番外編 授業参観でハマナカ

登場人物
濱中アイ 小久保マサヒコ 中村リョーコ 天野ミサキ 的山リンコ 若田部アヤナ マサヒコ母

感想
・9月18日売りのマガジンスペシャルにて掲載された話。
単行本では「044」の後に配置されてましたが、掲載時期では「053」と「054」の間になります。

・普段の6人に加えてマサヒコ母も登場。更にミサキ母が2度目の登場を果たし、
リンコがそのまんまに成長したような感じの、リンコ母(姉かも)らしき人物も登場。やたらと人物が多い。

ついでに担任の前田先生が2度目の登場だ! スゲェどうでもいいぜ!

・気になるのはミサキ母の眼の色。
氏家ト全マンガでは、登場人物の眼の色は基本的に黒。しかしここでのミサキ母の眼の色は黒くない。
他に眼の色が黒くないキャラは、妹は思春期に登場するアメリカ人のマリア先生だけ。
「眼の色が黒くない=外人を表している記号」と読み取れないだろうか。
つまりミサキ母は外国人なりハーフなりで、純日本人ではないと思う。

加えて言うなら、ミサキが金髪なのもそう考える根拠。
ミサキ母だけなら単に染めているのだと思ったけど、
娘のミサキが幼年期から既に金髪だというのは、元から金髪が地毛、つまり遺伝なんじゃないだろうか、と。
ミサキの言動を見ていると、自分から染めているようにも思えないし。

簡潔に書くと「金髪で眼が黒くないから、純日本人ではない」。
自分でも乱暴すぎるとは思うが、
氏家氏のマンガの登場人物の黒髪率・黒目率見てると、そう的外れにも思えなくはないだろうか。

とか何とか書いたけど、これが実は「ベタ塗り忘れただけ」なんてオチだったらどうしような。
つーか初登場の「013」では黒い瞳をしていたんだよなぁ……
まぁはっきりと示されてない以上、作者のみぞ知るって所にしか落ち着かないのだろうが。
また登場してはっきりさせてもらえればありがたいなぁ。

・アイは一人っ子だそうな。

・珍しいことに頬を赤くして照れるマサヒコ。
下ネタまみれのやり取りはしているが、
こうやって「君のことを生徒以上の存在として見ているからかな」と、
真っ当な告白かとの誤解を招く言い方されるのは初めてか。
「生徒というよりは弟として見ているのかも」と言われた後でもまだ照れている辺り、
例え中村からでも「好きです」言われたら本気で真っ赤になりそう。

ちなみに単行本では白黒になった関係で、頬の赤みが消滅。
照れているのが、若干伝わりにくくなった気がしないでもない。

台詞
・アイ
「つまり手を上げてない男の子はワキフェチで 立つに立てない状態なんですよ ムスコのムスコがたって」
これを教室中に響き渡るような声で言ったアイ。しかも握りこぶしまでして超自信満々。素敵すぎる。

・ミサキ&アヤナ
「淫猥!!」「風紀が乱れてるわ!!」
↓AA化もされてたこの話のオチ。職人さんってスゲェ。

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    /  乱   風   /                         〉      〈
    〉  れ  紀 〈   /  ̄ `ヽ               |   淫   >
    │  て  が /   イ /ハ l ハヽヽ    ,. -−‐ 、   」   猥   〈
    |   る     〈  //、リ レ'j⊥l l |  / /ハヽ l ヽヽ  |   !!    /
   /  わ     \ リ り 'tテ/ kl l イ /X V⊥ lハ|   |        |
    \   !!     /⌒丶ハ、r‐┐u/イ / 'l l > <lノnl  _>       /
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     r‐-───「「| |ミ、_ト-j\lハl|  _ノゝ⊥__ノ イlハ\
       `ー'´ ̄ ̄¬ブ LミV彡ヘ、   r‐'、/L_ノヽ リ ノヾ'
              く ∠ノ7^l l_,.イ.  〉 /トミl/彡(⌒l.
        __,. -‐'´\_ ∨/ |│ / んゝ亦‐<^T、 ヽ.
          ヽ、        ̄「 l l   `ーケ´ \j ∧`ー′



4コマ版 女子大生家庭教師濱中アイ‥‥で4コマ♡

登場人物
濱中アイ 小久保マサヒコ 天野ミサキ 的山リンコ 若田部アヤナ マサヒコ母

感想
・2005年3月31日に発売された、少年マガジンワンダーに掲載された話。
単行本では「067」の後に配置されてましたが、掲載時期では「079」と「080」の間になります。

・眼鏡アイ。それは1ページ目上段。「001」以来の眼鏡。
本編ではコスプレでもしなけりゃ見れません。

・全体の感想としては、さすがに4コマの方が手馴れているなぁとの印象。
正直濱中アイが4コマ化しても問題無いんじゃないかと思わざるを得ない。
まぁ、今までショートギャグで動くキャラクター達を見ていたから、多少の違和感は拭いきれませんが。
何より氏家作品全てが4コマでしか見られないのは勘弁だ。ショートギャグも見たいですよ、と。
やっぱこういう特別企画や、2巻みたいにコミックスのおまけで見るのが良いね。

・以下4コマ個別感想。
キャラ名そのままがタイトルになった4コマがあるけど、『小久保マサヒコ』だけは無い。

『濱中アイ』
まったくこのマンガは富にエロいですね。
いきなり発想がぶっ飛ぶアイの想像とその様子が超萌える。
こういう下ネタをやってる段階で、萌え分は既に充分量含んでいると思うんだけれどなぁ。
わざわざ直接的な萌え要素を入れ込まなくても良いだろうに。

あ、「エロならそれは萌えだ」とも「萌えならそれはエロだ」とも言うつもりじゃないです。
そういう発想をしているキャラが萌えどころって言うか。まぁいいや。

『中村リョーコ』
妹は思春期の「穴『ル』があったら入りたい」みたいなネタ。
この系統はもっと多くても良いような気がするけど実際はこの2本のみ。

『的山リンコ』
おろしたパンツを履き忘れるよりだだっこポーズの方が天然っぽい。

『天野ミサキ』
ミサキとの関係を兄妹的な関係だと思っているそうなマサヒコ。
その返答を受けてがくーと落ち込むミサキ。そのミサキを見てもマサヒコは何も気付かない。
本当に恋愛対象としては見てないんだろうなぁ。

オチは炸裂するアイのボケ。耳年間とはまた違うキャラクタですよと。
中村でもリンコでもこのボケは担当できないだろう。

『若田部アヤナ』
アヤナのスリーサイズで、バストとウエストの合計は145。
ミサキのスリーサイズで、バストとウエストの合計は127。
これって「バストでも負けてたのにウエストでも負けてた」から泣き出したのか、
それとも「ウエストでは勝ったけどバストの差が凄く激しかった」から泣き出したのか判断できなくない?
まぁ今までバストネタしか無かったから、多分後者なんだろうけどさ。

つーかアヤナのウエストを65としても、バストが80なんだけど。Cカップくらいありそう。

『濱中ドライブ』
1発目の濱中アイと同じ系統。
普段からこんなやり取りをやっているんだろうなぁと頭に浮かぶ。
一瞬、「アイは思春期の少年=エロと思っているというより、アイが思春期なのでは?」とも思ったけれど、
それだと「え‥ どっちに?」なんてセリフは出て来ないはずだよな。

『中村ドライブ』
実はこのネタだけ僅かに過去の話。
マガジンワンダー発売直前の「079」にて、既に中村は免許を取得してました。

それはさておき、現在の中村の異性関係は一体どうなっているんだろ。
本編を読む限りでは異性の影は見えないけれど、バックでイレる相手は今いるのだろうか?
このマンガ、スポットライトがマサヒコ達中学生から大きく離れることは無いため、
中村やアイやマサヒコ母の私生活は断片程度しか描写されず、
イレる相手がいないのか、それとも描かれていないだけなのかは判断不可。

『一部分』
女子同士って本当にこんな気軽に触れられるものなのか? いや本当それが疑問。

『むすべ』
セリフが超少ない異色4コマ。ミサキの一言に中村が一言。
妹は思春期含めてもこんなにセリフが少ないのは滅多にないですよ。
オチの対応はミサキらしい。

『この路線はいかが』
オチの体操着姿も良ければ、3コマ目のアイの表情も凄く良い。
写真を選出中のアイは何を思っていたのだろうとか妄想するとこれまた良いな。
何の目的に使われるかを(勘違いだけど)きちんと理解して渡しているのか?

それはともかく、3年1組の写真はいつのアイなのだろう。中学生か高校生か。
ちなみに濱中アイでブルマが登場したのはこれが初めてとなる。
マサヒコ達の通う東が丘中学はブルマではないので。

『命名』
どういう状況で飲酒してるんだとの疑問はさておき、
アイは酔っ払うと積極的に下ネタ言うようになる模様。中村化と言えるかも。
ただ中村と違って理性が働いていない状態な訳で、どこまで暴走するのかが見物。
この設定は後の「094」でも活かされてます。


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