20.03.25   今週の 『生徒会役員共』 「#561」 感想

・氏家ト全先生の巧みな構成だ!
そんな感想を抱いたよ今週の 『生徒会役員共』 にはさー。

今回 「#561」 がどんな話かと言えば、前回からの続き物である動物園編!
桜才生徒会と英稜生徒会の4人と4人で動物園を満喫していたのが前編だ。
そして後編である今回は、何とまあ皆が2人ずつバラバラになっちゃう!
そう、桜才生徒会と英稜生徒会の4人と4人が1対1でペアで行動する回である。
この設定の段階で楽しそうな予感がしますね!
そういう今週の 『生徒会役員共』 感想。

扉絵は、萩村スズと象。
シンプルに大小の対比という構図であるけれど、氏家ト全先生の漫画としては激レアなシーンと言えるかも。
だって、象が下ネタ以外の役割で登場しているのだぜー。
「氏家ト全先生の漫画で象が出るなら、それは下ネタとしての登場のはず」 という無意識の予想!
その予想を破って、大きくとも心やさしい動物に描かれて、和やかな光景として成立している扉絵だ。
扉絵アオリも空気を読んで穏やかな文章だー。
まあもちろん、下ネタ的に捉えるのも自由であろう。
萩村スズが大きな象を見つめる様子、という文面から卑猥な想像も可能であるはず!

開幕 【2人パーティー】 では状況が説明される。
皆ちりぢりになってしまったエピソードの幕開けは、津田タカトシと森ノゾミのペアからでござい。
他の3ペアは津田タカトシと森ノゾミを探す展開なので、ストーリーがちらばらなくて上手いよなー。
先に書いてしまうと、他のペアの組み合わせは 天草シノと魚見チヒロ、七条アリアと青葉トオリ、広瀬ユウと萩村スズだ。
スゲェ妥当な2人組ペア展開ですよ。
前回の予告で 「タカトシは、あの娘とペアに!?」 とあったときは誰とペアになるのかなーと思ったが、これは良い。

2本目 【副会長組】 も続いて津田タカトシと森ノゾミのペアのターン。
この2人の会話は、津田タカトシが森ノゾミに積極的にモーションかけてる……のかと森ノゾミが誤解する展開が良さか。
森ノゾミ的には 自身と津田タカトシの間にフラグが立ってて何か機会があればそうなっちゃう、という認識でありそう!
もしも津田タカトシから告白されたらどうしよう、的な妄想に耽っている夜もあってほしいぜ。

ちなみに、1コマ目のLINE風な画面について。
津田タカトシや天草シノのこのアイコンは、過去の 「#487」 で登場したときときっちり同じだ。
誰がどういうアイコンを使っているか、ちゃんと設定資料集を作っておられるご様子。
厳密には、名前が前回は大文字だったという違いはあるけど、そこはスルーしよう。
そういやこのアイコン、津田タカトシは象を使っているのだな。
扉絵で萩村スズが象を親しげに見つめていたのは、象に津田タカトシのイメージがあるから、という深読みはどうか。

3本目 【生徒会長組】 では、もはやおなじみの感じもある天草シノと魚見チヒロのターン。
この2人きりとなったなら、一枚上手を行くのは魚見チヒロといった感じがあるなあ。
流れるような言葉選びで天草シノが魚見チヒロに弄ばれちゃう。

そしてある意味、今回の目玉じゃない!?
4本目 【天然組】 は、七条アリアと青葉トオリのペアのターン!
普段なら出番があっても、オチに関わることは少なくて個性も見出しづらい青葉トオリ。
1対1なら青葉トオリの個性を出す順番もあろうということで、過去最高に青葉トオリが自身を見せてくれたネタだろう。
お腹を鳴らしながら食べ物の話をしてる時点でかわいすぎかよ……!
もう、森ノゾミや津田タカトシがどうこうということより 自分の欲求に素直になってしまっている。
七条アリアとの距離感も何か見えてくるような口調だ。
森ノゾミや津田タカトシのことを、森先輩と津田先輩と 先輩を付けて呼ぶ子でもあったのだな!
全身が見えていることも素直に嬉しい。
そして七条アリアのボケを、どこまでボケとして受けて止めているのか分からない返答もまた良しだ。
5コマ目があったらノリツッコミをしていたのかとか、アニメで声が付いてたら白々しかったり感心していたりかとか、
そういうことが分かるだろう。
でもここは 【天然組】 のタイトルと相まってどこまでマジで言ってるのか読み取れないのが巧みな構成だ。

5本目 【凸凹組】 では、萩村スズと広瀬ユウのペアのターン。
またもや肩車される萩村スズという繰り返しの楽しさがある作りでしょ。
萩村スズが 「NO」 とシンプルに拒否ってるところも好き。
冷たく突き放してるのでなく、親しい間柄だからこその素を出せる素っ気ない態度だ。
オチで萩村スズの胸の内の焦りを絶対分かってないだろう広瀬ユウの楽しそうな表情も良いよね。
ちなみにこれはTwitterで知ったのですが、広瀬ユウの穿いてるものが先週から変わってる
塗り忘れとかでもなさそうだ……単行本で修正されるかどうかが気になる。

そして最終ページの 【このあと合流できました】 は、8コマ漫画。
まずは、萩村スズが肩車で背負った恥ずかしい気持ちというデメリットが解消されてるのが素晴らしいー。
そして何と言ってもとりわけ面白いのが7コマ目でしょ!
「肩車されてる萩村スズ」 というシチュから生まれえる中で、最高クラスに面白いボケじゃあないか?
直前のコマで全員無言で見つめあってるのも面白い、萩村スズが日よけになってるのも面白い。
また、個人的には大オチを青葉トオリたちが持ってくのも大変によろしかったぜ!
話の最後の青葉トオリがボケで締めるとか超レアだし。
もうクレープほおばってるほっぺをぷにっと押したいよ……!

20.03.18   今週の 『生徒会役員共』 「#560」 感想

何だこのかわいい回は……!!

今週の 『生徒会役員共』 は、もうとにかく可愛らしい回。
色々なネタが可愛らしすぎやしませんか????
物語としては、英稜生徒会と桜才生徒会が動物園で遊ぶエピソード。
いやそれよりも、もうここしばらくの間で随一の可愛さを誇る回というのが見所であろう。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 「#560」 感想。

全体的に可愛らしい今回ですが、扉絵の私服姿の森ノゾミから既に良さが溢れているね。
「明らかに着やせするタイプ!!」 の扉絵アオリも、アオリというか読者視点の感想になってるかのようだ。
一緒に動物園を回っているときにふと森ノゾミに目をやって、そのまま眺めているかのような感覚を想起させる扉絵!

開幕 【いこ?】 は物語の導入部。
津田家で動物園を訪れるまでの背景が説明されるぜー。
魚見チヒロと津田タカトシの2人で動物園を訪れるような流れだが、実際は両生徒会の全員で動物園を訪れることに。
全員で行くように話を持っていったのは、やっぱりここで同席してた天草シノなのかなあ。

そしてページを捲れば、2本目 【お嬢様のイメージ】 1コマ目のポーズを決めてる様子から絶品だった。
何なの この仲の良さは!!? 仲良しすぎるポーズかよ。
天草シノと魚見チヒロによる津田タカトシの取り合いを連想させた1本目の直後でこれだから度肝を抜かれる。
2人の仲の良さが満ち満ちた決めポーズだ。
萩村スズがこちらにピースサインを向けているので、記念写真を撮ってる1コマだと分かる。
この萩村スズの存在もなかなかに氏家ト全先生の芸が細かいなあ。
そしてオチで期待に満ちた質問をする広瀬ユウと青葉トオリの無邪気さも可愛い。
森ノゾミや津田タカトシも2コマ目にいるし、何気に2本目時点で今回の登場人物が全員勢揃いだ。
賑やかな幕開けである。

ちなみにテニスコートやゴルフ場を備えた七条家敷地でも、さすがに動物園は無いようで。
そうするとあの広大な敷地内で飼われている動物は、七条アリアの飼い猫エティエンヌたちだけであるようだ。

動物園が舞台ということで、氏家ト全先生の描くチーターやらチンパンジーやらウサギも見れる。
3本目 【雑学】 では、きちんと動物園を舞台としたネタが展開しており、何気にこういうところが魅力であるよね。
"ネタが普段と変わりなくて動物園である意味がない" みたいなことが無い、誠実さを感じさせる要素だ。
そしてここに下ネタがプラスされて 『生徒会役員共』 らしさもうなぎ登りだ!
この全力で喰いつくメンバーが魚見チヒロ、七条アリア、青葉トオリというのが良い。
ていうか青葉トオリもそこで喰いつくのだな……!
積極的にボケ側に回ることが滅多に無いからあれだったが、やはり下ネタ側の立ち位置であったか。

動物園が舞台ということで、氏家ト全先生の描くトラ娘やらパンダ娘やらヘビ娘も見れる。
ただ動物が出てくるだけでなく、漫画に期待される読者の欲求もまるで見落とさない匠の技でしょ。
サービス精神というやつだ!
そんなわけで、4本目 【動物的直感】 は擬人化ネタ。
ケモノ娘でありますが、きちんと服を着ているような格好であり露出度が低いのはやはり氏家ト全先生らしさだ。
ヘビ娘だけは脱皮途中だからか脱ぎかけですけど。読者の総意的にはどの子が人気なのかなあ。
この界隈への見識は浅いのですが、耳が4つあるような事になってないのはきちんとしているのではないでしょうか。
ちなみに1コマ目では津田タカトシに天草シノと魚見チヒロが身を寄せ合ってる。
おしくらまんじゅうというわけでもあるまい、何かモーションかけてたり張り合ってたりもするようだ。

次の 【パンチラ防御】 は、何やらおっと思ってしまうサブタイトルですね。
1コマ目から "フワーリ" の文字さえありますが……オチは下ネタではなかったですよー。
萩村スズを肩車する広瀬ユウのこの絵図の良さ!
もうこの肩車したまま園内を歩いてほしい、それだけのほのぼのさがある。

最終ページの 【ふさふさ】 !
ウサギと触れ合って 「かわいーーっ」 と歓声を上げる青葉トオリ!!!!!
お前の方がかわいいよ!!! というドテンプレな感想を抱くほかなかった。
これが最高でなければ何が最高なのか!?
ふれあい広場で萩村スズはウサギを撫でるだけなのに、青葉トオリは膝の上に乗せちゃう触れ合い方だ。
そんな青葉トオリが2,3コマ目と連続で出番があって喋ってるのも良いし、下ネタでなく普通の話をしちゃってるのも最高。
青葉トオリが普通の女子みたいな一面を全開でオープンにしてきている4コマだ。
今回一番かわいかった。
というか青葉トオリまたこういう制服みたいな感じのファッションで来てますね、こういう感じの服が好みなのだろうか。
天草シノの下ネタのおかげで、何気に青葉トオリの全身像が履いてる靴まで描かれているのも歓喜ポイントだ。

ラストの 【次回につづく】 は、一番うれしいのは次回もこの動物園編のエピソードを読めるところだ!
「タカトシは、あの娘とペアに!?」 の柱アオリも気になっちゃう。
一体誰がペアに、というかどの登場人物が掘り下げられるというのか……!?
そういう視点で気になるところ、青葉トオリだったら良いなあ。
1コマ目でやたらとデカいおにぎり食べてる津田タカトシも何やらかわいらしい。
全員でシート拡げてお弁当食べてるのも仲良くてよろしいね。
これ動物園のレストランで食べてても成立するネタなのに、このピクニック感覚出してくるのも上手なところ。
開幕の魚見チヒロの忘れ物という伏線も回収して、心おきなく次回への期待を膨らませられるのも達人技であろう。

20.03.11   『生徒会役員共』 「#559」 感想

・一週間遅れとなってしまった。
この回の 『生徒会役員共』 は、轟ネネがメインの回!
だけれどオチは、津田タカトシと萩村スズが良い雰囲気で見せ場を奪っちゃうぞ。
そんな 「#559」 の感想。

扉絵はロボット研究会の轟ネネ。
フェミニンな私服姿からは、とても 『生徒会役員共』 でも屈指の下ネタ側登場人物とは思えませんねー。
ちなみに今回も "ロボット研究部" ではなく "ロボット研究会" としての紹介だ。
ロボット研究会は過去にロボット研究部に昇格したのだけど、今はどうやら研究会である模様。
"部" と "研究会" を行ったり来たりしてるわけでなく、一旦研究部に戻ってからは、ずっと研究会のまま。
やっぱりこれ、作中では描かれていないけど、ロボット研究部から降格したっぽいな。

まぁ研究会でも研究部でも、轟ネネの活動内容は変わらない。
開幕 【ネネにおまかせ】 からすぐに轟ネネの発明品が登場だー。
1ページ目から何という大人のおもちゃを出しているのか……と思ったけど、どうやらこれでも配慮されてるっぽい。
何故なら実際世にある商品名は、作中の "吸盤バイブ" ではなく、"吸盤ディルド" であるようだから。
まぁバイブなら健全な意味でのバイブレーターもありますし、卑猥度数が低いのであろう。
ディルドだと規制に引っかかってしまうのかもしれない。
まぁ言葉はともかく、壁から生えたバイブへの萩村スズの心からの叫びは笑う。
まさか轟ネネとはいえ壁からの突起物でこれを出せるとは思わないでしょ……

2本目 【轟さんのお手製】 は吸盤バイブを壁から外そうとするだけの4コマですが。
でもこれ機械とはいえ、それを上下左右に手で弄ぶ (ひどい言い方) 様子には目をやってしまいますね……!
今回描かれるバイブは、実際こういうデザインなのか、それとも漫画としてデフォルメ表現でこう可愛らしいのか?
もしデフォルメであり作中ではリアルな造形だったとしたら、このコマの様子は作中では卑猥な映像になってる気がする。

この吸盤バイブはあくまで冗談でやったのだと、2本1コマ目の轟ネネの表情で分かる。
そしてこれが萩村スズ以外の人の目に触れるのはさすがにまずいって分かってるとは3本2コマ目で分かる。
轟ネネの、友達と下ネタを分かち合いたいという欲求がスゲェ。
そんな3本目 【シノ「細部にまでこだわりました」】 では、さくらたん人形が登場だー。
桜才マスコットである さくらたん。
これまで着ぐるみでだけの登場だったけど、天草シノが家庭科の授業で作った人形として、可愛らしいサイズで初登場。
天草シノが器用だなーと驚けるけど、オチはそれ以上だった。
さくらたんが女子という設定で良かった……(?)
いやしかしこれどこまでリアルに作ってあるのか。
出来上がったさくらたん人形の細部までのこだわりは、七条アリアに見せてキャッキャと楽しんでいそうだ。

次の 【ベスト5】 は、"〇本の指に入る" の慣用句ネタ。
氏家ト全先生の漫画でたまに使われるネタだけど、これ毎回笑ってしまうな。
ただでさえ面白いのに、今回は秘密を隠そうとしているシチュエーションと相まって一層笑いを誘う。
もう、さくらたん人形が宙に浮いちゃってる不自然さのある2コマ目から面白いし!
オチで上手いこと言いたくなっちゃう轟ネネも可愛くて良い。
何を屈託の無い笑顔でそんなこと言っちゃってるの……!
もうこの事態を懸念しているのは萩村スズだけになっちゃっているようなコマだ。

そして 【さくらたんの怒り】 では、ついに事態が露見する直前だー。
これスイッチを入れたリモコンが、轟ネネが装着してる機械のリモコンとかでなくて良かったですね。
いや今回は機器を装着していないのかもしれないけど。
あるいは今回全体で、実はスイッチが入っており轟ネネの股間でずっと振動していた可能性もあるかもしれません。
いずれにしても、ここでスイッチが入ったのはさくらたん人形の中に入った吸盤バイブのスイッチだー。
ひどい形で事態がバレる面白さ!
この面白さに目を奪われるけど、このコマが次のラストの伏線になっているのだから芸が細かい。

ラストの 【タカみぬいた】 は、8コマ漫画。
天草シノがさくらたん人形を抱えて轟ネネを叱っているのは何と言うか丁寧ですね。
パイプ椅子をバイブ椅子に改造した七条アリアは喜んでいそうな気もする。

そして大オチは、津田タカトシと萩村スズのラブ要素だ!
ポルターガイスト騒動のさなかに萩村スズを観察できるの、こういう状況で萩村スズを真っ先に心配できたからでしょ!?
そしてその裏にある事情まで到達できる鋭さ。
勘が鋭いのではなく、萩村スズのことをよく知っているから見抜いた真実であろう。
萩村スズがツンツンとした口ぶりを返してしまうのも、この2人だからこそと言った関係性でこりゃヤベェ。
理想的な展開のカップリング描写かよー。
おいおい何を良い雰囲気になっているのか、轟ネネのすぐ横で……!

一体轟ネネはこの2人のことをどう見ているのかと思いきや、もう完全に1人の世界に入ってた。
外しておくよう言われたことは全スルーで、何だこの小学生みたいな遊び方はー。
そんなわけで、最後まで轟ネネが持っていく轟ネネがメインのエピソードであった。

20.03.04   今週の 『生徒会役員共』 「#558」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は登場人物が多くてにぎやかなエピソード。
モブ程度の出番で今後ネタに絡むことはないっぽいけど、新しく姿を見せた名前付きの先生もいたよ。
そこより今回の見所は、氏家ト全先生の描く敵堕ちヒロイン before / after ネタであろう。
そんなわけで、『生徒会役員共』 「#558」 の感想。

扉絵はパリィ・コッペリン。
「Dirty Jokes(下ネタ)にも慣れてきました!!」 とのアオリ付きですが、最初から下ネタ側だったような気も。
というか長年氏家ト全先生の漫画を読んできたのに、下ネタを英語で何と言うのか考えたことが無かったなあ。

開幕 【しーん】 は青姦カップルの話。
いつかプレイ中の出島さんとかに遭遇する展開が来るのではと思ってしまうが、とりあえず今回は来なかった。
興奮するから人気のある場所でこそプレイに及ぶはず、という意見を出すのが天草シノであるのは流石だ。
こういう羞恥プレイについての理解の及びが実際してるっぽい七条アリアより天草シノの方が上回るのよろしい。

続く 【王者の手】 と 【即オチ2コマ】 は、パリィ・コッペリンが将棋をたしなむお話。
津田タカトシからの 「お手」 発言(誤解) に素直に応じる様子には、ちょっとドキッとしてしまえる。
ちなみに津田タカトシと天草シノの2人と対局してるけど、どちらも盤面の様子は分かる程には描かれていない。
将棋マニアの人はこういう本筋と全然関係ないシーンの盤面も注目するはず、と思ってるのだけどどうだろう。

そして天草シノと将棋を指す方のネタで、敵堕ちヒロインのネタが来た。
ていうか "敵堕ちヒロイン" という呼称は珍しいですね。
"敵堕ち" より "悪堕ち" や "闇堕ち" の方が一般的に使われているような感覚がある。
まあ今回のネタが、取られた駒が相手側の駒になる将棋から派生したオチだからだろうけど。
呼び方はともあれ、氏家ト全先生の描く敵堕ちヒロインイメージイラストが初めて見れた。
この手の作中のイメージ映像では、特に誰でもない架空のキャラクターが描かれるわけですが、今回はロリっ娘だ。
今まで描かれたこういう場面での架空キャラの中では、ひときわ幼い気がしますね。
けれども髪型は、やっぱり割とよく描かれる金髪ツインテールだ!
敵堕ちbeforeの天使っぽい状態でも、敵堕ちafterの悪魔っぽい状態でも、ヘアスタイルは不変で金髪ツインテ。
氏家ト全先生が好みの髪型なのかもと思ってる。

4本目の 【だいふんしゃ】 は英稜生徒会の4人のネタだ。
広瀬ユウの幼い悪戯心に 「あはは」 と素直に笑う青葉トオリ、良い……
こんな素直な笑いがこぼれる感性もお持ちであったのか。
すげー日常的な風景って感じが続いてたのを、魚見チヒロがすぐさま下ネタに接続しちゃう。
これもまた英稜生徒会では日常的な風景なのだろう、森ノゾミも食事の最中にはツッコミを入れず放置するほどだ。

最終ページの 【もっと見て】 では、山田先生なる教員が初登場。
とはいえネタには関係してこず、姿も横から見た遠景が1コマ写るだけ。
名前はあれども、1コマ目の背景に映り込んでるモブの男性教員と同程度の出番だ。
おそらく今回限りの登場だろうけど、一応ここに記録も兼ねて言及しておいた。
そしてオイは山田先生をよそに七条アリアによる聞き間違いの下ネタだ。
このボケ方、職員室でもいつもと変わらず炸裂するのか……!
開幕の羞恥的ネタでは天草シノに軍配があがったが、こういう実践できるとこでは七条アリアの方が凄みがあるなあ。

ラストの 【主人に似た】 は、津田コトミと時カオルと出島さんのターン。
当然のごとくメイド服で桜才学園に入り込む出島さん笑った。
何をしに来たところなのだろう、ていうか桜才学園を訪れるときもやっぱりメイド服なのだよなあ。
トッキーが出島さんのことをきちんと把握してて、対処を七条アリア先輩に任せようとする "分かってる" 感じが良いな。

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