17.05.31   『生徒会役員共』 「#426」 感想

・これを書いているのは6月9日なので、とっくに一週間以上遅れての感想ですね。よろしくない。
劇場版の上映が差し迫り 『生徒会役員共』 関連の色々なニュースが公開されていますが、すみませんそれは次回の感想でということで……

そんな訳でとうに先週の 『生徒会役員共』 感想。
この回 「#426」 は、ディベート回。
天草シノたちがディベートを試みてみるエピソードだ。

開幕 【説明の巻】 には 「ディベートとは特定のテーマについて 肯定・否定に分かれて討論するのだ」 と説明つき。
高校では授業の一環でやってても不思議でないディベートですが、天草シノたちにとって予習としてのディベートなのかも。
あっ、それなら英稜生徒会の人達が登場しないのも納得だ。
最初読んだときは、いかにも桜才vs英稜で繰り広げられそうなネタなのにウオミーたちは出ないのか、と意外に思ったんよ。
でもこのディベートが趣味のお楽しみでなく学習を兼ねてやってるのなら他校を巻き込まないのもそうかもな、と自分で書いて自分で納得した。
生徒会以外のディベート参加者が畑ランコと五十嵐カエデでともに高3なのも 勉強的な意味合いかもだし。
他の人が納得するのかは知らない (ダメじゃないか)

続く 【なかま】 【アイドル事情】 では、ディベートの詳細が明らかに。
「学生のアイドル活動は是か非か」 を論題に、判定の横島ナルコ先生を納得させられるよう討論するわけですよ。
肯定チーム:天草シノ・萩村スズ・畑ランコ、否定チーム:五十嵐カエデ、津田タカトシ、七条アリア というチーム分けだ。
もちろん気になるのは、五十嵐カエデと畑ランコがどうしてそっちのチームについたからだよね!
まぁ実際はクジ引きとかでフェアに決めたのかもしれないけれど。
下ネタ的には肯定チームの方に数的有利がありますが、いやいや七条アリア1人で天草シノと畑ランコを圧倒できるかもしれない!
下ネタ的に圧倒する意味は別に無いけど。

テーマがアイドル活動なので、イメージ映像的にトリプルブッキングが登場だー。
今回割と登場人物の多いエピソードになったわけですが、どうも賑やかというより謎のチョイス感を受けてしまう……何故だろう。

そして今回ある意味もっとも謎なネタが 【おバカのメカニズム】 。
クイズ番組に出演中らしいトリプルブッキングのシホの名前が、"飯田シホ" ではなく何故か "宮本シホ" になっている。
もちろん、苗字が変わった という描写では無いだろう。
(次の 【広がりました】 のユーリは、有銘ユーリのままだし)
誤植だろうわけだけど…… 宮本って一体どこから出てきたんだ?

ずっと昔、氏家ト全先生の手描き文字が読み間違えられたらしく 写植で人名が間違っていたことなら2回あった。
でも 「飯田」 じゃあ、どう書き間違えても読み間違えても 「宮本」 にならないよなあ?
謎すぎる……
ちなみに宮本という苗字の登場人物には、氏家ト全先生の過去作 『妹はひまわり組』 の宮本レイコ先生がいる。
飯田シホと宮本レイコじゃあ、柏木レイコと宮本レイコくらい違う (※柏木レイコも氏家ト全先生の過去作の登場人物)
どうなってるのだろう。

そういえば今回って、『生徒会役員共』 におけるトリプルブッキングもきちんと苗字がある、と判明した回でもあるのだな。
実は今まで何気に、トリプルブッキングメンバーは 『生徒会役員共』 に出演していたときは苗字が作中で明かされていなかったんよ。
何か苗字を明かさないことに隠された意味があるのかな? と妄想を膨らませてたけど、特に意味は無かったっぽい。

少し脱線した感じがあるな。
本題のディベートの感想に戻れば、何気にディベートのネタの4コマは全部が下ネタオチだ。
「オウンゴール決めちゃった!!」 のツッコミ通り、七条アリアの下ネタが制御不能になってるような展開である。
下ネタ的には圧倒してもディベートには有利に働かなかったようだ (当然)
つーか、七条アリアから 「おバカ = ひとりHスキ」 という謎の価値観がまろび出たぞ。
それとも、「男子はおバカな女子をひとりHスキと思っている」 と解釈するべきか?

次の 【極上の彼女】 ではトリプルブッキングの最後の1人である如月カルナがご登場。
『アイドルのあかほん』 で見れる如月カルナの "眼鏡っ子で仏頂面" というイメージとは随分違う。
作中世界での一般的な如月カルナのイメージが3コマ目の方なのだろうか。
こういうイメージ根付かせられるほど頑張れたプロ根性がスゲェ。

畑ランコの発言、今回のディベートの中でただ一つ学生アイドル自体のメリット・デメリットでない論だよな。
否定派の心変わりを狙うものだけれど、肯定・否定が途中で変わらないディベートでは意味が無さそう。
いやむしろ、畑ランコは取材相手が乗り気でない場合に アメとムチでいうアメで相手の心を動かそうとするタイプなのかも。

感想終了。
「次号、劇場版新情報記事付き!」 との事だが、冒頭にも書いた通り既に一週間以上遅れてこれを書いている。
最新情報は発売中のマガジンや劇場版公式サイトでチェックだ。

17.05.24   今週の 『生徒会役員共』 「#425」 感想

今週の週刊少年マガジンでは 「第1回 マガジンヒロイン総選挙」 という企画が開催中!
『生徒会役員共』 からは天草シノもエントリーしている。
順位によっては描きおろしの水着イラストや、マガジンの表紙を飾ることもできるとか!
詳しくは、マガジンのカラーページで確認だ。
なお、マガジンヒロイン総選挙の投票には応募券がいらなくなった、とのこと。

悲報( T_T )
本日発売の #マガジン 25号
『久松郁実のクオカードプレゼント』と『マガジンヒロイン総選挙』の応募券が表裏で重なってしまいました。そこで、この2つについては応募券無しで応募可能とさせていただきます。

みなさま、全力でRT願います!お手数かけます、押忍! pic.twitter.com/TCInLtKeoT

— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) 2017年5月24日

マガジンを買わなくてさえも投票できるってことじゃんよ!
これ、1人で100票くらい投票する人も出てくるんじゃないか? 地獄の幕開けだな。
家にある余ったハガキをこの機会にぶちこもう。

ちなみに、マガジンヒロイン総選挙での天草シノの紹介文は以下の通りだ。

桜才学園生徒会長。品行方正、
文武両道。下の毛は濃いめ。

すごい個人情報がぶち込まれて来たな……
もちろん他のヒロインたちは陰毛情報とか書かれていないぞ。
ともあれハガキ1枚から投票可能だし、抽選でクオカードが当選するかもしれないし、どしどし投票しよう。

・そんな訳で今週の 『生徒会役員共』 は 「#425」 の感想。
マガジンヒロイン総選挙に合わせて天草シノを強く推すような展開が来るかと思いきや、そんな事は無かった。
今回の天草シノの出番は4コマだけだった。

開幕 【たこさん】 は今回で唯一の天草シノによるボケ。
前の穴でなくカンチョーでボケてるのは何か意外。
七条アリアなら後ろの穴に繋げてきそうだけれど。

2本目 【エロハプ】 は、その名の通りにガチのエロいハプニングだー。
三葉ムツミがジャージを下ろそうとしたら、ジャージどころか短パンから下着まで全部一気に脱げるトラブル。
パンツのゴムの跡とかどういうフェチだと……と思ったけれど、轟ネネの勢いにに三葉ムツミは恥ずかしがりまくり。
つーか4コマ目はイメージ図としてのお尻じゃなくて、これ三葉ムツミ本人のお尻だよ!
登場人物の裸とか描かれても肩までくらいなことが多いのに、珍しいカットだ。

柔道部顧問の大門先生と結婚した道下先生。
結婚してから全然登場しなくり、一体どうしたのかと思ってたけど、どうやら 【ばぶぅ】 がその答えである模様。
そうです、道下先生はいつの間にやら出産してたのだとさ。
つまり産休や育児休暇であろう、謎が解けたぜ。
つーか、氏家ト全先生の漫画において登場人物が親になる展開ってのは初めてだ。
あと、星の数ほど下ネタギャグがある氏家ト全先生の漫画でも、妊婦ネタの下ネタは皆無に近いよね。
『濱中アイ』 でサッカーボールをお腹に仕込み妊娠したと思わせるボケがあったくらいかなぁ?
氏家ト全先生は意識して妊婦ネタを避けているっぽいな。

次の 【3次元の世界】 、『生徒会役員共』 の実写化とか連想してしまって謎に焦る。
そういや世の中にはゲームやアニメのパロディAVというジャンルもあるそうだが…… 『生徒会役員共』 のもあるのだろうか。

スズヘッドの進化形表現なのか?
【自分にやさしく】 では、「コトミヘッド」 「コトミヘッドII」 「コトミヘッドIII」 という表現が登場だー。
別に津田コトミの頭が派手になっていくわけでなく、3連続でコトミヘッドが登場してたからのようだけどさ。
アニメ版のように 「スズヘッド」 で遊ぶのを氏家ト全先生もやるとはなぁーって思った。
それより見所は、トッキーの裸じゃないです?
2コマ目とか 『生徒会役員共』 にしては露出度が高いよ (マガジンの他の漫画に比べたら脱いでないようなものだけど)
時さんもバストサイズを気にするのか……
それより、津田コトミはトッキーのスリーサイズを把握してるってことじゃないですか!?
身体測定と称して自然にじろじろ見放題ってことじゃあないですか??? (※称して ではなく実際に身体測定である)
身体測定結果をまとめたプリントを家に放置してうっかり津田タカトシの目に留まっちゃうこともありえるってことですよ。
いや、それより津田コトミがうっかり三葉ムツミのスリーサイズとか津田タカトシに口走っちゃう可能性の方がありえるか?
ともかく、妄想が膨らみすぎる4コマだな……

ラストの 【ナウい女子会】 は古谷さんと横島ナルコ先生のお話。
古谷さんのバブルっぷりやお婆さんっぷりが横島ナルコ先生を圧倒するかと思いきや、実年齢の若さで圧倒してた。
新鮮なパターンだ。

感想終了。
余談だけれど、今週のマガジンでは目次ページの右上に天草シノがいる。
毎号掲載作品からランダムに登場人物が選出される仕組みっぽいが、それが今週号では天草シノということ。
何がどうというわけでもないが、まぁ記念にここに記録しておく。

17.05.17   今週の 『生徒会役員共』 「#424」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、桜才生徒会OGである古谷さんの引っ越し編。
先日に英稜生徒会役員共のフルネームが判明した衝撃が大きくて、「今回は古谷さんの下の名前が明かされるのでは!」 と期待したわけですが!
古谷さんの下の名前は別に明かされなかったとか。
ダンボールの荷札とかに書いてあると思ったのだけどなぁ。

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#424」 は古谷さんの引っ越しということで、天草シノたちもお手伝いするエピソードだよ。
開幕 【機械モノ】 、すわ機械姦オチかと予想してしまうサブタイトルだけど違った。
古谷さんにかかれば機械もかたなしだー。
いやむしろ機械のなすがままになっちゃうか。

早速その本領を発揮した古谷さんだけれども、今週から柱にある登場人物の紹介文が新しくなっていた。
「前生徒会長にして、現在は女子大生。発想、言動、行動がバブル時代を越え、もはやお婆さんぽい。」 だとさ。
たしかにお婆さんみたいなネタが増えつつあるよな。
つーか年上として導いたりするより、天草シノにお世話になってる場面の方が増えてきた気がするし。

あと 「一人暮らしのために部屋を探す古谷さん」 というナレーションが気になった。
じゃあ今までは実家暮らしとかシェアハウスとかで暮らしてたってことか。
氏家ト全先生って、登場人物の家族構成とかの情報がポロリと投げ込んでくるよね。
謎のこだわりを感じる。

2本目 【ソロ生活】 、「一人暮らしはムリだー」 と津田タカトシにくっつく萩村スズ!
二人暮らしをしたいという告白か!? と思えるセリフだけれど絵面は全然違った (実際違う)
それと 【察した】 、七条アリアはお嬢様だから女性の一人暮らしで防犯用に男性下着を干すという知識を得ていないのだな、と察した。
男装趣味というフェチにはボケるかとも思った。

次の 【花園の箱】 、読みようによっては 古谷さんで無知シチュというニューワールドすぎる新境地も開拓の余地があるのでは?
マジに破れてるジーンズをダメージ加工なので穴が開いてて大丈夫ですとか言ったりとか。
「年上で受け」 という属性を 『生徒会役員共』 で持っている希少な登場人物と言えるのでは。

ラストの 【イケイケ会長】 3コマ目は、前々ページの 【空間の匠】 3コマ目と同じ構図ですが、コピーではありません。
この天草シノの博識さ、これもう下ネタ経由の知識でしょって風情が隠しきれていないのにさ、それでも下ネタでないからちゃんと感心する津田タカトシとかがえらい。

感想終了。
なお、来週の週刊少年マガジンでは 「マガジンヒロイン総選挙」 という企画が開催される模様。
普段こういう特集にはエントリーしない 『生徒会役員共』 でも、総選挙ってくらいなのだからきっと参戦しているはず……!
映画公開も間近だしね。
来週号は記事ページもチェックしよう。

17.05.10   今週の 『生徒会役員共』 「#423」 感想

・5月に入って劇場版の公開日も近づいてきた感あるね。
劇場版の公式サイトや週刊少年マガジンにも劇場版の新情報が掲載されてる。
詳しくは劇場版サイト (http://king-cr.jp/special/seitokai_G/news/) などでご確認ください。
特典付き前売り券の第3弾特典も発表となった。
この 「4コマしおりホルダー付きチケット」 、最初は勘違いしてしまったのだけど、特典自体は1種類なのな。
4パターンあるしおりというのは、劇場で映画を見たときもらえる週替わりの入場プレゼントだった。
劇場入場特典は、しおりとネタバレ注意本の2つあるってことのようだ。

劇場版への期待を盛り上げてくる感じですが、今回の本編 「#423」 は普段通り。
#420」 に登場した桜才マスコットが再登場したりするけど。
そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。

開幕 【読心スズ】 、三葉ムツミがボアと遊ぼうとおもちゃを投げる1コマ目から面白い絵面だよねこれ。
これボアが取れるようにとか気にせず、おもちゃを全力投球してるよう見えて面白さがある。

2本目3本目の 【セクシーOG】 と 【2度おいしい】 では、桜才OGの古谷さんが登場だ。
ここでさらりと古谷さんの下の名前が明かされてたら驚きの展開だが……まぁそんなことは無かった。
今週の扉絵は銭湯でのお風呂上りらしい古谷さんとか色っぽい感じですが、本編でも天草シノが見立てた色っぽコーデでセクシーな着衣だよ。
古谷さんのことだから、こんな肩を出してたら風邪引いちゃうよ、みたいなやり取り着る前に言ってそう。

次の 【塩分おおめ】 は横島ナルコ先生とラーメンについての話題。
「先生しょっちゅう そのラーメン食べてますよね」 とのセリフ通り、たしかにラーメンよく食べてる印象ある。
何気に今回は、いい味出してるボアや萩村スズの味、ホジった後の味やらラーメンの味、そして横島ナルコの尿の味とか味覚ネタ特集のようだ。

氏家ト全先生が最終回でもないのに本編中に堂々とパンツを描いた、と思ったけれど多分違う。
パンツじゃなかったら何なのか、太股なのか? って話だけど。
ともあれ 【白】 はカバンチラによるパンチラの話。
作中に描かれてても描かれてなくても、森さんのパンツが白だそうなことは変わらない。
つーか生徒会室を出る前にそれとなく教えてあげる魚見さんが親切だわ。

そして来たよ 来ちゃいましたよ、さくらたんが。
「桜才マスコットさくらたん(IN津田)完成」 ということで、完成形が晴れてお披露目だー。
……完成系というにはこれ、着衣して以前よりもヤバい感じに溢れているのでは??
これさ、劇場版アニメに舞台挨拶とかやるとしてさ、もしもそこに着ぐるみとしてさくらたんが登場したらどうしよう!?
そういう怯えがあるよね。
そんな訳でラスト2ページは、さくらたんネタ。
【心身一体】 にあるセリフ、「オレは今こいつと一体化してますから」 は良い。
「こいつ」 って言い方が良くてさ、津田タカトシにとっては少年漫画のパワードスーツみたいな感覚で捉えてそうだな……とか思える味がある。

ラストの 【管】 1コマ目で哀愁漂わせて座ってるさくらたん、当然ながら無表情なのだけどそこが妙で笑える。
つーか今回、さくらたん越しとは言え 「津田タカトシがスカートを履いた回」 と言えるのでは!?
さくらたんを着た津田タカトシが鏡に向かってスカートをたくし上げてたりしたら嫌だなあ (不要すぎる心配)
さくらたんを着ずに桜才女子制服を津田タカトシが着るよりありえなさそうだけど。

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