラック。
たぶん 「ちはやふる恋してる」 は、今後のOADとかでトリプルブッキングが歌う歌なのだろう。

なおこのCDには、店舗購入特典がある。
またこのCDは劇場版のチケットなどを提示して買うと、キャラクターボイスを期間限定で聞けるらしい。

・2点目。
この日にはアニメ生徒会役員共* Blu-ray BOX(BD4枚+CD複合)も発売された。

収録内容は、上記リンク先の公式サイトを見ていただけると良いかと。
まぁ内容はリンク先にもある通り、アニメ版 『生徒会役員共*』 のブルーレイ版だか。
外箱ケースのイラストは描きおろしですよ。
その他は特に描きおろしイラスト無しか。

封入特典である072P特製ブックレットの内容は、以下の通り。
・オープニング解説
・イラストギャラリー@
・各話紹介
・キャラクター紹介
・ヒロイン座談会
・キャストコメント
・金澤洪充監督インタビュー
・美術設定
・イラストギャラリーA
・氏家ト全先生スペシャルコメント
・エンディング解説

イラストギャラリーには、かつてのBDやDVDの店舗別全巻購入特典に使われたイラストも収録されている。
大変嬉しい工夫ですね、素晴らしい。
今回の劇場版で登場した多数の店舗別購入特典のイラストも、劇場版BDなどの付属ブックレットなりに収録されてくれそう。

キャラクター紹介には、作画監督である古田誠さんのコメントも掲載されている。
さすがに柳本ケンジや大門先生などへのコメントは無いが、時カオルや轟ネネについてもコメントを寄せてくれている。
どういう点に気を付けて作画されているのかとか分かったりするぞ。
また、桜才OGである古谷さんの下の名前がこのブックレットで初公開となった。
何故このタイミングで……と思ったが、まあ劇場版のためだよな。
劇場版のために用意した下の名前だが、映画の予告などでは出すスペースが無かったのだろう。

ヒロイン座談会は、声優さんたち3名によるトーク。
キャストコメントは、声優さんたち11名へのインタビュー。

金澤洪充監督インタビューは、全13話それぞれや主要登場人物についても語ってくれている。
これが4ページなのは勿体ないページ配分だなと思ったよ!
「原作でも非常に人気があるとお聞きしたエピソードを取り入れました」 って、どれの話なのか もっと具体的に書いてよ!
「人を傷つけない絶妙なバランスの下ネタ」 とは秀逸すぎるまとめじゃない?
『生徒会役員共』 の下ネタの魅力を一言で表すなら、と聞かれたときに100点満点で返せる回答だろう、すげえや。

氏家ト全先生スペシャルコメントは、8問のQ&A形式だー。
「Q:本作が長期の人気シリーズとなったことについて、どんな感想をお持ちでしょうか?」 への回答、何かずれてるなと思ったけど、
あーそうか、氏家ト全先生は自分の作品について評価したがらない漫画家さんなのだよなああああ。
だから作品の自己評価につながるような回答じゃあなくて、こういう回答を返したのか!
すげー氏家ト全先生、自身の漫画家として立ち居振る舞いが徹底しているよ。
美しいなと思う気持ちあり、もう少しポロリしちゃってほしいよーと思う気持ちもあり。

最後に、DISC5(CD) 特典CD のドラマ 『ムツミ格闘技教室!』 について。
収録時間は、7分5秒。
完全なオリジナルシナリオ。
……これ台本を書いたのはどなたなのだろう?
もちろん氏家ト全先生ではないだろうし、2期の脚本を書いた金澤洪充監督でもなさそうだ。
1期の脚本を書いた小山知子さんや中村誠さんあたりなのかな……

17.07.12   今週の 『生徒会役員共』 「#431」 感想

・さてさて今週の 『生徒会役員共』 は、桜才柔道部がオールスターで登場だー。
三葉ムツミやトッキーや津田コトミは登場するし、中里チリは扉絵だし久しぶりに海辺さんの名前も作中に出てくる。
っていうか柱の登場人物紹介に中里チリの紹介が追加されてるよ!
紹介文は次の通り。

中里チリ(高2)柔道部部員
ショートカットが特徴的なムツミの親友。ムツ
ミ、タカトシらと同じクラスのツッコミ役。

うわー感慨深い。
中里チリは 『生徒会役員共』 が週刊少年マガジンに移籍する前からいる登場人物だ (初登場は五十嵐カエデよりも先!)
そんな彼女が名前を得て、柳本ケンジとも絡むようになって、今週はいよいよ扉絵にも単独カットで登場だ。
すげー出世してるよね。
もしかして、劇場版の影響か?
劇場版では天草シノたち主要登場人物と同じくらいに活躍してるから、みたいな理由があるとかでさー。
というかこれなら、単行本15巻の登場人物紹介ページに中里チリもようやく追加されそうですね。

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#431」 は、柔道部の面々がゲームセンターで遊ぶエピソードだ。
完全に柔道部がメインのため天草シノたちがほとんど登場しない。
萩村スズとかスズヘッドが1コマあるだけで、役員共ともあまり絡まない。
「柔道部のみんなって普段どういう日常を過ごしてるの?」 ということが丸分かりな一話になってる。

小ネタとして、今回は何故かサブタイトルのフォントが違うのよな。
普段と違って、丸文字っぽい字体が使われている。
柔道部が主役だから、とか関係するのかなあ。

開幕 【本来の自分】 、三葉ムツミの津田タカトシに対する好意とか周囲の事実みたいな扱いだ。
津田コトミは三葉ムツミの恋心とか分かった上でこの発言してるのだろうし。 当の津田タカトシは、どう思ってるのだろう。
「無双している自分を見てほしくない」 というのが男子全員に対するものと捉えてるのかも。
つーか津田タカトシが誰とくっついたら良いかってことを、津田コトミが考えたりするのかどうかも気になるところ。

2本目 【バトルライフ】 はレッツゲーセン。
柔道部の中でも三葉ムツミと対等に仲良く接してる中里チリの提案でゲームセンター編の幕開けである。
つーか同じ部活以前に同じクラスメイトだしな。
中里チリと三葉ムツミが初めて出会った場面は描かれていないから、実は中学や小学校からの仲って可能性もあるのかも。

さてさて、格ゲー好き的には嬉しいコマがやってまいりました!!
氏家ト全先生の手による格闘ゲーム描写である。
『生徒会役員共』 における格ゲーのカットはたしか2度目。
1度目は津田コトミとトッキーが対戦していた格ゲー (単行本11巻 「#298」) でしたが、今度はゲーセンで対戦だ。

氏家ト全先生の手による格闘ゲーム描写

こうして見てみると、氏家ト全先生は実際の格ゲーの画面をきちんと資料として描かれたっぽいね。
左のコマ、超必殺技を撃っている方では超必ゲージが画面内にちゃんと存在する。
あと右と左のコマでやられているキャラは同キャラっぽくない? キャラカラーは違うっぽいけど。
同じキャラが出ているなら同じゲームなのか?
でも同じゲームだと捉えるには、ゲージやタイムカウントのデザインが違うのだよな……
同じゲームではなく、片方は同じシリーズの新作なのかもしれないですね。
あるいはこのハゲマッチョが、片方の格ゲーからコラボで参戦して別ゲームでも使用可能になっているのかもしれない。

トッキーや津田コトミも格ゲーをプレイしたことがある、という事実はさておき。
【ガラス越しの彼女】 のロマンティックな雰囲気さえ漂うサブタイトルとは裏腹に、オチのトッキーは酷いお顔になってる様子。
その顔を確認できる津田コトミの立ち位置は特等席じゃないです???
"ガラス越しのキス" とかオシャレなイメージだけど、上手くやらないとこのように鼻フック状態になってしまうのかーとか学びがある。

トリプルブッキングが "ゲーセンに置かれたパネル" と言う形でのご登場。
【夢の競演】 、トリプルブッキングの出番は最近増えつつあるような気がする。
やっぱこの時期だと劇場版の公開と関連があるのかなとか勘ぐってしまうぜ。
この 『Dance Dance Revolution』 風の音ゲーの名前が 「R-Dance II」 というのは、こだわりを感じる。
音ゲーだと分かれば良いだけなら わざわざ 「II」 を付ける必要が無いわけじゃないですか。
それを現在ゲーセンで稼働している機種らしくあるよう 機種名の後ろにナンバリングやら施しているってことだよ!
やっぱ下調べをきちんとしてるのだなあ。

次の 【メガトン加工】 の主役は、かつて 「アニメのオリキャラ」 と紹介されたアニメ版から逆輸入の柔道部部員たち。
その紹介通りにTVアニメ版1期で登場した彼女らだけれど、もはやすっかり柔道部部員としておなじみの顔ぶれみたいだな……
"普通に氏家ト全先生の原作からいたのでしょ?" とか思っている人も多そう。
ちなみに今のプリクラは、シールがプリントされずにスマホ管理用データが出てくる機種もあるのだとか。
"プリ帳" という言葉も死語になる日も来るのかもしれないらしい。ヤバイな。
そんなプリクラの変遷とか無関係なところに三葉ムツミはあるようだ。
女子で連れ立って行ってるのにギャグでなく、平然とパンチングマシーンをチョイスする三葉ムツミのゲーセン観もすごい。

ラストは8コマ漫画で 【すっきり爽快】 。
三葉ムツミを元気づけようと気遣った中里チリが三葉ムツミにぶん投げられまくるENDである。
いや、結局三葉ムツミが万全の調子に戻ったのだから中里チリたちにとってもハッピーエンドではあるか。
その割には死屍累々な絵面のオチだけど。
スランプの原因である津田コトミはぶん投げられずに元気いっぱいな笑顔なの、真っ当なギャグマンガっぽさがある終わり方だわ。

感想終了。
さて、いよいよ07月21日 (金) には、劇場版が公開!
そんな訳で次号の 『生徒会役員共』 は、センターカラー付きで一挙2話掲載だ!
更には主演声優4人へのインタビューもあるそうですが……10周年記念特集企画は無いのかなあ?
週刊少年マガジンでの 『生徒会役員共』 連載10周年記念の特別企画、掲載があると思っているのだが……
この劇場版公開のタイミングではないのだろうか……それとも再来週号でやってくれるのかなあ。

17.07.05   今週の 『生徒会役員共』 「#430」

・色々劇場版関連のニュースも出てきておりますが!
近年マジで便利な世の中になったもので、アニメ版 『生徒会役員共』 の公式Twitterアカウントさんを見れば最新情報が分かる。
もちろん週刊少年マガジン本誌にも抜けなく最新情報は掲載されているけれども。

ちなみにOAD付きな限定版の単行本15巻は、7月14日 (金) が予約締め切り!
OADを見たい人は忘れず予約しておこうよ。

さてそんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#430」 は日常的エピソード回。
劇場版の公開も間近ですが、割といつも通りだ。
まあ劇場版の封切り日前後には 10周年記念企画とか特別な企画が掲載されたりするとは思いたいけど。

さて開幕は 【風通しよし】 、「だから見えない所で着くずしている」 という実績のある天草シノならではの発想かも (単行本1巻 「#7」 )
自分が着くずすくらいなら津田タカトシでもそうするのでは! みたいな考えで。
それに七条アリアのノーパンに影響を受けるかもしれないのは、何も女子だけとは限らないわけだからね…… (いやな発想)

次は七条アリアの聞き間違いネタ2連続。
【さんぽ】 、裏から見た "さんぽ" の文字は "ち〇ぽ" に見えるという視覚ネタを超越して、七条アリアは聴覚でも誤解しちゃうのか。
"進歩" とかも聞き間違えてそう。
文脈によっては "本舗" とかも聞き間違えてるのかも、アカチャンホンポとか。

七条アリアのボケよりも 【大穴】 は 天草シノと畑ランコが普通に女子っぽい会話してるのが大変良くない? よろしくない!?
あぁ下ネタ無しにも天草シノたちが普通に美容の話題とかすることあるのだなああぁぁって思うと何か心躍る。
こうさ、天草シノ・畑ランコ・五十嵐カエデの3人がコスメグッズについてとか会話するだけの番外編とか読んでみたくないですか?
別にヤマなしオチなしイミなしの会話劇でも氏家ト全先生ならば面白さが詰め込めると思うし。
何かの商品とのコラボや宣伝として、商品説明をする宣伝漫画ならアリだと思うのですけども。

4本目の 【オープンスタイル】 では、津田家に猫ちゃんがご登場。
前回 「#429」 にて津田家で飼われることが決まった、桜才学園に迷い込んだ猫ちゃんが津田コトミに遊んでもらっている。
名前は七条アリア発案のタマなのかどうかは、まだ不明。
とりあえず津田コトミになついてるみたいで良かった良かった。
オチはトイレのドアを開けっ放しで用を足す津田コトミの図 (津田コトミの姿は描かれてないけど) 。
"トイレのドアを開けられてバッタリハプニング" を体験した天草シノは恥ずかしがってたが (単行本10巻 「#255」 ) 、津田コトミはどうなのか?
ここで津田タカトシが気付かずトイレに入ろうとしたら……津田コトミは恥ずかしがらなさそうな気がする。
かつて 「ひとりでする時だってどちらかというと見られてる方が」 というセリフを残しているくらいだしさー。

劇場版関連の映像やグッズでしかフルネームが出ていなかったトッキーですが!
今週の登場人物紹介で、ついにマガジンでも時カオルのフルネームが登場。
けれど本編 【不調トッキー】 にはフルネームが出ていないし、津田コトミからもトッキーと呼ばれているし。
下の名前がどうあっても、トッキーと呼ばれることは今後も変わらないみたいね。

最終ページの 【手の感触】 は、萩村スズが自らスカートをたくし上げるお話。
しかしまあ、今回の露出方法といいカバンチラといい、スカートってパンツ見える危険性高すぎるなと思う。

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