16.04.27   『生徒会役員共』 「#375」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想ですよ。

今回 「#375」 は、今までありそうで無かった体力テストのエピソード。
当然のように天草シノたち生徒会役員が4人一緒に受けて回っており、学年とかクラスとかどうなっているのだろう……とは思った。
まぁ桜才学園はそういう行事を全学年合同でやる校風なのだろう。

2本目 【おしえて会長】 は2コマ目から笑った。不意を衝きすぎる説明だ。
次のコマで津田タカトシが真面目な顔で注意してるのも地味に面白くない? 質問者が津田コトミだからかな。
津田コトミだから教わった通りに覚えそうだし、むしろ周囲に人がいるのに説明を口に出して反復しそうだし。

少年漫画のお色気シーンなどではよく女性キャラの胸が揉まれたりするわけですが、
氏家ト全先生の漫画は下ネタギャグ漫画であってお色気枠ではないから、そういうシーンがそうそう無いわけで。
要は、【すごくはねそう】 で胸の弾力とか伝わってきそうな描写が出たことに、何だ何だ!? と思ったよ。

次の 【身軽になりました】 、轟ネネの服の下が気になってしまう。重りを付けてる箇所はどうなっちゃってるのよ?
ロボット研究に止まらず自身の身体の開発まで進んでしまっている。一体どこまで行くのだろうか。

そういえば久しぶりに大門先生が登場だ。【ぐうぜんの一致】 で記録係で登場しただけだけど。
結婚されて幸せ太りとかでもしてたりするかねーとか思ったけれど別に変わらず。まぁ作中では時間とかそうそう経っていないのかもだし。
そして握力65kgって男子としても平均より随分高いし、三葉ムツミの握力も半端無い。過去にはスチール缶握りつぶしてるシーンもあったし。
1本前の轟ネネのネタと併せて、身体能力が凄い女子2人というネタでまとめられるかも。まとめる意味は無いけど。

畑ランコと五十嵐カエデのネタが 【風紀ショット】 で来た。この2人の組み合わせが好きな方も多そうだよね。
上手な握り方とはボール投げの話かと思ったらまるでそうではなかったとのオチですが、
良い成績に繋がってたなら畑ランコは五十嵐カエデのためを思っての発言って解釈も成立しそうだ。

今週の感想終了。
そして次号週刊少年マガジン24号では 『生徒会役員共』 が休載。
今週は合併号なので、次に 『生徒会役員共』 が読めるのは3週間後の5月18日ということに。
ここ数年の氏家ト全先生は一挙2話掲載と1回休載がセットになった連載形式を取っているようなので、
こないだ2話掲載があったし休載もそろそろかなーと予想は出来たけど、やはり寂しいことよね。まぁ次回を楽しみに待とうよ。

16.04.20   『生徒会役員共』 と 『プチプチたんたんプチたんたん』 感想

・2016年4月20日は水曜日。
つまり、週刊少年マガジンとマガジンSPECIALが同日に発売する日であり、
『生徒会役員共』 と 『プチプチたんたんプチたんたん』 が同日に読める日ってことですよ。

そんな訳で、今週の……じゃないのだよな。
ぶっちゃけこれ書いてるの5月に入ってからなので、もう2週間くらい前のだよ 『生徒会役員共』 感想。スゲー遅れた。
この回 「#359」 は普段通りに桜才学園などが舞台の日常回。

ちなみに先にお知らせすれば、週刊少年マガジンの公式アプリ 「マガポケ」 の掲載内容に少し変化があった。
この週からの掲載からは、雑誌に載る分と同じく柱のアオリ文句や登場人物紹介が掲載されるようになった。
マガポケで読んでる方でも、次回が一挙2話とか休載だとか知れるようになってたよ。嬉しい変更だねえ。

さてさて本編、【みんなで輪】 感想。
図解に1人だけ身体の小さい人間が描かれているよう見えて、まさかこれ生徒会メンバーでのイメージなのか……!? と震えた。
まぁよくよく見れば目の錯覚でしたが。
というか七条アリアにも、それはやり過ぎだろうみたいな感覚があるのだなーとか思ってしまった。
これがスクールカラーではなくて、生徒会の目標だったらまた反応が違ったのかしら。

続く 【1本立ち】 、「片足立ち2分でウォーキング50分の運動量得られるんだって」 って そんなうまい話があるのかなーとは思ったわけですが、
まぁ 「運動 片足立ち」 で検索すれば、めっちゃそういう記事がヒットするわけですよ。
出典を探したところ (何故わざわざそんなことをしているのか???) 、"ダイナミックフラミンゴ療法" なるものに辿り着いた。
「ダイナミックフラミンゴ療法(開眼片足起立訓練)は、転倒・骨折を予防するための運動療法として比較的安全に、また限られた空間で実践できる運動」 だとか。
つーかこれ全然本編の感想では無いな。
本編の感想としては、「それは2分じゃすまんよ!!」 と言うことは、なるほど津田タカトシは早漏ではないと暗に示す発言が来たな、と思った。
もうこれ感想っていうか妄想じゃないのって気もするけど。

そして今回も轟ネネが危ういよね。【ハメとった】 は少年誌の限界に挑んでいる感じがある。
ヤングマガジンから週刊少年マガジンに移籍した氏家ト全先生は、少年誌でOKな下ネタの線引きに悩んだとか過去書かれてましたけど、
循環プレイがOKならばNGな下ネタとは一体何なのか? と思ってしまうような強さが轟ネネにはある。
そして轟ネネでも、そういうプレイの写真を萩村スズに見られるのは恥ずかしいのか! という驚きもあった。
いやでも平素の下ネタは一切恥ずかしがっていないしな……? 轟ネネの恥じらいの基準が謎だ。

そしてこの回で一番笑ったのは 【※トコロテン(隠語)】 2コマ目のシンプルな勢いw 何という絵面のひどさだw
あと 【エチケット】 で、小山先生が横島ナルコ先生がしてそうな晩酌 (※個人のイメージです) みたいなしてるのは見逃せないよね。
やたら美味しそうにギョーザとビールつまんでいらっしゃるー。
もう、教育実習生だった頃の面影は無い感じだよなぁと、教育とは全然関係ないシーンで実感してしまった。

・さて次は、今回の 『プチプチたんたんプチたんたん』 感想。これを書いてるのも5月ですけど。
今回第50話は 【楽しい一夜】 の感想ですよ。最終ページに重大発表ありだった

花園ハナと山田コンスタンツが片岡ヒカリの部屋を訪れる導入は第4話をなぞった始まりですが、
なるほど過去にあった同じような場面との差異で登場人物たちの成長を描けるものなのだなぁ。
今回屋内に土足で踏み入るわけですが、4話目で屋内に連れ込んだものはプチだった。ちなみに今回プチの姿は一切無い。
『プチたん』 がプチを中心とした物語から花園ハナたちの物語に切り替わった様子が分かる……とか言っておきたい。

花園ハナたちが部屋でだべる状況は 『プチたん』 でお馴染みの光景ですが、とうとうその光景の終わりを予告する大学受験の話題が出た。
しかしそこは氏家ト全先生の漫画だ。受験前後のエピソードは描かれても、受験自体の様子は全然出ない。
今回も片岡ヒカリはいつの間にやら推薦で合格しているし、花園ハナたちの受験日は翌日だし。
きっと次回は花園ハナたちが受験に合格した後のシチュエーションが描かれるのだろうなーと予想してみる。

まぁ次回はさておき今回は受験前夜なわけで。安眠するべく努力するのがメインの話題ですが、唐突に拘束プレイが差し込まれたぞ。
そちらはともかく、何かよく物を食べる漫画だなーと改めて思う。
プチが登場した回より食事シーンのある回の方が多そうだなーとか思ったけれどカウントはしない。

そういえば 『アイドルのあかほん』 最終回1話前は主人公たち3人が同じ部屋で眠りにつくシチュエーションがありましたが、
今回の 『プチたん』 は花園ハナたち3人が同じベッドで眠りにつくシチュエーションが来た。
こういうシチュが氏家ト全先生の好みなのかなー?
新しく輝かしいかもしれない未来だけど今の状況に別れを告げなくてはならない一抹の寂しさ、そういう感傷がお好きなのかもしれないね。

さてさてそして最終ページ!
寝起き直後の花園ハナや山田コンスタンツに目を引かれるわけですが、まぁ今回の注目するべきは柱アオリの内容だ!
枕をともにした3人。最終回まで、あと2回。」 だとか!!

さぁさぁさぁ遂に来ちゃったよ最終回告知! 一体どういう終わりを迎えるのだろうか?
うーん氏家ト全先生の漫画が毎週+月1で読める現在の連載スタイルは俺に丁度良い感覚だったのだけどなぁとか、
単純に 『プチたん』 読めなくなるのは寂しいですよーという感情もありますが、
決まったことは仕方が無いので、前向きな気持ちで結末を待ちたいところ。
特に 『プチたん』 はサザエさん時空でもなければ高校卒業後の未来が話題に上がったこともあり、最終回が気になる漫画であるからね。
あまてら荘退寮のエピソードはあるのか? プチとの別れは描かれるのか? 大学入学後、いやそれより未来の花園ハナたちは描かれるのか?
気になる要素がいっぱいだー。
あと2回の 『プチたん』 は、単行本派の方も是非リアルタイムで追ってみてはいかがでしょうか。

16.04.15   『生徒会役員共』 13巻とOAD付き限定版13巻内容紹介

氏家ト全先生の単行本、『生徒会役員共』 第13巻が発売されましたー! 良い。
更に13巻ではOAD付き限定版も同時発売。これらの詳細を以下にまとめてみた。

まずはコミックス13巻の収録内容から。
週刊少年マガジン掲載分の収録は、「#333」 から 「#363」 まで。
柔道部に体験入部する話から、津田タカトシと七条アリアがキスするのかと注目される話までだねえ。
単行本12巻から小山先生が新たに登場しましたが、登場人物紹介ページは12巻と同様。
小山先生は登場人物紹介ページにいなかった。スペースが足りなかったのかもね。
今後に魚見さんくらい紹介が必要な重要登場人物が増えたらどうするのだろう。

13巻には巻末おまけとして、出島さんと七条アリアの1ページマンガが描き下ろされている
やったね大勝利だ! (何が) 出島さんが登場する描きおろしマンガが来た!
普段は単行本発売してすぐ描きおろし要素について書きすぎるのはどうかなーとか思うのですが、これ書いてるの5月だしもう良いよね。
サブタイトルは 【メイドと恋バナ】 とのことで、出島さんと七条アリアが恋バナに興じるエピソードだよ!
すわ出島さんの好みとは? など気になる点は多数浮かびますが、まぁ1ページ漫画なので話題は七条アリアの好みは年上なのか年下なのかだけである。
4ページくらいの描きおろしであっても良いのでは、などと贅沢な欲求が浮かんでしまった。
しかしまぁ、出島さんと七条アリアは普段から2人きりでこういう会話もしてるのねぇー。七条アリアは普通にすんなり答えるしさー。
「年下かなぁ」 と答えた理由のうちに、出島さんが年上だからという配慮は欠片も無かったことを信じたい。
まぁ個人的に言えば、同い年かなぁと答えて天草シノルートに進む未来も見てみたかったわけですがね。
そしてオチを持っていくのは出島さん。津田タカトシも萩村スズも対象である出島さんのバイっぷりが示されるオチである。
『生徒会役員共』 でもしもハーレムエンドがあるとしたらハレムの主は七条アリアだよね、とは前々から唱えておりますが、
いやはや出島さんだよというのが本命たる第一アンサーにすべき回答なのかもしれない。
出島さんにとって素質があるとかつて褒めた轟ネネはどう見えているのだろうか? そんなことも気になる描きおろしマンガだった。

さてさて表紙は通常版が森さん、限定版が出島サヤカ。
やったぜ出島さん表紙だ! 素晴らしい。生徒会関係者以外でも表紙に選ばれるパターンも継続中だし。
この2人の組み合わせって一体どういう関係だ? とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、それは表紙の4コマで説明されてるよ。
世が世なら森さんが出島さんの毒牙にかかる妄想が世に溢れていたのかもしれない。

カバー折り返しには、作者コメントと描きおろしキャライラスト付き。13巻イラストはスズ母とボアだ。
ちなみにカバー下は、表紙・裏表紙と同じ絵。
今回の氏家ト全先生のコメントはこちらにて
氏家ト全先生が津田タカトシに対するイメージを語ってござそうろう。

また折り込みチラシによると、オリジナルアニメDVD付きコミックス第14巻限定版発売!とのこと!
発売予定日は、2016年12月16日 (金) ですよ。年の瀬である。
詳しくはDVD付き『生徒会役員共』第13巻・第14巻限定版 公式サイトを参照あれ。

その他、13巻では店舗別の購入特典があった。
とらのあなの購入特典は、特製イラストカード。 アニメイト限定では、通常版クリアしおり限定版クリアしおりだ。
リンク先の通り、単行本13巻表紙の森さんと出島さんのイラストの流用ではある。
出島さんと森さんの2人が1枚に収まったカラーイラストは とらのあな特典だけということになるが、まぁ各人好きな方をお買い求めくだされ。俺は両方買ったけど。

次に、単行本化にあたって変更点をご紹介。
13巻では文字の修正が一切なくて、修正点は絵だけ。
大きな修正はなく、例によって氏家ト全先生からの間違い探しクイズ状態。この修正意図は今なお掴めていない。

生徒会役員共13巻単行本修正1

この画像を見て、どこが右 (単行本) と左 (週刊少年マガジン) で違うか分かるだろうか?
答えは、天草シノが微妙にところどころ描き直されている。謎に細かすぎる修正だ。
袖の長さが一番分かりやすいか。

また、扉絵の位置が下がった修正もある。
普通はマンガの原稿って雑誌では四辺がはみ出てる。
このはみ出てる箇所は単行本でなら全部載るから確認できるけど、はみ出た箇所が見えないよう扉絵をずらす修正が行われてたのだ。
出島さんの右腕がコマとぶつかる位置を見ると分かりやすい。

生徒会役員共13巻単行本修正2

変更点は例によって生徒会役員共変更点まとめのページにも記載。

そして 「スゴイ人に推薦して頂きました!」 など告知されていた単行本の帯には、星野源さんが推薦文を寄稿されていた。
文については実際の帯をご確認ください。折角だから帯の保存用にも単行本を買ってみれば良いのではないでしょうか。
なお、帯には星野源さんの写真も載っている。Twitterアカウントにも使われているバナナを持った写真だ。

・最後に、『生徒会役員共』 13巻限定版に付属のOADをご紹介。
OADジャケット表紙は魚見さんと森さんだ。
単行本の表紙が出島さんと森さんになってしまったことを仕切り直して、という背景があるのかは不明。

OADの収録時間は、およそ30分。
『生徒会役員共*』 第18話と銘打たれているOADだけあって、TVアニメ1話分だ。
TVアニメのBD/DVDには ピュアver.(P音あり) と思春期ver.(P音なし) の2種類があったが、
OADの内容は思春期ver.のみにつき、OPの轟ネネのバイブのモザイクは無いし、ピー音で伏せられていない言葉も多い。
ちなみに今回の限定版に付くOADを収める箱は、箱の左右両面とも絵柄になっていて、箱の上面を開ける形。

アニメ化されている範囲は、森さんが登場する事から分かる通り11巻の内容を含む。
今回は 「アリアのこれなーに??」 等のミニコーナーは無かった。

感想。
何やらこれまでと絵柄が違うなー? と思いながら見てたら、普段と違って作画監督に植木理奈さんという名前があるね。
この方の絵柄ということだろうか。やはりスタッフロールとかも注意した方が良い要素だなぁ。
そうそうスタッフロールと言えば、今回一番注意を払ったのは声優さんのところだったよ!
今回のOADでは、英稜生徒会の魚見さんと森さん以外のもう1人の役員にもセリフがあった。
スタッフロールでは声優さんの演じた登場人物の名前が出るものだから、つまり名無しの役員にさりげなく名前が付与されるのでは!?
……そんな期待も抱いたわけでしたが、まぁ実際にはスタッフロールに名前無し。演じた声優さんが誰なのかも不明だった。
まぁ森さんともう1人と、英稜生徒会の2人に声が付いたエピソードなので、声優ジャンルに興味ある人には嬉しいのかもしれない回だ。

また、氏家ト全先生の 『生徒会役員共』 ではどんな格好か描かれなかった、河童の出島さんも見事に描かれる。
何か凄いカラーリングだな……と思ったけれど、河童プレイとかではあぁいうカラーが定番なのでしょうか。そんなプレイあるか知らないけど。

"原作にあっても今までアニメ化されていないモノ" といえば扉絵ですが、
今回はOP前の生徒会会則シーンでは、扉絵で天草シノが英稜高校生服を、魚見さんが桜才学園制服を着る扉絵が再現されてたと言って良さげ。
なるほどなーって思ったよ。
というかあのアニメオリジナル生徒会会則シーンは 原作での扉絵もどうにか余さず再現しようという試みなのかもと今更気付いた。

OADのセリフは基本的に原作準拠なのだけれども、今回は何ヶ所が単語を同義語に変えてるところがあったのは気になった。
「充血」 が 「興奮」 に変えられていたり。何故だろう。別に悪い意味で気になったわけではないけど。

16.04.13   今週の 『生徒会役員共』 「#372」 「#373」 感想

さぁさぁ今週の 『生徒会役員共』 は、単行本13巻発売直前一挙2話!
単行本の予約締め切り直前一挙2話があったうえに、単行本の発売直前一挙2話まであるとは豪勢だなあ。
先日の感想で "たしかに単行本発売時に一挙2話やっても遅いものね" とか書いた俺の受け止め方は外れていたかー。

ちなみに 『生徒会役員共』 の限定版単行本は、完全受注生産ながら大きめの書店では普通に売っていることもあるので、
予約を忘れていても買えるかもしれないぞ。
一挙2話で初めて限定版を知った人も、保存用が欲しくなった人も急げば間に合うかもしれないって寸法だ。ありがたいねぇ。

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。
1本目の 「#372」 は、天草シノとパーソナルスペースのエピソードなど編。
開幕 【アニマル精神】 は1コマ目から 「津田は犬だな」 と天草シノが楽しそうに宣言しますが、
別にSMプレイの話ではなく、動物診断の話でしたとさ。
しかしこの1コマ目にドキリとした人は Mの気質があると診断できるのではなかろうか。

横島ナルコ先生は自身を白鳥だと喩えるわけですが、オチを含めてもスゲェ自信だなとか思わざるを得ない。
萩村スズは猫っぽいですよねー、とか思っていたら話は別の方向に展開してしまった。
【どこまでいけるかな】 では、天草シノの読んでた本のタイトルが判明。『面白人間話』 だと。
タイトルからして面白くなさそうな……とは言わない方が良いやつかしら。
コンビニの安い本棚に並ぶ雑学本に見えて何かアレだ。
パーソナルスペースについては書かれている説明通りの心理的縄張りであり、
単行本3巻 「#39」 で、五十嵐カエデが津田タカトシとの距離を取ったのも多分それ。

こうも仲が良いのに今更パーソナルスペースを試さなくても……など思ってしまうのですが、即座に実行に移すところが天草シノ流か。
【アリア編】 では天草シノが七条アリアに密着だー。
ハチミツプレイはその名の通り蜂蜜をプレイに用いるようですが、それほど良いのかどうかは検索しても分からなかった。
普通に考えて、何も蜂蜜を使わなくても……と思ってしまうわけですが、なるほど自らの身で試してみるのが七条アリア流なのか。
実行力を備えた人物こそが生徒会役員にふさわしい、という氏家ト全先生から少年少女への教えが隠されているのかもしれない (絶対違う)

次の 【スズ編】 では、天草シノが萩村スズの太股をさすりますね。ガチの話です。
説明を受けず触られる萩村スズにとっては痴女襲来かと受け止めかねない行為ですが、困惑するばかりなのはさする側が天草シノだからかと。
七条アリアが急に撫でてきたのだったら、絶対そういうプレイのためだと判断してそうだしさー。

そういや天草シノが七条アリアと密着したり触れ合ったりする光景はたまに目にしても、
天草シノが萩村スズにタッチしている様子はあまり見た記憶が無いな?
なるほど、天草シノと萩村スズの間にある一線を見た気がしたし、『会長ご乱心』 みたいなタイトルの薄い本も出かねないな!

さぁさぁ 【タカトシ編】 では天草シノと津田タカトシが急接近 (物理的な意味で) して、天草シノはご満悦。
めちゃくちゃ満足そうな笑顔を浮かべる次第だ。普段のキリッとした表情からかけ離れたニヤケっぷりすなぁ。

七条家執事の橋高さんが前々回の話から1話挟んでまた登場。別に天草シノと密着するわけではなく、全然別のネタです。
っていうか出番の少ない橋高さんにしては、最近登場頻度が高いね。
もしやゴールデンウィークは橋高さんも絡むような七条家所有の別荘とかでも訪れる展開が来るのかー?
そんなわけで、【別利用】 では橋高さんと出島さんの会話劇が来た。
よく考えたら氏家ト全先生の漫画でこうも高齢の男性がサブレギュラーになるのは、『妹はひまわり組』 の長渕ハジメ園長先生以来か。

それにしても、黄金シ○ワーをやっていた相手が気になる。これ1人でやる行為ではないよね?
この場にいる七条アリアと橋高さんがその相手ではないことは確実だろうけど……
あぁそうか、ここで橋高さんが登場したのは、"黄金シ○ワーの相手が橋高さんでは無い" という事を言外に説明するためかも。
この4コマは、「出島さんなら橋高さんにも手を出しているかも?」 という疑問にNOを突き付けるためのネタなのかもしれない。

さてさて1本目のラスト 【体感時間】 では、扉絵になってた轟ネネが登場だー。そして初公開だよ、轟ネネの自室!
部屋の色は赤を基調としたことの説明に 「情熱の赤です」 と答える轟ネネには何かぐっと来るな。そういう価値観もあったのかというか。
それより驚きは、オチの轟ネネのセリフだよ!!
とある棒の強い震動が欲しくてロボット研究会を立ち上げるまでに至った轟ネネが、生身の相手についての意見を口に出すとは……!?
"生身ももちろんOKだったのか" "じゃあやはり轟ネネは生身相手の経験もあったのか" "轟ネネ的には一般論としての感想ではこれなのか" など、
色々な衝撃を受ける発言である。
というか轟ネネと言えども、自室はセクサロイド蠢く伏魔殿の如きではなく、綺麗に片付いた普通の部屋ということに超絶なギャップの良さを見た。
俺も轟ネネの部屋にお呼ばれしてえよって感想しか出てこないのだよな……!?
轟ネネと萩村スズがこのまま普通にだらだら話したりしている様子を見たすぎるでしょ。抜群に良いネタだった。

・今週の 『生徒会役員共』 は一挙2話!
1話目の感想に引き続き、2本目は 「#373」 の感想だー。
開幕扉絵から両手でハートマーク作る姿が非常に可愛らしい…… 緩やかな袖から覗く腕とかにもドキリとするし。
何かよくわからないが、妙に (森さんのでなく氏家ト全先生の) 気合いの入った扉絵という印象を受けた。必見。

開幕 【代理副会長】 は、状況説明。腱鞘炎になった魚見さんに代わって、会長職を副会長である森さんが務めるよ!
そんな訳で2本目の主役は森さんである。
4コマ7本中6本に森さんが登場して、唯一姿の見えない1本だって森さんについて語られている。正に森さん尽くしのエピソードだ。

桜才学園生徒の衆目を集める中、森さんが津田タカトシに手作り弁当を渡す! もちろん魚見さんが裏で糸を引く行為ではありますが。
【どさくさ】 にて恥ずかしがりつつも堂々と手作り弁当を渡す森さんの姿には、何かしらの昂ぶりを覚える読者もいるかもですね (最低)
魚見さんが天草シノや森さんを津田タカトシにけしかけるのは、興味があるどこでなくガチのNTR属性があるからではないかとも思っていましたが、
いやいや津田タカトシがハーレム状態にあるところを目にしたい! という嗜好なのかもしれないね。

1本目で轟ネネの自室が初公開なら、2本目では森さんの自室 (自宅?) が初公開だ!
【四つ葉】 の森さんは自宅にいるだろうに 外行きみたいな部屋着のオシャレ姿。
『おべんとう365日』 なる本を読んでいるし、この本を買って来て帰宅した直後なのかも。
しかしまぁ意図は分からないが、1本目と2本目で轟ネネの自室と森さんの自室で一対になってる感じよね。
どちらも自室にいるときの姿が扉絵に選ばれているし。どちらの部屋に行ってみたい読者の人が多い感じなのかしら。

机の上にちょこんと指先を乗せる萩村スズの姿が、【四つ葉】 はデフォルメ顔で、【職人の目】 は普通の顔で描かれていて2度おいしい。
ぷくーっと頬を膨らませて嫉妬を露わにはしない感じですか。
というか今回、萩村スズは開幕の4コマ以外全部に姿を見せるのに、一言もセリフを発していないな? どういう態度なのだろう。
一挙一動、津田タカトシの反応を見逃すまいとじっと見つめている感じだ。
お弁当食べてる津田タカトシをじっと見つめるコマ、これただ見ているだけではないぞという凄みを感じる。

英稜生徒会3名のうち、一番人気があるのは誰なのか?
それは知らないが、唯一役職と名前が不明な人も 【放課後の誘い】 できちんと登場するので安心してほしい。1コマだけだったけど。
そしてまたもや魚見さんの策略によって、衆人注視の中 森さんは津田タカトシにデートのお誘いかとも誤解されそうな会話をするわけですよ。
つーか魚見さんは津田タカトシが好きだし、森さんが恥ずかしげな目に遭ったりするシチュエーションが好きなのかもしれない。
何気に畑ランコの姿もあるから、きっとこれ撮影されてるよね。「●REC」 のコラに推奨コマという事やもしれぬ。

津田タカトシが魚見さんの事を他人に語る時は 「魚見姉さん」 なのか。天草シノは森さんに語る時は 「ウオミー」 と呼ぶのかどうか。
まぁそれより 【×5】 は、さらりと津田タカトシの家族構成を聞き出す森さんについてはもうツッコミが入らないのか。
もうそれだけの仲であると天草シノたちにも公認ってことかね。
そして津田家の家族構成が4人家族であると確定したので、なるほど津田タカトシ・津田コトミ・津田母・魚見さんという女系家族である事が分かる (誤解) 。

ラスト。【森さんの頬杖】 は何気に存在感をアピールする萩村スズに目が行くぞ。
1コマ目時点ではもう津田タカトシと森さんだけの世界かなーって構図なのに、ど真ん中に萩村スズがいるからね!
萩村スズの底知れぬ意地を伺えるような1コマだ。
そしてこの頬杖ネタ、こういうリアクションを取るだろうのは登場人物の中でも森さんだけだよなぁ。感心する。
もちろん森さん非常に可愛らしいし。この押しの弱さというか天草シノや魚見さんに手玉に取られる感じというか! いや実に可愛いよ。

16.04.06   今週の 『生徒会役員共』 「#371」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、桜才柔道部+津田コトミ回!
扉絵からして津田コトミだし、出番も柔道部の面々が多い。
あれっ 天草シノたち今回登場したっけ? とか思ってしまいそうな勢いですよ (言い過ぎ)
ちなみに顧問の大門先生は全く出なかった。

桜才柔道部は元々、三葉ムツミと (当時は名前も不明だった) 中里チリたちによって立ち上げられたけど、
その後にトッキーが入部して、今回なんと津田コトミがマネージャーとして入部する。
開幕 【学園留学】 は、入部のきっかけのネタ。
1本目のネタから津田タカトシや天草シノたち役員共が不在の始まり方をする。レアなパターンだ。

家庭科の実技の評価Cだと落ち込む津田コトミに対して トッキーは何だか他人事風ね。
トッキーの実技評価はどうなのだろう。ドジっ娘が発揮されて評価悪そうに思えるが、意外と手慣れていたりするのかな。
それにしても津田コトミ、実技評価が悪いってことは 津田家での天草シノやウオミーがやってる家事を全然手伝っていないのだろうなあ。

2本目 【マネージャーの使命】 からは柔道部マネージャー津田コトミ編。
扉絵ではマネージャー然としたポーズを取っており大変よろしいですが、本編での格好はラフな感じ。
というかこの4コマ、オチのボケを三葉ムツミがやるのかよ! 意外だったし3,4コマ目の繋がりも上手いよねー。感心した。
氏家ト全先生が 『コボちゃん』 とか 『ののちゃん』 みたいなネタを!? と思った。

次の 【お掃除マスター】 では津田コトミがお掃除中。入部動機通りに家庭科実技の経験値上昇中である。
一方掃除の話題でも、七条アリアは掃除機を使った○ナニーの話題を繰り出して、下ネタの経験値はきっと上昇中だ。
モラルのレベルは下がっているかもしれない。
掃除機○ナって男性では聞いたことあったけど、検索してみれば女性でもしている人がいるみたいねー。
ちなみに洗濯機がガタゴト揺れることを利用した洗濯機○ナもあるらしい。

バトル漫画に登場する糸状の武器、「鋼糸」 とも言うものなのか。ワイヤーとしか認識していなかった。
【アサシン コトミ】 、鋼糸だったらほつれた柔道着を直すより、むしろ物をバラバラにするための道具だよw 正反対の用途だ。
ツッコミ入りそうなポイントだけど、萩村スズはバトル漫画とか読んだりしないだろうからか、完全スルーだ。
つーかお裁縫の経験値かせぐチャンスが横取りされてるな。まぁ今後いくらでも裁縫の機会はあるだろうけど。
っていうか、津田コトミが家事系の腕前をあげたくてマネージャー始めたこと、萩村スズは聞いていないって描写かも。

たとえば "プロレスごっこ" と言えばだいぶ下ネタ的なニュアンスの強い言葉ですが、
柔道で使われる "寝技" も同様に下ネタとしても使われる言葉だよね。
その辺のところについて 三葉ムツミはどう思っているのか聞いてみたいな……でもきっと恥ずかしがったり怒ったりするのだろうな……
そう思ってたら、【伝承者】 では三葉ムツミが "裸締め" と称して "あすなろ抱き" を津田タカトシにさせよった!!
えっ、三葉ムツミってそういう事感じだったのかー。
いやまぁ、本来得意な固め技で津田タカトシとガッツリ密着しない辺り、恥じらいは充分に残っていそうですが。

ラスト2本は洗濯の話。
【おおせの とおりに】 、たしかに 「全部洗っといて」 と言えばこうなりかねないよねぇ。
つーか、今まで下ネタサイドの人物がいなかった柔道部に津田コトミがやってきて、下ネタで翻弄される未来が充分に予感させられるネタだ。
中里チリや海辺ナナコが下ネタボケに直面したときどうリアクションするのか? 大変楽しみですね。
【正直者】 、この後体操着やら保健室でパンツやら借りたのかもしれないけれど、
パンツを穿かずにきちんと制服に着替える三葉ムツミたちもだいぶ正直者だと思うのだよな!
スースーしている格好に困惑中の柔道部部員はもっと見たかった (ゲス)
むしろ予期せずノーパンで過ごすことになった三葉ムツミと中里チリの様子が描かれただけで貴重だとは分かっているけど!
トッキーや海辺ナナコはどういう表情してるのかなー。

今週の感想終了。
津田コトミのマネージャー編は今回だけだろうと正直思っていたのですが、
最後に柱アオリを読んだら 「ムツミと時さんにコトミが加わって、いよいよ濃いキャラが揃ってきた柔道部から目が離せません。」 とあり、
どうも正式に津田コトミは柔道部に入部した様子。これにはかなりビックリした。

そして何と次回は、「★次号、第20号はKC第13巻発売直前一挙2話!!★」 とのこと!
やったね4月13日には 『生徒会役員共』 が一挙2本立てで、4月15日には単行本13巻が発売だ!
おいおい来週は氏家ト全先生祭りかよー? 嬉しいねえ。

2016.04.16:追記
この週の週刊少年マガジンの目次ページでは、左下にあるイラストが魚見さんだった。
「#370」 【よくきく音】 1コマ目の受話器を耳に当てているコマの魚見さんである。一応記録しておく。

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