15.11.25   『生徒会役員共』 「#354」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想ですよ。

扉絵の萩村スズに不穏なアオリが付けられている通り、開幕 【ほかほか布団】 からそういうネタが来た。
もはや萩村スズとトイレネタ・尿関連ネタは切っても切り離せないネタになりつつあるなぁ。昔はそうでも無かったのに。
萩村スズにそういうネタが増え始めたのは、単行本7巻の無人島エピソードが最初と言えるだろうか?
ちなみに、『生徒会役員共』 で初めてトイレに行ってるネタが出たのも萩村スズと言えそう (単行本1巻 「#12」 ) 。

続きの 【マーキング】 には萩村スズ母が登場。
まぁ犬のおしっこって臭そうだしな……と捉えるよりも、萩村スズの臭いと分かるほど嗅いでるとか別方面に捉えておきたい。
【絵描】 は、出島さんの出番にカウントして良いのかどうか?
"布団で漏らしたのは誰なのか" という展開が "この中に犬は何人いるのか" 的ネタに移行する 『生徒会役員共』 らしい会話! 多分。
出島さんだけでなく萩村スズ母もペットプレイの経験ありそうですし…… (ひどい推測)

それにしても 【健康の話】 で、お茶の時間とはいえ津田タカトシが生徒会室で頬杖ついてるの初めて見た気がする。
あと 【心の声】 2コマ目の天草シノのジト目は見逃せない可愛さだなと思った。

ラストの 【制御不能】 、おおっと氏家ト全先生の描く結構リアルな野球シーンが来た! ゲーム画面とはいえどー。
氏家ト全先生が自身の作品において登場人物の名字を野球選手に由来させていたもの今は昔の物語。
今でも野球はお好きなのでしょうかどうか? 目次コメントで語ることも滅多に無くなってしまったしなぁ。
それはともかく、津田コトミってゲームしているとき大体姿勢良いよね。毎回正座してる気もするし。
座り方は厳しくしつけられたのかなーと気になってしまう。

15.11.20   今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 第45話感想

・今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 は、花園ハナたちがホテルスパを堪能するエピソード。
この人たち受験生では? との疑問については 「受験疲れをいやすため 本日 ホテルスパへやってきた」 との説明がなされた。
そういや氏家ト全先生の過去作 『濱中アイ』 と違って、受験する大学の名前とか具体的な情報は出てこないなぁ。
まぁ受験の話はさておいて、第45話 【スパでくつろごう】 の感想です。

何気に氏家ト全先生のマンガってスパとかホテルとかの施設に行く展開が多い気がする。
他のギャグマンガとかだと、主人公たちが通う学校内のイベントや町内のイベントが比率多めのような。
……とも思ったけど、学校内や町内のイベントは氏家ト全先生のマンガでも何度もやっているよな。
10年以上マンガ家として生き抜いてこられているのだから、そりゃイベントのレパートリーも多種多様って話か。

さてさて開幕スパにてマッサージを受ける花園ハナたちですが、何か山田コンスタンツの潰れた胸が肉感的だぞ。
マガスペはマガジンやらよりお色気マンガの多い路線だからなのか、単に4コマとかより大きくコマを取れるためなのか。
そして2コマ目、遠目から見ても片岡ヒカリと花園ハナの胸の差が明らかだな……片岡ヒカリは少し曲線を描いているのに……

花園ハナたちの住むあまてら荘がどこにありどれほどの規模の町にあるかは明かされていませんが、
今回訪れたホテルスパのある場所は結構な都会にある模様。
2ページ3コマ目の階段とか周囲のレイアウトだけで絶対これ都会だよね、と分かる造りだ。絶対あまてら荘とは別の街だこれ。
そして僅かに言及される花園ハナの両親の話題。
というのも、花園ハナの両親がくれたチケットでホテルスパを楽しめているのだとか。
花園ハナの父親については単行本1巻 「第6話」 で花園ゴンゾー (40) と名前など語られているものの、情報は無いも同然だよ。
『プチたん』 は氏家ト全先生の他の作品同様、主人公たちの両親は語られない存在である。姿を見せる親の方がレアな世界観なのだ。

お互いケーキを "あーん" して百合カップルみたいと評価を得ている花園ハナと片岡ヒカリですが、
折角の百合っぽさもコマ割りのせいか読者の我々には感じられない光景である。無念。
サウナで山田コンスタンツが 「ヒカリのアソコビショビショじゃん」 とボケているけどさ、
ビショビショとは汗で濡れていることだけど、アソコとは身体全体なのかそれともアソコそのものなのか!?
しょうもない下ネタボケだけれども、アソコがどちらを示すのかによって2人がどこまでボケを許しているのか変わってくると思う。

オチは斬新なパッドの使い方ですが、斬新っていうか上級者向けと言えそう。レベル高すぎる。
なるほど、柱のアオリも 「関係ないけどこのスタッフさん‥‥かわいくないですか?」 とか全然関係ない話を始めるわけだ。
知らねーよとしか言えない話だ。

15.11.18   今週の 『生徒会役員共』 「#353」 感想

・さてさて今週の 『生徒会役員共』 感想です。
今回 「#353」 は7本中3本がキスネタのキス特集と言えるかもしれない回ですよ。

開幕 【蝶のように】 は早速キスネタ。
どういうキスかと言えば、バタフライキスだ。まつ毛を相手の頬や首筋でパタパタさせる行為をそう呼ぶらしい。
天草シノが萩村スズに実践を強いているのだが、位置関係的に萩村スズにバタフライキスさせるようにしているよな?
何だろう、この関係。
天草シノのカップリングは七条アリアでしょ! とか思ってしまったけれど、
いやきっとそれはバタフライキスをする相手としてはガチすぎて、校内じゃできない光景になるだろうからかな? と考えた。
でも、天草シノが萩村スズ相手ならバタフライキスしても淫猥な光景にならないと考えたとしたら、それはそれで良さしかないよ!

今週のサブタイトルで一番良かったのは 【やーい】 だけれど一番気を引かれるのは 【全裸回】 である。
全裸になる人を考えたとき真っ先に候補に挙がるのは七条アリアかと思いますが、全裸になるのはボア (萩村スズの飼い犬) だったとさ。
むしろボアがドッグウェアを着るので、脱いで裸になるという駆け引きが生まれたわけです。駆け引きか?
オチの萩村スズのツッコミは実に良くてこういう淡々としたツッコミのあるとこが氏家ト全先生の漫画の魅力の一旦だと思うのですが、
それはそれとして、"どうして全裸より中途半端に着ている方がエロく感じるのか?" という議題への発展こそ萩村スズの欲しかった反応なのだろう。
そんな訳が無いな。

次の 【2人で1つ】 は2本目のキスネタであり、開幕から3本連続での萩村スズネタでもある。
美味しいチョコを友人たちと分け合う萩村スズですが、気にしたいのはオチの轟ネネのリアクションですよ!
後からチョコを食べ始めた轟ネネの口内にはチョコキスに充分量のチョコが残っていると推測されるけど、
人目をはばからず快楽に耽る轟ネネが津田タカトシ相手にチョコキスを試みずに残念がる理由ってこれ、
"萩村スズが津田タカトシを好きだってことを知っているから遠慮した" だろうでしょ!
萩村スズから女子力が低いと評されてる轟ネネだけれども、
かつて単行本10巻 「#249」 にて図書室で着こなしテクを教えていた轟ネネを知る身としては何も言えない。

扉絵に選出されてる横島ナルコ先生は 【栓】 で登場。セリフは2つで、終始トイレのドアの向こう側にいるだけだけど。
トイレの中で何をしていたかは不明だし、そもそもトイレの中に一人でいたかどうかも不明だぞ!
ますます漏れちゃうのが横島ナルコ先生以外の誰かという可能性もある。

3本目のキスネタはエレクトリックキスで 【走る電流】 で登場。
エレクトリックキスは、キスの際に静電気でパチッとなれば成功らしい。その知識を出してくるのは七条アリアで、さすがの貫禄がある。
キスの分類って何でもあり過ぎるでしょ……まつ毛と頬を使うのでもキス扱いとか……と思ったけれど、
まぁそれよりも七条アリアは誰とエレクトリックキスをしていたのか知りたいところでしたとさ。

15.11.11   今週の 『生徒会役員共』 「#352」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#352」 は、芸術交流会の当日エピソード。前回からの続き物である。今回から読んでも楽しめるけれども。

開幕 【いつものタカくん】 では、のっけから魚見さんの登場だー。というか扉絵も魚見さんですよ。
英稜高校生徒会の人達の登場をにおわせるセリフは前回からあったけれども、まさか最初から登場するとは予想外。
ちょっと出番があるだけかと思っていたら、マジで芸術で他校と交流する展開だよ。

次の 【ぶるぶるする】 を見れば、英稜高校からの出し物は演奏だったと判明。
曲目についての言及は無いけれど何の楽曲だったかはちょっと気になる。
演奏メンバーには森さんの姿が見えるけれども、英稜生徒会最後の一人の姿は今回ナッシングだ。

そういや気付けば、桜才学園と英稜高校との付き合いも長いなあ。
作中で2校の交流が始まったのはウオミー初登場回でもある学園交流会だけれども (単行本5巻 「#112」 ) 、
桜才学園の歴史としてはそれ以前から交流があったのかねぇ? 交流のきっかけは何だったのだろうか。
その辺は、桜才学園の学園長である権藤リキゾウについて掘り下げられる話でもあれば描かれる事もあるのかも。無いか。

3本目 【私が好き】 からは桜才学園による白雪王子様の上演開始。
津田コトミがトッキーに白雪王子様の感想を述べるネタが続くのだが、
それらでのトッキーのツッコミは、氏家ト全先生から作品感想を書いている人への言及に見えてしまうな (自意識過剰) 。
妄想はさておき、この 【私が好き】 の下ネタ的発想のオチはエロいな……
かつて津田コトミが発したセリフ 「ひとりでする時だってどちらかというと見られてる方が」 と合わせて考えれば更に。
「そーゆー妄想いいから」 と言われそうな感想である。

白雪王子様の劇そのものは、完全にボケの無い全くのまともな出来の模様。。
ドSな王妃を演じた七条アリアの衣装もまるで普通で、下ネタと無縁の観客が下ネタを連想することも無い様子。
ギャグマンガのこういう演劇って、劇そのものが珍妙な感じになるのが定番だけれどそうではない。氏家ト全先生のこういう点は好きだ。

そしてラスト2本、【突撃SE】 【ドロドロにしちゃおう】 で畑ランコが仕掛けたギミックはめちゃ巧妙だな!
ここでの天草シノと津田タカトシと森さんは完全に畑ランコの掌の上だわ。
飲み物を渡すタイミングからして魚見さんも一枚噛んでいるのかもしれない。
今週の 『生徒会役員共』 でどのネタが一番上手だったかと言えば間違いなくこの2本だろうよ。感心した。

15.11.04   今週の 『生徒会役員共』 「#351」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想である。

さてさて今回 「#351」 は、桜才学園で開催される芸術交流会の練習風景のエピソード。
文化祭とか体育祭とかハロウィンパーティーとか桜才学園では秋の行事がいっぱいだな! とか言っておく。
開幕 【ナビゲーター畑】 は畑ランコがメタ発言しているみたいなネタだけれども、きっとカメラを回して撮影中なのだろう。
新聞部の活動報告は桜才新聞だけでなく、Webサイトにも動画で公開されているとかでさ。
それにしても畑ランコが呆れてものも言えなくなるってのはレアな光景だ。

次の 【うすい台本】 によると、芸術交流会で催される演劇は白雪姫ならぬ "白雪王子様" らしい。
白雪姫の性別逆転モノっぽいようで、まぁ白雪王子様役の津田タカトシよりも、姫騎士役の天草シノが多分見所。
姫騎士天草シノというのは特定の層のツボをピンポイントで突きそうな気がする。
今回衣装は上半身しか見えていないが、きっと下半身は絶対領域とかだろうし。

そういえば氏家ト全先生のマンガで白雪姫と言えば、『アイドルのあかほん』 で飯田シホも白雪姫を演じていたっけ。
その時のキスする王子様役の登場人物も女子だった。
白雪姫ってフィクション作品の演劇の題目に使われることが多いような気がするけれど、王子様を女性キャラが演じる事って多いのか少ないのか。

津田タカトシが白雪王子様役、天草シノが姫騎士役で、七条アリアは王妃役、萩村スズは七人の小人役だとか。
【神秘的な存在】 では他にも小人役の生徒がいるのだが、何気に萩村スズに近いくらいの身長の低さだ。
さすがに萩村スズよりかは背が高いけれども、学食の券売機で一番上の段の食券を買う時にはやはり苦労していそうな身長である。
ドS王妃役の七条アリアは、本番でどういう衣装で登場するかも期待したいところ。

姫騎士とオーク軍団だの妖精オ○ホだのの下ネタが飛び交う中で、三葉ムツミの存在はマジで清涼剤だなとか思った。
そしてラストの 【エチケット】 、「まぁ フリですから」 のセリフって、昔に出島さんが言ってたセリフでいう所の( 「#288」 )、
「フラグの御膳立てしてやった あとは分かるよな?」っていうフリだったんだけど」 の可能性があるよな!?
よく見れば柱のアオリ文には 「公衆の面前でとんでもないアノ音が‥!?」 とか書かれているし!
こいつはマジにキスしてしまう可能性もあるのではなかろうか。
ちなみに畑ランコの発言によれば、次回は他校の生徒も来るらしいぞ。
どう考えてもこれ、英稜生徒会から魚見さんと森さんが観劇するってフラグだし!
次回の 『生徒会役員共』 は修羅場と化すかもしれない。

余談。
『生徒会役員共』 で演劇と言えば、文化祭の出し物で七条アリアがメイドを演じたのは記憶に新しい……と思ったら、
その文化祭の話は単行本2巻の収録内容だから (「#14」) 、もう7年半も前の話だった。
全然新しくなかった! 昔すぎた。
今週の週刊少年マガジンの目次コメントで赤松健先生が 「『ネギま』は全355話でした」 と書いているのだが、
するともう 『生徒会役員共』 はマガジンでの連載分だけでも 『ネギま』 に匹敵する長寿連載になっているのだよな。あっと言う間だな……
『生徒会役員共』 がマガジンに移ってきた号から連載が続いている漫画って、
もう他に 『FAIRY TAIL』 『ダイヤのA』 『はじめの一歩』 『あひるの空』 『エリアの騎士』 『ベイビーステップ』 の6作品しかない。
『金田一少年の事件簿』 も含めれば7作品か。このメンツに入ってる氏家ト全先生すごいや。

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