21.02.24   今週の 『生徒会役員共』 「#605」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 、「#605」 の感想。
今回は、行事とかはない普段の天草シノたちの日常回だ。

開幕 【右利き生徒会】 は、利き手からの利き乳首ネタ。
スマホを胸ポケットに入れておくのは危険、何故ならバイブ機能で乳首が刺激されるという話。
感想冒頭で 「天草シノたちの日常回」 と書いたけれど、これが日常だったら下ネタ三昧すぎる (今更)。
「利き手の逆が利き乳首だから」 とあるけれど、右利きの人がが多いのだから大半の人は左が利き乳首なのだろうか。
軽く検索した限り、乳首の感度は左右で実際違うという主張はあれども、利き手と利き乳首の関係は不明。
触りやすいのは利き手の逆の乳首だから程度の話しか見付からなかった。

ちなみに天草シノの胸ポケットで携帯電話が震えるシーンは、単行本12巻#331」 にもあった。
ただし 「#331」 での天草シノは、振動に無反応。

天草シノの胸ポケットと携帯電話の振動

#331」 では快楽に溺れるのを我慢していたのか? それとも今回大げさにリアクションしているだけなのか?
自由な解釈を選ぼう。
俺は 「#331」 の頃より天草シノの乳首の開発が進んでいるという説を取りたい。

2本目 【いつもの】 は、七条アリアの空耳下ネタだ。
雨の日には気圧や気温のせいか体調が悪くなる人もいるそうですが、七条アリアは頭痛がするとか。
俗に "天気痛" と呼ばれるこの症状を、七条アリアは自身の性癖に聞き間違えちゃう。
ていうか、"便器通" って性癖は謎すぎる。
肉便器ってことなのかな、あるいは便器に関連するシチュエーションが性的嗜好ってことなのかな。
この内容でサブタイトルが 【いつもの】 なのは笑った。
いつもの頭痛ということではなく、ひどい下ネタや下ネタ空耳がいつもの七条アリアということだろう。

3本目 【バーチャル妹】 では、電子の存在に津田コトミがなりきるぞ。
バーチャルユーチューバーとかアンドロイドとかでなく、テレビ電話越しにAIキャラっぽく振舞っちゃう。
氏家ト全先生の漫画としては珍しく、最新テクノロジーを取り入れたネタでもある。
まあAIキャラっていうより既存のアンドロイドとかサイボーグという気もしますけど。
何かこれって性癖的な意味でツボに入る読者の人もいそうですね。
4コマ自体は下ネタではなく、AIキャラを演じていたこと自体がオチとなった。
津田コトミの中二病ネタの派生パターンと言えよう。
電話に出たのが七条アリアだったら、AIキャラ相手だからとセクハラ質問する展開もありえたのではないか。
そのような妄想が膨らんでしまった。

4本目 【衛生意識】 では、手洗いの話が出た。
『生徒会役員共』 は、現在世界と季節は連動しても時事ネタは基本扱わないので、一般的な手洗いの話だ。
それはともかく、天草シノは小さい頃から親に指〇ェラの概念を教わっていたの……?
でもこれマジなのは手洗いを躾けられたことまでで、指〇ェラは天草シノの冗談っていう気がするな。
ともあれ天草シノたちにきちんと衛生意識があるのは良い。
もしも肉体関係にある仲の相手からでも、即尺とかお願いされたら普通に叱りそうで良い。

5本目 【ありがとう卵】 、何だか不自然なところが面白いサブタイトルだ。
天草シノたちの衛生観念とは正反対なのが横島ナルコ先生……という構図にも思える内容。
オナラが臭くなって喜ぶ人とは、もう放屁をプレイに取り入れている人しかいなかろうわけで。
相手めがけて放屁するプレイとかしてるのだろう、そういうことまで推測できる下ネタ発言だ。
横島ナルコ先生はプレイのためならどれくらい不衛生なことまでOKするのだろう、それも気になる。

6本目 【文化の違い】 は、新聞に載っている4コマみたいだ。
外国には土足で室内にあがる文化もあるため、上履きに履き替えず校内を歩くトッキーを見て勘違いするオチ。
お約束というか、直球にベタな感じの4コマだ。
とりあえず、パリィ・コッペリンと時カオルが絡む様子を見れたという点は嬉しい。

ラストの7本目 【さいしょのつづき】 は、まさに1本目のネタの続き物。
伏線回収とかではなくて、単に最初の続きである4コマが最後に配置されているだけ。
むしろ1本目の続きでなかったら、どうして天草シノがいきなり乳首の話をしだしたのか謎となるだけだ。
突然出てきた畑ランコの両利き設定に対して、天草シノがそれなら乳首も両方が利き乳首なのかと感心するぞ。
自身について下ネタを言われた畑ランコは、どういうリアクションを見せたのか?
そこが気になってしまうオチだ。

21.02.17   今週の 『生徒会役員共』 「#604」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#604」 は、三葉ムツミが主役の回!
三葉ムツミに乗り物酔いを克服してもらうため、桜才柔道部が色々お試しするエピソードだよ。

扉絵は三葉ムツミ。
今回の舞台は桜才学園ながら、扉絵は初夏っぽい私服で健康的だー。

開幕 【悩めるムツミ】 では、畑ランコが珍しく直球のツッコミを口にしとる。
苦手な乗り物酔いがおおもとの原因となって練習試合に負けたためか、落ち込む様子の三葉ムツミは珍しい。
そんな三葉ムツミへの同情も吹っ飛ぶこの敗因、それなら万全の三葉ムツミはどれだけ強いというのか。
そういや天才柔道少女:津田ハナヨにも優勢勝ちしてたっけ。
桜才柔道部、何気にものすごい強豪校になりつつあるのかも。

2本目 【マネージャーなりのやさしさ】 では、津田コトミがインパクトありすぎるボケをかます。
下ネタ……としてカウントして良いのかどうか?
いやマジでゲロフェチの人もいるそうですけど、下ネタとしては強烈すぎるような切り込み方だ。
どれくらい人口がいるフェチなのだろう……スカトロジャンルの食べる系よりもマニア向けな気がする。
オチはともかく、三葉ムツミに乗り物酔いを克服してもらうため遊園地デートを想像させる中里チリが上手い。
三葉ムツミの扱いに慣れている感じある。
何気に桜才柔道部の中では、いなくちゃならないまとめ役ポジションなのかも。

3本目 【心眼】 、海辺ナナコが真っ当な乗り物酔いの克服方法を説明だー。
「乗り物酔い 克服方法」 などで検索すれば、一番最初に出てくるのもやはり三半規管を鍛えることだった。
安心できる常識人ポジション。
津田コトミのボケを流して話が元に戻った感じであり、オチもほのぼの系である。

4本目 【ここかな?】 では、時カオルがスマホで調べて乗り物酔いに効くツボを伝授。
これって単行本16巻#454」 で津田タカトシにツボ押しされたのと関連する描写では!?
……そう思って盛り上がってしまいましたが、「#454」 のは、ただのマッサージである模様。
時カオルが津田タカトシに受けたのは、マッサージとしか説明されていない。
ツボ押しかどうかは不明である。
あのマッサージ回を踏まえたエピソードかと思ったのになあ。
それはともかく、「築賓 (ちくひん) 」 というツボから当たり前のように乳首に繋がる下ネタである。
まったく無言で躊躇もない様子で三葉ムツミの乳首を押し込む津田コトミ。
氏家ト全先生の漫画にしてはド直球の性的描写とも取れそうですが、そういう雰囲気は一切無いオチである。
三葉ムツミのリアクションも別にサービスシーンという感じではないぞ。

5本目 【柔道部の窓から】 では、天草シノたちが登場だ。
バランスボールに乗って上下に跳ねる楽し気な三葉ムツミが、天草シノの目には淫猥な様子に!
というか下ネタボケのセリフが 「白昼からHなことを!!」 なの、そこなのかと笑ってしまった。
「部室で」 とか 「学校で」 とかじゃないの?
天草シノにとっては、人のいない夜の部室でHなことを、なら許容されるシチュエーションなのかもと妄想した。

最終ページ 【愛の100回転】 は、8コマ漫画。
前半4コマ、ここでも中里チリが計算高く動いているなー!
三葉ムツミの津田タカトシへの好意を知るから、それを利用して三半規管を鍛える練習に繋げちゃう。
恋のキューピッド役かよーとも思ったけれど、そういう動機は多分ないと思う。
あったとしても、中里チリ自身が傍から見て楽しむゴシップ的な楽しみ方の動機かなと。

後半4コマ、津田タカトシと三葉ムツミが2人で手をつないで回ってみるぞ。
ラブコメとかにあるウフフアハハという雰囲気のシーンのように、互いの両手をつないで回転する。
三葉ムツミの心境は正にラブロマンス!
背景が光り輝いておるし、表情も嬉し恥ずかしといった乙女の顔だー。
何気に今回、三葉ムツミの顔が大きく描かれてるのって1ページ目と最終ページだけなのだな。
扉絵は別として、1ページ目の落ち込む様子の後、次に顔をはっきり描かれたのは最終ページの乙女の顔つきだ。
心境の変化を最大限に表す工夫なのかも。
それはそれとして、7コマ目がかわいい。
天草シノが怯えて隠れるように、萩村スズの後ろから頭に両手を置いて事態を見守っている。
絵面としてかわいすぎかよー。
そしてオチの三葉ムツミたちの回転が、怯えて隠れてしまうほどの激しさなのでは、と思えてしまう描写でもある。
恋する少女みたいな顔つきの三葉ムツミとは対照的すぎる津田タカトシで、ギャップが面白い。

21.02.10   今週の 『生徒会役員共』 「#603」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#603」 は、ストッキングのお話。
しかも、津田タカトシと萩村スズとでのストッキングをめぐるお話だ。

扉絵は、私服姿の萩村スズ。
普段からキリリとした萩村スズだけど、この扉絵では何やらぼんやり気味。
ゆるい感じでかわいいなあ。
"ω" みたいな猫の口をしているのかと思えちゃう雰囲気もある。

開幕 【どやりたい】 は、津田コトミとストッキングのお話。
「お母さんからいらないストッキングもらったんだけど」 と、津田家母親のストッキングが登場だー。
ちなみに津田家母親の姿は、今回ひとコマも出ないぞ。
「タカ兄も使う?」 と渡されそうなストッキングに、津田タカトシは戸惑っちゃう。

先に書いちゃうと、今回 津田タカトシはストッキングに一切興奮しないし、下ネタとしても認知しない。
ストッキングフェチもいる世の中ですが、どうやら津田タカトシにその気は無いようだ。
津田タカトシにとってのストッキングは、単なる衣類でしかないみたい。
むしろ読者の中にストッキングフェチの人がいたら、津田タカトシ以上にびっくりしたのかも。
いくらストッキングとはいえ母親のものを使う提案とは!? みたいな。

オチは、ストッキングは掃除道具としても使えるという知識を披露してドヤァとなりたい津田コトミ。
この態度をいさめるでもなく同意するところが津田タカトシらしさだし、津田兄妹の仲の良さだわ。

2本目 【キュンときた】 では、萩村スズが穿いてる黒ストッキングが伝線だー。
そしてここで、世の中にはストッキングにもフェチがおり下ネタたりえると、轟ネネを用いて読者にご説明。
氏家ト全先生の親切な工夫である。
萩村スズにとっても、ストッキングと下ネタの結びつきが強化されるエピソードとなっている。
この直後に津田タカトシからストッキングを渡されるのだから、そりゃあビビるわ。
というか、「私も今パンストフェチが伝染したよ」 と報告する轟ネネの満足そうな顔が良いなあ。
2コマぶち抜きでほぼ全身収まって描かれてる萩村スズを見れるのも嬉しい構図。
ちなみに雑に検索した限りでは、「伝線」 の由来は 「伝染」 という説があるらしい。

3本目 【津田の私物】 では、津田タカトシから萩村スズへとストッキングがプレゼント!
ストッキングフェチの話の直後に、ストッキングが不要なはずの津田タカトシがストッキングを持ってた事実!
肌身離さず持つほどのフェチか? それなら普段の黒ストッキングをどういう目で見ていたのか?
そういう考えが萩村スズの頭を駆け巡っているのだろう、困惑して固まっちゃうオチである。
ちなみに2コマ目では、ストッキングを穿かずに素足の萩村スズが描かれているぞ。
珍しいことに制服姿で素足の萩村スズである。
ファンの人は要チェックだ。

4本目 【天然だからゆるして】 では、津田タカトシの天然っぷりが炸裂だー。
ストッキングを持ってきていた理由の誤解は解けたのに!
萩村スズが穿いてたストッキングを、掃除道具代わりにとはいえおねだりする様子は笑う。
そりゃ萩村スズだってオチでこういう顔になるだろう!
津田タカトシにとって、ストッキングにフェチがいるとかやっぱり想定外だったのだろうなあ。
使い道が掃除道具にのみ考えが行ってたためもありそう。
でも萩村スズにとっては、ついさっき友人も開眼したばかりの性癖がストッキングフェチはなのだ……!

このネタは次の5本目 【スズのターン】 にも続いており、萩村スズの葛藤する様子とか連続して味わえる。
今回の話のメインが、萩村スズが驚いたり葛藤したりするこのシーンであることは疑う余地が無いだろう!
葛藤の末にストッキングを渡す決断をする表情も必見だ。
今回の山場、楽しみどころである。
こうして読むと、『生徒会役員共』 が4コマ漫画であることが惜しまれるくらいのシーンだな。
もっと長尺で見れたらばとも感じてしまう。
いや、4コマ漫画でもこれだけの表情を堪能できる技前もある、とも言えるか?
とにもかくにも、楽しみどころだ。
何気にこのシーン、近年増えつつあるマガジンのラブコメ他漫画の色を取り入れようとした感じあるような?
普段の 『生徒会役員共』 とは違った新境地みたいな雰囲気がある。

最終ページの6本目 【ストッキング倶楽部】 、とかマニアックなサブタイトルが来た。
下ネタ大好き天草シノと七条アリアが合流すれば、そりゃあ下ネタもマニアックな方向に流れるわけですよ。
ストッキングの匂いをかいだり顔にこすりつけたり……という話に転がるかと思ったら、全然違った。
他人がストッキングを被っている様子をパンスト相撲で楽しむという、変顔フェチがオチだった。
あまりにレベルが高すぎる下ネタだ……
「パンスト相撲」 での画像検索結果は、インパクトがすごいぞ。
なのでリンクは張らないでおく。
それにしても 「パンスト相撲のことだよ?」 は七条アリアのセリフだろうけど、天草シノが言ってるみたいだ。
……それとも実際、天草シノのセリフなのかなあ?
「〜〜だよ」 って喋りを天草シノはしないと思うけど……それはそれで何か良いな……

ラストの7本目 【大胆スズちゃん】 では、萩村スズ母&愛犬ボアの登場だー。
萩村スズの穿いているストッキングが、行きと帰りで変わったことに気付いてからの下ネタオチ。
いや、下ネタとは明言されてないけれど、もう下ネタを想像しているに違いないと表情から伝わるオチだ。
年頃の娘の萩村スズが男子にストッキングをあげるとはどういうシチュエーションか?
萩村スズ母にとっては、それはもう下ネタ的な想像しか膨らまない状況でしょうともよ。
ここまで繰り返された 「そーゆーこと」 のセリフの意味が、最後で変わる小ネタとかもあった。

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