19.11.27   『生徒会役員共』 「#546」 感想

・めっちゃ感想書くの遅れた。
これを書いているのは既に、12月も中旬になってからですよ! 大変萎える。
それはさておき、この回 「#546」 は古谷サチコのOG回編の1話目だ。

そんなわけで 『生徒会役員共』 「#546」 の感想。
『生徒会役員共』 についての重大発表が12月にありましたが、まだこの回では全然重大発表について触れられていない。
次週で重大発表アリ! みたいな次回予告も載っていない号ですね。
その重大発表予告があったのは、この次の号なので。

ともかくこの回は、天草シノたちがセッティングした桜才生徒会のOG会 IN カラオケ店。
開幕 【うっかり古谷さん】 は、古谷サチコの意図しない下ネタっていうかお色気シーンか。
津田タカトシにとってはラッキースケベ的な展開ですが、見ないように目を背けてるの紳士だなー。
天草シノは焦っているけど、七条アリアも焦ったのかなぁ。
それとも 「#534」 の共感性羞恥みたいな反応をしてるのかなー。
状況的には、一種の無知シチュと言えるのかも
こういう、"若者文化についていけないがため" としての無知シチュな下ネタが成り立つとは思わなかったぜ。
古谷サチコは初登場からずっと変わっていないのに、その個性を活かせる新しいシチュエーションがやってきた感じ。
氏家ト全先生のテクが凄い。

そして2ページ目では、一気に新メンバーが2人も登場!
いや、『生徒会役員共』 の世界観的には、ある意味 津田タカトシよりも出番が先だと言えるのだけども。
天草シノたちにも今まで描かれていない過去があって、読者の知らない登場人物と関係を築き上げていたわけですよ。
そういう感覚も今回この後のネタで味わえてしまうぞ。

そこはさておき、【なつかしい】 では 生徒会元庶務:北山カヤが初登場。
女子高生時代ではメガネだったという眼鏡っ子要素を匂わせつつも、コンタクトレンズ派なのか今回は眼鏡無しだ。
古谷サチコのことを 「サチ」 と、これまで誰もそう呼んでなかった呼び方で親しげに呼ぶ!
というか、古谷サチコからする線香の匂いは、そういう香水だったのか。

【成長しました】 では、生徒会元会計:南野ナツキが初登場。
泣きボクロ、天然というか幼さを感じさせる挨拶、顔つきも幼い感じで、北山カヤと対になる人物像って感じですね。
お名前的にもそんな感じだし。
そしてこの幼い見た目と裏腹に、何と既婚で子持ちという "幼な妻にして経産婦" という属性持ちであった。
この年齢で出産してるなら、大学1年で出会った人と結婚したのか、あるいは高校卒業と同時に結婚したとかなのか?
後者の場合、桜才学園男性教師と在学中から付き合ってて結婚した、みたいな隠し設定とかありそうだなーと思った。

北山カヤ、南野ナツキに続いては古谷サチコのターン……と思ったら、そうでもないかも。
【私は知らない】 は古谷サチコの機械オンチっぷりがオチだけど、それより北山カヤの情報が気になっちゃう。
南野ナツキが主婦ならば、北山カヤは読モこと読者モデルをやってるのだと。
北山カヤの登場頻度によっては、読者モデル系のネタで姿を見せそうな感じですね。

今回、『生徒会役員共』 にしては珍しく、読んでて肩身の狭い感覚を味わえるのが 【かわいい後輩】 だ
これまで描かれなかった天草シノたちの過去の人間関係、そういう要素が前面に出てこそ成り立つネタですよ!
北山カヤが 「彼女に立候補しちゃおかな」 と言いつつ、津田タカトシに身体もすりよせる!
当然本気なわけはなく、津田タカトシをからかっているだけですが……
実は津田タカトシをからかっているようで、本当にからかっているのは天草シノという構図であった。
もちろん南野ナツキは分かってるし、七条アリアもそれを把握している。
描かれていないけど古谷サチコもこのパターンはよく分かっているのだろう。
うわー肩身が狭い。
めっちゃ津田タカトシに感情移入してしまった。
天草シノたちは生徒会で一緒だった時期もあるけど、津田タカトシと萩村スズは北山カヤたちと初対面じゃないですか。
知り合いの知り合い、ってやつですよ。
だから絶対どこか気まずさもあるだろう、その気まずさを疑似体験できるネタだ。
"おっ 一種のおねしょたシチュか?" とか "年上女子×年下男子だ!" とは はしゃげなかった。

JK時代の北山カヤは黒髪だし眼鏡だし随分違う印象だけど、南野ナツキは今とそう変わらないっぽい。
【きけんな古谷さん】 では、熱いお茶を平然と飲む古谷サチコのお婆ちゃんっぽさがオチ。
でも注目しちゃうのはJK時代の古谷サチコと南野ナツキの映像だよねー。
今後に 『生徒会役員共』 の読切が描かれるなら、こうして過去の桜才生徒会がメインとなる話もあるのかも。
いやまあ、そもそも北山カヤと南野ナツキの今後の再登場があるかどうか、まだ今は不明ですが。
そこは今回の反響次第か?
でも氏家ト全先生って、読者人気によって登場人物の出番を変えるタイプの漫画家さんとは思えないからな。
今後に出番があるかないかは、氏家ト全先生の筆のノリ次第なのだろう。

そしてラスト、【まだつづく】 では、元生徒会メンバーが下ネタ側かどうかについて、うち1人について答えが出た。
もう初対面の津田タカトシに割とアレな下ネタを平気で繰り出す北山カヤ!
今回唯一の津田タカトシのツッコミも、何かカウンターヒットで感じなのか強めであるよ。
つーか北山カヤたちの在学当時は女子高で、この下ネタのノリならば、もはや全員が下ネタ側だったろうと思っちゃうな。
古谷サチコも思いっきり下ネタぶちかましてたりしたのかなー? それはないか?

過去の桜才生徒会が気になりつつ、OG会二次会編のボウリングバトル回に続く。

19.11.20   今週の 『生徒会役員共』 「#545」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、古谷サチコが扉絵だ。
じゃあ古谷サチコがメインとなるエピソードなのかと思えば、それは次回のお楽しみらしい。
そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#545」 は、次回予告以外は特にイベントのない日常回だ。

扉絵の古谷サチコには 「桜才学園生徒会OG。現在、塾如大学2年生。」 との紹介付き。
昭和のおばあちゃんみたいなネタが個性の古谷サチコだけれど、まだ大学2年生なのだよな……
っていうか、大学2年生だとまだ19歳で未成年の可能性もあるじゃん!
今更ながら驚愕した (遅すぎる
何か新しい属性の幕が上がるかもしれませんね。

開幕 【急な寒さ】 は何だか氏家ト全先生っぽさの出ているネタだと思う。
こういう下ネタグッズが生活の一部に溶け込んでるような描写が独自の味わいですよねー。

2本目 【ちえぶくろ】 、いかにも古谷サチコが関係しそうなサブタイトルですが、全然関係なかった。
扉絵に出てた古谷サチコは最終ページまで出番を引っ張るぞ。
しかしまあこんな、お尻にあるツボの名前が環跳 (かんちょう) だとは。
よく出来た話だなー。

3本目のサブタイトルは 【主人公に助言を与えそう】 とか何か長くて愉快な感じ。
俗に言う "ロリババア" 属性が 『生徒会役員共』 で描かれるのは初めてのはず。
幼いのに(未成年の可能性さえあるのに) 古臭いという、古谷サチコを彷彿とさせるネタ繋がりかもー?
しかしイメージ映像として出てくるのは、オリジナルの魔女っ子っぽいロリキャラである。
つーかサブタイトルは、フェチとか性的嗜好の観点でなくファンタジーRPG的な視点での役割なのな。
これは少しも下ネタじゃあなく、津田コトミの厨二病ネタとして描かれているのか。

4本目 【アンバランス主義】 も、またもや年齢とのギャップが関係しているように思えるネタ。
桜才学園教師である小山リカ先生が高校生時代に着ていた制服を見付けちゃって……という導入だ。
絶対これ大人の小山リカ先生がJKスタイルをする展開ですよね、と思わせておいてそうならない。
『生徒会役員共』 はあくまで下ネタギャグ4コマ漫画であって、別にサービスカットが多いわけではない。
そういう氏家ト全先生のこだわりでもあるのだろう。
それはそうと 「不相応な格好が逆にそそる場合もある!!」 という横島ナルコ先生の主張には頷いてしまった。
まったく横島ナルコ先生は実に正しいことをおっしゃいますな。
つーか3コマ目で堂々と 「着てみて」 と言える横島ナルコ先生が強い。
そそる感じだったらどうしようというのか……!?

5本目 【精神論】 も古谷サチコを連想させるネタで来るかと思ったら、そうはならなかった。
英稜生徒会での魚見チヒロと広瀬ユウのやり取りである。
身体のサイズより明らかに小さい服を着ているというフェチ向けにもなりそうなシチュが来た。
でも着てるのは体操服と言うかジャージだし、下ネタでなかったか……と思っていたら下ネタだった。
魚見チヒロの言葉を純粋に受け止めちゃう広瀬ユウは、何か下ネタ的な意味でなく普通に可愛らしいっすね。
何か3コマ目で見てるだけの森ノゾミも良い。

そして6本目の 【なつかしむ古谷さん】 では、いよいよ古谷サチコの登場だー。
何気にこれまで全く明かされなかった、古谷サチコ生徒会長時代の桜才生徒会役員共。
吹き出しや謎の光に顔が隠されているけど、他2名の髪型は写真に写っているじゃあないの。
オチは古谷サチコのブラチラである。
絵だけではブラと断言できないけど、セリフでこう言われているのだからブラなのだろう。
やっぱこう登場人物の下着とか描かれるようになってきているのだな……

ラストの 【次回予告】 も古谷サチコのターン。
来週の 『生徒会役員共』 の内容は、古谷サチコを交えた生徒会OG会であるらしいですよ!
古谷サチコ以外は全く語られなかった、昔の桜才生徒会メンバーが登場するらしい。
昔と言ってもまあ2年前であり、つまりは女子大生であろうけど。
これ少なくとも、一気に新たな登場人物が2名は登場する展開でもあるよな?
まあでも、今後のレギュラー登場人物が増えるってわけではないと思う。
顔は見せても次回の一度きりの登場、あるいは稀にモブ的に登場するくらいの登場頻度になると思う。
どんな人達なのだろうなー。
まずはともかく、下ネタ側の立ち位置なのかが気になる。
初対面となる津田タカトシと萩村スズが、どういう反応をするのかも気になるところだ。

19.11.13   『生徒会役員共』 「#544」 感想

・おっと久しぶりに1週間遅れとなってしまいました。
そんなわけで、先週の 『生徒会役員共』 感想。
この回、「#544」 は、桜才生徒会室で断捨離がおこなわれるエピソードですよ。

扉絵は白黒ボーダーという私服姿の萩村スズ。
ここしばらく、扉絵アオリ文句の配置が妙に凝っているのですが、この回は一段とすごいな。
白地には黒文字、黒地には白文字で扉絵アオリが黒白配置されている。
担当編集者の人が謎の個性を押し出してきているなー?
位置はここにアオリを入れるしかないけど、文字は縁取りにすれば良いだろうに。
謎である、デザイナーか何かに憧れていた編集者の人が担当に代わったのだろうか?
ページ上部の、最新単行本発売中のお知らせのフォントも、やたら統一感の無い個性強いフォントだし。

本編は、開幕 【すっきりしよう】 1コマ目からインパクト強い。
桜才マスコット:さくらたん の着ぐるみは、生徒会室に置きっぱなしだったのか。
無造作に放置されたさくらたんの頭部が異様な存在感を放っている……!
七条アリアが普通の笑顔でさくらたんの頭に目をやる2コマ目も何だかすごい絵面だ。
天草シノたちは ほぼ毎日さくらたんの頭部を目にしているのだろうけど、読者的には初見の光景ですものねー。
ちなみにオチにさくらたんは出てこない。
天草シノが各種サイズ取り揃えていたパッドを断捨離するというオチだった。
これ胸パッドの話を津田タカトシの前で平然と出来るようになってるのだなー、って思ったよ。
つーか、この 「くっ」 って表情をこんなところで見ることになるとは。単純に笑った。

2本目 【はちきれたむすこ】 は聞き間違いネタ自体より、陰影のつけ方に注目してしまった。
津田タカトシの股間のあたり、陰影でそのデカさが描かれているように見える……ような気がしなくもない。

次の 【おかえり5円玉】 は、五円玉で催眠術というコテコテの表現ですげー懐かしい。
これ今もこの、五円玉を目の前で揺らして催眠術をかける、っていう表現は生き残っているのかなー。
それよりも、天草シノがおそらく七条アリアを被験者に催眠エロを試そう、ってなってた事が良さでしょ。
天草シノの下ネタはただの耳年増というわけでなく、中には七条アリアと試して得た知識もあるのだろう。
そのような出来事が読み取れるネタでもあるだろうこれ! 良い。

4本目 【まだいける】 は、萩村スズの体格ネタでも特に切ない話。
純粋に笑える系とかほのぼのする系と違って、氏家ト全先生の4コマの中でも何か一風変わった展開である。

そういや初見時は気付かず読んだけど、【ハートを送ります】 では天草シノが方言しゃべってた。
断捨離の話で 「先生もなげるものあったらどうぞ」 と言っている。
"なげる" は "捨てる" という意味の方言で、標準語ではない。
過去には "まんじゅう" が特定の地域で女性器であるって方言ネタもあったけど、今回は特に注釈も無し。
どうしたどうした。
それはそうと、横島ナルコ先生の投げキッスシーンというサービスカットでもあったりするのも珍しい。

開幕のパッドネタが最終ページ 【着やせするタイプ】 で再登場。
しかしまあこの回の七条アリアの胸の大きさは特にデカいな……!
暴力的、とまで表現したくなる大きさだ。
そりゃあ天草シノもLサイズの胸パッドを手元に置きたくなりますよねー、という説得力がある。
そして津田タカトシが七条アリアの胸を放置して天草シノにツッコミ入れられているのもすごい。
いやまあ、読者的には珍しくとも、津田タカトシは ほぼ毎日この胸を目にしているためかもな。

ラストの 【え!?】 、津田タカトシが他の誰よりも下ネタに反応してしまうことがあるの好き。
飽きずにめちゃくちゃやってる横島ナルコ先生がそれを言うか、という驚きでないのは確実だ。
というか何気に、きちんとした性教育を行う横島ナルコ先生、という一コマと言えるかもしれない。
もし 『生徒会役員共』 TVアニメ3期があるなら、NHK教育テレビでアニメ化してこのネタも放送してほしいぜ!

19.11.06   今週の 『生徒会役員共』 「#543」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、ふじのあすかちゃん回!
「ふじのあすか、って誰?」 とお思いの方もいるかと思いますが、たまに登場する近所の子供です。
最近では 「#520」 で、近所の公園で砂遊びしてるコマに出てたあの子。
単行本13巻 「#340」 で初めて "アスカちゃん" と名前が呼ばれたあの子。
そんなあすかちゃんが、今回 「#543」 では初めて扉絵に登場だー。

そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 「#543」 感想。
「ひまわり組のふじのあすかです」 と自己紹介もしてくれている。
"ひまわり組" は、氏家ト全先生の過去作 『妹はひまわり組』 から取られているのだろう、芸が細かい!
ちなみに扉絵アオリは 「スズのご近所さんのあすかちゃん!! ついにトビラに登場!!」 だった。
あすかちゃんが萩村スズのご近所さんという情報は、何気に単行本15巻 「#421」 で語られ済み。

開幕 【いろんな秋】 は、萩村スズとボアが登場。
というか今回は萩村スズと津田タカトシの物語でもあるでよ!
津田タカトシ要素は2本目以降として、この1本目は1コマ目に注目したい、良さがある。
萩村スズの小ささ、ボアの大きさ、落ち葉が散って秋めいた描写、いやー氏家ト全先生の画力向上がスゲェなと。
かつて描かれていたショート漫画と比べて1コマに描き込めるサイズは小さいのに、絵としての魅力は高まってる。
"食欲の秋" という定番ネタから、萩村スズとボアの関係性だからできるこのオチが導かれるのも見事ですよねー。
ギャグ漫画だからとドカーンと勢いあるのでなく、萩村スズが冷静にこう思っているのも丁度良いテンションだと思う。

そして2本目 【あすか画伯】 では、ふじのあすかちゃんが本編にも登場だー。
苗字の漢字は不明なので、"藤野あすか" なのか "富士野あすか" なのかは不明だ。
つーか何気に、名前がひらがなですね。
氏家ト全先生の漫画の登場人物は、下の名前がカタカナで表記されるのが通例だ。
あすかちゃんも初めて名前が呼ばれた回では 「アスカちゃん」 だったのに、今回は 「あすかちゃん」 とひらがなだ。
ひらがなの理由は、おそらく幼さを強調するためであろう。
別に作中の世界観として本名が "アスカ" から "あすか" に変わったわけではないはず。

展開としては、おぉっと氏家ト全先生の漫画でも何度か登場した行事、写生大会だー!
どうして何度か登場した行事かと言えば、言うまでもなく写生と射精をかけた下ネタとして使われたからですよ。
じゃあまさか、今回あすかちゃんが写生とかけた下ネタを言うのか……!?
そのような展開を予想させハラハラさせる意図があったかは不明ですが、写生大会なのに今回その下ネタは無かった。
氏家ト全先生が 『生徒会役員共』 で下ネタ以外の路線に転身しつつある……! (何を今更
いやまあ、「ほんのり下ネタ風味(30%減/当社比)学園4コマ」 であるとは連載第1話目のアオリで発表されたことですが。

あすかちゃんの被写体となってしまった萩村スズ。
続いて 【テリトリーに入ってしまった男】 では津田タカトシが登場だ。
セリフがほとんどないのに一体どういうやり取りが起きたかを絵だけで分からせる技巧派4コマだー。
目にハイライト無いアスカちゃんの無言の圧力が凄い。

続く 【今日のスズカラー】 は、8コマ漫画!
あすかちゃんと萩村スズと津田タカトシとボアで下ネタが起きるのかと思えば、これが今週唯一の下ネタである。
それにしても、この展開は予想できなかった。
このハプニング自体は 『生徒会役員共』 を通して何度かあるけど、このシチュエーションとの組み合わせが面白い。
動いちゃならない状況下でこれが起きて、しかもあすかちゃんを止めに行けないという状況の妙がスゲェな。

次の 【らぶ】 はサブタイトルがひらがななのが何か良いし、あすかちゃんの態度も良い。
柱のアオリでも指摘されてるけど、あすかちゃんの絵が上手すぎるな!?
あすかちゃん、幼稚園児ながら塾に通って算数の問題も解いているし、何やら利発なお子さんのようですね。
教育熱心なご家庭なのであろう、絵の上手さもそこから来てるのかな。
4コマのオチとしては、萩村スズが落ち葉を恋のオーラのハートに見間違えるというものであるけどさ、
これ、あすかちゃんが恋のオーラをハートに見立てた落ち葉で表現した、という天才児の可能性の深読みはできるな。

ラストの 【記念品】 では、天草シノと七条アリアが僅かに登場。
萩村家を訪れた天草シノたちがあすかちゃんの描いた絵を見付けるという、それだけだけど綺麗なオチだ。
えっ ……っていうか今書いてて思ったけど、これ綺麗にまとまってて凄いなこのオチ!?
萩村スズの内面を、このように表現するの神懸かり的すぎでは!?
類似パターンとして、絵を描かれて嬉しそうとか、絵をもらおうと頼むとか思い付くけど、このオチには及ぶまい。
写生大会後日談として今回全体をまとめるこのエピソード、よくぞ思い付かれましたな……!
秀逸だ。
氏家ト全先生の、話を綺麗にまとめるストーリーテラーとしての神髄を見せられた感じ。

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