19.04.24   今週の 『生徒会役員共』 「#518」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、2019年4月で最後の掲載だから平成で最後の 『生徒会役員共』 だ!
……ということを誌面のアオリ文句でもデカデカとアピールしてきている。
当然、次回が令和で一発目の掲載であることもアピールされているぞ。
そこ強調する理由ある? 謎である。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#518」 は、パリィ・コッペリンが主役で行列のできるパン屋に並ぶ回だ!
扉絵のパリィ・コッペリンはブラ紐が見えているのかと思ってしまったな……
その辺はほら、日米の文化とか価値観の違いということで。
そういやパリィ・コッペリン初期登場時、私服で付け乳首をしてるかもしれない、とかも考えたりしたな。
もはや懐かしい。

開幕 【ななめうえ】 ではグルメ雑誌の名前が 「グルメ69」 であることに目が行っちゃう。
シックスナインで口にするものを連想して食欲の失せそうなスゲェ雑誌名だ。
しかし雑誌の名前は全スルーで話が進むぞ。
店の前に行列ができることはアメリカでもあるだろうに、という視点もスルーで行きたい。

2本目 【えらばれし100人】 では早速行列のできるお店に並んじゃう。
一日限定100個の伝説のカレーパンを求めて行列に並ぶとはいきなりガチですねー。
並べば必ず食べれる系のお店に向かわないのが志の高さなのかも。
そしてそんなカレーパンを出すパン屋の名前は 「Pan Two」 であり、言わずもがなパンツのダジャレであろう。
何故か最近、こういうダジャレ的な下ネタの小ネタが増えてきてますねー。
氏家ト全先生が最近そういう小ネタにハマっているのだろか。

行列に並ぶ客の中には天草シノたちのほか、アスカちゃん (近所の子供) の姿もあった。
パリィ・コッペリンとアスカちゃんがかつてないほど接近したものの、この2人の絡みは無かった。
うーむ、おしい。
この2人の邂逅は次回以降のお楽しみかしら。

次の 【国民性】 、パリィ・コッペリンが公衆の面前でド級の下ネタを繰り出しちゃう。
そういやパリィ・コッペリンは、下ネタは桜才学園内に留めておいた方がよいって把握しているのかなあ。
天草シノたちの下ネタが日本全体のお国柄だと誤解してたら、とんでもないことになりそうだ。
つーか、轟ネネがそこまでパリィ・コッペリンと仲良くなっていたことも意外。
さすがの轟ネネでもそういうビデオを見せる相手は選ぶだろうし (三葉ムツミには見せないだろうし) 。
ていうかこのビデオ、これ映ってるの全員男優ですよね? 一番前は女優かもしれないけど。
そういうのも轟ネネの興味の対象なのかー。
轟ネネは一体どういうジャンルのビデオまで保存しているのか。

次の 【黄金の指】 、"黄金" はダブルミーニングだ。
職人の技として価値ある意味での黄金と、スカトロな意味での黄金と。
ちなみに七条アリアが言う直腸温度は、腋の下で測る体温よりも0.4〜0.8度ほど高いらしい。

続く 【がまんがまん】 もスカトロ系に分類できるかも。
つーか食べ物系のエピソードなのに、重たい下ネタやスカでトロなネタが続く展開だな……
パリィ・コッペリンが頭の中で考えているセリフが書かれたのって、これが初めてのような気が。
台詞は当たり前だけれど、日本語ですね。そりゃ日本の漫画だし。
ともあれこのネタ、何年か前 萩村スズにやたらと尿ネタが続いてたことを思い出した。
今回では、萩村スズがトイレに行きたいパリィ・コッペリンにお茶を勧める側に回っていますけど。
個人的にはパリィ・コッペリンにもそういう流れが来てほしい気がする……!

食べ物がメインの回なのに重たい下ネタが続いていたのは、ここの伏線だったのか。
【食レポ】 はもう、オチがすべてであろう。
並んで買った念願のカレーパンだけど、漫画的には七条アリアのセリフがこのエピソードのオチだ!
一番アレなことを言ってた人がまともなことを言っちゃうパターン。

下ネタ的にはオチがついて、ラストの 【まんぞく】 ではパリィ・コッペリンについてオチがつく。
ていうかパリィ・コッペリン大事にされてますねー。
七条アリアがオチをつけたところで終わってもおかしくなかったろうに。
元々が期間限定の登場人物だったとは微塵も感じさせない良さがある。

今週の感想終了。
あと、マガポケのブログにて 『生徒会役員共』 が少し登場している記事があった。
平成を振り返る! 週刊少年マガジンの歴史〜その3〜 - マガポケベース
最低限の紹介って気もするが、取り上げられていて安心したよ。

19.04.17   『生徒会役員共』 「#517」 感想、17巻とOAD付き限定版17巻内容紹介

・既に1週間遅れの感想ですが、この4月17日には 『生徒会役員共』 の単行本17巻も同時発売!
限定版OADなどの感想も後に書きます。

そんなわけで、『生徒会役員共』 「#517」 の感想。
この回は萩村スズと津田タカトシがメインと言えるエピソードだ!
扉絵にかかる 「〇〇〇の握り方!!」 、下ネタと思わせてどう誤解させる本編かと思えば本編とは無関係だった。
本編の内容はペンの持ち方である。
じゃあこの 「〇〇〇の握り方!!」 は普通に下ネタってことっぽいな。

開幕 【スズ指導中】 から萩村スズが可愛らしいなーというネタ。
……と思ったけどこれ、よく見ると津田タカトシの方が何か可愛らしい挙動を見せてる。
オチの 「><」 って目になって焦る様子、それ津田タカトシもするのかー。
2コマ目 「そ?」 ってどことなく上品な言い方を津田タカトシもするのかーともビックリしたし。
「そ?」 って言うのは七条アリアだけ、他に言うとしても天草シノくらいと思ってた。

津田タカトシの鈍感っぷり、ここに表れり! という感じの2本目が 【ふところのスズ】 だよな!
すごい爆弾発言がでてきちゃった。
萩村スズが3本目の 【通りすがりの畑さん】 へと続いて呆けた顔をしちゃうのもそりゃ納得だー。
この場に天草シノや七条アリアが居合わせる展開であっても 絶対面白くなってたであろう神シチュエーションだわ。

この展開はここらで打ち止めかと思えば、4,5本目と続いて最後までこの展開なのは予想していなかったな。
【先送り】 、そういう行為に最も寛容そうな七条アリアがここでは微塵もそう感じさせない真面目っぽさで笑う。
まあ続く 【タカトシとペン】 では速攻で下ネタ的な発想に繋げちゃうわけですが。
畑ランコがその可能性をメモ取ろうとしてるのも笑っちゃう。

ラストの 【オチ】 、畑ランコがつまらなさそうな顔してるとこ好き。
この騒動の張本人なのに何という表情しているのか。
でも騒動にならなかったら、津田タカトシが撮った写メを萩村スズ自身が見るオチに至らなかったのかもな。
そう考えると畑ランコは、萩村スズにとってもよい働きをしたのかもしれない。

・本編感想に続いては、1年と1ヶ月ぶりになる単行本の紹介だー。
そう、2019年4月17日には氏家ト全先生の単行本、『生徒会役員共』 第17巻が発売となりました!
やったぜ。
更に17巻では、OAD付き限定版も同時発売。
そんなわけで単行本の詳細を以下にまとめたよ。

まずはコミックス17日巻の収録内容から。
週刊少年マガジン掲載分の収録は、「#457」 から 「#487」 まで。
天草シノと魚見チヒロが津田家に泊まる話から、パリィ・コッペリンも交えてお月見する話までだ。

ちなみに、登場人物紹介ページのページ数は2ページのままだ!
紹介される人物にパリィ・コッペリンが増えたのに、レイアウトを変えてどうにか2ページに収めている。
収めたとはいえ紹介から漏れてる人もいて、広瀬ユウや中里チリ、青葉トオリは含まれていない。
うーむ、せっかく連載時の柱の登場人物紹介に青葉トオリが出てくるようになったのに……
まさか広瀬ユウまで漏れるとは思わなかった。

17巻では巻末おまけとして、桜才バカップルであるヨシ君ナオちゃんの1ページ漫画が描きおろされている。
というかこのおまけマンガ、ヨシ君ナオちゃんのフルネームを紹介するための漫画じゃあないか!
マジかよ、なかなかの好待遇だな!?
出島サヤカや古谷サチコとか、アニメ化や劇場版化するから下の名前が付いただろう登場人物もいるのに。
これから先にフルネームで呼ばれることがあるのか分からないこの2人が、おまけマンガで名前紹介されるとは……
出島さんにも七条アリアに何故か 「サヤカちゃん」 とか呼ばれるだけのおまけマンガが来てほしいぜ……
ちなみに2人のフルネームは、"馬川ヨシオ" と "花巻ナオ" だった。

そして17巻の最大の見所は、ある意味で表紙だと言えるかもしれない。
17巻の表紙は通常版がパリィ・コッペリン、限定版が七条アリアとパリィ・コッペリン。
17巻表紙の4コマで津田タカトシが言ってる通り、巻数にちなんだポーズを取るのが歴代 『生徒会役員共』 の表紙だ。
ところが今回、数字を表すポーズをパリィ・コッペリンが完全無視!
ポーズばかりか、デフォルメで表紙を飾る事になったのも初めてだし型破りだー。
おかげで表紙をめくったところの1枚絵 (通常版表紙と限定版表紙を組み合わせた絵) が、カオスなことになっている。
はたしてこの表紙は、今回限りなのか?
それとも前例となって、18巻でも巻数を表さないポーズになるのだろうか……?
18といえばR-18、18禁を連想させる数字でもあるし、18歳未満禁止に寄せてポーズは取らなさそうな気もする。

カバー折り返しには、作者コメントと描きおろしキャライラスト付き。
17巻の描きおろしキャライラストは、ヨシ君ナオちゃんあらため 馬川ヨシオと花巻ナオだ。
ちなみにカバー下は、表紙・裏表紙と同じ絵。
氏家ト全先生の作者コメントは、次の通り。

17巻出ました。
パリィは当初、期間限定キャラにしようと思っていましたが、
なんやかんやでレギュラーになりました。
よかったね。

パリィ・コッペリンにこのような裏事情があったとは!
全く想像しなかったぜー。
パリィ・コッペリンは氏家ト全先生のコメントで新登場を予告された、珍しい登場人物でもある。
なかなかにイレギュラーな経緯を背負っているようですね。

そして次巻18巻の発売予定は、とっくに告知されている通り、2019年8月16日の発売予定。
引き続き、OAD付き限定版アリだ。
収録される内容は、ちょうど2019年4月分あたりまでとなるのかなー。
すると単行本19巻は、令和で最初の掲載から収録となって、元号的にキリが良いのかもしれない。
(元号的にキリを良くする意味は分からないが)

18巻表紙を飾る登場人物は誰になるのだろう?
広瀬ユウってのが妥当なところだろうが、個人的には青葉トオリを推したいところだ!

そういえば、17巻の発売まで間が空いた理由を、氏家ト全先生はこのように語っていた。

17巻の発売はODAがすごい(希望的観測)ので少し時間があきます。ごめんね。

漫画本編の都合ではなく、OVA側での都合で発売日が先になったみたいだね。
「OVA付き限定版の発売は決まっていたが、GoHandsの制作スケジュールが空かず間が空いた」 的な理由があるのかも。
個人的には、2019年春からテレビアニメ 『生徒会役員共』 3期が放送するから説を唱えていたが……
まあその説は外れであった。

ほか、いつもなら単行本化にあたっての変更点も挙げているところですが、今回は後日にということで……

・最後に、『生徒会役員共』 17巻限定版に付属のOADをご紹介。
OADジャケット表紙は、森ノゾミと広瀬ユウ。
こちらの表紙は律儀に指を合計7本立てて、17巻であることをアピールしている。

OADの収録時間は、およそ30分。
『生徒会役員共*』 第23話と銘打たれているOADだけあって、TVアニメ1話分だ。
TVアニメのBD/DVDには ピュアver.(P音あり) と思春期ver.(P音なし) の2種類があったが、
OADの内容は思春期ver.のみにつき、OPの轟ネネのバイブのモザイクは無いし、ピー音で伏せられていない言葉も多い。

感想。
まず、オープニングのスタッフ一覧から千葉素久さんの名前は消えたままだ。
お名前で検索したら2018年には漫画編集者の業務とは思えない仕事もされてるようだし、異動されたのかもしれない。

冒頭部分、劇場版の映像をそのまま使いまわしているシーンが十数秒とか続くのはビックリした。
再生するDVDを間違えてしまったかと思ったぜ (言い過ぎ)
まあ映像は同じ (はず) でも、音声は違う。

音声と言えば、今回はセリフの小ネタが多かったと言えそうだ。
原作にあるセリフではなく、アドリブだったり背景モブ生徒のガヤガヤした日常会話だったりに耳が反応しちゃう。
声優名をモロに生徒の名前 (?) として会話に使ってるシーンとかいきなりマジかって思ったし。

美術教師の姿は、まあ見ての通りにアニメオリジナル。
そういや原作では美術部が舞台となった下ネタは何度かあるのに、美術の先生は一度も姿を見せていないのだなあ。
アニメオリジナルと言えば、シャワーシーンを予感させておいてからの大門先生はお約束とはいえ吹いた。

映画コンテストのシーンでは、天草シノの履歴書が登場したり。
ただ一人誕生日が判明している登場人物だから天草シノが選ばれたのかもしれない。
ちなみに履歴書には、住所も書かれていた。
「〒252-0318 相模原市下亀門町356-19」 だと。
実際の 「〒252-0318」 は、「神奈川県 相模原市 南区 上鶴間本町」 なので、この地名のパロディか。
356-19の意味は何だろう?
356丁目は無いし、パロディとか語呂合わせでもなさそうだけれど……

一番びっくりしたのは、時カオルのブラ透け。
これイメージとかじゃなくて実物のトッキーのブラだよね? 良いんだ……
テレビアニメ1期では、製作スタッフに氏家ト全先生からパンチラは描かないようにとリクエストがあったそうですが。
まあもはや、氏家ト全先生の漫画で最終回でないのにパンツがモロで描かれたこともあったし、時代は変わったのかもしれない。

時代は変わっても、教室などの背景の設定は変わっていなかった。
轟ネネのいる部屋のバックに氏家ト全先生フィギュアとか今も描かれていて懐かしかった。
そういやこの氏家ト全先生の自画像、今ではもう新しく目にできるのは単行本新刊だけなのだよなあ。

そういや未遂に終わるベッドシーン、三葉ムツミはどういう心境で撮影をみつめていたのだろう。
萩村スズの心境は分かりやすいし、七条アリアの楽しそうな心持ちも分かるけど、三葉ムツミにとってはどうだったのか。
自身の思うベッドシーンとかけ離れててそういう行為だと分からなかった、という解釈はさすがにピュアすぎるかー?

そしてアニメで初登場、広瀬ユウ。
原作初登場時は男子と見間違えるのを前提としたような感じでしたが、アニメでは普通に女子生徒と分かる登場だ。
まあそこよりも、個人的にはアニメ版の青葉トオリを気にしたい。
アニメ版の青葉トオリ、何故か髪は軽やかだし瞳もキラキラしていて、何か一人だけ昔のアニメの美少女キャラっぽいのだよなー。
90年代アニメかよ、って感じある。
何故か原作イメージと一番違うことになってしまっている、何故なのか。
そして今回ちゃんとセリフがあるのに、またしても青葉トオリはスタッフロールに名前が無い。
作中にも青葉トオリの名前がフルネームで登場するのになあ?
何故……

OADとなっても、コンテスト出展作品となった映画の内容の詳細は不明だ。
この内容、原作でも絶対いつか詳しく描かれると思っていたのに、結局ほぼ不明に終わったままなのだよな。
それはそうと、桜才映画部の話では轟ネネの音声ネタは特に好きなのできちんと入っていて良かった。

あとまあ、やっぱ作画っていうかキャラデザっていうか?
制作スタッフのどこをどなたが担当してるのか知らないけど、何かしばらく前から丸っこい絵柄だよね。
視聴者全員の好みの割合は知らないが、個人的には昔の方が良かったな。

ちなみにどうでも良いことですが、萩村スズの吹き出しにあった円周率の数値は正しいものだった。
とりあえず17巻の感想はそんな感じです。

19.04.10   『生徒会役員共』 「#516」 感想

・めちゃくちゃ感想書くの遅れました (定期)。
定期とか付けたくないけど、もう最近ずっと遅れがちになってしまっている。
良くないなー、何故だろう……最近何か変わったことってあったっけ?
パズドラのプレイ頻度は相変わらずだし、先月始めたfgoは基本的に他の事しながらプレイする程度だし。
やっぱり、去年から始めたこちらのアカウントのためだろうか。

原因はさておき、まず今は感想だ。
そんなわけで、しばらく前の 『生徒会役員共』 感想。
この回 「#517」 は、日常エピソードの回だった。

開幕 【会長の目覚め】 は、会長ドロップが降りやすく……うわ予想以上に脳がパズドラ寄りになってるな。
"目覚め" という単語はパズドラ用語だけではないのに、脳を切り替えていかなければ。
閑話休題、メインテーマは桜才ブログ!
桜才学園の池に住んでて ( 「#130」 ) 、天草シノがペットにした亀 ( 「#443」 ) 、亀吉がブログ記事で紹介されてる。
記事という形ながら久しぶりの登場だ。
学園の池の主であるようですね。
しかしオチはブログでも亀吉でもなく七条アリアの特殊プレイ下ネタであった。
腹パンというかブロー話に一瞬で興味の矛先が切り替わる天草シノも大概にスゲェ。

2本目 【緊張対策】 では、じゃがいもの擬人化娘 「イモっ娘・じゃが美」 が謎の登場。
謎のというかここ一回きりだろうけど。
それよりも、公衆の面前で特殊な機械を動かしてる轟ネネでも緊張することがあるのだな!
何だか初々しい一面を見たぞ。

津田家のお風呂場を舞台とした "反響" ネタが2連続。
【意味 周囲の反応】 【意味、音の反射】 では、サブタイトルの文字の区切りが半角スペースと読点で何故か違う。
いや文字の区切りはともかく、メインは魚見チヒロじゃない?
魚見チヒロのお小水の音が聞こえるってことは、ちゃんと浴槽から上がってしてたってことですよ。
それなら多分排水溝をめがけてしてたのだろうし、一安心ですね (そうか?
つーか氏家ト全先生の漫画で 風呂場×尿の下ネタは今までも何度かあったけど、お湯の外でってシチュでは初かもだ。

最終ページの 【じー】 と 【じぃー】 は、カフェ・ド・マンシーの話。
「飲み終わったカップの底の状態から運勢を占うヨーロッパ・中近東の占い」 だそうな。
色々な占いがあるものだなぁ。
さすがに動物の骨を焼いてヒビの入り方で占う "卜骨" までは出てこないと思うけど。下ネタに繋がりようがないし。
それはともかく、最初のネタは七条アリアがオチに繋げているのに下ネタオチではなかった。
カップを見つめる視線からこういう気遣いできるの素晴らしいな……!?
この七条アリアの気遣い、ラストの天草シノが下ネタ的発想をしていることに何故か安心を覚えてしまうほどだ。
いつも通りの下ネタでオチる世界観だったわーという安心をさー。

感想終了。
そして周知の話ですが、『生徒会役員共』 関連ニュースをひとつ。
週刊少年マガジンと週刊少年ジャンプがコラボした、「ジャンマガ学園」なるサイトが期間限定でオープンしてた。
利用条件として年齢制限があり、22歳以下なら利用可能だ。
時期的にこの頃の開設だったのでここに書いておく。

19.04.03   今週の 『生徒会役員共』 「#515」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、天草シノたちが桜才学園の公式ブログを始める話!
氏家ト全先生もブログを始められてくださらないでしょうか (ド直球) 。
公式にお仕事情報をまとめてくださるだけでも良いですから……!!

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回の話は 「#515」 の感想となるわけですが、この話数って単行本でどうなるのかなあ?
『生徒会役員共』 の話数カウントは、マガジン掲載版 & マガポケ配信版では途中から1話ずれている。
単行本での話数カウントが正しいので、うちのブログでは正しいカウントで感想を書いているのですが……
単行本の収録カウントを、1話ずれているマガジン掲載版に合わせてくる可能性もあるよなあ、と思ったりした。
4/17 (水) に発売する単行本17巻では、そこも注目してみたい。

マニアックな要素はさておき、本編の感想。
新年度一発目の扉絵は、春らしく長袖を脱ぎ捨てて半袖な天草シノですよ。
開幕 【グローバル桜才】 は、天草シノが 「桜才公式ブログを始めよう!!」 と、突然の思い付き。
コピペみたいな相槌を繰り返していた津田タカトシもこれには仰天である (※コマはコピーではなかった) 。

2本目 【風が通る】 では、もう学園長から許可をもらって早速桜才ブログが開設だー。
単行本1巻ではパソコン初心者丸出しだった天草シノが、今やブログを運営するまでになるとは……!
人間成長するものですね〜。
しかし天草シノは成長したけど、七条アリアは変わらず普段通りに下ネタを挟んでくるのであった。
いや、七条アリアも七条アリアなりに成長しているから、このパンチラスポットを発見したのかもですね。
つーか、ノーパンだったり貞操帯を装着してたりする七条アリアは、このパンチラスポットをどう思ってるのだろう。
ノーパンのままパンチラスポットをわざわざ通ってスリルを味わったりしてたりするのかなあ?

3本目 【ベタペタ】 は、パリィ・コッペリンが体験入部する様子がブログ記事に。
サブタイトルは 「ペタペタ」 でも 「ベタベタ」 でもなく、「ベタペタ」 なのは地味に凝ってた。
漫研のエロ同人にベタをペタペタとベタ塗り中だとさ。
桜才学園に漫研があったのかということより、「エロ同人」 って単語が公式に出てくるのは何かスゲェ。
"同人誌" どころか "成人向けジャンルの同人誌" という存在が、週刊少年マガジンで示されたわけっすよ。
「エロ同人の存在は 『生徒会役員共』 で初めて知った」 って読者も少なからず誕生してそう。
世の中変わったなー。
そのうち天草シノたちが同人誌即売会に参加するエピソードさえ描かれるのかもしれない。

4本目 【リクエスト】 は、桜才柔道部についてのブログ記事だ。
賞状を持つ三葉ムツミと時カオルだけでなく、後ろにこっそり映り込む津田コトミのお茶目さが良いよねえ。
しかしまあ、三葉ムツミが48kg級でトッキーが52kg級なの、三葉ムツミの軽すぎる体重にビビる。
作中であれだけ食べて筋肉量も多そうなのに……!?

5本目 【横島メイク】 では、横島ナルコ先生が艶メイクしていると判明。
艶メイクって仕事場である学校してくるメイクなの? など思ったけどまあ、プレイ相手のためのような気がする。

6本目 【メッセージ】 、ブログで学園を紹介していた天草シノが紹介される側になるのは綺麗な展開ですよねー。
定番だけれど物語の作りとして、きちんとやることやってるって感じがする。
そういやブログの内容には下ネタが無かったな。
記事タイトルの 「毎日が初体験」 は下ネタのように感じられるけど (心が汚れている) 。

ラストの 【なぞの少女】 は、今回で一番良かった。
4コマ本編を読んでからサブタイトルを見た瞬間吹いたわ。
萩村スズ目線でもなく、誤解されている理由でもなく、ブログ閲覧者目線でのサブタイトルなの秀逸でしょ。

感想終了。
そしてお知らせを1点。
氏家ト全先生による寄稿イラストが期待できる番組とかをまとめたよ!

氏家ト全先生の寄稿イラストがあるかもしれない漫画やアニメ一覧を更新した pic.twitter.com/jXiZBoCsty

— adakino@毎日はうだうだとツイッタ見ないようにする!! (@adakino) 2019年4月3日

アニメ番組ならエンドカードとして、氏家ト全先生のイラストが期待できる! ……と思う。
特に 『ダイヤのA』 は、1期で氏家ト全先生がエンドカードを描かれているから、また期待できるかも。
書籍の方は、他の漫画家さんによる寄稿イラストが確約されている連載です。

氏家ト全先生の絵が好きな方のお役に立てれば幸いです〜。

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