16.06.29   今週の 『生徒会役員共』 「#383」 感想

次回の内容が物凄く気になる展開がやってきた!
今週の内容に触れる前からいきなり次回の話ですみません。
いやでもしかし、氏家ト全先生のマンガを昔から読んでる人には嬉しい展開になりそうですよ。
これは次回を期待せざるを得ない!

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#383」 は、次回の展開の予告エピソードと言えることになりそう。

開幕 【会長はくじけない】 は心理テクニックのお話。
味覚は視覚の影響を受けているのはご存知の通りですが、それを応用してケーキの甘味を増す方法のようだ。
まぁ見所はそこよりも3コマ目の雑誌に載ってる、グラビアアイドル:上田リコ だよねぇ。
こういうグラドルなどが雑誌の表紙に名前付きで描かれるのは、氏家ト全先生のマンガでたまにあるシーンだ。
ぱっと思い出せるとこでは、"山本りの" って人がエロ雑誌の表紙を飾っていた。 (単行本5巻 「#99」 )

まぁ名前が付いても出番は一度限りで、本編に登場するわけでもないし、雑誌に再登場したことさえ一度も無い。
それでも上田リコが妙にインパクト強いのは、オチで天草シノが言う通りの心理効果によるものかー?
書いちゃいますけど 「グラドル写真の隣に普段着姿の写真置くと性欲増すだろう」 というマル秘テクニック。
これには津田タカトシもエウレーカ。不本意にも感心してる。
水着姿1枚単品よりも普段着姿があることでくびれとかにも着目してしまうな……
即堕ち2コマシリーズに1コマ目が必要な理由がこれか。

2本目 【横島対小山】 では桜才職員室の日常的だろう光景が垣間見える。
サブタイトルが "横島×小山" だったら歓喜する人もいそうですが、そういう展開では無かった。
職員室で下ネタが繰り広げられる様子は、氏家ト全先生のデビュー作 『妹は思春期』 を思い出すなぁ。
横島ナルコ先生が小山先生のパンツの色を確認するようなネタが来ない辺り、少年誌って感じなのかもしれない。
いや、中折れの概念とか少年誌超えてる気もするけど。

そして桜才学園は終業式!
ええっ、まだ6月発売の週刊少年マガジンだよ? と驚いた。次回からもう夏休み編に突入か―。
そんな訳で 【成績は体を表す】 は通知表ネタ。
桜才学園の成績評価が5段階評価だと判明しましたが、相対評価なのか絶対評価なのかは不明だ。
さらりと三葉ムツミの成績がヤバそうな描写もあるし、
通知表を見たときの萩村スズがどのようなリアクションを取るかも見れる。

まぁ個人的に見所は、あひる座りする轟ネネですが!
つーかこの座り方、「あひる座り」 とも言うのか。「女の子座り」 という呼び名しか知らず。
検索したところ、その他にも呼び方はあるみたいね。
そして轟ネネの通知表には2が多いそうだとか。
以前、英語の小テストの結果にウヘェって顔してたこともあったっけ。 (単行本11巻 「#284」 )
今回げんなりした様子も見せないのはもうすぐ夏休みだからかも、とか思っておく。

さてさて後半4本は、いよいよ次回以降の展開の幕開けみたいなエピソードだ!
【黒い報酬】 の横島ナルコ先生は、ガチでポケット越しに津田タカトシの股間をまさぐっていたろうな。
それはさておき。
今後のエピソードでトリプルブッキングが再登場するとのこと!
マジかよこれ! やったじゃあないか!
トリプルブッキングとは、氏家ト全先生の過去作 『アイドルのあかほん』 の主人公たちアイドルグループだ!
これまでの 『生徒会役員共』 にも何度か登場し、単行本8巻の描きおろしページでは萩村スズとの会話もあった。
こいつは嬉しいゲスト出演が再びだー。
しかも今週の内容からして、次回のライブ編と、今後の桜才文化祭編の2回はゲスト出演が確約されていそう。
氏家ト全先生のサービス精神が半端ないな! 今後の展開が楽しみである。

まぁ次回の話は次回にするとして、【らいぶ】 はライブチケットの話。
トリプルブッキングのライブチケットが登場してチケットのデザインを確認できたりする (どうでもいい情報) 。
久しぶりに姿を見せたトリプルブッキングは、何か雰囲気ちょっと変わった感じ。
有銘ユーリはそのままだけど、飯田シホと如月カルナは大人びてる感じあるな。
まあ2コマ目はイメージ映像なのかもしれないけどさ。

この4コマのメインは、天草シノのやんちゃネタよりもおなじみ感がある七条アリアの聞き間違いネタ。
一体どれだけ普段から煩悩にまみれていればここまでエロく聞き間違えられるの……
ここに "愛撫チケット" という謎概念が爆誕してしまった。
いや、七条グループのお嬢様ともなれば愛撫にチケットを用意するようなセレブをもご存知なのかもしれませんね。
どちらかと言えばセレブよりAV女優とかの方がそういうチケットに近い概念な気もするけど。
あと 「おお 他用で席を外してたアリア」 の説明セリフ好き。
これがあるからオチのコマのセリフをリズム良く感じるのだと思う。

昔あったエピソードが振り返られるのって、何気に 『生徒会役員共』 では珍しい。
【やってみたい演出シリーズ】 では、熟如大学の文化祭ネタが思い出された。 (単行本8巻 「#207」 )
天草シノが津田コトミみたいなセリフを言うものの、津田タカトシの天然がここで発動してボケ潰しだ。

ラスト 【心理作戦】 では、桜才文化祭にトリプルブッキングを呼ぼうって話が出てきたぞ。
そこで使う手段は 「見るなって言えば 見たくなるんじゃない?」 というやつである。
つーかそれ、前に同じことやってスルーされたやつじゃないですか! (単行本13巻 「#345」 )
天草シノ的にはリベンジの機会を狙ってたのかよー。
まあ手渡されたのが飯田シホなら即座に開封しそうな予感もある。
そしてマネージャーの井戸田ヒロキに注意される系の未来とかありそう。

今週の感想終了。
いよいよ次回はトリプルブッキングの再登場か? それとも一旦、別の話か?
続きが気になるところですが、次号の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が休載です。
次回は7月13日 (水) までおあずけだー。
最終ページの柱アオリ文にもある通り、『アイドルのあかほん』 単行本をチェックして待っていようぜ。

16.06.22   今週の 『生徒会役員共』 「#382」 感想

・さぁて! 今週の 『生徒会役員共』 は、持ち物検査ネタ4本を含む日常回だ。
扉絵はiPodで音楽を聴いてる感じのウオミー。
iPodっていうか普通にスマフォだろうけども。

開幕 【らんらん】 は、体育でランニングして困る話。
七条アリアは胸が揺れて痛いから憂鬱……というネタでなくて、天草シノがブラずれする話だよ。
天草シノは胸を揺れてるよう見せるため、サイズの合わないブラを着用することがあるみたいだし、そういう日の出来事かしら。
そういや天草シノがスポブラ着けてるってネタだけは未だ見たことが無い記憶。

2,3本目は英稜生徒会のターン。魚見さんと森さんのおでましだー。
【たぶんセーフ】 では、魚見さんと森さんのどちらが巨乳なのかが如実に描かれていた。
乳合わせというよりも乳比べである。ここまで差があるのかよ……!?
そりゃ七条アリアで巨乳を見慣れていそうな天草シノも、初対面のときにガン見するわけだ。 (単行本11巻 「#300」 )
というか初登場時点より更に成長したってエピソードもあったな。
七条アリアより大きいのではないかと思えるレベルだ。

続く 【魚見汁】 は、その "魚見汁" を魚見さんが森さんに飲ませようとするお話です (ガチで) 。
魚見汁とは何なのか? まぁ、魚見汁の作り方は本誌で確認すれば良いじゃない?
それはさておき、森さんの良い子っぷりが光るよねえ。
2コマ目の魚見さんに対してフォローして支える態度は桜才生徒会では見れなさそうな会話だ。
天草シノが同じことするなら、生徒会役員一同でバケツ用意すると思うし。
魚見さんがツッコミ待ちでボケているとも捉えられるかも。これが英稜流なのかもな。

後半4本は、持ち物検査エピソード。
【うっかりコトミ】 は津田家が舞台。何気に津田タカトシもスマフォに機種変更済みか。
あとさりげない要素だけど、津田コトミが柔道部入りすることで、
「生徒会役員の津田タカトシよりも早く家を出る」 というシチュエーションが誕生しているわけですね。
他、津田コトミは津田タカトシに下着の入ったタンスを開けられても別にOK、という価値観を窺えた。

今週の 『生徒会役員共』 の見所は、【かちあう】 の真顔イケメン津田タカトシではないだろうか。
顔芸でオトす4コマなのでオチのコマはインパクト勝負なわけですが、妙に整った顔つきでいらっしゃる。
「普段デフォルメされてる登場人物がショックのあまりリアル寄りな表情に!」 というパターンとしてこの顔ならば、
氏家ト全先生の想定する津田タカトシはかなり端整な顔立ちでありそうね。

続く 【違反おじょうさま】 の 「お○玉ブラジャー」 は、金玉用ブラだよね?
何かこれ解釈間違っているのではないかと不安。
これだと七条アリアはキンタマに 「お」 を付けて呼んでいるってことになるけども。

ラスト 【所持者】 、のほほんとした津田コトミ良いよね……
生徒会室の大変な様子を引き立たせるギャップ効果もある。
つーか水泳前にスクール水着で生徒会室に立ち寄れるってことは、
下に水着着てきたからシャツやらスカートやら脱ぐだけとはいえ 教室で着替えたってことになりそうな。

まぁそれよりも、女性用下着を鞄に隠し持っていたことがバレた津田タカトシの処遇である。
抜き打ち持ち物検査をしてみれば、津田タカトシの鞄からパンツやブラやらが!
これには天草シノも萩村スズも愕然、完全に呆けて固まっておいでである。
考えてみればこのシチュエーション、割と希少だ。
下ネタグッズを天草シノたちが繰り出す状況はよくあるけれど、津田タカトシが下ネタをやったらどうなるのか?
そういうif展開がここで描かれていると言えるよね。

そんな中、津田タカトシを縄で緊縛できたことに嬉しそうな七条アリアお嬢様は大変よろしゅうございました。
合法的に津田タカトシとSMプレイに至れて満足してる表情だよー。
「これで津田君が縛られる快感に目覚めてくれたら良いな」 くらい思っててもおかしくないよね。
いや、俺がそう思っていてほしいなという話でした。

16.06.20   今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 最終回 第52話感想

・最終回なんですよ。

始まりがあれば終わりもある、という定型句はさておいて。
氏家ト全先生のマガジンSPECIALにおける連載作品 『プチプチたんたんプチたんたん』 が、今月号をもって最終回!
陽汝学園を卒業する花園ハナたちは、どんな未来へ歩き出すのか?
そんな訳で、最終回である第52話 【新しい生活】 の感想。

最終回の幕を開けたのは片岡ヒカリ。
思い返せば第1話で1コマ目から登場したのも片岡ヒカリだったねえ。リフレインである。
何気に片岡ヒカリのメガネが連載途中で変わっていたことに今更気付いた (遅) 。
第23話のあまてら荘の宣伝写真を撮影するエピソードから変わっていたとは。

そんな思い出もあるあまてら荘を去るところから最終話はスタートですよ。
3年過ごした自室に別れを告げるシーン、1ページだけでお別れ終了。
漫画によってはクライマックスにもなりそうなシチュエーションですが、片岡ヒカリのリアクションはいたってドライだ。
「名残惜しい」 とのセリフすら途中で切れとる。

メタ的な捉え方となるけれど、これは氏家ト全先生が "空間" に頓着しないタイプだからだろうなぁって考えてる。
氏家ト全先生の漫画では登場人物の自室が稀に描かれるものの、私物の置き方がどうとかは伝えられず、特徴的なアイテムも出ない。
『生徒会役員共』 がアニメでは生徒会室で緊縛ぬいぐるみや落書きされた目安箱が繰り返し登場したのに対し、
氏家ト全先生が描く生徒会室には全然描かれないこととか思い出してみてほしい。

片岡ヒカリが山田コンスタンツと合流するわけですが、ここまでで8ページ中2ページを使っててビビった。
いやだってこれ、スローリー過ぎるよね!? って思ってさー。
もしや最終回もあまてら荘の内だけで話が終わるのでは……とも思ったよ。

かつて 「とりあえずモデル続けると思う」 くらいの気の持ちようだったコンスたんですが、
「これから本格的にモデル業やってくからね」 と知らないうちに心境にも変化のあった模様。
ううう、『プチたん』 が単行本4巻くらいに及べばモデル業への想いを強めたエピソードとか描かれたのかもなぁ。
ちなみに氏家ト全先生の漫画では普段メガネでない登場人物が眼鏡をかけるシーンが稀に描かれますが、
ここではコンスたんが顔バレを防ぐためにサングラスを装着。グッドだ。

あまてら荘の番犬を務めてたプチは花園ハナが引き取るのなー。
どうもメタ的な視点で読んでしまうのですが、漫画として重要なことは 「花園ハナとプチの別れは描かれなかった」 ということかもね。
あまてら荘の人々 (朝宮マミ、田隈サトリ、他の寮生) との別れのシーンを見ての通り、
氏家ト全先生はしめやかな場面を描くことはなるべく避けようとしているのだろう。

かつて氏家ト全先生は、やらないようにしている事をインタビューされて次のように回答されていた。
「ギャグ漫画なので、暗いネタはやらないようにしています。」 と。
離別という面の強い卒業や退寮でも 悲しさや喪失感を読者に与えないよう配慮している様子を感じられる。

田隈サトリが田隈カオルと何らかの形で一線を越えるのでは……という期待半分危惧半分の気持ちもあったけれど、
そこは決着がつかないままに田隈サトリの出番も朝宮さんの出番も終了だよ。
ついでに生活指導員の雨雲先生の出番も無い。
当然ながら、近所の獣医さんの山伏マルミ先生の再登場も無いぞ。
雨雲先生はともかく、山伏マルミ先生の再登場は望みを捨ててなかったので意外だったよ。

花園ハナ、山田コンスタンツ、片岡ヒカリそれぞれが別れるシーンには意外性もあったのですが、
ページ構成の妙でしょうか、左ページで即座にこれが仮初のお別れだったと判明するわけですよ。
前ページからページをめくった瞬間には再会までが視野に入る仕組みだ。
ドッキリとしてさえお別れの悲しさを読者に味わわせなくてスゲェ。
「今までのちょっと変わった世界は主人公が見ていた夢でした、という夢を見る」 ってつまらない最終回ネタよくあるけどさ、
氏家ト全先生だったら絶対それ描かないなと断言できるレベルだ。

どうにも俺が気負いすぎていたせいか、最初に読んだ時点では肩透かし感も覚えてしまったラストですが、
改めて読んでみれば、"あまてら荘を退寮" と "花園ハナたち3人+1匹の関係性" を両立させてるわけで、
『プチたん』 としてはこの形しかないとも言えそうなラストでフィニッシュ。
連載当初は最後に下ネタ風な次回予告が入っていた最終ページのアオリ文、
今回はシンプルに 「ご愛読ありがとうございました!!」 で締めとなっていたよ。
氏家ト全先生、『プチプチたんたんプチたんたん』 の連載ありがとうございました!

なお、『プチプチたんたんプチたんたん』 単行本3巻 (最終巻) は、7月15日 (金) 発売です。

そして当ブログでの 『プチプチたんたんプチたんたん』 感想も、今回で終了かー。
まぁまだ単行本3巻発売もあるし、もしかすると発売に合わせてマガジンで宣伝描きおろし4コマとか載るかもしれないですけど。
振り返ってみれば、俺は連載開始前の予告にあった 「"新" 氏家ワールド幕開けです。」 という説明に囚われすぎていたかもだよ。

氏家先生の作品が最終回を迎えるのは、今回で9年ぶり5度目。
いずれも今回と同様に軽く明るいノリと言える感じですが、
『プチたん』 は元々 『ハナとプチ』 という読切作品が前身という異色作だったこともあるし、
連載中期までは確かに氏家ト全先生の他作品とは違った要素も見られていた。
これまでとは異なる味わい展開を迎えるのでは……という予想もあったのですが、
担当編集者さんの交代とかあったのだろうか、途中から割と普段通りの氏家先生ワールドになっていたかと。

ともあれ面白かったことは確かだし。
『プチたん』 の連載を持って、安心して読める作品を描かれる漫画家さんなのだなという認識を新たにしました。
また新しく氏家ト全先生の作品が読める日を楽しみにしております!

16.06.15   今週の 『生徒会役員共』 「#381」 感想

・Yeah! 今週の 『生徒会役員共』 感想です。
yeahとか書いたけど別に特に何もないよ。
今週 「#381」 は、後半4本が萩村スズ meats 心霊写真な話。
萩村スズが恐怖するリアクションが充足しているよ。

扉絵と開幕 【察する妹】 は津田コトミの出番だー。
「フフ‥ タカ兄が考えてることなんてわかるよ」 のセリフには、性癖は把握しているので!的な下ネタのフリだと思ったよ。
実際のオチはいつもの厨二病だし、津田タカトシのツッコミは清らかな発想だし、実にこの兄妹らしかった。

2本目 【デリケートな肌】 、痒そうにしている天草シノは謎に魅力的だ。
蚊に刺されたという大義名分があれば、堂々と人前でポリポリ掻ける! という恥じらいボーダーラインも謎だけど。
掻いてるポーズは可愛らしいし天草シノの可愛らしさを詰め込むための4コマかしら。
七条アリア (多分) が、カミソリ負けではと即座に判断するところには仲の良さを感じる。

さてさて 【いけない写真】 からは、心霊写真エピソードの幕開けだー。
2コマ目で写真を後ろ手に隠す畑ランコの動作は、萩村スズに対する気遣いなのか誘い受けなのか?
いつもの畑ランコなら萩村スズから写真を見るよう仕向ける誘い受けくらい普通にやりそう。
でも後の展開からすれば、この時点では普通に隠しただけだったっていう畑ランコの意外な一面を見れた説を推しておきたい。

それはそうと萩村スズが心霊写真を目にした時のガチすぎるリアクション実に良いな……
「きゃああああ」とかじゃあない辺り、素が出てる感ある。
無人島で心霊現象じみた写真を撮りそうになってたときも、後でこういうリアクションをしたのだろうか (単行本6巻 「#194」 )

萩村スズの呆然とした表情やうへぇってなってる表情は続く 【スズの誓い】 で楽しめる。
2コマ目は思ってることと口に出てることが全く同じという斬新な吹き出し表現かしら?
心からそう言ってるのだと強調されてる感じある。

次の 【あの人】 で畑ランコが心霊らしきものをカメラに収める。
めっちゃ近距離で撮影に挑む畑ランコは新聞部の鑑よなー。まゆ毛も下がってマジな表情っぽいぞ。
つーかここで撮影しているのだから 【いけない写真】 時点では正体に気付いていなかったってことか。
心霊写真かもと思っていたのに表情一つ変えない畑ランコすごいな。
いや待てよ、実は怖かったから同行してくれる人を探してた、という可能性は……無いよなーそういうタイプじゃないよな。

そしてラスト 【この人】 で訪れる心霊の正体、横島ナルコ先生。
一目で横島ナルコ先生だと見抜く津田タカトシの名探偵ぶりたるや!
しかしこうも横島ナルコ先生が色々な場所で色々なプレイしているのだと、
そのうち津田タカトシたちがばったりプレイ中に出くわす展開がやってきてもおかしくないかもしれないな……

16.06.08   今週の 『生徒会役員共』 「#380」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は入浴展開だ。天草シノたちが基本ずっとお風呂で過ごす。
ちなみに今週の週刊少年マガジンでは、1つ前に載ってる漫画が突如として入浴シーンになって次号に続いた。
マガジンで読むと入浴展開が2本の漫画で続いている誌面構成なのよ。
ところが先の漫画の入浴がお色気シーンだったのに対し、後の 『生徒会役員共』 の入浴は生活の1シーンって感じであり、
氏家ト全先生のブレなさとかそういうものを感じられるぞい。

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 「#380」 感想。
扉絵の七条アリアが手にする牛乳に書かれた文字は 「手漉き牛乳」 と初見時に読んだのだけど、
今改めて確認したらこれ 「手濃き牛乳」 ですね……
パッと見で下ネタかと勘違いさせるネタかと思いきや、直球で下ネタが割り当てられてるネタだった。
もちろんそんな牛乳ブランドが実在するわけでも無い。
牛乳瓶の中に入っているミルクはちゃんと牛乳なのかも疑わしい、危ういレベルの下ネタが繰り出されていた。

開幕 【プライベートな付き合い】 では、天草シノと五十嵐カエデが裸の付き合いをするお話だよと説明されたー。
まぁ先に書いた通り、一緒にお風呂に入るだけですけど。
津田タカトシのお供発言に、五十嵐カエデと同じようなリアクションを返す天草シノも良いよね。
自身が下ネタ的な目に遭いそうな時は、下ネタ側の立ち位置な天草シノも、非下ネタ側な五十嵐カエデみたいな反応になるのなーっていうか。
あと五十嵐カエデの男性恐怖症はどうしたのとか思わなくもないですが、そういや今回男性恐怖症ネタは1つも無いね。
もはや津田タカトシ相手なら五十嵐カエデは別に平気で、そのことを津田タカトシも認識してるって状況なのかも。

2本目からは最後までずっと銭湯が舞台である。
最近はスーパー銭湯なども流行りですが、天草シノたちが訪れたのは昔ながらの銭湯である模様。
【あたたかい心】 は 「体と心が温まる」 に引っ掛けたオチですが、これってどっちの意味なのだろう。
"心が温かいから怒り心頭なことも暖かい心で許せる" なのか、"煽られて心が温まる" なのか。
まぁオチやサブタイトルからして前者の解釈だろうけど。氏家ト全先生の漫画なのだし。

さてさて銭湯を訪れたのは天草シノたちの他に五十嵐カエデもいるとは説明された通りですが、
何故だか轟ネネも銭湯で一緒にご入浴されてましたよ!
【イメチェン女子】 では、轟ネネが眼鏡を外すよ。
轟ネネが眼鏡を外すのは単行本5巻 「#105」 の扉絵以来2度目かと思いますが、セリフにある通り雰囲気変わるなー。
萩村スズにとっても轟ネネが眼鏡を外したところはあまり見ない一面なのか。これは貴重なワンシーンだ。
萩村スズは天草シノたちとは七条家の別荘やら施設を訪問したときとかよく一緒に入浴しているわけですが、
なるほど轟ネネとは一緒に七条家施設を訪れたこと無いし、なるほど一緒にお風呂入ること普通に無いのだなーとか思った。

氏家ト全先生の漫画では、女子が入浴時に髪の毛が湯船に浸からないよう結った髪型にするのがおなじみの光景ですが!
今回、轟ネネは別に髪を結わないぞ。
轟ネネの髪の長さなら結わなくても良いくらいってことだろうか。へぇーって思った。
ちなみに轟ネネが髪をまとめた姿を見たい人は、単行本12巻 「#312」 で確認できるぞ。眼福だね。

それはそうと 【イメチェン女子】 のオチには、轟ネネのメガネは度数がきつそうだなーとも思った。
裸眼で遠くを見ようとして睨みつけるような目になるネタは今回無い。フェチの人は次回に期待だ (そんなフェチがいるはか知らないが) 。
次の 【I】 も轟ネネネタ。
浴場が舞台であっても本当に裸体が描かれない氏家ト全先生の漫画において、2コマ目の轟ネネの背中は随分と露出度高いな。
まあそこよりもこのネタでは、轟ネネはデリケートゾーンの毛の処理とかしているのとか明かされる。
凄い漫画だな!
Iライン処理してる様子を萩村スズに見られても轟ネネは普段通り、という点にも凄さを感じる。

続く 【O】 では轟ネネのOライン、つまりはお尻の毛が生えているのかどうか明かされた。凄い漫画だな!
轟ネネはOラインに毛が生えていないという事実が明かされた。
喜ぶ人が多いのか、悲しむ人が多いのか? それは不明だけど。
そして同時に、天草シノにはOラインが処理するくらい生えているのだろうって描写も来た。
つーか、「じゃあ我々なりに考えてみよう」 って下ネタの予感しかしない名フラグだわ。

轟ネネはIラインをお手入れしているがOラインはそもそも生えていない。
そういう陰毛フェチの人には嬉しい情報 (なのか???) が明かされたところで、五十嵐カエデのターン。
【シノさん相談室 IN 銭湯】 では悩みこそ明かされないものの、天草シノが見事な回答をした模様。
天草シノと五十嵐カエデの親睦が深まったようですが、更にここで陰毛話のターンだよ。
とうとうここで作中にも 「陰毛」 という単語も出てきてしまった。

ラストは天草シノたちよりも津田タカトシのターンだろうか。
【ふりだしにもどる】 では1本目以来登場しなかった津田タカトシが何をしていたか明らかに。
何をしていたかと言えば、普通に柳本ケンジとゆったり湯船でくつろいでいましたとさ。
女湯では普段通りの下ネタが繰り広げられていても、男湯は平和な世界だったとは。
津田タカトシが出るには出るけどセリフが1本目にしかないしツッコミ休息展開とは珍しいなと思ったよ。
あと、裸にバスタオル巻いて太って見える七条アリアがここでもまた分かりやすく描かれてるのは良いなとも思った。

16.06.01   今週の 『生徒会役員共』 「#379」 感想

・それにしてもマガジンポケットで 『生徒会役員共』 の全話配信来ないね。
マガポケで配信が始まれば、1話ずれたままの話数カウントも単行本と同じように正しくなると期待してるのだけども。

そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#379」 は、三葉ムツミ推しな4コマやや多め。
扉絵も髪ゴム咥え姿の三葉ムツミですよ! すげー無防備っつーか、腋が丸見えである。
三葉ムツミもちゃんと腋毛処理してるんですね! 開幕お色気シーンかよ。
ブラしてなさげで薄着だし、こちらを見つめる笑顔だし、何かすごいね。
人によっては思わず上腕部を握りたくなるような扉絵であろう。
うぅ、思うに氏家ト全先生が是とする髪ゴム咥え観は、俺が是とするタイプとは別の方向を向いているようだ。

開幕 【肉体キャンパス】 は、フェチの人は 「ついに来た!」 と思っていそうな七条アリア×ボディペイントネタ。
七条アリアが露出のコーディネートにボディペイントをプラスする光景は想像に難くないわけだもの!
とはいえそこはさすが七条アリアお嬢様、一般常識を超えた領域に踏み込んだボケが返ってきたわけですが。
いや、露出ジャンルより断面図ジャンルの方が一般的である可能性もあるか (あるか?)
あと七条アリアが否定しているのは 「ボディペイントで露出していること」 だけであって、
別に 「露出プレイしていること」 はこの4コマで否定していないのが末恐ろしいところ。

次の 【鋼の体】 は、どうして轟ネネが今更男性の局部についてカマトトぶったボケ方を……!? と意外。
全然そんな硬さじゃないって熟知してるでしょ、って萩村スズにも津田タカトシにも思われてると思う。
それとも轟ネネが萩村スズを試したかったのかも! とか妄想は膨らむ。
津田タカトシがガチガチにしてると知ったなら萩村スズはどういうリアクションを見せるのか?
轟ネネはそれに興味があって萩村スズにボケたのかも。

次の 【ご満悦先生】 と 【アダルト競技】 は、電動たまごネタが2連続。
小山先生は横島ナルコ先生のことを 「横島さん」 と呼んでいるのか……! ということはさておき、
防水用絆創膏が必要な事態なのに表情は全く平然としている辺り通好みなところある気がする。
そして横島ナルコ先生以外では轟ネネあたりしか愛用していなさそうな電動たまごですが、
それを桜才バカップルのヨシ君ナオちゃんにオススメしかねないのが七条アリアのボケの重たさよね。
電動たまご縄引きのイメージ図、これが両方とも女子というわけでなく、そのままヨシ君ナオちゃんである可能性充分にあると思う。
あと、天草シノたちの集合ポーズが以前のバージョンより派手になりつつ、しかし決して過剰にキメすぎてないバランス感覚で感心する。
現実でもあり得る範囲の派手なポーズというか。

ラスト3本は桜才柔道部ネタ。
【天然のゆり】 、ユリが咲いたのは津田コトミとトッキーの間にでしたよ!
っていうか 「裂けるー(色々と)」 の 「(色々と)」 ってこれ、トッキー自身がセリフに籠めた意味合いなの?
「(色々と)」 の部分が津田コトミの妄想でなくトッキー自身が発言に籠めたものだったら、トッキー発の初の下ネタなのでは。
そうだとすれば、凄く昂るとは思いませんか。

続く 【おーじさま】 、ボケな性質のある津田コトミと三葉ムツミが絡んだら、こういう展開もあるのだなぁと。
2,3,4コマ目とボケの連続である。
ゲーム関係やらのボケが多い津田コトミにとっても、王子様よりおじさまの方が咄嗟に出てくる言葉なのなー。

ラストの 【ひらり】 、何かめっちゃ直接的にパンツなネタが来たな!
三葉ムツミのパンツを見られた (かもしれない) ことに対する反応がメインコンテンツとして提供されるのって、
何か今までの 『生徒会役員共』 のパンツネタとは一味違ってる感がある。

今週の感想終了。
余談ではありますが、毎年6月は講談社で人事異動がある月だそうで。
氏家ト全先生の担当編集者の1人であるマガジン副編集長さんが異動となってはいないだろうかとは気になるところ。
まあ現在時点では、特に発表とかも無いので詳しい異動は不明なわけですけど。

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