14.11.26   今回は一挙2話掲載! 『生徒会役員共』 「#305」「#306」 感想

・うわー、一週間遅れになってしまった。これを書いているのは12月3日の水曜日です。こんばんは。
そんな訳で今回の 『生徒会役員共』 感想……の前に、お知らせを2つ。
まず、『生徒会役員共』 のイラストや同人誌を描かれている毒菜さん生徒会役員共深夜の真剣お絵描き60分勝負のアカウントを作られました。
ちょっと前に作成されたばかり。興味のある方はチェックされてみては。

次に、この週の週刊少年マガジンには特別企画 「森川ジョージ VS. マガジン3誌 連載作家80名 一問一答ガチスパーリング!!」 があり、
ここで氏家ト全先生が森川ジョージ先生に質問をされてた!
その質問内容は次の通り。

長く漫画を描き続ける秘訣を教えてください。

おおっと 『生徒会役員共』 の長期連載を予感させるような質問だー。
氏家ト全先生が今後とも漫画を描き続けていこうとされてる意思を感じ取れる! と思いたい。

・さて、今回の 『生徒会役員共』 は2話掲載! 素晴らしいなあ。
週刊少年マガジン表紙によると 「OAD付き限定版発売記念一挙2話」 との理由らしい。
OAD付き限定版単行本11巻は2015年2月17日発売で、だいぶ先だよな…… まあ何の理由であれ嬉しい。
それより、限定版単行本は完全受注生産で、申し込み締め切りは2014年12月10日な事に気を払いたい! もうすぐ締切だ。

そんな訳で、『生徒会役員共』 感想。
1話目 「#305」 は、主に萩村スズ編。
【あっ】 にて瞬間接着剤で津田タカトシのズボンと萩村スズのスカートがくっついてしまってさあ大変。
つるっと滑ってる萩村スズ可愛いなあ。
2人が接触しないような位置関係からくっついたのは、津田タカトシがとっさに受け止めたからなのかも。

続く 【ちゃちゃ入れよう】 は何よりもまず、おっきくなってる時でなくて良かったよねえと思った。
津田タカトシが萩村スズの匂いを嗅いで反応してしまう人だったら大変! まあくっついてるのは膝とお尻だと思うけど。
「ビュ――ッ ビュ――ッ」 の効果音はどれほどそれらしかったのだろう。七条アリアの芸達者ぶりが気になるところ。
このネタの間、天草シノが一切ネタに絡んでこないのも気になる。
津田タカトシと萩村スズが密着して、この4コマの間はずっと嫉妬でぷーっと膨れた表情してたりしたのでは、とか思った。

瞬間接着剤を剥がすのは割とつつがなく終わったのか、【実況中】 のはやし立ててる段階で終わってるの面白いな……
萩村スズのツッコミも笑った。

萩村スズが絵を描く 【ディテール】 に謎の良さを感じたが、登場人物が絵を描くってことが普通ないからかな。
津田タカトシは文章が上手いとかそういうエピソードはあるけれど、どういう絵を描くのか、絵の個性とかは謎だしな。
ラストの 【休日の誘い】 は一挙2話の2話目に続くネタ。
トッキー寝ておる…… 練習はハードでもこういうところはゆるいっつーか、
三葉ムツミ的には練習もハードにしているつもりでは無いのだろうな、みたく思った。
そして2話目のキーワードである "接待" を持ち出したのは、中里チリ! キーパーソンじゃあないかね、珍しい活躍。
感想も2話目の方へ続く。

・一挙2話掲載である 『生徒会役員共』 2話目の感想。「#306」 。
桜才柔道部が部費アップを目論んで、生徒会役員ご一行をスケートで接待だ。
複合施設の中にアイスリンクがあるのでなく、建物自体がアイスリンクメインなのだなあ。
扉絵では三葉ムツミがスケート無料入場券を持っているのって何気にドラマとか仕込まれてそう。
自腹で入場券を買ったのではないのだとすると、顧問の大門先生のツテとか何かあったとかさー。

そこはともかく開幕 【のうきん女子】 から笑った。
身体を動かせる状況になるとアイスリンクに来た理由を忘れるのか、それとも接待のつもりでこれなのか。
指導を受けてるコマにいない天草シノや七条アリアは普通に滑れていそうな気がするー。

2話目の肝は 【達人】 では! とか思った。
中里チリと三葉ムツミの組み合わせだと常識的な掛け合いや常識的なツッコミが発生してアクセントになってて楽しいなあ。
こういうエピソードを読むと柔道部ネタがもっともっと見たくなる……!
つーかもう、三葉ムツミは接待のこと完全に忘れてるなこれ。

ラスト2本はスケート後のネタ。
【んほ】 、七条アリアと柔道部モブ部員が戯れるとか珍しい組み合わせすぎる!
下ネタしてないときとかこういう風な和気あいあいしてる感じあるのかーって思ったし楽しい。
オチの表情がコマに多く収まってないのは少年誌だからという氏家ト全先生の配慮かしら。
【お世話になりました】 、やっぱ三葉ムツミは接待に来た理由忘れてたー!
つーか接待という事すら忘れてたと思う。
あとトッキーが財布忘れて丁寧語になってるのも笑ったし何か良いなぁ。

14.11.24   水木しげるの妖怪武闘伝のコンボムービーを作りました

・水木しげるの妖怪武闘伝のコンボムービーを公開しました!

YouTube 版:Mizuki Shigeru no YoukaiButouden Combo Movie
ニコニコ動画版:水木しげるの妖怪武闘伝コンボムービー

何故わざわざ相手の後ろに回ってから攻撃しているのか?
理由は2つあります。
1つは、コンボが繋がっていることを分かりやすくするため (コンボが途切れると振り向く) 。
1つは、「打撃 → 投げ」 が相手の後ろからだけ決まる回避不能連携だからです。

詳細は水木しげるの妖怪武闘伝のコンボ用メモを見ていただければ。
では、動画のコンボの紹介です。

鬼:{コンボ技(3段止め)−大連空斬蹴(初段止め)}×2−屈大P−大蒼空鬼拳

連空斬蹴を使った永久コンボです。
連空斬蹴だけでも永パになりますが、それだけでは寂しいのでコンボ技などと組み合わせて動きを付けました。

カラス天狗:大覇吼−烈!妖覇斬−ダウン攻撃

烈!妖覇斬の突進力が凄いため、遠距離での飛び道具ヒットから追撃として間に合いました。
珍しいことに、ダウン攻撃は相手がどれだけ早くダウン回復しても確定します。

死神:大P−小K(1)−大ソードダンス

ソードダンスは正面から当てるとカス当たりにしかなりませんが、
相手の後ろから当てれば全段ヒットします。
これを本作ではレアな通常技目押しから繋げました。

砂かけばばあ:(大砂地獄/射出)−最終乱舞−大砂地獄(ヒット)

長く残る飛び道具を利用して、投げ技の演出中に飛び道具をヒットさせました。

カラス天狗:大空蹴覇×2

空蹴覇は当て方によって着地硬直がほぼ消滅し、追撃を入れられます。
しかし残念ながら、空蹴覇×n の永久コンボは無理そうです……

カラス天狗:最終乱舞×2

カラスの最終乱舞は当て方によって、技の続きが発動せず追撃可能になります。
せっかくなので、ここでは同じ技で追撃しました。
ちなみに追撃で最終乱舞が入るのは、背が高いキャラ限定です。

かっぱ:大P−猫だまし−大P−特殊技

本作は多くの格ゲーとは違って、振り向きモーションに少し時間がかかります。
振り向きモーション中はガードこそ可能なものの、ガード不能技は当たりますし、投げ技も回避できません。
そこでガード不能技を持つかっぱで、振り向きを使った回避不能連携を組みました。
ベストタイミングなら相手が振り向かないので見た目も良いですね。

カラス天狗:大覇吼−大天蹴覇(1)

原理はよく分からないのですが、多分バグかと。
飛び道具がヒットした瞬間に別の技を出していると、どんなに離れていてもその別の技もヒットするようです。
この現象を利用して、天蹴覇をコンボにしました。

雪ん子:コンボ技(6,7段目のみヒット)−雪氷−大P−最終乱舞

相手を無防備な状態にする技を使ったコンボです。
無防備にする技だけで永久コンボが成立しないよう調整されてはいますが、
無防備状態の終わり際になら雪氷がヒットします。雪氷×nの永久コンボも可能。
更に大パンチからは、最速目押しでなら雪氷や最終乱舞が連続ヒットします。

カラス天狗:(スローモーションバグ利用)大覇吼×5−烈!妖覇斬

本作には、動きがスローモーションになるバグがあります。
このバグを起こした相手に、通常では決まらないようなコンボを決めてみました。

雪ん子:(スローモーションバグ利用)大P×3−屈大P×3−大P−コンボ技(6段止め)−屈強K−大特大ぼたん雪

同じくスローモーションになるバグを利用したコンボです。
このバグを使えば、相手を無防備にする技を使わずとも、特大ぼたん雪が連続ヒットします。
この状態では何をやっても永久コンボになるので、見た目が面白いようコンボパーツを組むのに苦労しました……

カラス天狗:(スピードアップバグ利用)屈小P−屈大K−大覇吼−大P−大覇吼−屈大P−大覇吼−大K−大覇吼−コンボ技

相手の防御力は最大設定です (ダメージ:1) 。
本作には、動きがスピードアップするバグがあります。
発動条件・発動コマンドがかなり特殊なので裏技かなぁとも考えたのですが、おそらくバグかと。
ともあれ、この状態でも普段と違ったコンボが決まるので、色々な技を当ててみました。

鬼:(スピードアップバグ利用)大P−コンボ技(2段止め)−大連空斬蹴(初段止め)−小K−大連空斬蹴(初段止め)−屈大P−小連空斬蹴(初段止め)−大K−大連空斬蹴(初段止め)−小連空斬蹴(初段止め)−屈大P−最終乱舞

相手の防御力は最大設定です (ダメージ:1) 。
同じくスピードアップバグを利用したコンボです。
元から発生の早い連空斬蹴がスピードアップにより更に早くなるので、小気味良いテンポのコンボを組むことが出来ました。
最後の最終乱舞は、相手の振り向きに決める回避不能連携です。

カミラ:(スピードアップバグ利用)(防御力最大設定)大P−ビルデスティーヤ(初段止め)×8−屈小P×2−屈大P−ノスフェラトゥー

相手の防御力は最大設定です (ダメージ:1) 。
同じくスピードアップバグを利用したコンボです。
通常はヒット後に何も繋がらないビルデスティーヤも、スピードアップ中なら繰り返すだけで永久コンボに。

14.11.20   『プチプチたんたんプチたんたん』 第33話感想

・今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 感想。
第33話は 【そのうちの未来】 の感想だ。

開幕 「試験勉強やろーぜ!! 徹夜で!!」 と花園ハナ。
片岡ヒカリにお誘いをかける導入は、第4話での夜更かしのお誘いをなぞってるのかな。
第4話では親睦メインにつき 花園ハナも強気だったけれど、
今回の花園ハナは、勉強を教えてもらうつもりで来てるからか、態度が弱いぞ。
第4話も今回も対等な立場を築こうとしてるのは同じなのに。

ともあれ今夜もパジャマパーティ! ……とはならず。
真面目に勉強するためには、朝早く起きて勉強しようぜとなっておった。
さすが片岡ヒカリ委員長 (かどうかは2年生になってから不明だけど) 。
場を仕切れているなあと思ってたら、花園ハナの提案で3人一緒に片岡ヒカリの部屋で寝ること。
やっぱこのメンバーを中心になって動かしていくのは花園ハナなのだなぁと思った。

10位のボケには笑った。何だこの唐突なボケは……! 面白いなあ。
「そういうボケはけっこうなので」 と切って落としてるのは花園ハナか? そうだろうと思うけど意外。

それにしても、学生が主人公のマンガで進路の話とか出てくると 最終回近いような雰囲気があるな。
氏家ト全先生のマンガの主人公が大抵学生だから ってのも理由だろうけど。
『プチたん』 の最終回は花園ハナたちの卒業式なのかな……
まあ花園ハナたちは2年生だし、3年生編もあるだろうから、連載は当分続いてくれるのだろう。
単行本が全2巻になるか全3巻以上になるかで決まるところだよな! (現実的な話)

花園ハナが進路を獣医とするのは第16話を受けての展開だけど、
それなら今回片岡ヒカリが自身の進路が漠然としていることに不安を覚える様子も、今後の話に繋がったりするのかも。
そんな期待を抱いたよ。
つーか、山伏マルミ先生って再登場しないのかな……
名前付き + プロフィール枠付きでの登場だったから、今後もよく出る新登場人物かと思ってたのだけどな。
まさか第16話以降、出番が無いとは……
「JK3人+♂犬1匹」 の看板通りではあるものの、
『プチたん』 が大人の登場人物があまりフォーカスされない漫画になったのは、連載追ってて意外だったところだ。

そしてこのスカ的な要素に対しても、田隈カオルはいつもの調子なオチ。
これなら別に女子大生モノじゃなくても、獣医モノでもモデルモノでも何でも好きなのでは……と思った。

今月の感想終了。
そして次号予告は 「次号、禁断の兄姉愛がハッテン……!?」 とのこと。
つかちょっと待って! この次号予告、普段と違う!
毎回 「♂」 のマークがあるのが 『プチたん』 での次号予告のお約束的な慣習だったのに!?
これは今回1コマも登場しなかったプチの不在に関連した表現なのか……!? (深読みしすぎ)
それに何より、どうしたことだ、
二点リーダ (‥) ではなく三点リーダ (…) を使ってる! 読み返せば、今月の 『プチたん』 のセリフも全部そうだ。
マガジンSPECIAL含め、週刊少年マガジン系列の雑誌では二点リーダ (‥) を使うのが多数派のはず。
実際、先月号の 『プチたん』 では、点々が全て二点リーダ (‥) だ。
それが今回は全て三点リーダ (…) に取って代わられている。
何だこれ? 一体どうした? 写植を打つ人が変わったのか?

閑話休題。
ともかく次回は、田隈カオルと田隈サトリが主役らしい。兄妹じゃないの? って気はするけど。
この二人の関係は、決定的な一線を越えたりするのかな。それも気になるところ。

14.11.19   『生徒会役員共』 「#304」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 「#304」 は、先日初登場したばかりの英稜高校生徒会副会長:森さん編。
前半はともかく、後半は森さんが一足飛びで追い付いてくるエピソードになってた。
何に追い付くのかと言えば、それはあれだよあれ。

開幕 【ほかほか】 から津田タカトシのツッコミが冴える。
温冷の話題から 「冷や冷やするな」 とさらりと切り返すのとか地味ながら的確にまとまってて、さすが副会長って感じだ。
3本目 【魅力的な穴】 、トッキーが驚きすぎて上手くツッコミを出来なくなってる感じが好き。
これが津田タカトシなら、すぐそこに穴があるここでさえ上手なツッコミ入れそうだけど。
壁穴プレイしてるのは、横島ナルコ先生だろうか。周囲を見渡したら相手の男子生徒とかが身を隠していそう。

そして後半 【スリズリ】 からは、英稜高校生徒会副会長の森さん展開が来た。
森さんがウオミーからの伝言役を引き受けて、桜才学園を訪れるぞ。
それはそうとウオミーと森さんの頬ずりっていう、このコミュニケーションには何かドキッとするな……
氏家ト全先生のマンガで、こういう肉体的接触のあるコミュニケーションを、
多分日常的に行ってるだろう様子を見せられるってのは、何かこみ上げてくるものがある。。。

次の 【スタートダッシュきめる】 、タイトルといい畑ランコの上手いこと言ったセリフといい素晴らしくないか。
畑ランコはマスコミ志望だけあってか表現の使い分けが秀逸だー。
そして 【森さんのターン】 では、森さんが津田タカトシに家の鍵を渡す! ウオミーから預かって来た津田家の鍵だけど。
この様子を見ていた天草シノたちはそりゃ誤解するって寸法だよ。つーかウオミーも常に津田家の鍵を預かってるわけじゃあないのな。
立ち姿といいあごに手をやる仕草と言い、何と言うか女子力高そうだし。
『生徒会役員共』 で一番そういう仕草が身に付いていそうなのは、下ネタしてないときの (重要) 轟ネネかと思ってたけど、
ここに来て森さんがその手の仕草を自然にこなしてそうなポジションに立った感ある。

ラストの 【相性】 は、まず1コマ目の 「邂逅した」 って言語センスが素敵だ。
そして何より森さんが一気に津田タカトシへの距離を詰めてきたなあ。
新たな登場人物が初登場からすぐ出番あるのは今までもそうだったけど、何だこの迷いなく津田タカトシに向かう感じのネタは……!
オチの気の合う理由は 予想たやすい感じだけど、
森さんは柱の登場人物紹介にまだ紹介枠が出てないほどなのに、この周囲に誤解させるほどの態度は末恐ろしい。
この距離の詰め方が英稜文化なのかしら。
そんな訳で、森さんと津田タカトシとの距離感が一気に他の人並みに追い付いてきてる感じのエピソードだった。

つーか、ウオミー的には森さんと津田タカトシ (+天草シノたち) がこうなってること予想した上で伝言役を頼んだのかも気になる。
気付いたら森さんと津田タカトシが凄く親密になってて焦ったりしないのかな。
あと 【森さんのターン】 の 「ホント社交的だねー」 のセリフは多分七条アリアのものだろうけど、
これどのような口調で言ってるのか気になるな。完全普段通りの口調なのか、不機嫌さを少しでも含んでいたりするのか。

今週感想終了。
そして次号の週刊少年マガジンでは、『生徒会役員共』 が一挙2話掲載! やったね嬉しい。
それにしても最近、一挙2話掲載多いな。
ここ3ヶ月は月1ペースだぞ。まあ休載も1回あったけど。
氏家ト全先生がノリにノってるのか、編集さん側からの提案なのか? どういう理由なのだろう。

14.11.12   『生徒会役員共』 「#303」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。「#303」 感想。
扉絵は畑ランコ。今回メインではないけれど良いアクセントを果たしてる感じあるし、扉絵なのも納得だ。

開幕 【ラクガキ兄妹】 【びっくりしたあ】 と言い、天草シノのリアクションやらポーズが可愛いぞ。
「あははははは ぷひゃー」 って何だこの笑い方! マジ笑いするとこういう声を出すのかーって思った。
机の下に隠れるポーズや、声を出さずに驚くオチといい、愛くるしい感じある。

前半が天草シノのターンなら、後半は萩村スズのターン。
【生の音】 では畑ランコと五十嵐カエデのネタ。萩村スズがツッコミ入れるぞ。
五十嵐カエデは姿出てないしセリフも 「!?」 しかないのにそれでも受けのとしての魅力出てると思う。

一番面白いの 【核心】 の萩村スズだと思う。
真面目な顔でめっちゃ的確なこと言ってるのにオチになってて笑った。
それを成し得てのは畑ランコの見事な誘導尋問があってこそだし、今回2本しか出てないのに存在感ありまくりだー。

ラストでは萩村スズが見事に問題を解決して 【解決スズちゃん】 だけど、
お昼寝タイムを活用して解決法ってのと、直前のこの張り切り様とで、落差が面白いよなあ。
ぷんすかしてるのにスズヘッドだし。
今週の萩村スズ、変なボケをしてるわけでもなく、どのネタでも見事にベストな切り返しを見せてるのに笑えるから凄いや。

あと割と攻めているはずの七条アリアが天草シノや萩村スズの影に隠れてる感じあるの、テクニシャンな様子ある。
目立たず美味しいとこ取りしてるような。
事態の中心になのに主役っぽくない津田タカトシとはちょっと違って。

14.11.05   『生徒会役員共』 「#302」 感想と、ダ・ヴィンチ2014年12月号表紙

・今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#302」 は日常的エピソード回。

扉絵は七条アリア。
髪の毛にはメッシュを入れてるようにも見えるけど、これはスクリーントーンが剥がれてしまったのだろう。
(メッシュだとしたら、扉絵のアオリ文が言及するはず)
それにメッシュって、氏家ト全先生のマンガに出たことがあるかどうかさえ思い出せないほどレアな存在だし。

開幕 【お色気ムンムン】 の色仕掛けは、一般論として語っているのか七条アリア的な趣味で語っているのか。
七条アリア的色仕掛けなら、上着を着崩すとかしそうな気もする。
いやでも、自身の胸を積極的に武器としたネタって無かった気がするし、七条アリアの色仕掛けは太ももの方かもだ。
それにしても、制服がズボンになったら2本目 【健康管理中】 の換気がやりにくそう。

天草シノが七条アリアみたいな事を考えてる! と思ったのは 【思いつき会長】 。
でも七条アリアだったら妄想にとどまらず、実際に試したり試した経験を話し出したりしそう。
実際過去には手鏡を胸に挟んで固定してたこともあったしさー。
もう、このネタの後に "昔 試したことがあるけどムリだったよ" みたいな発言さえ続けていそうだ。

まあそのような妄想があったかはともかく、話は天草シノのドキワクシチュに続いていた。
【君の鼓動】 とは何か恋愛漫画っぽいタイトルですね。
鼓動が聞こえてくるって、これガチで相当に密着しているって話では。傍から見たらかつてないほど恋人っぽく見える状況だ。
津田タカトシの鼓動が聞こえるってことは、津田タカトシにも天草シノの鼓動が聞こえているのでないの。
シチュエーションと言い天草シノ的には恋愛漫画のワンシーン気分なのだろうけど、
津田タカトシは別にそうは捉えてないみたいとか無情だなあ。傘を借りた申し訳なさが先に立っているのだろうか。

それにしても 【タカコス】 の危険度たるや!
ここでのウオミーの試みは失敗したようだけど、こうも色々なプレイを投げかけていたら、
そのうち津田タカトシにツッコミ役としてのタガを外させてしまうほどストライクなツボも突いてしまうのでは。
でも実際そういう疑似獣○プレイ向けみたいな衣装とかコスプレ衣装を置いてある店に行った時には、
ウオミーはこのネタみたいなこと全然言わないようにしてそう。

ラストの 【好きなコト】 の七条アリアの問いは、素直に答えるべきだと思ってしまう。
正直に話した方が津田タカトシにとっても悪いようにはならないと思うのだけれど!
七条アリア的にも楽しく、win-winなのでは。

・これは2014年11月6日の話だが、雑誌:ダ・ヴィンチ 2014年12月号の表紙に 『生徒会役員共』 単行本が登場した。
表紙を飾る星野源さんがオススメしたい作品として挙げたため、表紙に登場した模様。
雑誌が 『生徒会役員共』 特集と言うわけではなく、
誌面で 『生徒会役員共』 について語られている箇所は、星野源さんへのインタビュー記事内でのごくわずかだ。

紹介文としての量は少ないが、星野源さんが 『生徒会役員共』 を素敵だと感じる理由などは共感を呼ぶ。
星野源さんはアニメ版も視聴済みとのこと。
設定などだけを拾って書かれたような投げやりな紹介文ではなく、きちんと読まれた上で書かれた文の模様。
何かの宣伝の一環にたまたま使われたわけでもない。
理由ある紹介であり、このような形で雑誌の表紙 (の一部) を飾るのは一ファンとしても嬉しいね。

14.11.02   絶対絶望少女 (78点くらい) クリアしたし感想

・ダンガンロンパはカレーのルー。
ダンガンロンパ1とスーパーダンガンロンパ2がカレーライスなら、
余ったカレーで作ったカレーラーメンが絶対絶望少女だった。

そんな訳で、『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』 の感想。ネタバレ無し。
……とその前に、
絶対絶望少女をプレイする前の最大の注意点を先に1つ。

絶対絶望少女は、ダンガンロンパ1と2をクリアしてからプレイするように!
マジでマジで。
1と2がセットになったダンガンロンパ1・2 Reloadとか今ならあるし。そちらを先にプレイされることオススメ。
何故なら、絶対絶望少女を先にプレイすると、ダンガンロンパ1と2を100%は楽しめなくなってしまうから! ですよ。

もう少し説明すると、次の通り。
1.絶対絶望少女には、ダンガンロンパ1の重大なネタバレと、スーパーダンガンロンパ2のある程度大きなネタバレがある
1と2のクリア前提みたいな内容になってる。
そりゃゲームとしては単品でも楽しめるよう配慮されており、1や2で明かされるストーリーもきちんと説明されるけど、
1と2それぞれのゲーム中で展開した時の衝撃と比べれば、絶対絶望少女ではただの補足程度しかない。
同じ理由で、絶対絶望少女の公式サイトを見ることさえも薦められない。
いまやダンガンロンパ公式が、ダンガンロンパ1のネタバレ全開なスタイルで運営されている。

2.ダンガンロンパシリーズのクセ (個性) が強い
要は、パロディとエロネタ。
これがシリーズ随一の多さだよ。
ダンガンロンパ1では、「ふーん、パロディやエロネタもあるのか」 程度、
ダンガンロンパ2では、「あれっ、パロディとエロネタを増やしてきてるな (嫌悪感を示す人もいるのかも)」 程度だった。
これらが絶対絶望少女では更に強く、「あぁ、これマイナスポイントに挙げる人が出ますわ」 というレベルに増えてた。
まあ俺ですけど。
決め台詞的なシーンにもパロディはちょっと……
それに明らかにエロいシーンでエロかったのはまあテンションあがったし、もっとエロく! と思ったけどさ、
普通の会話に唐突にエロワードぶち込まれてきたシーンとか、ネット中に普通のサイトでエロバナー出た時みたいな鬱陶しさだし。
これらが結構な頻度で登場するようになっていて、ここに嫌気がさしてダンガンロンパ1や2にも触れなくなっては実に勿体ない。

3.モノクマの怖さが薄れてしまう
ダンガンロンパ1と2では、場を支配する悪魔・魔神のような絶対的存在のモノクマ。
コミカルながら最も凶悪で恐怖の存在だったけど、絶対絶望少女では一番の雑魚敵として登場している。
よって序盤はともかく、終盤になるとドラゴンクエストシリーズのスライムくらいにしか思えなくなっちゃうのよ。

長々書いたけど、ともかくダンガンロンパシリーズではスーパーダンガンロンパ2が一番の傑作だと思ってるので、
それの楽しさが損なわれてしまう可能性はとても薦められません。という話。

ようやく本題だよ!
絶対絶望少女の感想。点数を付けるなら、78点くらい。面白かった。

冒頭で書いた通り、ダンガンロンパシリーズとはカレーのルーなのだなあと思った。
カレーのルーとは、演出のこと。
世界観からセリフや音楽、キャラクターにステージ背景やら全部ひっくるめて、演出こそがダンガンロンパの魅力なのだ! と。
「ダンガンロンパ (カレー) には推理アドベンチャー (ライス) しか合わないのでは?」 と思ってたけど、
演出が一緒なら、ジャンルの全然違う絶対絶望少女 (ラーメン) でもおおよそプレイした味わいは同じだった。

いや演出だけが同じでも……と思われるかもしれないが、ダンガンロンパシリーズの演出は本当に秀逸だからね!
たとえばダンガンロンパ某シリーズの某場面では、
「レバー操作で短い距離を移動するだけ (障害物もタイムリミットもペナルティも探検要素も無い) 」 というシーンがあるけど、
それでも凄まじくドキドキするシーンに仕上がってるのよ!

と、まあ演出は良いのだけれど、狙撃アクション自体は微妙なのがつらいっすね。
わっと襲い来るモノクマどもをハッキング銃や物理攻撃でばったばったと打倒し……というのも、
徘徊するモノクマの隙を伺いハッキング銃で狙撃する……というのも、爽快感はそこまで無い。
ダンガンロンパ1や2はゲームシステムからして面白いし演出に適合していたけれど、絶対絶望少女は褒めがたい。
いや、1週目は面白いっすよ! 1週目は!
でも2週目をしたくなる要素 (世界観を堪能するためのアイテムや選択肢コンプリート) もあるのに、
2週目はネタが全部バレてるお化け屋敷に入るようなものでしかなかった。
(ネタが全部バレてるのは1週目のインパクトがそれだけ強烈で全部覚えているから、ってためでもあるけど)
2週目はもう、イージーモード (半永久的に無敵状態でいられる) で突っ込むだけのプレイでアイテム収集をしてたよ。

ほか、今はアップデートで解消されたのかもしれないけれど、
ロードしてもゲームを再開できない事があるバグ (セーブデータ破損?) には弱った。
うっかりVITAを落とした時はびびったよ! (落下の衝撃で再起動が必要 → ロード → 再開できない、が起こりうるので)
まあプレイ時間は短めのゲームだし、スリープモードの活用で最後まで進められたけどさ。

1週目のプレイ時間は、約20時間。
攻略サイトは見ず、ボイスは全部聞いて、アイテムもなるべく収集してのプレイでこれ。
頑張ればもっと短くなりそう。
ダンガンロンパ1と2をクリア済みで、更にダンガンロンパシリーズを求めたい人向けのゲームだった。

もどる inserted by FC2 system