18.08.29   今週の 『生徒会役員共』 「#486」 感想

・夏休みも終わりかけの時期ですが、今週の 『生徒会役員共』 では既に2学期が始まってた。
扉絵の七条アリアもすっかり秋の装いである。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#486」 は、特にイベントは無い日常回である。

開幕 【あご事情】 の舞台は学食。
3コマ目の定食はマヨネーズ付きの唐揚げ定食っぽく見えておいしそうだ。
オチは会話が下ネタに切り替わった様子をバナナで強調するものですが、話の流れだと男性器を噛み千切りそうな勢いで怖い!
股間がヒュンっとなってしまう。

今週一番のポイントは 【割れモノ注意】 の 「なんとなくロッカーに入っていた」 という七条アリアではないでしょうか!
ただでさえ暑いこの季節、無目的で入るような場所ではないし、入ってもすぐ出ちゃうでしょ、中で何をしていたというのか……?
つーか今読み返したら、このネタでは七条アリアは顔から下が一切描かれていないのだな。
ロッカーの中の七条アリアが何をしているのか、服を脱いでいたりするのではなど妄想を膨らませるようなシチュエーションだー。
一人称だけ英語よりそちらが気になってしまった。

動物愛護週間のある9月ということで、【慈愛妹】 では津田家の飼い猫ムラサメがメインのネタが来た。
デフォルメ姿でコマの片隅に収まる様子が最近の出番でしたが、今回は津田コトミにがっつり可愛がられちゃう。
一応これは、津田コトミの厨二病ネタだよな……と書いておきたい気にもなる ほのぼのさだ。

夏休みが明けてもプールの授業はあったとさ。
【しっとりスズ】 では、プールでの格好と言えばスクール水着、という思い込みを覆す展開で来た! 裸ではありません。
スクール水着姿の轟ネネとバスローブ姿の萩村スズが2人並んで大体全身描かれてるのは喜ばしいですね。
見た目的にもどういう状況だよ、というおかしさある。
萩村スズをお人形さんみたいと褒めた過去があるのは七条アリアですが、 (単行本7巻 「#175」 )
轟ネネも、萩村スズにそういうお人形的な可愛さがあると思っていそう。
轟ネネと萩村スズが2人でショッピングに出かけてさー、あれこれきゃっきゃと服屋で楽しそうに買い物してるところ見たいよね。
氏家ト全先生の漫画では登場人物のファッションがこだわってるからそういう展開もあると思う。

コマの隅の登場もカウントすればパリィ・コッペリンが3ネタ続けて登場だ。
それにしても来日して速攻でセリフのカタコトさが薄れてきましたね。
漫画的な読みやすさのためなのだろうが……どうしても 『金田一少年の事件簿』 にあった "施錠" だの "徘徊" だののネタを連想してしまう。
【学園モノでみたよ】 は、他の登場人物ではどれほど下ネタ好きでも言わないだろうなーっていう絶妙さがある。
横島ナルコ先生でも七条アリアでもこの下ネタボケ発言は言わなさそう。
それはそれとして、早急にパリィ・コッペリンの誤解を解かねば……! というヤバさがあるな。
三葉ムツミが下ネタに巻き込まれそうな予感がする。

ラストの 【同志】 は、とうとうこのネタがやってきた!。
「あーなるほど」 のセリフから 「アナル」 の単語が掘り起こされる、いつか必ず来るであろうネタでござい。
でも予想範囲内のネタだからとはいえ 平凡ではなかった。
このボケをやるのはやはり七条アリアというスッキリ感があるし、更なる聞き間違いも含まれてたし、おまけに七条アリアが危ぶまれる重さもあった。
決壊したことに握手って……一体どういうハードなプレイをしちゃっているの?
あとさー、analの発音って日本語で書けば "あなる" より "えいぬる" の方が近いじゃあないですか。
だから七条アリアにはさ、肛門関係のボケに相槌を打つときにさ、「あーなるほど」 じゃなく 「えいぬるほど」 とか言ってほしいなとか思ったよ。

18.08.22   一挙2話掲載! 今週の 『生徒会役員共』 「#484」 「#485」 感想

・今週の週刊少年マガジンでは 『真夏のショート漫画大盛祭り!!』 が大開催!
ということで、『生徒会役員共』 も一挙2話掲載です。
マガジン表紙にも小さく天草シノがいるぞ、まあいつものイラストなのだけど。
『生徒会役員共』 が大盛り企画のトップバッターを務めているのは嬉しい。
ちなみに大盛祭りの案内ページの天草シノは、「#390」 の扉絵の天草シノだ。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
一挙2話の1話目 「#484」 は、特にイベントもない日常展開だ。
開幕 【ゾロ目】 はトッキーと津田コトミのコンビニでの一幕。
合計金額に出て嬉しいゾロ目とは一体何か?
111円に1000円札しか出せないとお釣りが多くて面倒、という話では全然無かった。
昔の氏家ト全先生のネタだったら、こういう数字3桁のネタでは721円 (0721) が確実に出てたはず。

扉絵は古谷サチコで、2,3本目も古谷サチコのネタだ。
【白いワナ】 【古谷コーデ】 では天草シノが古谷サチコの家にお泊り。
下ネタもあるというのに、もう天草シノと古谷サチコの仲の良さが前面に出てて仲良しっぷりしか目に入らない!
下着が透けてこんなリアクションを取る天草シノって、古谷サチコと2人きりのときだけでしょ。
七条アリアと2人きりでも、萩村スズと2人きりでもこういう 「ぐはーっ」 って反応はしますまい。
"先輩の家にお泊りで借りた服がちょっと大きい" というシチュエーションでも変ないやらしさが漂ってないし。
七条アリアは古谷サチコに対しても普段と同じ態度だろうけど、天草シノにとっては古谷サチコはちょっと特別な人なのだろうなー。
そういう雰囲気がある気がした。
いつか古谷サチコが生徒会長時代だった頃の桜才生徒会も描かれてほしいものだ。

ほのぼのネタの直後にはド直球な下ネタが来た。
【出島さんの新事実】 、出島さんが女優だった時代の輪郭がだんだんクッキリしてきたような……!
女優 (意味深) とありますけどAV女優ですよね。
一番最初にAV女優だろうとの過去が語られたときは、ほのめかす程度であったようなはずなのに。
今ではもう、出島サヤカ出演作品へと七条アリアが辿り着いちゃってるよ!
これってさ、みんなの前で七条アリアが出島さんを昔の姓で呼んじゃううっかりネタとかいつか来るのでは。
あとこのネタは、"出島さんの本名をネット検索してもAV女優時代の映像はヒットしない" という説明を兼ねているのかもしれない。
つまりは、津田タカトシが何気なく出島さんのフルネームを検索してもそういう映像に辿り着くことはありませんよ、的な。

出島さんネタの次に轟ネネのネタとは下ネタ成分が濃いな。
【紫外線対策】 は萩村スズの準備の良さに対して、ずぼらとはまた違う轟ネネの驚異が出たネタ。
SM用アームバインダーはアームカバーの代用になるのかどうか。
いやそこよりも、まあ周囲の人から見たら萩村スズが轟ネネと公然SMプレイに興じていると見えてしまうシチュエーションの完成だ。
地味に秀逸なのはラストの萩村スズのセリフだよね。
ギャグ漫画的には激しいツッコミを入れられようところなのに、冷静に返すのが轟ネネを切り捨てもしない良さも出てて素晴らしい。

1本目ラストの 【2人でシュコシュコ】 は8コマ漫画だ。
「ながら歯磨き」 は、というか歯磨きに時間をかけることは普通に良いことらしい。
時間をかけると言っても10分〜15分程度で良いらしくて、それって普通なのではとも思ったりするけど。
ちなみにトリプルブッキングからはユーリがテレビ出演の形で登場。
トリプルブッキングの出番は割とご無沙汰な気もするなぁ。
しかしこれ、柱のアオリ文の 「女子の歯ブラシ‥‥これもまた納涼!!」 ってどういうことなの……何が納涼なの……
ヤケクソみたいな勢いだけで乗り切ろうとしているアオリ文であろう。

以上、一挙2話の1話目感想終了。
ちなみにマガジンでは2話目がだいぶ離れて掲載されているので、見落とさないように注意だ。

・そんなわけで、一挙2話掲載である今週の 『生徒会役員共』 感想の2話目感想。
一挙2話の2話目 「#485」 は、七条家のプール編!
1話目では生徒会メンバー各自の夏休みの過ごし方が描かれた感じですが、2話目では全員集合して夏休みを過ごす。

開幕 【つくったよ】 では七条家にプールが作られたことからイベント発生。
テニスコートとかもあるし、七条家の敷地は一体どれだけ広いの……
この話を聞いた時点では、さすがに天草シノも裕福な戸建て住宅の庭にある小型プールを想像してたのかもしれない。
まあケーキを作ったお礼が、作ったプールへのお呼ばれって時点でスケールが違いすぎるけど。

2本目 【効率上がりそう】 では七条家プールに早速場面転換。
当然のごとく屋内プールで、今回は描かれなかったもののもしかするとアトラクション的な設備もあるのかもですね。
漫画としては当然ながら津田タカトシたちもお呼ばれされている、津田コトミは来てないけれど。
でもさ、もしかしたら七条アリアは天草シノと2人きりで遊びたいつもりで誘ってたのだったらさ、それもまた良いよね……

出島さんが登場するまでは予想通りだったが、出島さんが泳がないのは予想外だった。
【最先端水着】 というサブタイトルですが、溶ける水着とかでなくて、知覚的補完で裸に見えるアナログなネタである。
七条家にならそういう溶ける水着も取り揃えてありそうだな……
間違ってその溶ける水着を着てきてしまう七条アリア、っていう未来もあったのかもしれない。
【うれしはずかし】 の出島さんは真面目にお仕事中である。
七条アリアの母親が関係してくるネタかと思ったが、別にそんなことは無かった。
あと萩村スズの生真面目さもすごい。
水泳のために来たプールでなく、息抜きのために来たプールであっても、速く泳ぐトレーニングをわざわざしてるのだぜー。

あと 【たくさんの息】 の津田タカトシと天草シノの仲の良さな、これも見所でしょ。
最終ページは8コマ漫画かと思ったらそうではなかった。
夏休み明けのイメチェンの話題から、毒舌キャラをやってみる天草シノへと話が広がっちゃう。
この毒舌キャラはラストの大オチのためなのか、それとも次回以降のフリにもなっているのか?
気になるところだ。
それにしても一時期は萩村スズがそういう役目でもあるのかと思われた尿ネタを七条アリアがやるとは。
柱のアオリ文では 「数滴の粗相」 とありますが、いや絶対数滴とかではありますまい……!

18.08.18   『生徒会役員共』 の同人作品の話16

・『生徒会役員共』 の同人作品紹介日記、その16。
既に2018年の夏コミが終わっているのですが、2017年の冬コミで頒布されていた同人誌についてご紹介させていただきたい。
頒布から半年以上経ってから書いている理由は、書き終えて公開したつもりになっていたという勘違いによるものです。
実際は中途半端に書いた状態で止まっていましたとさ、何ということでしょう。
なお、前回までの同人誌紹介は 生徒会役員共 同人誌・同人CG集 紹介 にて。

1点目
サークルマボロシココロさんの、『指輪がとれたあとで』 。
津田タカトシと萩村スズの指輪にまつわるコメディ。
本編19ページのほか、後書きを兼ねた1ページまるまるイラストが2点。
コメディとは書きましたが、前提としてメインは津萩 (津田タカトシ×萩村スズ) であり萩村スズの色々なリアクションも楽しい。
登場人物が多いところとか嬉しい工夫! よくぞこの色々な人を出す流れが入ったという見事さがある。
個人的には後半に出島さんが登場するのでやったぜという感じなのですが、いやこれは皆も出島さん良い仕事をしたと判断するでしょ。
ネタバレになるから詳しくは書けないけれど、そういう事だったのかーと唸っちゃうような要素も幾つかある。

2点目
サークルいほはらさんの、『DTと大和撫子共ω』 。
35本の4コマ集。
前半の 【天然フラグ職人対フラグクラッシャー女子達】 は、桜才学園の色々な登場人物がメイン。
後半の 【天然フラグ職人対お姉ちゃん】 は、津田タカトシと魚見チヒロの2人がメインだー。
他、ゲスト作画の4コマが1本あるぞ。
割と原作の雰囲気に近い味わいがある同人誌です。
「支えているモノ」 や 「彼女は優秀よ」 あたりはいつか原作に出るのでは、って感じがする。
エロと下ネタ要素はちょい濃いめの味わいがあり、七条アリアの胸が強調されるコマは印象に残りますね。
特に後半の 【天然フラグ職人対お姉ちゃん】 では、R-15なのではと言えるエロスな描写もあったりだ!
この魚見チヒロだったらいつかマジに津田タカトシと一線を越えちゃいそう。
あとこの冬コミで頒布されたペーパーの話になっちゃうのだけど、このペーパーの青葉トオリが過去最高レベルに可愛らしい!
浴衣着て青葉トオリを夏祭りデートしたいと思わせる魅力だ。

さて。
これ以降に紹介するのは、すべて成年向け同人誌です。
18歳未満の方はご遠慮ください。18歳以上でも責任の持てない方などもご遠慮ください。
そういう方はBack Spaceキーを押してね。
あるいはスマフォを右スワイプだ。

3点目
サークルねのくにさんの、『スズのリズムに』 。
萩村スズがサンタコスプレをメインで津田タカトシとR-18なことをしちゃう!
8ページながらフルカラーだ。
同人誌タイトルの 「ムに」 部分がムニムニとした肉体を表しているのかと思ったら、そういう理由の命名では無かった。
ともあれそう思えて不思議でないレベルのムニムニさ!
2ページ目は非エロシーンだけれど、ここの萩村スズはハグしたくなっちゃう温もりと華奢さと可愛らしさを放出しておるよー。
血色の良さとか柔らかさとか伝わってくるような塗りによる効能なのだろう。
パンツは脱ぎ掛けだったり履き替えて2種類見えたりパンツずらし挿入だったりで、やはりパンツのこだわりに目が行きますね。

4点目
サークルまみれ亭さんの、『泥まみれや絵の具まみれの女の子が想像以上にエロい件3』 。
メッシー (汚れていたり泥だらけの姿を好む性的嗜好) というジャンルの合同誌。
色々な一次創作作品と二次創作作品が寄稿されており、『生徒会役員共』 パートはAimさんによるフルカラー4ページだけ。
【七条アリアのガタ探訪】 という4ページの漫画で全部だ。
漫画の内容としては、七条アリアが出島サヤカに手伝ってもらって青空の下で泥まみれになる!
……分からないフェチのものは本当に分からないもので……成人向けの定義が分からなくなってきました。
七条アリアは水着姿だし出島さんはいつものメイド服だし、肌の露出は無いし性行為も無い。
成人向けの定義とは……と首を傾げてしまうが、多分フェチの人には露出が無いところが良いのだろう。
まあよく分からないが、プレイのため九州を訪れているというこだわりであろうセリフまであるし、しっかりフェチの人向けに作られているのだろう。
個人的には七条アリアと出島さんの関係性に満足だ。
未知のプレイに遭遇したとき出島さんはどのような反応を示すのか、という所とか良かった。

18.08.08   『生徒会役員共』 「#483」 感想

・一週間遅れでの感想となるのですが、この回 「#483」 は一週間遅らせたくなかった衝撃的な回ですよ!
今までの 『生徒会役員共』 からは考えられない衝撃的な要素が2つもある!
そのどちらから先に反応するか試されてるかもしれない回と言えるかもしれないですね。
そんなわけで、『生徒会役員共』 「#483」 感想。

扉絵は浴衣姿の森ノゾミで、即座に目を奪われる魅力を放ってるぜー。
そんな森ノゾミから目を離しつつ下の方を見れば、この回は 「英稜高校生徒会編」 との説明がある。
でもさでもさ、いやこれ今回、青葉トオリ出番多すぎ最高編と言って過言ではないよね?
そう、この回にある衝撃的な要素のうちの1つは、青葉トオリがめっちゃ出番あるよということだ!

さらに先に書くと、柱の登場人物紹介に青葉トオリの紹介が初めて掲載された。
ゲゲーッ! 魚見チヒロの初登場回から一緒に登場していたのにまるで人物紹介が無かった青葉トオリなのに!?
一体どういう風の吹き回しだー?
たとえば氏家ト全先生の担当編集者が代わって、その新担当さんが青葉トオリ激推しだったりするとかなのかなあ。
理由は不明だが、素晴らしいことだ……もはや青葉トオリ記念日と言えよう。
ちなみにその紹介文は、以下の通り。

青葉トオリ(高1)英稜生徒会書記
英稜生徒会を陰で支え続ける1年生。
いたってまともなツッコミ役。

えっ、ツッコミ役だったのかー!?
むしろこの回みたく魚見会長の下ネタとかに頷いているイメージが強かったぜ。
書記だとハッキリしたのも良いですね。
つーか1年生だったとは……
英稜生徒会がどういう経緯でこの人選となったかは広瀬ユウ以外は不明ですが、青葉トオリは魚見チヒロの次に古いメンバーのはず。
そうすると、魚見チヒロ自らが青葉トオリを指名した、という成り立ちの妄想を膨らませることもできるよね。
青葉トオリが掘り下げられていないからこそ可能な、魚見チヒロ×青葉トオリの夢物語だ!
年齢差百合な味わいも楽しめるであろう……ブルーオーシャンだ!

天草シノたち桜才メンバーの出番は、開幕 【いっぽう そのころ】 の1コマ目だけで終了。
残りのコマは全部が英稜生徒会のものだ!
青葉トオリがどれだけ出番あるかと言えば、2本目 【興味ないね】 からセリフはあるしオチを盛り上げる要員にもなる。
今までならこの4コマ1本で半年分の青葉トオリ成分が含まれている専有面積だ。
あと青葉トオリが森ノゾミに 「森先輩」 と話しかけてて、以前とは呼び方が変わってる (以前には 「副会長」 と呼び掛けてるシーンがあった) 。
いやそこよりも、パンチラを気遣う青葉トオリという個性を堪能するべきでしょ。
青葉トオリ自身はパンチラしそうだと気付いたらどんな態度でスカートを抑えたりするのかなああああぁぁぁぁあ?

英稜生徒会で最も新顔の広瀬ユウもかなり出番が多いのよー。
【魚見さん瞑想中】 ではしっかり座禅を組んじゃう。
英稜生徒会の中では最も煩悩と無縁そうな広瀬ユウにつきこのネタでは特にオチに絡まないけれどもさ。
このネタのオチは、最も煩悩に溢れていそうな魚見チヒロが煩悩爆発する展開である。
普段の魚見チヒロがどういう事を考えているのか分かるネタでもある。

次の 【森さん 瞑想中】 ではパンチラ防止のため正座で座禅する森ノゾミが描かれますが、やっぱ青葉トオリに目が行くよねー。
座禅している姿の青葉トオリなんてシーンを見ることができて良いのか……!
ありがとう、ありがとう そんな感謝の言葉も漏れよう。
激写したい。

5本目 【ビリビリきた】 は英稜生徒会のメンバー4人が全員絡んでくるネタである、尊さがあると言えよう。
青葉トオリは足の痺れた森ノゾミを心配そうにするし、森ノゾミからセリフを引き継いだ広瀬ユウは魚見チヒロに痺れちゃう。
ていうか今思ったけどこの四つん這いになってる森ノゾミにフェティッシュを感じる御仁もいるのかもしれないですね。
もちろん一般的にはパイパンな魚見チヒロにうおおと思うのでしょうけど (一般的か?)

そういや登場人物紹介に使われているの青葉トオリのコマは見たことないなと思ったら、次ページ 【いいにおい】 の青葉トオリの顔なのよね。
新しいタイプのネタバレかよ。
ともかくこの4コマも、魚見チヒロ・森ノゾミ・青葉トオリ・広瀬ユウの全員のコンビネーションによって成立したネタだ。
素晴らしいことではあるが、どうしても何故急にこんな連携プレイがなされるようになったのかは気になってしまう。
つまり、英稜生徒会のネタでも大体は青葉トオリが登場を省略されてきたのに、青葉トオリがどうしてこう出番が今回増えたのか、と。
今までだったら、青葉トオリはせいぜい無言のいつものにこやかな表情でお土産を手に持ってるくらいだったはず。
それが今回このネタでもセリフがあって自分セレクトのお土産を主張してるからね!
実に素晴らしい……しかしきみそんな性格だったのかみたいな意外性はある。

ラストの 【閃きの森】 はサブタイトルから面白味があるのですが、オチも秀逸だわー。
「いいこと思いついた」 という森ノゾミの顔も勢いありますし、名案を語る楽しそうな森ノゾミも無邪気で可愛らしすぎる。
この1コマ目から3コマ目の森ノゾミは無邪気過ぎてスゲェツボですね……とても良い……
そんな森ノゾミの提案に対する予想外の視点からツッコミも傑作だった。
この魚見チヒロのツッコミは言われてみればマジにその通りだし、それをこの唖然とした顔で思うだけのなのもネタの温度管理が適切と言えよう。
氏家ト全先生のプロの技だ。

感想終了……と言いたいところですが、実はこの回の 『生徒会役員共』 にはもう1つ衝撃的な要素があってだな!?
何と、『生徒会役員共』 本編において津田タカトシが初めて1コマも登場しない回でもある
これはビビった。
津田タカトシの出番が極端に少ない回でも、今まではどうにか津田タカトシが登場するネタが1話に1本は存在したのだが、今週は1コマも出ない。
ちなみにこの回では七条アリアの姿も見られないが、七条アリアが週に1コマも出ない回は今までに何度かあった。
これにて 『生徒会役員共』 における毎週1コマは必ずどこかに登場しているという皆勤賞は、天草シノただ1人となった。
まさかこんな衝撃的なことが起きるとはなー。
10周年を過ぎた 『生徒会役員共』 は新たなるステージに足を踏み入れたのかもしれない。

以上、感想終了。
さて、次号の8月22日 (水) 発売となる週刊少年マガジンでは、『生徒会役員共』 が一挙2話掲載!
「真夏のショート漫画大盛り祭り」 という企画の一環として一挙2話掲載であるらしい。
もしかすると、一挙2話以上の何かインタビュー企画とかあったりするのかも。

18.08.01   『生徒会役員共』 「#482」 感想

・後から読む人には関係ない話なのですが、気付けば2週間遅れでの 『生徒会役員共』 感想ですよ。
最近どうにも忙しいことによる遅延です。
このサイトのメインコンテンツである格ゲーもろくに出来てないからつらい……
それはともかくこの回 「#482」 は、歴史レジャーランドに1泊するエピソードの後編。
留学生:パリィ・コッペリンがどんなボケをかますかと思いきや、後編のメインは天草シノたち生徒会役員だった印象だー。
そんなわけで 「#482」 の感想。

開幕 【こどものこころ】 の1コマ目から引率としての横島ナルコ先生がお出迎え。
おおっとこれは意外な展開。
歴史レジャーランドだから横島ナルコ先生の担当科目ではないし、横島ナルコ先生が行きたがるような施設とも思えないし。
天草シノたちでお泊りすることも多いのに、どうして今回は引率で付いてきたのだろう……やっぱりパリィのためなのかー?
来日して日が浅い留学生さんを生徒たち同士で外泊させるより万全を期して、みたいな理由の引率なのかもな。
いくら萩村スズや七条アリアが英語でパリィと会話できようとも、そこは英語教師としてみたいな。

2本目 【作法の道】 、初登場時は割とカタコトだったパリィもきちんとしたアクセントで日本語喋ってるっぽく、順応が速い。
こうも喋れるなら、オチも実際に2日目だけれど津田タカトシが誤解した、という解釈も成り立つだろう。

一番衝撃的なのは 【運のよさ255】 でしょ。
横島ナルコ先生がド直球すぎる津田タカトシ×萩村スズな発言をするのが意外中の意外!
オチとしてはほのぼのとした場面なわけですが、萩村スズの内心はどんなものなのかー?
思わずこぼれちゃう笑顔を隠してオチのセリフに繋げているのだったらニヤニヤしちゃう。
つーかこれ、コマの外で天草シノや津田タカトシがどういうリアクションを取ったのかが気になってしまう。
めっちゃ空気固まってそうだよねえ。
いやあるいは、天草シノがリアクション取るより先に5コマ目で 「私が津田に幸せにしてもらう!」 と横島ナルコ先生が昂る展開なのかも。

パリィ・コッペリンがメインを張るネタは1本だけながら 【きもちよく おやすみ】 の隅とかにいる様子が可愛らしいですね。
オチは催眠音声×七条アリアというものですが、これで気持ちよく眠れるものなのか、どうなのか。
精神がリラックスするよりも興奮してしまうのではないのだろうか……
そしてその点には触れないツッコミを入れるのが津田タカトシの見事な腕だと思った。

そういや津田コトミが七条アリアを 「アリア先輩」 呼びしてることが気になったけれど、まあそう呼ぶはず。
津田コトミは萩村スズを 「スズ先輩」 と呼ぶわけだし。
むしろ呼び方で気にするべきのは、パリィ・コッペリンを 「パリィ」 と呼ぶ津田タカトシかー。
誰かを下の名前だけで呼ぶ津田タカトシというのはレアな関係ですものね。
直接的な描写は無いけど、パリィがみんなと下の名前で呼び合いたいという話をして、下の名前で呼び合っているのだろう。

あっ、この回では語られてる "座敷わらし" について感想では全然触れていないな。
ラストの 【ちっちゃい影】 では、座敷わらしは本当にいるのかも……という不思議体験的な終わり方をする。
氏家ト全先生の作品って、こういう非現実的というかファンタジーな展開は全然無かったため、この終わり方は新境地を開拓してると言えよう。
珍しさもあって読後感もいつもと違う感じであった。

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