15.10.28   今週の 『生徒会役員共』 「#350」 感想

・さてさて今週の 『生徒会役員共』 「#350」 は普段の桜才学園を舞台にした日常的4コマ7本。
あれっ? 前回の高校生クイズキング全国大会編はどうなったの? とも思ったら、作中でその話が説明されていた。
そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。

開幕 【毛先】 は天草シノと津田タカトシの会話。
何か似たネタを読んだ記憶があるなと思えば、津田タカトシの髪の毛に付いたセロテープを取るネタ (単行本5巻 「#128」 ) や、
枝毛の苦労を津田タカトシに分かるよう説明するネタ (単行本7巻 「#178」 ) か。
天草シノは津田タカトシと別々な体験であっても同じ痛みやら苦労やら共有しようとしているように見える。ラブを感じる。

前号で話題に出た、天草シノたちが高校生クイズキング全国大会出場決定を果たしたことについて説明されるのが 【みちゃらめ】 。
冬休みにメインの全国大会は催すらしい。地区予選編は既に放送済みなのに。
どういう番組構成だろう……とも思ったが、元ネタだろう全国高等学校クイズ選手権はかつて冬休みに放送されていたのだとか。
氏家ト全がそれをヒントにしたのかは不明だが、今年の冬休みの 『生徒会役員共』 が全国大会編だろうことは間違いなさそう。
そしてこのネタは4コマの七条アリア先輩の 「私はむしろ恥ずかしい姿見てほしい」 のセリフは過激すぎるよな!
平然と普段の表情で言い放つ辺りも超やばい。大変よろしいなと思ったよ。

地区予選編の放送は古谷さんも見たとか 【一生もの】 で判明。
しかしまぁこのネタ、マガジン読者の年齢的に分かる人の方が少ないのでは……
ちなみに、地デジ放送でもVHSビデオテープへの録画は可能らしいのだが、古谷さんが1人でそういう環境を作れるかは謎である。
まぁ掘り下げるような点では無いとは思うけど。

萩村スズネタが 【キッズスズ】 【見えるスズ】 と続いて2本連続するわけでして、
口のまわりをケチャップだらけにするような萩村スズには不自然なほど大人びた化粧を施された萩村スズを連想するし、
萩村スズをダンボール (大) に入れてめちゃくちゃ運びたい……! という欲求も生まれるよね。
そして轟ネネのオチのセリフは、実体験によって生み出された連想であってほしいところだ。相手の性別は問わないけれども!

最終ページ。
【エスパーお嬢様】 の眼精疲労で押すうなじは風池というツボのことだろうか。眼精疲労に効くツボ随分いっぱいあるのだな。
【光と影】 の1コマ目は何か好き。謎の良さがある。背景の妙な感じのスクリーントーンによる効果だと思う。

15.10.21   2015年マガジン47号の 『生徒会役員共』 は休載

・2015年の週刊少年マガジン47号では 『生徒会役員共』 が休載だったことを記録しておくためだけの日記でござい。
ちなみに前週の46号では一挙2話掲載だったため、2週間単位で見れば読める話の数は同じだ。

15.10.20   今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 第44話感想

・今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 は、花園ハナ達が面接の練習をするエピソード。
氏家ト全先生の漫画では、主人公たちの卒業→入学の流れが描かれたことは無く、
今いる環境からの巣立ちが描かれる時、それすなわち最終回の時! みたいな扱いなので、
やはり最終回に向けて着々と準備を進めているのだなぁという印象を受けてしまうー。
( 『生徒会役員共』 の津田コトミは作中で卒業と入学を体験しているけれど、中学校については描かれていないし )

そんな訳で、第44話 【面接マスター】 の感想。
開幕から利発そうなお子さんに見える花園ハナですが、すぐ後には顔にご飯粒を付けてて2コマしか保てていない。
トイレでドアをノックされる片岡ヒカリには、「男性はトイレで隣に人が立っていると時間がかかる」 との実験結果があるらしい事を思い出した。

面接練習が始まってからは、山田コンスタンツによる胸の谷間やらレオタードチラのシーンが連続するわけですが、
『プチたん』 ではパンチラが解禁されたはずなのに、山田コンスタンツのパンツ風描写はガチで下着のパンツになったりはしないのね。
基準が謎だー。
あと、陽汝学園の制服ってほとんど描かれないから制服姿の山田コンスタンツには今でも新鮮味があるな……とも思った。
「受験番号0721」 の小ネタが作中完全スルーされてるのは笑った。

そういえばこのまま行くと『プチたん』 は、氏家ト全先生の漫画が初めてマガジンSPECIALで最終回を迎える作品にもなるよな。
そうすると、マガスペでは週刊少年マガジンよりもお色気シーンの規制が緩いっぽいことが気になる。
氏家ト全先生の最終回でおなじみの 「登場人物が皆パンモロする」 という以上に過激な終わり方をする可能性もあるのでは。

今回メインの話題の面接練習に昔懐かしい印象を受ける理由は、『濱中アイ』 にて描かれた面接練習を思い出すからかねぇ。
『濱中アイ』 の面接練習シーンは各コマがコピーだったけれど、今回の 『プチたん』 ではコピーは不使用みたい。
あと、田隈カオルとニュートンやベートーベンの共通点は、田隈サトリが無くしてしまいそうな気がするのだけどどうか (最低)

ラストのオチはさておいて、終わり2ページには朝宮マミさんが登場して華がある! 美しい振り返り姿だ。
田隈サトリと席を共に食事しているのは第35話に登場したミカとアユか。
遠景での姿とはいえ、再登場があるとは思わなかった。
それにしても、あまてら荘には他にもモブ寮生がちゃんといたのな。
現2年生の入学時には、あまてら荘に新寮生が3名しか入らなかったとかいうエピソードもあったから、
寮生がもう実はとても少ないのではないかとか気になっていたしで、今回程度でもモブ寮生の姿が見えるとホッとする。

15.10.14   今週の 『生徒会役員共』 は2話掲載! 「#348」 「#349」 感想

・マジかよ、先週号には一切予告が無かったのにも関わらず、
今週の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が一挙2話掲載だ! やったね。
ちなみに今週号の表紙にも2話掲載とは告知がなくて、
2話掲載なのに目次ページでも左側の列にも来ていない (新連載などは左側の列で大きく取り上げられるページ構成になっている) 。
特別な号なのに、何だか待遇が悪いなぁ。
誌面では 「KC12巻大ヒット御礼一挙2話」 とのことだが、何か特別な理由でもあるのだろうか?
他の連載作品とのページ数の兼ね合いで、急に2話掲載することが決まったとか。

まあそれはさておき、今週の 『生徒会役員共』 1本目感想。
「#348」 は日常的なネタや、2本目 「#349」 のヒキとなるクイズのネタなどあるエピソードだよ。
開幕 【本と生きる】 から随分エロいコマがあるネタ。
氏家ト全先生によるいかにもな少年漫画的お色気シーンのコマを見よ! この本の中の他のコマも見たいくらいだわ。
「Hシーンのあるページだけに すごい手アカが」 との事だが、小学生男子読者のマガジンもこのページだけ手垢付くことになれよと思った。

続けて2本 【しょうらいのゆめ】 【好きの意味】 では女子アナらしい女子アナの "ミヤっち" が登場するのだけど、
別にこのミヤっち、今回2本目の回に登場するわけでは無かったのよな。番組進行役として登場するかと思ったのに。
それはそうと、"天草シノ・七条アリア・萩村スズの3人が揃って憧れる格好良い女性のイメージ像" として登場したのがミヤっちなのよな。
3人は割とタイプ違う感じなのにそれでも憧れられるとはカリスマ性高そうだ。
氏家ト全先生によるいかにもな格好良い出来る女性のイメージという事にもなっているのかもしれない。

津田タカトシの将来の夢が公務員というのは気にしたいよね。
桜才学園にも 「交通の便がよかったから」 と入学した津田タカトシだし、楽そうなイメージのあるところに流れるタイプなのかしら。
七条アリアに働く場所とか斡旋されたらホイホイ乗ってしまいそうなイメージとか持つ人もいるのかも。

次の 【ちらちら】 は、こういう段階踏んだ指摘ネタできるのだから小山先生が桜才学園に赴任して良かったわぁ。
あと、かつて横島ナルコ先生にスカートの中を覗かれて恥ずかしがっていた天草シノが (単行本2巻 「#25」 )、
横島ナルコ先生のスカートの中を平然と教えるとか感慨深い。2人の付き合いが深まったからこそだよね。

ラスト2本は次のエピソードへのヒキで、【青春の祭典】 では天草シノが人気番組 「高校生クイズキング」 に申し込む。
どういう番組なのかはそりゃ、日本テレビの高校生クイズみたいな番組なのだろう。そんな訳で次の話に続く。
あと 「優勝賞金は100万円だ!!」 のコマの天草シノは随分お洒落系に可愛いポーズで気に入ったぜ。

・さてさて今週の 『生徒会役員共』 は一挙2話掲載で、2本目 「#349」 の感想だ。
人気番組 「高校生クイズ」 の予算にエントリーした天草シノたちだったけれども、
開幕 【TV】 時点で既に予選に参加した後だった。

てっきり天草シノたちが予選に参加したエピソードが展開するのかと思ったら、
参加した予選をテレビ番組として天草シノたちが視聴する形で話が展開。
一風変わった工夫で面白い物語の作り方ー! って印象になってて、さすが氏家ト全先生だ! って思った。
「天草シノたちが公衆の面前でドぎつい下ネタを飛ばして周囲は愕然、っていうかこれお茶の間に放送されるのでは?」
みたいな不安がよぎるネタが無いってこの時点で告知されてるようなものだしね。

さてさて 【かたい口】 では、おっと出島さんの登場だ。
津田コトミを含めて七条家に集まって高校生クイズキング地区予選編の放送を見るようで。
俺としてはもちろん地区予選編の放送より、出島さんが七条アリアの口を割ろうとしている様子の方が見たいですけど!
【テレビ映り】 、これ真っ当に考えるなら七条アリアは乳首がテレビで露出する可能性を考えて化粧してたってことになるな。
放送ではカットされていただけで、そういう場面が実はあった可能性も生まれてしまう恐ろしいネタだ。
ちなみに 【好敵手】 を見るに、英稜高校から魚見さんと森さんも参加していた様子。
英稜生徒会は3人だからもう1人誰か誘って参加したのだろうか……とか考えるのはどうでも良い点すぎるか。
仲の良いシーンが公共の電波に乗るのは森さんの役目かと思った。

次の 【おやこで変換】 1コマ目に登場するモブ高校生のゼッケンには 「陽○」 と書かれていて○部分が読み取れないけど、
『プチたん』 に出てくる陽汝学園ではない……よね?
そしてラストの 【サイレント祝福】 では、何と桜才学園が全国大会への切符を獲得
えっ、これって高校生クイズキング全国大会編出場エピソードにも続く展開なの!?
スゲェ気になる所で終わりますが、何と次週の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が休載だとさ。
何てことだ。
次回が全国大会編なのか、それともクイズ番組編は今週だけで終わりなのか。気にしたりしつつ次回を待とうよ。

15.10.07   今週の 『生徒会役員共』 「#347」 感想

・先に今週号限定の話をすれば、
今週の週刊少年マガジンには 「毎年恒例! マガジンからのお年玉!」 として、
連載作家さんによる描きおろしイラストの年賀状応募者全員サービス企画がある。
もちろん、氏家ト全先生による年賀状もあるぞ。
どういうイラストなのかは今週号で確認いただいてのお楽しみだが、例の年始の挨拶は今回も健在だ。
また、応募券が付いてくるのは今週号だけのはずなので、欲しい方は是非とも今週号を買っておこうぜ。

そして今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#347」 の見所は、何と言っても昔からモブなどで登場していたあの桜才男女カップルが完璧に主役になったことだ!
単行本4巻 「#84」 で初登場し、たびたび五十嵐カエデに注意され、最近は下ネタなオチも増えてきたあのカップルが、
今回とうとう天草シノたち側の住人になっていたよ。

さて開幕 【勤勉少女】 から見れば、萩村スズの学園生活は工夫が多くて楽しそうね (他人事) 。
小さいサイズの靴は洋服以上にバリエーション無さそうだから大変である。
【癒やしの時間】 は女子会なのか、天草シノたち3人たちだけで集まることもあるのね。そりゃそうか。
つーかこれ、誰の部屋なのだろ。萩村スズの部屋なのか天草シノの部屋なのか。
でも七条アリアの持ち物が出てくるってことは七条アリアの部屋なのかしら。
天草シノの部屋だとすれば、作中にも滅多に出てこない場所だから気になるところだ。

そして後半4本は、何と全部が桜才カップルネタ! 大特集だわ。
ちょっと前までは一言二言セリフがあっただけで、「昔から登場していたセリフ無しモブカップルに遂にセリフが!」 と驚いたものだが、
セリフが出たなら主役のネタがやってくるまで凄い早さだ。
ここまで活躍する事になるとは、氏家ト全先生さえ思っていなかったのだろう。過去の登場回を見てみると、容姿が結構違ったりするぞ。

【死角でイチャる】 は、直球下ネタ。
イチャイチャしてるだけで付き合い自体は純なのかと思っていたら、もはやそんな事は無かったぜ。
過去の天草シノのアドバイスの影響だと思う。完全に毒されている……
というか実際そういう行為をしているという点を考えれば、天草シノを通り越して横島ナルコ先生の域に近付いているのかも。
まぁ机の下を覗いたのは天草シノだけだから、実際はそこまではしてない行為をボケただけかもしれない (無理筋)

続く 【会長相談室】 では桜才カップルが 「桜才一のバカップル」 と紹介されてて感慨深い。そういう呼び名が付くとはな。
バカップル女子の方:ナオちゃんが、バカップル男子の方:ヨシ君との仲について 天草シノ会長に相談だー。
つーか、告白してない仲なのに足コキ (天草シノ談) してたの? 今までの二人は身体だけの関係だったの?
彼氏彼女いますと周囲にアピールするためのイチャイチャだったの? そういう方向の漫画では無いか。

それにしてもナオちゃん、コマによっては英稜生徒会副会長の森さんに見えるな……
【Mのまつろ】 、これ七条アリアが想像するMのイメージはM男っぽいよな。
七条アリアが無意識的に津田タカトシを意識してるというネタなのかも!? (最低)
そしてラストの 【ハッピーエンド】 は、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。
まぁ 「#264」 ではケンカしててもすぐ仲直りしてがっちりハグからのキスとかもしてたし、何であれハッピーエンドに至るのだろう。
めでたしめでたしだな。
告白を通して二人の仲が一層過激になって、五十嵐カエデが注意できずに気絶してしまうネタとかに発展するかもしれない。

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