17.11.29   今週の 『生徒会役員共』 「#451」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、小山リカ先生の特集回!
かつて番外編 『児童会役員共』 の教育実習生として初登場した小山リカ先生が、『生徒会役員共』 でメインを張る日が来たかー。
メインになっていないネタでも出番はあって、落ち着いた大人の教師っぷりがよく出てる。
横島ナルコ先生とは対になるような性格ながら、横島ナルコ先生とは仲が良いから不思議なものだ。
自分に無い要素にこそ惹かれるものなのかも。

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 「#451」 感想。
開幕の 【こんなかんじ】 、横島ナルコ先生も出張したりと真っ当な仕事をしているのだな、とか失礼な感想を抱いてしまう。
横島ナルコ先生が生徒会顧問であるのは、生徒会のお目付け役としてでなく、むしろ生徒会がお目付け役だからなのでは。
そうまで思えるような素行とか今まで見てきましたし。
天草シノたちと食事に行ってさー、横島ナルコ先生一人だけが酔い潰れて寝ちゃったりするとかさー。
そういや横島ナルコ先生と小山リカ先生が2人で飲んでるシーンはあるけど、そういう場面でも酔い潰れてたりするのかしら。

小山リカ先生が柱の登場人物紹介に載ってるのって今回が初……だと思う。
その紹介文は以下の通り。

横島先生の強烈なエロボケに耐えつづけている常識人
(一応)。時にツッコミあり。横島先生とは友人関係。

今のところ、友人以上の関係には進んでいないようだ (進んだらいいのに)

今回特に秀逸なのが2本目 【花をもたせる】 だろう!
小山リカ先生を通じて日常の横島ナルコ先生が描かれる構成や、連動する勘違い、即座に事情を察して気配りする天草シノの聡明さ!
桜才生徒会まわりの素晴らしい人間模様が描かれてるでしょ。
2コマ目で笑顔で迎える七条アリアも、小山リカ先生の自然な表情も、それらと対を成す横島ナルコ先生のお気楽な表情も最の高。
これが尊いというやつかー?
とてもギャグ漫画らしからぬ天草シノの普通の表情・普通のセリフがきちんとオチとして面白い。
氏家ト全先生の4コマの魅力がよく分かるネタでもある。

小山リカ先生は萩村スズを萩村さん呼びであるようだ。
そんな 【オーバーヒート】 、よく見てるのは津田タカトシだけでなく小山先生もであるというネタだった。
萩村スズが観察されまくりであるー、じろじろ見られちゃう! それじろじろ。

次の 【ベスポジ】 、小山先生の着席位置に感心する萩村スズから、普段の横島ナルコ先生がどこに座っているかに思いを馳せる。
とりあえず斜め横に座るわけではなさそう……いやまあ、横島ナルコ先生は少しも出てこないネタですけど。
横島ナルコ先生が座るのは、密着するような真横なのか、それとも後ろから立って 「あててんのよ」 ポジションか?

過去の 『生徒会役員共』 でも津田タカトシたちは 【矢印の関係】 の位置通りに座っているから安心だ (何が) 。
というか昔の話を読み返したら、津田タカトシと萩村スズは座る位置が入れ替わったりしてるな。
その場合は七条アリアと対立するのが萩村スズになってしまうが、まあよくツッコミを入れているし対立関係と言える、か?
そもそも七条アリアが誰からもツッコミ入れられてるじゃあないか という点には耳をふさぎたい。
それよりも、オチで "自分が津田タカトシを屈服させられること" に一点の曇りもない自信を見せる七条アリアが素敵だ。
津田タカトシに屈服させられる可能性はひとうも考えていない笑顔である、まあそりゃそうだ。

ラストの 【みんなのエロハプ】 は、小山リカ先生がフワーリする8コマ漫画である。
ときおり強風が吹き込むという生徒会室の地形効果、ここに表れり。
率直に言えば、ドキッとしたのはフワーリよりも最後のコマの小山先生の方ですね…… (不要な吐露)
小山リカ先生のリアクションでこれだけのボケが巻き起こされるとはね。
今回は小山リカ先生がメインの回だったが、小山先生自身が個性を発揮して輝くというより、周囲にいる人達の個性を輝かせるタイプの個性だった。

今週の感想終了。
余談だけれど、今週の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 の掲載位置が随分と前の方だ。
「掲載順と人気の順は無関係」 と明言しているマガジンだけれど、打ち切りの近い漫画が巻末の方にぐっと下がるのはどこの雑誌でも共通だし。
まあ、円満終了とか作者の意志で終わる場合には、掲載位置と連載終了は関係しないわけだが……

17.11.22   今週の 『生徒会役員共』 「#450」 感想

・英稜生徒会を特集した回と言えるのではないか、今週の 『生徒会役員共』 は (倒置法) 。
魚見チヒロに森ノゾミ、ニューフェイスの広瀬ユウそれぞれが主役と言える4コマがあるぞ!
なお、青葉トオリは1コマも登場しないよ、なんてこった。
魚見さん初登場回から一緒に出てる登場人物なのに……

そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 「#450」 感想。
開幕 【朝チュン】 、マジでこれ天草シノが朝チュンのシチュエーションをお披露目しちゃっておる。
天草シノが朝チュンとなったお相手はマガジンなりマガポケなりでご確認すれば良いと思うのですが、この表情がナイスすぎる。
「><」 って嬉しそうな表情に 「ひゃー」 って楽しそうなセリフも最高すぎるよ!
天草シノが一人だけのときにしか見せないだろう、何の飾り気も無い素の笑顔と言えそう。

天草シノの似たような表情が次の 【贈り物】 でも見れるけれども、
眉・口・頬の赤らみの僅かな違いで 別の感情から生じた別物の笑顔だと汲み取れるようになってて上手い。
それはそうと、 『生徒会役員共』 の世界観が季節だけはリアルタイム進行だから、津田コトミの誕生日は11月下旬〜12月上旬なのかしら。
どうせならやっぱりクリスマスやクリスマスイブがバースデーというのはどうか。
あと、一瞬だけ固まったものの 七条アリアが動じず下ネタ混じりの回答をしてくれるとこは "強さ" を感じる、大変良い。

ギャグマンガゆえに、というかギャグマンガでなくても一瞬だけ凄い自分の中で流行ってすぐ飽きるネタはあるけれど。
【ちゃらいネネ】 は、このネタのためだけと言えそうなチャラ語で喋る轟ネネを見られるぞ。
これで次回登場時にも飽きずにチャラ語で喋ってたらそっちの方がビビる。
いや、いっそハマり続けてギャル系にイメチェンするまでになるという可能性は……まぁ無いか。
氏家ト全先生の漫画でいかにもなギャル系女子って登場したことも無いし。
下ネタ非下ネタ問わず、ガングロ系のネタさえ一度も出たこと無かったような記憶だ。

後半4本は全部は英稜生徒会ネタ……ではなく、途中に五十嵐カエデのネタがあった。
【2人いっしょ】 で桜才バカップルのヨシくんナオちゃんの進化っぷりにツッコミを入れるのが五十嵐カエデだ。
初期は天草シノの下ネタに唖然としていたようなヨシくんナオちゃんも、もう人前でキャンディキス (飴キス) するような仲に。
天草シノや周囲の人たちの下ネタに徐々に影響されてこうなったのかなー。
桜才学園で清純な交際を続けることの困難さが体現されているのかもしれない。

今回のベストカットは 【成長期】 の1,2コマ目じゃない!?
広瀬ユウのスカート姿を横から捉えたこの2コマ、イラストとしての良さがある。
氏家ト先生の描かれる制服女子、そういうイラストとしての魅力が詰まっていると感じたぜ。

そんな訳で、英稜生徒会ネタのはじまりはじまり。
広瀬ユウは高校に入ってから急激に背が伸びたとか、森ノゾミは高校に入ってから胸が大きくなったとか着目ポイントは多いネタですが。
一番の見所は、魚見さんが森さんを呼んでいるコマじゃない!?
個人的には森ノゾミのへそチラよりもうおぉと思った。
「英稜生徒会では皆 下の名で呼び合い親睦を深めてます」 、そんな魚見さんのセリフがありました (単行本11巻「#299」) 。
まぁそれから一度も魚見さん達が下の名前で互いを呼び合うシーンは出てこなかったわけですが……
このセリフから3年、遂に魚見さんが英稜生徒会で下の名 (を元にしたあだ名) で人を呼ぶシーンが来た!
「そーゆーのぞみんこそ」 だとさー!!
森さんを "のぞみん" 呼びである。
謎の感慨深さがあった。
下の名前が付いたなら、やはりそこから世界観は広がって新しいネタが生み出されるわけだなあ。
つーか下の名前 (が元のあだ名) だけどカタカナ表記で "ノゾミン" とかじゃないのですね。
氏家ト全先生の漫画で登場人物の名前がみんなカタカナで表記されるのは、そういう世界観なのか別の理由なのか。
理由はどうあれ、たまーに不統一になってる場面があって気になったりするよ。

次の 【存在感】 は広瀬ユウとクラスメイトのお話だー。
"広瀬ユウは背が高い" という特徴だけでこうも多様に笑えるネタをいくつも出せるって普通にすごいな。
そしてラストの 【一周まわってピュア】 、たまには珍しくド直球に恋愛的なネタが来たな……!
ウオミーと天草シノ、そのどちらが津田タカトシのハートを射止めたりするのか!? みたいなネタが。
ド直球とはいえ、オチまで隠されてるから新鮮な驚きがあった。
これはつまり、出島さんは素直な恋心を伝えた方が七条アリアの心にも響くのでは、という推測が成り立つ。
まったく出島さん登場してないネタにこんな感想ですみません。
でもでもさ、それなら津田タカトシも非下ネタ側の登場人物から告白されたらあっさり受けたりするのかも、みたいな妄想もできるしさー。

今週の感想終了。
ちなみに今週の週刊少年マガジンの目次ページでは、右上のイラストに出島さんが選ばれている。
先日のシーツをぶわーっと取り換えるナイスな扉絵の出島さんだ。
良い扉絵であれば目次ページのこの右上に採用される……という法則だったら話は簡単だが、そういう法則では無さそうだ。
いやでも、ここに選ばれた登場人物に一目惚れしてその漫画を読み始める読者もいるかもしれないしな……
うーん、基準は謎だがとりあえず 『生徒会役員共』 がこの右上に選出されるのは嬉しいものがある。

17.11.15   今週の 『生徒会役員共』 「#449」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想……の前に、2点ほどお知らせをば。どっちもこの15日のことではないのですが。
まず、週刊少年マガジン公式アプリ 「マガポケ」 がPCからでも読めるようになった
マガポケのWebサイトはこちら → https://pocket.shonenmagazine.com/
これによってPCからでも 『生徒会役員共』 のほぼ最新話が無料で読める
太っ腹すぎない? 講談社の収益的に大丈夫なの?
とりあえず、『生徒会役員共』 やその他の漫画を印刷の濃さとか気にせず綺麗な画質で読めて便利だ、皆もアクセスしよう。
ひとまず 『生徒会役員共』 の第1話のURLも貼っておく → https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13932016480029113084

そしてもう1つのお知らせ。
何と、『劇場版 生徒会役員共』 のネット配信が69日間の期間限定で始まった。
詳しくは劇場版公式サイトにて → http://king-cr.jp/special/seitokai_G/news/
限定版単行本16巻に収録される劇場版が、単行本より早くネット配信されるってどういうこと?
世の中のそういう仕組みは良く分からないな?
つーか、劇場版の上映開始から4ヶ月弱しか経っていないのに配信開始ってマジかよ、早すぎない?
うーん、劇場版の興行収入が良かったから配信なのか、悪かったから配信なのか、それとも興行成績に関わらず配信は決まっていたのか?
アニメ業界に詳しくないから全てが謎だ。
とりあえず、劇場版を今すぐ見たい! という人にとってはありがたい話である。
劇場で見るより限定版単行本を買ってみるより価格が安いというメリットもあろう。
ニコニコ動画での配信で見るならコメントが流れる、という特徴もあるし。

・そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#449」 は、嬉しいことに出島さん特集回と言えるのではないか!?
扉絵は出島さんだし、ラスト3本のネタは全部七条家での出島さんだよ。
それに何より、今回は扉絵も特徴的で嬉しいね。
いつもの決めポーズ的な止まった姿勢とは一風変わった感じの、何やら動きのある出島さんだ。
正にシーツを取り換えるため ぶわーっとやったその一瞬を切り取ったようなワンシーンである! 嬉しさ2倍だ。
これで今まで一度も呼ばれたことのない "出島サヤカ" の下の名前まで呼ばれる展開があったら至高だが、さすがにそんな贅沢は無かった。

開幕 【見えない糸】 は、何だか可愛い尽くしじゃない?
蜘蛛の糸にひっかかった天草シノの 「わぷっ」 なるリアクションとその表情は漫画らしい可愛らしさだ。
すぐ駈け付けた、というより登場位置からすれば木陰に最初から隠れていたのかみたいな畑ランコは表情豊かだし。
「なんだ のろけか」 と呆れつつも写真は撮影しておく手癖は新聞部の鑑的な行動なのかしら。
畑ランコでも呆れることあるのだなーとか素直に思ったりもした。

2本目 【ハードボイルド妹】 、内ポケットに手を入れるネタでも下ネタにならない人物が 『生徒会役員共』 にいようとは!
同じ仕草を天草シノがやったらば、バストアップ運動の一環かな? みたいな下ネタボケに繋がってそう。

小山リカ先生と横島ナルコ先生がさー、お互いの自宅を訪れてくつろいでるシーンって良いよね……
女教師同士で仲の良い関係は氏家ト全先生の過去作品 『妹は思春期』 にもあったけど、互いの家を訪れるまでにはなっていなかったし。
『濱中アイ』 の中村リョーコと濱中アイの関係では若すぎる感じもあるしさー。
この 【反応を楽しもう】 、新しいカップリング誕生の兆しがあると思う、ある種の化学反応と言えよう (?) 。

次の 【上から一枚】 、1コマ目の何気ない背景に飼い猫のムラサメ君がいるのが今の津田家の形なのだよな。
それはさておき、ブラを素肌にではなく 肌着の上からブラを着ける女性が実はそこそこいると聞いたことはあるが……
しかしこれ、外出用の服の上にブラを着けて外へ出るファッションとは……?
googleの検索結果によれば一応実在するらしいが……?
何か騙されているのではないか……???
謎である。
個人的にはシャツの首回りを広げて胸元を覗き込みノーブラを確認する津田コトミに類まれなる良さを感じた。
週刊少年マガジン青少年男子読者の手もこのコマで止まってほしいと願ったよ。

さてさて、ラスト3本は出島さんが出ずっぱりだー! 勝ったな(何が)
というかよく読めば、3本とも七条家が舞台で、登場人物は七条アリア・出島サヤカ・橋高さんの3名だけですね。
更にラストの4コマでは七条家の飼い猫ちゃんも登場するぞ。
まず 【ドンマイ】 は出島さんの失敗のお話。
失敗というよりわざとらしい恥ずかしがり方に魅力を感じられる4コマであるわけですけど!
この 「恥ずかしーっ」 ってさ! 絶対そう恥ずかしがってないのにさ、これが可愛い仕草だからと分かっててやってるやつでしょ!
その様子が大変に良い! 七条アリアの視点から目に焼き付けたい仕草だ。
七条アリアお嬢様になら残ってたものまですべてを見られたい、という欲求さえ拾える4コマでもあり最高。

出島さんネタ2本目の 【まごころがつまってる】 、橋高さんのツッコミに意識を奪われてしまった。
2018年も近付いたこの21世紀、「ここはブルセラじゃありませんぞ!!」 ってツッコミは時代を感じるツッコミってことなのかしら……
「ブルセラ」 でぐぐったらさー、ブルセラ症なる人獣共通感染症がトップページの半数を占めてて驚いたよ。
出島さんが手に持つパンツ (下着) は七条アリアのパンツなのであろうけど、これが出島さん自身のだったら変態度数が半端無いなと思った。
いやむしろ、七条アリアのでも出島さん自身のでもない第3者のパンツという可能性も見出すのはどうか?
たとえば天草シノのパンツであったら……まあ七条アリアのパンツと読み取るのが一番無難ではあるか。

そしてラストの 【ネコの指定席】 、怒涛の橋高さんツッコミ3連発を締めるこのオチは笑った。
もはや出尽くしたのではないかと思える 「ネコとタチ」 にまつわるボケの新しい見せ方……!
出島さんはやはりタチであるのはよろしい。
出島さんはタチであるということが橋高さんさえ知る公然の事実というのも非常に良い。
つーか、深く考えるなら最後のセリフは愛の告白じゃね?
多種多様なプレイを満喫している出島さんが七条アリアさえいれば他の相手はいらないみたいな発言をしているんだぜー!
まぁこの告白の本気度は細かく測る必要があるやもしれませんが。
でも軽い冗談であったとしても、それはそれで出島さんが軽い冗談で告白めいたセリフを言えるという描写でもあろう。
どちらに転んでも大変美味しい4コマでございました。

17.11.08   『生徒会役員共』 「#448」 感想

・一週遅れでの感想となってしまいました、『生徒会役員共』 「#448」 の回の感想です。
この回は、前回ちらりと語られていた三葉ムツミのアルバイト編!
三葉ムツミがおやつ代に悩む描写があったとはいえ、マジでバイト展開が描かれるとは思っていなかった、嬉しい予想外だ。

開幕 【ふわふわする】 の1コマ目から、うさぎの着ぐるみが見下ろすド迫力の幕開けだ。
このコマに 「三葉ムツミです」 のナレーションが被さって非常にインパクトあるな……
氏家ト全先生の漫画としては新しい手法だよねえ。
そんな訳で着ぐるみの中にいるのは三葉ムツミであり、扉絵は着ぐるみを脱ぐ瞬間の三葉ムツミ。
油断してる雰囲気もあってフェチの人とかは非常に美味しくいただけそうね。

開幕2コマ目に見える女児はサブレギュラー的な登場人物であるアスカちゃんである。
気になるのは3コマ目でアスカちゃんの後方に立ってる大人の女性。
もしかしてこの人がアスカちゃんの母親だったりするのか?
まぁセリフなどは無かったので、関係は不明のままだけど。
氏家ト全先生の漫画では登場人物の母親って登場する事が結構多いから、アスカちゃん母がお目見えすることはあると思う。

次の 【犬語】 では着ぐるみアルバイトを三葉ムツミと一緒に津田タカトシもやっていると判明。
この書き方だとアレですが、一体の着ぐるみに2人が入っているわけではありません。
犬の着ぐるみに入った津田タカトシへとウサギの着ぐるみに入った三葉ムツミがご指導だー。
ちゃんと世界観を大事にしようって態度は、以前あったハロウィン回での萩村スズのかぼちゃコスプレを思い出すぜ。

3本目 【体験しよう】 、三葉ムツミに遮られた天草シノの発言は下ネタだったのかどうか?
こういう経験が将来役に立つというのは、ラバースーツを着用してのプレイ という話に繋げそうにも思える。
つーかこのうさぎの着ぐるみの顔のインパクトが凄いなw
この焦点のあっていない目だけでオチを成立させてる感じがある。

アルバイト編というか着ぐるみ編になってるけど、この 【中の人】 は色々と斬新だ。
萩村スズが撮影会に呼ばれるというのが見せ方上手いし、萩村スズがまんざらでもなさそうなのもそう来たかー! って思ったし。
何よりこのオチが斬新だわ。
着ぐるみごしに触れるから天草シノの胸に触れても分からない、というのは桜才学園マスコットさくらたんの回であったけれども、
それに近いはずなのに立場を逆転させるだけで こんなネタがあったのかという驚きが生まれてるから感心した。
やっぱこれ天草シノは着ぐるみごしのプレイを妄想してるからこの手の位置にすぐ気付けたのだと思う。
萩村スズは津田タカトシを意識しつつも、ワンちゃんと自分 みたいな感覚で撮られる気持ちになってたのだろうし。

何か印象に残る絵面してるのは 【一芸】 の1コマ目。
端にいる三葉ムツミの入った着ぐるみが変な方向凝視しちゃってる面白さ!
そしてバルーンアートのお姉さんの髪型が割と珍しい感じだよね。
大人の女性でこういうヘアスタイルな人って氏家ト全先生の作品では珍しかろう。
「子供相手のバルーンアートをやっているお姉さん」 という役目での髪型なのかしら。

最終ページの 【寺のアレ】 では出島さんが登場だー、今週の登場人物は意外に多いぞ。
サブタイトルのアレとは "常香炉" ですね、常香炉の煙を浴びると身体の悪い箇所が良くなるというアレです。
そうすると出島さんが浴びるのは頭で良いの? ってことになってしまうけど。
でも、じゃあそれならと とか頭以外の場所に浴びようとするなら公衆の面前ではヤバイ箇所に浴びせようとしそうだ。

ラストの 【ぐるっと】 、三葉ムツミの透けブラやそれを津田タカトシに聞こえる状況で指摘する七条アリアより、
萩村スズが眉毛をぐっとまげて透けブラ見せないようにすることに気合い入れてるような心境なことに良さがあると思ったんだ。

17.11.01   今週の 『生徒会役員共』 「#447」 感想

・ 「最近の 『生徒会役員共』 ってこういうネタが多いよね」 と感じることは人それぞれあるかと思いますが。
今回 「#447」 は、そういう最近よく見るよなーってネタが特に多かった印象だ。
1,2コマ目と3,4コマ目がかかってるダジャレ的な言葉遊びとか、トリプルブッキングのモブ的なゲスト出演とか、8コマ漫画とかさー。
まぁトリプルブッキングのモブ的登場だけはちょっと前からちょこちょこ続いてるけど。
そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。「#447」 の感想。

開幕 【よどみなく】 は萩村スズの自然な表情から始まったー。
真顔というか自然なお顔だ、普通の表情でこれというこの整った顔立ちの良さが全面に出てるよな。
そして絡むお相手は轟ネネ。
下ネタ無しの会話をする2人は何やら絵面が可愛い。
可愛さ全面押しのような4コマだ。

2,3本目の 【いろいろな色】 【たぎる夜】 ではトリプルブッキングがゲスト出演だー。
歌番組とかアイドル活動にでなく、こうしてテレビの健康番組に出演しているのを見ると年月の経過を感じるね。
そういう健康バラエティの顔ぶれになるほどの知名度や、応用が利く能力を獲得したのか……っていうか感じでさー。
顔つきも割と 『あかほん』 で主人公していた頃とは違ってる。
氏家ト全先生の絵柄の変化……というリアルな理由の推察は置いておいて、シホたちが経験を積んだからみたいなこともありそう。

そういや 【昔話】 の1,3コマ目の横島ナルコ先生は、コピペかと思ったが違った。
氏家ト全先生は同じ構図のコマでもコピペせず描くタイプの漫画家さんなのよね。
あと 【みんな生きてる】 のバイオフィルムが使われてる 「さしずめ生きてる服」 ってこれか https://wired.jp/2015/10/29/when-you-sweat/
まぁそれよりも七条アリアが脱ぐことではなく着ることに生き生きした様子を見せるいうのはレアっぽい。
つーかこの4コマも "生きてる" と "生き生きしてる" が被ったダジャレ的な言葉遊びのネタだ。
最近多いよなあ。

最終ページの 【人気スポット】 は8コマ漫画。
同じような普通の女子らしさを見せる轟ネネなのに、何か開幕のネタよりも良さを感じる……?
レアなスイーツを注文待ちしているという普通の女子らしい轟ネネに、謎に興奮を感じてしまう、何故なのか。
性的なこと以外の欲求を見せる姿に良さを覚えるのか……?
そんな訳で来週なのか近々なのかは不明だけれど、三葉ムツミのバイト編や柔道部の対抗試合編が描かれるっぽい。
「星恍女学院柔道部 全国常連の強豪校」 とか柔道部員がシルエットでのご紹介で強そうな登場だー。
"聖光女学院" や "聖光女学園" は氏家ト全先生の作品に名前が出たことある学校だけれど、そことは別の学校である模様。
これは 『生徒会役員共』 でも珍しいガチな柔道アクションシーンとか描かれちゃったりするのかなあ。
ともあれ一味違った展開が来る予感だ。

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