18.05.30   今週の 『生徒会役員共』 は休載です

・休載! 休載です!
2018年5月30日発売号の週刊少年マガジンでは、『生徒会役員共』 が休載です。
2018年に入ってから初めての休載。

折角なので2017年の 『生徒会役員共』 掲載回数を振り返ってみたところ、
昨年は休載が3回 (14号・19号・30号) 、一挙2話掲載が2回 (16号・33号) だった。
2017年は劇場版の公開があってお忙しかっただろうに、掲載回数的にプラスマイナスで1話分の休載に収められるとはスゲェ。
ていうか劇場版限定の4コマしおりとかオリジナル小冊子とか描きおろしもあったのに。

連載11年目を迎えて 『生徒会役員共』 はこれからどうなるのか!?
それは俺たち読者には全く分からない未来だよ。
ただ、先日のマガジンでは目次ページに 「そうだ新キャラ出そう。」 とのコメントが出されていた。
近いうちにまた新しい登場人物がやってくる、というのは言えそうだ。

18.05.23   今週の 『生徒会役員共』 「#473」 感想

・5月29日 (火) までの期間限定なので先に書くと、マガポケにてイラスト色紙が抽選で当たる企画を開催中だとか。
参加にはTwitterアカウントが必要で、詳細を確認するにはマガジンポケットのアプリが必要。
こういう応募って昔は全部郵便はがきだったのにインターネットの普及は色々なものを変えていくなあ、とか関係ない感想を抱いた。
それはさておき、この企画は 『生徒会役員共』 ももちろん対象っぽいのでツイートしたりしよう。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回の 「#473」 は、柔道部メイン編!
柔道部と言ったら三葉ムツミの率いる桜才柔道部に決まっているかと思いきや、何と今回は英稜柔道部の人達も割と出番が多いよ!
まあ英稜柔道部の人達は特に名前も出ないですけど。
ともあれ何かワイワイとして楽しい回だ。

開幕 【迷える柔道部】 にて状況説明。
桜才学園の柔道が改装工事のため使えなくて、柔道部は練習ができないとか。
特に大きなネタもない導入の4コマですが、津田コトミが天候チェックをするのはマネージャーらしさも板についてきてるのかなぁと。

2本目 【有名人】 からは話も本番。
困った三葉ムツミたちに助けの手を差し伸べたのは、天草シノ会長と英稜高校の柔道部でありました。
天草シノと魚見チヒロの生徒会長同士のツテによって、英稜柔道部の道場に間借りさせていただく展開だよ。
「権力者とコネができて」 と津田コトミが過去 (単行本3巻 「#32」 ) に言ってたことの伏線回収か? (そんなわけがない
まあそう思うほど、天草シノのツテはすごいなぁーとこの時点では思ったわけですよ。
実際はそれ以外の理由もあった……いやこの4コマのオチの、大食い女王としての三葉ムツミという理由ではなく。

せっかく同じ道場での合同練習ならば練習試合も実施されるわけですが。
【攻撃型ムツミ】 は柔道から脱線して三葉ムツミの恋愛事情に中里チリが真正面から切り込むネタだ。
津田タカトシへの好意は三葉ムツミ的には隠しておけてるっつー認識なのかな。
いや隠しておけてるというより、ハッキリさせてしまうのは恥ずかしいし誤魔化したいって感じなのかも。

トッキーこと時カオルと津田コトミが主役の4コマも2本あって、【新生トッキー】 は今回初めての下ネタ系のネタだ。
いや下ネタか? って感じのライトさではあるけれど、トッキーにトイレの我慢を強いているとこまで含めれば充分下ネタで行ける。
ほら、切羽詰まってるトッキーを限界まで切羽詰まらせてえ! という嗜好の人もいるでしょうし。

続く 【アドバイザー コトミ】 、背景にモブ生徒として魚見チヒロ会長と森ノゾミがいるのは絶妙ですよねー!
ウオミーは 『生徒会役員共』 の世界では割とメインな登場人物、いや贔屓目に見れば第2ヒロインの位置にも行けそうじゃあないですか。
でもトッキーからすれば世界は違って見えて、ウオミーとか顔を合わせたことがあるのにここでは全然気付きもしない。
漫画としては津田タカトシたちが主役でも、ちゃんと作品の中の世界では登場人物1人1人が自分の世界を持っているのだ、みたいなアレ。
そういう良さを感じられる描写であろう。

あと驚いたのは、LINEであろうアプリのアイコンだよ!
つい2話前の 「#471」 に五十嵐カエデとナオちゃんのLINEアイコンが出てきて驚いたばかりじゃん。
まさか今週は時カオルと津田コトミのアイコンまで明らかになるとか衝撃展開じゃないです!??
『生徒会役員共』 は割とガラケー時代が長かった漫画で、スマフォに切り替わるときは わざわざこれからは登場人物の携帯がスマフォになりますみたいなネタまでやった漫画なんすよ。
実際そのネタを境に出てくるケータイが全部スマフォに切り替わったしね。
ネットの匿名BBSでの書き込み描写は 『妹は思春期』 からあったけど、LINEが描かれるようになったのは 『生徒会役員共』 でもつい最近だ。
何があったのだろう、一体どうしたことだろう?
氏家ト全先生がつい最近になってLINEを始めたとか?

ちなみにLINEアイコンは、トッキーが狼で津田コトミは猫だ。
名前欄は "KAORU" と "KOTOMI" で名前そのまま。
津田コトミだったら厨二病フルスロットルな名前にしそうだが、そうでないのは理解しやすさのためであろう。
つーか、下の名前が設定されてるとやっぱ便利な状況もあるよねーと改めて実感した。
トッキーが "時さん" と苗字しか不明の時点だったら、このネタの名前欄も "TOKI" とかになってたのだろうし。

それはそうと、トッキーは津田コトミに 「コトミ」 って下の名前で呼びかけることもあるのな。
LINEだからだろうか、普段だと 「おい」 とか何かしら名前以外の呼び掛けをしてるイメージですが。
深読みすると、宛先が明瞭なのに 「コトミ」 と呼び掛けるのは機械オンチを示唆してるような気もするが……いやそれは無いか。

最終ページ 【津田さんの方】 では、三葉ムツミへと向けられていた視線の謎が明かされた。
天草シノのツテによって道場を間借りできたかと思いきや、三葉ムツミ自身の過去の功績もあって間借りできたのだとほのめかす展開!
過去の試合の成果が影響してきよったー。
『生徒会役員共』 は初めて読む人に向けてのためか過去話が拾われにくいから、こういう展開は珍しくて良い。
というか、天才柔道少女の津田ハナヨがイメージ映像でとはいえ再登場するとは思わなかった。
津田ハナヨについては、単行本16巻 「#453」 を読んで再確認しよう。
マガポケにて 「#453」 だけポイントで買って読むという手立てもあるな。

ラストの 【津田くんの方】 では津田タカトシたちが登場だー。
下ネタ成分が薄めだった今回、大オチを下ネタで決めたのは七条アリアだ、さすがの貫禄であろう。
ピュアピュアな三葉ムツミも七条アリアの手にかかれば、無知シチュとか超えてそういう妄想に至れるのか。
思春期である。

今週の感想終了。
そして来週5月30日 (水) 発売号の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が休載です。
何気に2018年では初めての休載だー。
これまでのパターンからすると、休載が明けてしばらくすると一挙2話掲載が来ていたが……?
今年はどうなるものかなあ。

18.05.16   今週の 『生徒会役員共』 「#472」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 最大の見どころは扉絵にあるかもしれない、と思ってしまった。
この眠そうにしてる萩村スズの右肩!!
服がずり下がってわずかに肩が見えているだけでこの色気である、セクシーだー。
「まだお子様だから」 のアオリ文句を覆す見た目のインパクトがあるよ、何故だろう。
このシチュエーションだからなのか、デフォルメでないリアル寄りの肉付きで描かれているからなのか?
ともかくセクシーさを感じた扉絵だ。

そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#472」 は、特にテーマは無い日常的エピソード回。
開幕 【デルタ地帯】 もある意味セクシーか?
筋骨隆々な黒い肌の男性が津田タカトシの理想的逆三角形の肉体として描かれよる。
これアニメ版 『生徒会役員共』 のオリジナルネタがすぐ連想されるな、氏家ト全先生が意識していたのかは不明だけど。

今回一番面白いのは 【ギャグかな?】 だと思う。
津田タカトシが事態を理解しようとしても理解しきれないって顔するのかってとこも良いし、萩村スズのツッコミも良いよ。
絶対あり得ないだろうと思ってたシチュエーションが起きたときの表情ってやつですよ。

鏡に映った天草シノが色使いのせいなのか妙に美しい 【鏡と私】 。
そんな味わいも吹っ飛ばす七条アリアのエロボケは相変わらずだわ、いやまったくぶれない。
むしろ周囲を巻き込む状況も増えてきた分、下ネタなことを考えている時間が増えているのかもしれない。

【お大事に】 は、フレンドに意味深と付けるだけで下ネタなフレンドであることを言い表せるのか、とか思った。
横島ナルコ先生の状況については謎すぎる、これフレンドは男性なのか女性なのか、というところから気になりますね。

次の 【たくさん重ねよう】 もお尻のネタ。
これから何段重ねものパンケーキを食べるとき尻タワーを連想してしまう読者も出てくるのかも。
イメージ図の4人は具体的な登場人物を連想しての属性なのかなーとも思ったけれど、まあ周囲に天草シノが高飛車だと思いそうな登場人物がいないか。

【私はマジョリティー】 、この誤解だと眼鏡かける人あるあるで足のニオイ好きってことになってしまいそう。
シュールすぎて笑う。
つーか今更だけど、轟ネネが匂いもOKなのはともかく 自らの足さえOKなのは常人の範疇を一歩越えているような気がする。
こう、自分自身の裸を見て興奮できる人みたいな。

18.05.09   『生徒会役員共』 「#471」 感想

・1週間遅れでの 『生徒会役員共』 感想ですよ。
この回は、津田タカトシと五十嵐カエデのWデート編の続き!
2人きりでホテルの一室に1泊するという展開が予想されるお話だー。
一体どういう一夜を迎えるのか、と思いきや天草シノたちも交えてのワイワイとした一晩になったとさ。
さすがにそうか……
ここで天草シノたちを振り切って2人きりで泊まるような立ち回りは、そもそも五十嵐カエデもできなさそうだし。

そんなわけで、『生徒会役員共』 「#471」 の感想。
開幕は扉絵の時点でWデートに誘ったヨシ君ナオちゃんのカップルはおかえりんぐ。
五十嵐カエデも親から外泊の許可をあっさり得られてる、展開がはえー。
【ハッスルした夜】 では五十嵐カエデが外泊を認める親にぷんすか怒っちゃう。
そういや五十嵐カエデの親御さんは下ネタ側の立ち位置なのかなー、気になるところだ。
そんな迷える子羊の五十嵐カエデに七条アリアが解決策を提示するわけですが、ツッコミ役が天草シノなの面白いな。
下ネタ的な考えなのにこの真面目な戸惑い顔で言うのか、みたいな感じもある。

2本目 【絶対的な壁】 の時点で舞台はすでにホテルの一室!
ドキワクな一晩が幕開けかーと思いきや、七条アリアがボケを放り込む。
ドキワクどころか徹夜で勉強会をするという 津田タカトシ的にはボーナスチャンスから罰ゲーム的な感想抱いてそうな展開だ。
【青の世界】 によれば五十嵐カエデのご提案であるそうですが、天草シノたちも一緒なのは誰の要望なのか?
天草シノたちまで一緒なのは五十嵐カエデの提案ではなく、天草シノたちからの提案だと思うのだけどどうだろう。
もちろん五十嵐カエデを心配してるのでなくて、津田タカトシとの仲が更に深まっちゃうことを懸念して、みたいな感じで。
それはそうと2コマ目のテーブルを囲む一同の絵が良いよね……可愛らしいうえに楽しそう。

1コマだけ出島さんが 【夜はこれから】 にてご登場。
そっか、七条アリアが一泊するなら出島さんも付き添いかー。まあそりゃそうか。
そういやこういう場面に橋高さんが付いてきてることは無いのよな。
橋高さんは一人で七条家に泊まり込みなのかしら、とかどうでも良いことが気になってしまった。
どうでも良いついでに書けば、徹夜でも萩村スズは全く眠そうな素振りを見せてないね。
成長したってことであろう。

七条グループが運営するホテルなら、つまりはそういうホテルなのか……?
そのような疑問は残ったままに 【朝チュン】 では朝を迎えた。
まあレンタル衣装くらいカラオケ店やプリクラ押しのゲーセンにだってあるし健全だよね、ということにした (いやでもスク水は無いよな

朝一番でナオちゃんからLINE (っぽいの) が飛んでくるのは、五十嵐カエデとナオちゃんの仲の良さの表れって風情で良い。
「おはー よく眠れた?」 とか全然下ネタなこと聞いたりしない挨拶なのも 何故かニヤニヤしちゃう。
下ネタ側の登場人物でも、こういう普通人な一面もきちんと兼ね備えている!
こういうところが氏家ト全先生の漫画の魅力だ。
ていうかナオちゃんのアイコン、アヘマル (アヘ顔アニマル) シリーズなのでは。
作中で人気シリーズのキャラクターという話があったけれども、ナオちゃんまでアイコンに利用しているとは。
五十嵐カエデのアイコンが小鳥なの、何かすげーそれらしいですね。
説得力があるアイコンチョイスだ。

ラスト 【一人つっこみ】 は五十嵐カエデの独り相撲なネタですが。
ちゃんと、この一晩やWデートを五十嵐カエデはどう思ったのか、というとこを描いてくれるのは誠実ですよねー。
五十嵐カエデ自身の意志で選んだ結果の一日ではあるけれど、きっかけはどれも振り回されてだったじゃあないですか。
そこを気にして不憫に思ったり後味もやもやしちゃう読者が出ないようフォローする丁寧さだ。
連続エピソードの締めだから、読後感良いほのぼのとした一息付けるオチでもあるのだろう。

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