18.11.28   今週の 『生徒会役員共』 「#499」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、500話目直前!
扉絵のアオリ文とか、フォントがめちゃくちゃデカいし太字だしテンション高すぎるよー。
冬らしい装いの五十嵐カエデのお姿が、単行本で確認できることをお楽しみに状態に隠れておる。

さて、次回の500話目記念に向けてスペシャルな話が来るかと思えば、今週の内容は普段通りであった。
そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#499」 は、普段通りの日常回エピソードだ。

開幕 【しょりしょり会長】 からスゲェネタが来た。
津田タカトシからすれば、唐突な剃毛プレイのお誘いである。
下の毛が濃いって一部の人達に知れ渡っている天草シノならではの誤解ネタだー。
つーか、天草シノの毛が濃いことって津田タカトシも耳にしたことあるのかな……
ちなみに、コートの毛羽立ち以外に毛玉を取るにもカミソリは有効らしい。

今回のサブタイトル、【書記の七条さん】 とか 【轟ネネです】 とか紹介文みたいなノリが多いな。
500話目が目前だから今から読む人への配慮、という可能性はあるのかなぁ。
ともあれ2本目では、書記らしくかつ七条アリアらしいボケが出た。
"ミニスカモノ" のスカートから "スカモノ" でスカトロをイメージさせちゃう重たい飛躍!
何気に3コマ目も良いよね、同じ七条アリアを注意する行為でも天草シノと五十嵐カエデで温度差あるとこが良い。

3本目の 【お助け風紀委員長】 も五十嵐カエデのターン。
別に五十嵐カエデがメインって回ではないけど、畑ランコがオチに絡んでくるネタもしっかりあるの抜け目ない。
畑ランコと五十嵐カエデの2人、ほんと良いコンビみたいな関係性になったなー。

今回一番ひどい下ネタは 【轟ネネです】 であろう。
初めて桜才学園の学生証がお目見えしたわけですが……そこに書かれた轟ネネの生徒番号がひどい!
「番号 0072119」 って!
言うまでもなく、「オ・ナ・ニ・ー・イ・ク」 の語呂合わせだ!
氏家ト全先生の過去作 『濱中アイ』 では 「10721」 で 「良いオナニー」 ってネタもあった。
そこから連想すると 「番号 1072119」 でも良さそうだけれど、そうしてないのは分かりやすさのためか。
「1072119」 だと、頭の1は何だろうって思う人がいるかもしれないし。
あと何かパンツが普段よりエロいよな……
このオチ、轟ネネの学生証の隣にパンツが落ちていてブルセラっぽい、というものなのだけど、何かエロい。
轟ネネが普段穿いてるマジのパンツ、という描写がお色気をかもし出すのか?
謎だが息を呑んでしまうー。

そういや "ブルセラ" で検索すると、女性衣類とは全く関係ない "ブルセラ症" なる感染症ばかりヒットする。
2018年現在でも一応はブルセラショップとかあるところにはあるらしい。
死語じゃないのかなとか思ったがそうでもない、のか?

最終ページの 【ビラあげます】 は、1コマ目が見所じゃああるまいか。
津田コトミ作という柔道部ビラに描かれた三葉ムツミが上手で笑う。
ていうかビラビラをくぱぁするという下ネタ発言に、七条アリアが焦ったリアクションするのは珍しい。
下ネタ発言 (※七条アリアの聞き間違い) したのが天草シノだったら、もっと別のリアクションを見せてたと思う。
そう考えると、他人を下ネタに巻き込みがちな七条アリアでも、やっぱ同じ下ネタでも誰が言うかで違うのだろうなー。

ラストの 【気分は真夏】 、普通の4コマではあるものの。
でも500話目直前というスペシャルな位置に置かれることで、特別な意味が込められているのでは、とつい深読みしちゃう。
連載12年間にあった黒歴史的なことを思い出してしまった、みたいな意味とかさー。
今週のマガジンの次号予告ページでも、過去の色々な天草シノたちのカットが使われている構成だし。

今週の感想終了。
そして次号予告を見るに、12月5日発売の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が連載500回記念巻頭カラー!!
さらに一挙2話掲載で、500名様プレゼントもあるとのこと!
まだプレゼントの内容は秘密みたい。
ちなみに次号のマガジン表紙はグラビアアイドルだとさー残念無念、『生徒会役員共』 の表紙は来なかったか……

18.11.21   今週の 『生徒会役員共』 「#498」 感想

・どうしたことだ、この萩村スズの可愛らしさは!?
今週の 『生徒会役員共』 は、萩村スズがひたすらに可愛い回。
萩村スズの可愛さ一点押しだけで作られてる話じゃないっすか。
萩村スズ祭りとなった理由の "耳" ネタも多いぞ。
そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#498」 は、着ぐるみ姿の扉絵から可愛いじゃあないですか。
「得体のしれない生物の着ぐるみに身をつつみ‥‥。」 との大仰なアオリ文句も良いセンスだよねえ。
ここで萩村スズが照れもせず笑顔でもなく真顔なのが最高!
どんな気持ちでこの姿なのか。

開幕 【もふもふ】 は、萩村スズ母との親子ほのぼの的な様子でニヤニヤできちゃう。
ノー下ネタでフィニッシュする萩村スズ母ですよ。
さすがにおそろいのモノだから首輪を買ってくるようなことは無かった。
つーかボアさえも何か普段と違う顔つきで可愛さマシマシだし。

犬耳を付けた時点で萩村スズの可愛さは跳ね上がってるわけですが!
続く 【異世界の住人】 【スズテール】 と順々に犬のコスプレになっていく様子は半端ないっしょ。
率直にかわいいと似合っていると褒められただ赤くなる萩村スズも普段では見られない。
母親セレクトだからこその反応であろう、今回の陰の主役は萩村スズ母なのだよな。
何気に津田コトミがエルフ耳のため、というかエルフコスプレのため髪の結い方を変えているの良いよね。
そこまで凝るかー。

轟ネネの偶然によって萩村スズの犬姿は更にそれらしくなってきてー。
轟ネネが犬のしっぽを装着する場合は、しっぽ型ストラップをポケットにではなく後ろの穴に挿れてそう。
そんな妄想も捗るけれど、まあ今週は萩村スズに注目するターンであろう。

4本目 【終わるまで待っていよう】 の2コマ目!
萩村スズの口角がめっちゃあがっているのを俺は見逃さなかった。
つーかわざわざともすれば見逃しそうな描かれ方をしてますね。
氏家ト全先生のさりげなくしかし絶妙な描き方ですよ。
そして今週の下ネタってこの七条アリアの1本だけだ。

次の 【寒いけどポカポカ】 、津田タカトシの天然っぷりったらなー!
大体それペアルックかよーみたいな発想にならないのか津田タカトシは!
つーか津田タカトシって津田コトミや魚見チヒロとペアルックな格好した経験が割とありそうな気がする。

ラストの 【スズ吠える】 は犬ネタのダメ押しだー。
この8コマ漫画は、フェチ向けというよりか純粋にラブリーさの大盛てんこ盛りであろう。
こうまでして萩村スズがワンワン言う展開を挟み込みたかったのかー、という意志の強さを感じる。

今週の感想終了。
さて、12月5日発売の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が500話記念で巻頭カラーだ!
そこで先週の感想で、俺は 「話数カウントが修正されるっぽい!」 と書いた。
12月5日の掲載が 「#500」 なら、11月14の掲載は 「#497」 であるはずだからね……
ところがひょっとすると、話数のカウントは修正されないっぽい。
何と、500話記念号は 『生徒会役員共』 が一挙2話掲載であるからだ!
マガジン掲載版の 「#499」 (本当は 「#500」 ) が巻頭カラー、
マガジン掲載版の 「#500」 (本当は 「#501」 ) もカラーなら、マガジンでも単行本でも 「#500」 がカラーだ。
合う……つじつまは合う!
話数カウントが修正されなくても12月5日発売号で 「#500」 を巻頭カラーにすることはできてしまう。
うわー何故そこまでして1話ずれてるカウントを引っ張るのだろう!? ……謎だ。

ところでマガジンには次回予告のページがあるのだよな。
つまり次々号が500話なら、次号のマガジンでは次回予告で何かしら500話記念について触れらてるかもしれない!
こいつはヤバいな、来週号時点で何かしら500話記念の追加要素があるかないか語られるかもしれない。
楽しみだ。

18.11.18   悪趣味の総決算! ニューダンガンロンパV3感想 75点くらい

・ 『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』 のプレイ感想。

まず最初に、ネタバレについて。
この感想では、犯人や被害者やトリックなど、ストーリー面での具体的なネタバレは無いです。
ただし、最後の学級裁判での とあるセリフが言われる流れのみネタバレしています
(※セリフそのものは書いていません)
また、ストーリーやおしおきに どういう感想を抱いたか、は述べています

システム面でのネタバレは、プレイ時間や学級裁判システムなどを詳細に語っています。
過去作についても (犯人などは明かしませんが) 大雑把な感想を書いています。

なお、プレイ済み・読了済みのダンガンロンパコンテンツは以下の通り。
・ダンガンロンパ
・TVアニメ版ダンガンロンパ
・スーパーダンガンロンパ2
・絶対絶望少女
・ダンガンロンパ霧切 1巻〜4巻
・ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園
・ダンガンロンパ害伝 キラーキラー

そしてこの感想は、多くの部分を回想しつつの感想となります。
というか、ニューダンガンロンパV3を最後にプレイしてから、約1年半が経過してから書いてる。

以上の前提を踏まえまして、ここからがニューダンガンロンパV3のプレイ感想っすよ。

まず、ニューダンガンロンパV3を一言で語るなら!

長いよ!

とにもかくにも、ニューダンガンロンパV3はプレイ時間が長時間!
学級裁判もだらだらと長いよねー。

最も印象が強いのは、最終章における学級裁判の長さ!
最終章に至るまでで、V3の学級裁判が非常に長いことは身に染みていた。
だから 「よし、今夜は充分に時間を確保して最後の学級裁判からエンディングまで見るぞ!」 と臨んだが!
あまりに時間がかかるため、日付が変わって1時間以上してもエンディングに到達せずー。
結局その日は 「多分クライマックスの一番盛り上がってる場面だけど今夜は無理! 寝なきゃ!」 となった次第。
最大の山場だろうシーンでプレイを中断して寝るに至ったよ……

ダンガンロンパの学級裁判は、1 → 2 → 3 とシリーズが進むごとに長さを増している。
だからか2からは一時中断の休憩が挟まり、前編と後編に分かれるようになった。
素晴らしい配慮だけれど、3では休憩が2回入れても良かったのではないかなーと感じる長さだった。

3のプレイ時間が長引いた理由も、ギャグ的な掛け合いが増えたからという記憶であり、いただけない。
長引くのがさ、推理パートやトリックに注力されて長引いたなら良かったけれども。
モノクマーズは良い味を出していたものの、プレイ時間の長さを助長していて、良さと悪さは半々かなー。
ちなみに自分のプレイスタイルは、ボイス付きのセリフは全てボイスを聞くスタイル。
学級裁判では論破ポイントがすぐに分かっても、1週目は発言を全部見る。
ボイス付きセリフを読み終えたらスキップするなどしてたら、もう少し早く終わったかと思う。

おまけ要素的な愛の鍵などの入手にも、所要時間が超かかるのも面倒くさい。
というか正直、V3ではダンガン紅鮭団は1キャラもクリアしてない。
愛の鍵も、1,2キャラにだかしか確認してない。
クリア後のおまけモードは、絶望のダンジョン モノクマの試練はクリア済み。
超高校級の才能育成計画は、好きなキャラについてのみクリア済み。

いきなり否定的な感想だが、悪いところは……あとはミニゲームくらい。
先に悪いとこだけ全部書かせてくれー。
ミニゲームとは、ダンガンロンパおなじみの学級裁判での、ノンストップ議論以外のやつ。
シリーズが進むにつれ、新システムが導入されてるけど、V3では微妙なものが多かったかと。
微妙って言うか……V3は、ミニゲームとしてしっかりした作りを目指して裏目に出た感じ。
この手のミニゲームって、頭で考えることの難易度を上げる程度が良い塩梅かと思う。
それが出来すぎているから、学級裁判から浮いてしまった感じがあったね。
理想は2の匙加減、言うたら単独で遊ぶにはぬるすぎる程度あたりが最適かなぁと。
あと、隠れモノクマがミニゲーム中に配置されてるってのは普通にダメでしょ……

他には理論武装がなー! これも2のようにあってほしかった。
いっそう音ゲーらしくなりゲーム性なるものは向上してるのだろうけど、実装目的とそぐわないのでは。
理論武装に至った時点で謎は全部解明されてるはずで、これカタルシスを増す為のシステムでしょうに。
ストーリーへの集中が削げそうな微妙にシビアな判定で、馴染んでなかった感じがある。
ほか、V3の目玉である嘘のコトダマも、ゲームシステムとしてはおまけ程度の扱いなのも微妙だった。

ただ新システムの中でもパニック議論は良かったね!
パニック議論は、単純にもっと回数増やしてほしかったなーと思える楽しさ。
反論ショーダウン真打も、2より操作性が向上しておりグッド。
議論スクラムは期待が持てる出来栄えで、続編があればベタ褒めできるシステムになっていそう。

あと愛の鍵!
先述した通り一部キャラでのみ確認したのだけど……これランダム性が酷いなー。
発動相手も発動タイミングもランダムじゃない?
おそらく、本編のストーリーを最悪に阻害するならこのタイミングだろう、って形でイベントが発動したよ。
直前のメインストーリーを台無しにするような相手に発動して、えーってなった。

さてさてそして、ニューダンガンロンパV3の良かった点は!
いやー俺どうしてダンガンロンパにはこうもパロディや直球に下品な下ネタが多いのか、分かってなかったのだよね。
何故こう、サービスシーンというよりも眉をひそめるようなエロが多いのだろう? と。
変な下ネタや唐突なパロディが多いなーとは感じていたけど、理由は思い至らなかった。
でもニューダンガンロンパV3をプレイして、やっとその答えだろう理由が推察できた。
ダンガンロンパはパロディネタや下ネタをやりたかったのではない、「悪趣味」 をやりたかったのだ! と。
悪趣味ジャンルの一環としての下ネタやパロディだったのだ、と。
過去シリーズどころか、ダンガンロンパとは無関係な他作品のネタバレが唐突に挟まるのも悪趣味のためだろう。

悪趣味をやりたかったから、V3ではおしおきも悪夢に見そうなインパクトなのかなと。
個人的には、3人目の被害者が5章での死に方をするのかなーと予想していたのだけどさ、
なるほどやはり5章の死に方は用意されていて、そして大トリ的に出してきたかーと膝を打ったよ。
5章死体発見後のシーンで、BGMも初めて使われる楽曲に変わるものね! あの展開は良かった。

個人的に最も悪趣味で最高だなーと感じたのは、最後の学級裁判の途中のシーン!
ここで何度か同じようなニュアンスのセリフが続けて出てくる展開があるのよ。
で、その発言者の一人があのキャラであることが最高に悪趣味で最高。
その流れでそのセリフを言うキャラが、共通点を持つ他のキャラを差し置いてそいつであるのかよ……!
史上最高の悪趣味を目指したからこそ、このV3のストーリーだったのだろうな。

スーパーダンガンロンパ2ではそんなに悪趣味じゃなかったじゃん、とは思う。
たしかにあれはしっかり青春・爽やかな後味だったし、それもあって一大傑作ゲームだったと俺は信じてる。
でもあれは予期せぬ化学反応であり、スタッフが目指してた地点ではなかったのだろうなーと。

ストーリーについては人様の感想を読むと……いや、やめておこう。
よその感想は検索してよそで読んでくれ。
個人的には好みのポイントはそれなりにあったね。
「事件の首謀者は16人の中の誰かなのか? それとも他に隠れているのか?」
「首謀者とモノクマは最後にどうなるのか?」
「物語はどのようなラストシーンで終わるのか?」
とかは好みだった。

そんなわけで、点数を付けるなら100点満点中で75点くらいですかね。
やっぱり、プレイ時間が冗長なのが最大のマイナスポイント。
隠れモノクマの捜索も、探している時間は無駄だったなぁって印象だし。
ちなみに、1の点数は90点オーバー、2は1より2倍近く面白いって当時のプレイ感想で書いてた。
今振り返ってもまあ評価は変わらない感じ。

18.11.14   500話目目前! 今週の 『生徒会役員共』 「#497」 感想

今週の 『生徒会役員共』 には重大な告知あり!
何と、もうすぐ迎える500話目の掲載号では、『生徒会役員共』 が巻頭カラー掲載とのことだ!
やったぜ嬉しい!
大勝利と言えよう、勝ったな (何がだ)
連載10周年や劇場版公開があった2017年でも巻頭カラーは無かったからさー。
もう 『生徒会役員共』 が巻頭カラーにはならないかと思っていたよ。

現時点で判明している情報は巻頭カラー掲載だけ。
だけど、他の嬉しいニュースも期待できるかもしれない。
たとえばさ、『生徒会役員共』 が単独の描きおろしで週刊少年マガジン表紙を飾ってくれるかも!?
氏家ト全先生の漫画がさー、雑誌の表紙を飾ったのはさー、今までマガジンSpecialでただ一度だけだしさー。
俺は氏家ト全先生の漫画がマガジン表紙を飾るところを見たいのよ……!!
この500話目記念号ならその願いも叶ってくれそうじゃない?
あと氏家ト全先生へのインタビュー記事も久しぶりに掲載されるかもしれない。
他の漫画家さんによる 『生徒会役員共』 の登場人物の寄稿イラストとかあったら嬉しいなー。
氏家ト全先生が読者からの質問に答える企画とかは……望みすぎか?

更に嬉しいことに、ある問題まで解決するっぽい。
問題というのは、『生徒会役員共』 の話数のカウントって1話ずれてるのだよねー。
マガポケでもマガジンでも、本当の話数カウントより1話少ない。
正しい話数カウントは、単行本収録のカウントだ。
ちなみにこのサイトでは正しいカウントの方に合わせているので、マガジンのカウントとは1話ずれてます。
これ、ヤバいよねー。
実際は501話目なのに 「500話記念巻頭カラー!」 とかなってしまうのか……?
そう思ってたら、話数カウントが修正されるっぽい!
詳しくは、このツイートを見てくれ → https://twitter.com/shonenmagazine1/status/1062910586722414594

そう、「500話を迎える12/5発売の新年1号」 と書いている!
3週間後の12月5日発売号だ!
3週間後に500話目なら今週号は497話目ってことですよ!
マガジンでは 「#496」 と書いているけど、正しくは 「#497」 だと扱ってるってことじゃん!
まさか500話目記念なのにマガジンでは1話ずれた 「#499」 のままってわけないでしょう。
ようやくこれ修正されるのかー。
やったぜ。

未来への期待が膨らむばかりですが、まずは今週号に目を向けたい。
そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#497」 は、桜才柔道部編!
三葉ムツミが主役のため、下ネタもあまり無いしほんわかした展開である。

開幕 【桜才柔道部共】 、1,2コマ目の 「やっほ」 の挨拶応酬が可愛すぎますよね!?
"かわいさ" を構成する最大の成分は "無邪気さ" であると信じている人間ですこんばんは。
やっほーって挨拶は無邪気な人でしか許されないタイプの挨拶であろう。
そんな可愛さと同時に、やたら大きいよな……という感想を抱いちゃう扉絵の強烈さ!
服の皴からパンパンな感じが伝わってくる、うおぉって思わない男子はいますまい。
1ページ目から心を掴まれてしまうな。

そんな1ページ目だから、2本目の 【おとなしい主将】 には描かれている以上のお色気を感じた。
いやお色気は全然描かれてないが……読者には見えない角度でポロリする展開が来るかも、的な予想をした。
まあ 『生徒会役員共』 では着替えシーンさえ次の 【クリティカル】 のような低露出なのですが。
つーかこの1コマ目、注意しないと着替えシーンだと気付かないくらい素肌が隠されているな。
青年漫画ではなく少年漫画であっても、普通に下着姿の女子生徒が描かれるだろうシーンなのに。
下ネタ漫画であってもド直球に裸を見せたりはしない態度、すごい徹底ぶりだ。

次の 【救急主将】 、三葉ムツミがマネージャーに初挑戦、なのかも。
部員が少なかった頃はマネージャー的な作業もみんなでしていた可能性はあるけど。
何にしても、本来のマネージャーである津田コトミは 「楽で良いなあ」 、とか思ってそう。
つーかトイレで血が出たことをあけっぴろげに言うの、女子だけしかいない集まりならではって感じある。
あと 【見学主将】 の意外性は笑った、このオチは予想できなかった。

ここまで全然登場しなかった津田タカトシたちは、最終ページでようやく少しだけ登場。
まあ登場しても、津田タカトシたちの扱いは脇役みたいな感じで何か新鮮。
今回初めて読んだ人には 【ロマンスワード】 とか津田タカトシじゃなく他の男子でも成立すると読めそう。
ラストの 【食べ放題の店】 とか、七条アリアも今週号だけ読んだらマジで超まともな人だし。
全く下ネタを含まないこんな提案もできるのですね……!
そして空気イスとかはしてたけど、基本的に柔道はしなかった三葉ムツミがお腹空くのかよ!
むしろ昼休憩までお腹がよく減らなかったと思うべきなのか?
あるいはそれだけこっそりとハードな運動をしていたということかもしれない。

18.11.07   今週の 『生徒会役員共』 「#496」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、七条アリアと萩村スズが登場しない回!
じゃあ誰が出るのかと言えば、津田タカトシ・天草シノ・魚見チヒロ・津田コトミの4名だー。
津田家の飼い猫:ムラサメの姿も見えるけど。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#496」 の舞台は津田家というか、津田家のコタツ周辺だけで話がほぼ全部展開しちゃう。
天草シノにとっても魚見チヒロにとっても勝手知ったるコタツである。
物理的にも心理的も距離が近すぎますねー。

開幕 【あみものトリオ】 のトリオとは、天草シノ・魚見チヒロ・津田コトミの3名……ではなかった。
津田タカトシが編み物、いや網モノにカウントされるオチである。
性的嗜好が唐突にバラされる展開、津田タカトシにとっては自宅の居間でも気が抜けないな!
この情報は魚見チヒロから天草シノに伝わってて周知の事実だった可能性もありそう。

そんなわけで津田タカトシのために天草シノはセーターを、ウオミーはマフラーを編む展開である。
手編みのそれらを2人から同時に、というか2人が同じ場所で対面で向き合って編むってスゲェ場面だな。
愛が重いというか何かの修羅場に発展しそうなものですが。
そんな 【かんちがいしないでよねっ】 、そこよりも4コマ目で今までの位置関係をスルーできるのが凄いな。
氏家ト全先生のこういうオチのためにやれる思い切りは何かの技量であるのだろう。

次の 【イメージカラー】 では津田コトミがご登場。
扉絵と同じ格好で、このセーターは魚見チヒロ作、レッグウォーマーは天草シノ作だったのか。
そういや扉絵のアオリ文句、 「厚着だけど‥‥胸の膨らみが目立っちゃいます!!」 と急に何を言い出すのと思った。
でもたしかに膨らみが確認できるよう、そこだけ膨らみの角度が確認できちゃう描き方してる。
想定を超えるデカさに生地が伸びてる表現なのかも。

飼い猫のムラサメは姿を見せるけど、津田兄妹のそばにいる程度の登場だ。
【そういう季節】 で津田コトミが相手してるの1コマだけだけど嬉しいねえ。
つーかこのオチ、天草シノ自身がそういうシチュエーションをやるというオチは意外であった。
七条アリアや津田コトミとかならエロいというかフェティッシュな格好するのもありそうだけれど。
この津田コトミの発言、天草シノの耳に入っているのかどうかが気になるところ。
聞こえているなら天草シノはどんな反応を返したのだろうか……!? 妄想が膨らみますね。

最終ページ 【入門編】 では、天草シノの父親のエロDVDが暴露されちゃう。
父親の所蔵するエロ映像がDVDというの、何気に時代の移り変わりを感じて うぅっと呻いてしまう……
『妹は思春期』 の頃なら、主人公 (高校生) が手にする最新の媒体がDVDであったろうに……!
プレイ内容は昭和って感じはある、というかいや今も人気あるプレイなのかもしれないけれど。

ラスト 【似た者同士】 、天草シノのリアクションが楽しい感じ。
つーか津田タカトシはさすがに手編みのセーターやらマフラーやら貰ったら好意に気付くだろ、とは思うが……
いやまあそこは、自分がこうだから世の中一般的にそういうものなのだろう、と思っているとか?
天草シノや魚見チヒロが凄い人達だから、凄い人達の世間ではそういうものなのだろうと思ってるのかもしれない。

あと今回の内容と関係ないけど、世の中が変わっても氏家ト全先生の字は変わらないなぁと安心してしまった。
昔から変わらぬカタカナの "ミ" と "シ" と "ツ" のこの読み間違えそうになる感じ、むしろ安堵できる。

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