17.12.31   「本当に大切なものは、自分の手に入れて守らなきゃ、人に取られちまうぜ」

18.01.08:更新
2017年の冬コミこと、コミックマーケット93に行ってきたよという記録。

年に2回きり。
近年は6日間限りの特別なイベントとはいえ、最近は幸運にも毎回参加していれば、書くことが思い浮かばない時もある。
そもそもどうして毎回コミケに行った記録をこの日記に残しているのだっけ……
もはや書き残す動機すら分からないままにサイトを更新している。
ただ一つ覚えているのは、コミケで買ってきた同人誌の写真は自分が後で見返したときに楽しいからということだけだ。

そんなわけで買ったりした同人誌など。

コミケ93入手品

1日に費やした同人誌代が往復の電車賃を下回ったこともあったっけ。
それを思えば買いたい同人誌が多数あって手に入れられるのは幸せなことだ。

17.12.27   今週の 『生徒会役員共』 「#454」 感想

・2017年最後の 『生徒会役員共』 は、津田タカトシとトッキーの2人の関係が描かれる展開だー!
描写はなくとも作中では津田家などで割と会話も交わしていただろうこの2人。
じゃあ2人っきりのときには一体どういう口調でお話とかしていたのー?
その疑問が解明されたりするエピソードだ。
そんなわけで、2017年最後である今週の 『生徒会役員共』 感想。
「#454」 の感想だ。

扉絵は浴衣姿の畑ランコ。
そう、今週の舞台は畑ランコも宿泊する旅館である。
3週続きとなった桜才学園柔道部 対 星恍女学院柔道部の練習試合編をシメるエピソードは、旅館1泊編であるわけですよ。
対戦相手校の星恍女学院が用意してくれた宿だとか。
「北ノ星」 なる旅館の名前だろう文字が見えるので、北海道にある旅館なのかしら。

それにしても、桜才柔道部メンバーの分以外にも同行者の天草シノたちの部屋まで取ってくれるとは太っ腹だなー。
星恍女学院の財力がすごい。
『生徒会役員共』 でお金持ちといえば七条グループですが、七条グループ以外のお金持ちが登場した回と言えるのかもしれない。
星恍女学院と旅館で同じ母体のグループ経営とかの事情があったりするのかもしれない。

開幕 【男女の空間】 は、七条アリアの独壇場だー。
露出するのは好きでも男女で混浴は恥ずかしい、まずは1つの布団の中からだよねという貞操観念が謎だ。
それとも、露出は "誰かに見られるかもしれない" のが興奮ポイントで、ハッキリと人の目がある混浴は別物 という話なのかも。
理不尽な下ネタボケに見えて、実は七条アリアのこだわりが浮き彫りとなったネタなのかもしれない。
音楽性の違いならぬ 露出性の違いで解散もきっとこの世にはあるのだろう。

2本目 【いろいろ緩む】 、こういうのが七条アリアの興奮するシチュエーションなのかもしれないなー。
濁り湯の中でナニしてるか分からないということは、シュレディンガーのナニですよ!
天草シノと七条アリアがお互いに触りあっている状態もゼロではないってことでは!?

3本目の 【おいしい夕食】 、さらっと描かれてるけどこれって良いのかな……
大門先生だろう人がビールらしいものを海辺ナナコにお酌してもらってるじゃんよ、良いの?
食事の場所用に大広間まで取ってもらってる豪勢さのなか、そこが一番気になってしまった。

さてここからは津田タカトシとトッキーのターンだ!
普段から津田コトミを介して話す機会もあるだろうこの2人、実際には直接会話するシーンはほとんど描かれてこなかった。
そんな関係なのに 【トッキーとコトミ】 では、寝ている津田コトミもいるとはいえ、実質2人きりのシチュエーションだよ!
年末にとてつもないネタをぶち込んできたなぁ氏家ト全先生もさあー!
"先輩と、直接は関係ない後輩" みたいな関係性がぶっ刺さる方もおられるであろう、オススメだ。
"寝ているあの子のすぐ横で" みたいなシチュエーションがぶっ刺さる方にもオススメなのかもしれない。

津田タカトシと時カオルは、はたしてどのような口調で どのような会話を交わしたのか?
それは週刊少年マガジンをお手に取ってお楽しみいただきたい。
マガジンポケットことマガポケでもOKだ!
読んだらうおおおってめちゃテンションあがったよ。
さて 【親指で語る】 では、口と口でのコミュニケーションに飽き足らず、身体を通じたコミュニケーションが始まっちゃう。
トッキーがこれを目当てに津田タカトシを部屋にあげていたならとんだ策士だなー!
まぁそんなわけなくて差し入れをもってきてくださった先輩をそのまま帰すのは良くない、という判断だろうけど。
トッキーは礼節を身に着けた子であった。
オチのこれといい、ユーモアまで兼ね備えていよる。

ド直球すぎる解説だけど、【おわったあと】 のサブタイトルはつまり事後ってことですよ!
もちろん目覚めた津田コトミがそう解釈するタイプのオチ。
トッキーが津田タカトシの前で普段は見せないような態度を見せちゃったらどうしよう? と読み進めてこの結末……!
大勝利と言えよう (何がだ)
これ以降、トッキーが津田家を訪れようとするたび津田コトミの態度が微妙に変わってたら面白いよなーとか妄想も膨む。
そして同時に、この4コマでトッキーの浴衣が少しも乱れていない描写であるところが氏家先生らしい素晴らしさなのよなー!
素敵ポイントが加算されます。

2017年最後かつ桜才柔道部の練習試合編最後のネタを飾るのは畑ランコ。
【リベンジ畑さん】 は、練習試合編1話である 「#452」 を踏まえてのネタ。
いやもうクライマックスはトッキーと津田タカトシのネタで、その味わいを反芻しつつ楽しかったなと染み込ませる余韻としての最後の4コマだよね。
つまり 【リベンジ畑さん】 はピロートーク。
これ見よがしに畑ランコがピロー (枕) とともに登場しているのはそのためであろう! 多分。
オチとしてはこのネタ今回1回限りのための力業みたいな流行そのものの面白さが全部。
加えて言えば、畑ランコが潜入するために恩恵を得ただろううつ伏せによって目論見が潰されるっていう面白さもあるか。

今週の感想、というか今年の感想はこれにて終了。
次回掲載は、2018年1月10日 (水) 発売の週刊少年マガジンの予定。

17.12.24   マガジンポケット (マガポケ) にて 『生徒会役員共』 の特集企画が開催

・2017年12月24日 〜 2017年12月25日の期間限定企画らしいので取り急ぎ。
週刊少年マガジンの公式アプリマガジンポケットにて、『生徒会役員共』 の特集企画が開催中だ!
企画の概要は次の通り。

クリスマス、寂しいキミへ…【生徒会役員共】
七条アリアの強烈エピソード大公開!

週刊少年マガジンの大人気作品
「生徒会役員共」の七条アリアが
クリスマスに寂しい思いをしているキミへ
寂しさが吹っ飛ぶような
強烈エピソードを大公開!!

さらに、3巻分無料&続き半額
大公開しちゃうぞ!!!

これで独りのクリスマスを乗り切れ!!

七条アリアとは…??

桜才学園生徒会書記。裕
福な実家に生まれたお嬢
様。学業成績は優秀で茶
髪のロングヘアで美人かつ
Hカップの巨乳で最高なプ
ロポーション持っている!

そんなお嬢様だが、見かけ
によらずハードな下ネタが
好きで、しばしばSMネタや
アダルトグッズネタなどの“
重いジョーク”を飛ばし、津
田を困惑させる!

こんなアリアに
キミはついていけるか!?

レイアウトは完全には再現できておりません、ご了承ください。
「聖性なる48時間 (性に赤い×印) 」 とか画像じゃないと再現できないし。
まぁこの企画を見られるうちは、スマフォでこのページを開いてもらったほうが早い。

大人気作品と紹介されている割にこういった特集企画に選ばれることが少ない 『生徒会役員共』 ですが。
謎にクリスマスというタイミングでこの特別企画である。
氏家ト全先生が12月24日生まれであることは関係しているのかしないのか (氏家ト全先生、誕生日おめでとうございます!) 、
『生徒会役員共』 の特集で天草シノより先に七条アリアが取り上げられるとはなぁとか、
マガジン的には七条アリアにクリスマスのイメージがあるのだろうかとか。
気になる点は多々あるが、ともかく嬉しい。
平素からもっと氏家ト全先生の漫画がマガポケ企画で取り上げられてくれてほしいぜ!

ちなみにこの企画で公開されたエピソードは、以下の9話。
この話がまるまる読める (七条アリアが出てない4コマも読める) 。

なぜか話数が偏ってるのは気になる。

さらに、マガポケの公式ブログマガポケベースでも、『生徒会役員共』 関連の記事が来た。
それがこちら、聖夜のクリスマス企画! ライターにゃるら氏厳選『生徒会役員共』エピソード10選!だ。
講談社内に貼ってある 『生徒会役員共』 のポスターの画像もある。
うおお、俺がマガジン学園で講談社に入ったときは 『生徒会役員共』 のポスターとかどこにも無かったのに。

とりあえず、こういった特集記事が出てくるってことは大変喜ばしいことだ。
この調子で2018年も氏家ト全先生の漫画を楽しみたいぜ。

17.12.13   今週の 『生徒会役員共』 「#453」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、桜才学園柔道部 対 星恍女学院柔道部の練習試合編!
星恍女学院は由緒あるお嬢様校であるらしい。
開幕 【高貴なオーラ】 からお出迎えしてくれる対戦相手の女子柔道部員もなにか雰囲気が違うー。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 「#453」 感想。

1本目のネタから前回あまり出番の無かった畑ランコがひどい下ネタで割り込んできとる。
時代劇とかでよくある、借金のかたに娘はもらっていくぜ、みたいなやつでもあるじゃないの。
完全に悪役ポジションである、敗北フラグが立ちそうだ。

続く 【非凡な人達】 、星恍女学院には天才柔道少女がいるという情報も判明。
部員が30名以上いて練習試合も普通は順番待ちの強豪校なうえに、そんな強い人もいるとかすげぇな。
津田タカトシもテレビで見たことあるレベルだそうで、何か妙にキャラ立ちしておる。
キャラの立ち具合なら負けていないぜーと張り合うのが萩村スズなのは何か面白い。
ジャンルは違えど 「天才○○少女」 ということにプライドを持ってるみたいね。
まあ七条アリアの天才下ネタ少女にオチは奪われているわけですけど。

そんな普段通りの下ネタに気を取られていたら、いつの間にか試合が始まっていた。
【そっとしておこう】 、トッキーが1コマ目で負けている。
「マジか」 「トッキーが‥‥」 と驚愕するリアクションからして、想像を上回る強さであるらしい。
高総体では優勝経験もあるトッキーだぜ (単行本6巻 「#140」 ) 、こりゃ相手は相当に強い。
つーか 「柔道の試合で負けて悔しさに震えるトッキー」 という描写がすごい。
そういう描写があることがすごい。
『生徒会役員共』 史上初ではないかってくらい "スポーツにかけた青春" みたいな描写の到来だ、俺も震えたよ。

【怒りのムツミ】 、中里チリが一本取り返すのも熱いですね。
柔道部創設メンバーの意地を見せたって感じで。
そういやスーツ姿の大門先生は見慣れない格好だからか何か面白いなーとか思うのだけど、相手校の顧問は誰なのだろう。
この審判を務める男性が星恍柔道部の顧問なのだろうか。
まあ強豪校だから顧問の人とかも複数いるのかもしれないけど。

大将戦に突入した 【気合十分】 、天才柔道少女のフルネームは津田ハナヨだと紹介が出た。
しかもひときわ小柄なのに、それでも大将になれるほどに強いらしい。
今回唯一 試合描写が4コマ1本に収まっていないのもこの大将戦だけ。
再登場あるのかもとか期待しちゃう。

最終ページ 【祝福しよう】 、そう来たかと思ったよ。
「ここでは描ききれないほどのすごい試合の結果ムツミ 優勢勝ちで桜才勝利」 のナレーションが来た。
もうナレーションが長すぎてコマに収まらずページをはみ出しそう。
まぁガチな柔道アクションは描かれなかったが、柔道にかける思いみたいな描写はあったので良かった。
この勝利には柔道部の面々も大喜びで、トッキーまでも嬉しそうな顔になってるのは地味にすごい。
そういやアニメ版から逆輸入になった部員の苗字1文字目が何気に見えてる、「鈴」 の字だろうか?

ラスト 【センター男子】 では、津田タカトシが謎に津田ハナヨとのフラグを立てに来たようにも見えちゃう。
同じ苗字ネタがここで再活用されるとは思わなかった。

今週の感想終了。
さて、来週は週刊少年マガジンが発売されないわけですよ (今週は合併号) 。
しかし再来週の12/27 (水) 発売号の 『生徒会役員共』 は 「旅館1泊編」 だとか!
2017年は桜才柔道部のエピソードで年越しとなるみたい。
めでたく練習試合に勝利した三葉ムツミたちが旅館で羽目を外したりするのかしないのか?
どんな一夜になることだろう、期待するしかないな!

17.12.06   『生徒会役員共』 「#452」 感想

・えー私事ではあるのですが、パソコンがぶっ壊れたましたとさ
バックアップを取っていないデータは全部消えた (当たり前) 。
辞書登録とかバックアップ対象の盲点だったからさー、初期設定から使うしかなく実に不便だ。
まぁそんなトラブルによって、感想の更新も遅れる運びとなった。

そういうわけで、一週間遅れの 『生徒会役員共』 感想。
この回 「#452」 は、夜行バス編!
三葉ムツミたち桜才柔道部が練習試合のため、夜行バスで遠征だー。
#447」 で予告されてた星恍女学院柔道部との練習試合編ではあるが、星恍女学院は随分遠くにある学校らしい。
まさかこんな "夜行バスでの一夜" という珍しいテーマのプロローグ付きとは嬉しいサプライズだわ。

扉絵は冬支度して暖かそうなトッキーだ。
「さすらいの柔道少女」 なる謎の二つ名の裏には "迷子になってさすらっちゃうから" みたいな理由は無いでほしい。

開幕 【出陣】 、にぎやかな出発である。
天草シノたち生徒会メンバーや新聞部の畑ランコもサポートとして同乗だー。
割と手厚いサポートだなーと思うと同時に、今更ながら生徒会の仕事の多さにビビったりした。

このエピソードがアニメ化されたら、【大事なマナー】 と 【いけない一夜】 は天丼的なネタになりそうだなと思ったり。
どちらも声をかけられてるのが津田タカトシなのでノマカプである。
なぜ柔道部部員同士ではなかったのだろう……と思ったが、そりゃ下ネタ側の人が柔道部には津田コトミくらいしかいないからか。

三葉ムツミたちは未成年につき当たり前ながらお酒に酔うネタとか描かれないわけですが。
【アンニュイ彼女】 では疑似的にそういうネタが来たので人によってはツボに刺さりそう。

そういや今回、舞台ほぼ全部バスの中で登場人物基本座ってるのに、構図が退屈でないのはさすがだなーとか思ったり。
あと大門先生の今回お子さんのお名前が明らかになった。
大門トシローという名前らしい、なお大門先生自身の下の名前は不明のままだ。

今回ずっと大人しくしてた畑ランコが、ラスト 【君の素顔】 で動き始めるのは畑ランコっぽさに溢れてて素敵だ。
つーか直前の津田コトミが伏線だったことに驚いたよ。
津田コトミはナイスな活躍をしよった、マネージャーの面目躍如じゃあないですか。

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