#1 成り行き3人娘

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 柏木レイコ 小田 三瀬エリコ

感想
・という訳で。

アイドルのあかほん

巻頭カラー & 14ページ掲載 と 豪華な第1話。
アイドルのあかほん 連載スタート!!
『妹は思春期』『妹はひまわり組』『女子大生家庭教師濱中アイ』に続く、氏家ト全氏の4本目となる連載です。

舞台となるのは芸能事務所。
生き馬の目を抜く芸能界を 厳しく描いていけるのか?
と思ったら 「この漫画は芸能界の裏側を全然切り込んでいませんがよろしくお願いします。」 と巻末コメントで先制。
これまでの作品同様、まったり系ギャグ作品の方向性らしい。

・登場キャラも まったり系。第1話で登場したのは この6人。

飯田シホ
噛み癖のある13歳。
現在 ただ1人の下ネタ担当キャラ。
『妹は思春期』 の城島カナミと違って、「発想の根幹すべてが下ネタっぽい」 というより 「下ネタ大好きな普通の子」 って印象だ。
「見てよ 床入り前の身体に5つもマメできちゃった」。
そう言って見せてくれた足には マメは4つしかありませんでしたとさ。

アイドルへの憧れは人一倍強いようで、その為には 枕営業もいとわない勢い。
「私なんてスカウトされやすいと言われるスポットに 5年通い続けても声かけられなかったのに‥‥」 って、8歳の時から通っていたのかよ!
今回はめでたくオーディションに合格しての所属決定。

有銘ユーリ
芸歴9年の10歳。小学5年生。
元 栄光プロダクション所属で、かつては子供タレントとして活躍していたとか。
二言目から 「まだ生えてませんケド」 とか言い放ち、天然系の下ネタキャラかと思ったけれど、
メンバーの中では最も頼れる常識人キャラの様子。
とは言え まだまだ10歳児、飯田シホにガンガン振り回されそう。

如月カルナ
ローテンションな16歳。
芸能事務所所属が決定しても 喜んだりしないくらいローテンション。
特別驚かないのは、何事にも無関心だからなのか?
それとも自分によほど自信があって 当然だと思っていたからなのか?

下ネタへの反応は冷ややかで、飯田シホと絡んだ時くらいしか下ネタしてくれなさそう。
魚で例えるならマグロっぽいな。それは魚の例えじゃないが!

柏木レイコ
芸能事務所 「レイ・プリンセス」 の女社長さん。
かつては自身も芸能人だったような外見だ。
社長という立場上 出番はあまりなさそうだけど、レイ・プリンセス総出のイベントとか設けてもらって登場してほしい。

小田
こわもて系のお兄さん。
如月カルナをスカウトしたのは小田さんなんだとか。警察に通報されそうな光景だ!
「恐い外見とは裏腹に、趣味は押し花」 あたりがお約束のポジションだが、一体どんなキャラなのか?

下ネタをやるなら M男ポジションにしか落ち着かなさそうだな。
だってM男以外だったら、どんな下ネタでもギャグにならない絵図になるよなぁ。
サドネタ・鬼畜ネタ担当したらマジで危険。少年誌では展開できない話になっちゃうよ!
ちなみにこれを書いてる現在 話は 「#4」 まで進んだけれど、一言たりとも喋ってません。
っていうか 「#1」 の1話にしか登場していないし。如月カルナをスカウトした時のエピソードは 是非描いてほしいところ。

三瀬エリコ
ドジっ娘にしてメガネっ娘。
きっと口癖は 「えっと、えっと」 な お姉さん。
企画経理担当なのに、新人をトリプルブッキングさせてしまう奇跡の腕を誇るぞ!

下ネタ的には 見たまんまに受けっぽいが、やっぱり弄られキャラなのか?
ショタコンネタが出てくるのなら 三瀬さんが担当しそうでもある。

・写真集の広告として 「東シズカ」 、ポスターとして 「Mai Koike (小池マイ?)」 の売れっ子アイドル2人が姿を見せている。
2人とも これまでの氏家作品では見なかった感じのキャラなので、ストーリーに絡んできたら面白そうだ。
特に 「Mai Koike」 は、いかにもなアイドル的美少女!
素朴系キャラが多い氏家マンガでは珍しい存在だが、今後はこういう路線のキャラも増えるのかもしれない!

っていうか 「Mai Koike」 はレイ・プリンセス所属の先輩アイドルでもあるし、
いつか登場してくれる可能性はかなり高いんじゃあないかと! 真面目な先輩ポジション辺りで参加してほしいなあ。

・ 「飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ の3人はトリプルブッキングだったという衝撃の事実があったりした後に、
3人でユニットを組んでデビューすることになりました」 というのが 「#1」 のストーリーまとめ。
柏木レイコ社長 直々命名のユニット名は 「トリプルブッキング」 ! そのまんまだ!

・氏家作品キャラの隠された共通点と言えば 「苗字の元ネタは野球選手」 。
この共通点、もちろん今作 『アイドルのあかほん』 でも通用するはず。
飯田シホは 「飯田 哲也」 、
有銘ユーリは 「有銘 兼久」 、
小田は 「小田 智之」 、
三瀬エリコは 「三瀬 幸司」 、
如月カルナは……

って、如月と柏木 って野球選手がいねえ!
柏木は プロ野球審判員の 「柏木敏夫」 がいるけど 野球選手じゃないしなあ。
『アイドルのあかほん』 では プロ野球選手から苗字を取らなかったのか?

それとも何かの伏線になっているのだろうか?
「実は 如月カルナと柏木レイコは芸名で、本名は別にある」 とか。そうだったら見事すぎる伏線だが……今のところ謎。

・これまでの氏家作品では 新キャラが登場した回からキャラの掘り下げが始まったけど、
『アイドルのあかほん』 では、先に出せるキャラを出せるだけ出して 後々にキャラ内面を注入していくパターンを採ったみたい。
「#1」 は キャラ+世界観紹介 に終始していたけど、今までの氏家マンガとの差異に期待を膨らませたい回だ!



#2 こんにちわマネージャ

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ(初) 柏木レイコ 三瀬エリコ

感想
・『アイドルのあかほん』 第2話目。
「こんにちわマネージャ」 のタイトル通り、 「#2」 はマネージャーさん初登場のお話です。

登場したのは 正統派美形男子、糸田ヒロキ。23歳。
自分の事務所の名前を覚えていない 気のいいお兄さん。好みのタイプは 巨乳のお姉さん! 貧乳のガキに用はない!!
扱いは 『濱中アイ』 で言う 小久保マサヒコ。飯田シホと 柏木レイコに振り回されまくり。
柏木社長いわく 「小田はスカウト向いてないから あんた雇ったんだから」 。
営業担当とのことだが、小田さんも営業なのだろか。

あと勢いで 「金髪のお兄さん」 とか書きそうになったけど、金髪なのか茶髪なのかは分かんねえ。早く単行本出してくれ!
そして苗字がいきなり変わったご様子。
「#2」 では 井戸田ヒロキ だったけど、 「#3」「#4」 では 糸田ヒロキ に。ちなみにどっちの苗字も野球選手にはいません。

・そういや氏家ト全作品を読んでの感想で、
「あずまきよひこ作品に近い印象受けた」 とか 「エロネタ版あずまんが大王」 みたいな印象を受けた人が多いとか少ないとか。

俺は初めて氏家作品読んだ時の印象は 「男性作者版ももいろシスターズかな」 って印象だったので、
あずまきよひこマンガっぽい印象は受けなかったんだけど ( 『あずまんが大王』 は読んだ。 『よつばと!』 は読んでないです) 、
『アイドルのあかほん』 の 「#2」 の3ページ目、
「つかぬコトうかがいますが何歳ですか?」「え 23」「ユーリは――‥」「10歳」「私は 13歳」「タイホだ――!! インコーだ――」

この流れは スゲェあずまきよひこ氏の作品っぽい流れだな。。。
有銘ユーリがぼんやり見てるのもそれっぽい。

直後の 「いってぇいきなり何をする!?」→「なめるな オレは巨乳のお姉さん好きだ!!」→(殴打) の3コマもスゲェ空気似てるし。
糸田ヒロキのボケ返し部分だけしか 氏家ト全作品っぽく感じない。
っていうか飯田シホが 「(とも+神楽)÷2+α」 なキャラにしか見えねえ。早いとこ もっとキャラを立たせてほしい。

・柏木レイコ社長の適当っぷりがいいなあ。 『濱中アイ』 のマサヒコ母とはまた違った適当さ加減で良い。
でも 「マネージャーすら新人のユニット 「トリプルブッキング」 、頼りどころは小学5年生」 ってのは適当すぎると思う。
「彼女達と一緒に現場で仕事覚えていきなさい」って……自身もかつては ぶっつけ本番でこの業界に馴染んでいったとか?

・「レイ・プリンセス株式会社」 は 池袋駅近辺にあると判明。
「#2」 だけでは 「池○駅」 としか分からないけど、「#1」 の、所在地:東京という情報と合わせれば 候補地は 「池上駅」「池袋駅」の2つ。
そして 「池上駅」 には東口が無い様子なので、「池袋駅」 だと思われる次第ですよ。

・「オイオイこーゆー時は生理用品だろォ 私ナプキン派だから」
氏家作品ってタンポンネタが非常に多いからか、一瞬何を言ってるのか分からなかった。いあ、スゲェどうでもいいけど。
とりあえず下ネタ的には タンポンを何かに見立てるネタは控えめにします って意思表示とも読み取れるな。深読みしすぎればだが。

・ちなみに今回は8ページマンガ。
ハイテンションな日記でのアイドルのあかほん感想では 「8ページマンガだ!」 とか書いたんだけど、
次回以降は6ページマンガとなった次第。

・週刊少年マガジン公式サイト 「マガメガ」 で アイドルのあかほん壁紙がダウンロードできるようになってたよ。



#3 こんな私ですがよろしくお願いします

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 三瀬エリコ

感想
・さくさく分からないことだらけだった第3話目。
ページ数が 「#1:14ページ」「#2:8ページ」「#3:6ページ」 と移行してきたので、
掲載当時は何ページマンガなのか分からなかったのです。

加えて柱の登場人物紹介にて、井戸田ヒロキ だったはずの名前が 糸田ヒロキ に変更されていたり。
同時に 飯田シホの年齢が 19歳とも誤植されていたので、苗字変更は 誤植なのか設定変更なのか 確証が持てない事態となってました。
「#4」 では 飯田シホの年齢だけ修正されていたので、糸田ヒロキの苗字変更は設定上での変更だと思われたらば、
「#5」 では 再び 井戸田ヒロキ に。どっちが正しいのかは分からない次第です。

・そして本編は、ホームページに載せるためのプロフィールを書く お話。
「名前」「年齢」「生年月日」「身長」「体重」「3サイズ」 、
「趣味」「特技」「出身地」「デビューのきっかけ」「チャームポイント」 を書いたり。
これら以外の項目は見えなかったけど、他には 血液型とか好きな食べ物とかが お約束の項目っぽい。
時勢を反映して、そのうち 「トリプルブッキングのブログを公開しよう!」 みたいな話も見れたら面白そうだなあ。
っていうか実際に公式サイトで プロフィールとか掲載したら面白いのに。

実際に確認できたプロフィールは、
飯田シホが
「身長:151cm」「体重:ヒミツ♡」「チャームポイント:瞳」 、
有銘ユーリが
「3サイズ:60・60・60(サバ読み込み済み)」「チャームポイント:笑顔」 、
如月カルナが
「名前:如月カルナ」「生年月日:8月20日」「身長:156cm」、
「体重:48kg」「3サイズ:知りません」「趣味:(読?)書、映画鑑賞」そして 「チャームポイント:ま○こが綺麗だといわれます。」 。

○ に入るのは 「な」 ですよ?

とりあえず、如月カルナの誕生日 8月20日 以降に年を重ねるのかが注目どころ。
もし 17歳になっていたら、『アイドルのあかほん』 は リアルタイム進行マンガだってことですよ!
今現在は 実際の季節しかマンガ内に反映されていないけど、
果たして 『濱中アイ』 同様に、年月もまた反映されるのか? それが明かされるのは 8月23日発売の少年マガジンか! わくわくして待つよ!

・「そんなコト もろちんわかってるわよ」
分かりづらい噛み方きたわぁ。
口に出したら一発だけど、文字で書いたらスゲェ分かりづらいと思う。もろちん。有銘ユーリのツッコミで 気付いたし。
そのうち おちんこでるくらい 露骨な噛み方もしそう。

・「Mai Koike」 のポスターが変わってた。
水着ポスターから香水ポスターに貼り直し。 「#1」 で 穴が開いたせいでしょか。
いや 「登場するたび新規ポスターに変わっている」 というネタもあるかも。「Mai Koike」 本人の登場はずっと後とかで。

・そして 「#3」 のメインとなるのが、如月カルナの顔芸な訳ですが!

加虐嗜好をくすぐられる顔

うああああ。。なんとも これは、もう、あれだッ。近年 稀に見る 加虐嗜好をくすぐられる顔 じゃアないか( ´∀`)
そうですね、俺はどちらかと言えば被虐嗜好の方が強いのだけれどもッ、
これは、もう、俺に修正ペンを押し当てさせてくれ と叫びたい次第だ!(*゚∀゚)=3

まぁ それはさておいて、見るべきは 職人芸たる修正液の垂れ具合ですよ!
普通のギャグマンガ家には 不必要なほどの描き込みぶり!
っていうか氏家ト全先生って メガネへのこだわりが凄そう。ネックレスの適当描写とは雲泥の差だよ!
「メガネ + 液体」 の描写も 妹は思春期の時からしっかりしてたしさあ。眼鏡フェチなんじゃないかと思ってしまうよ。

・今回 如月カルナは、
「出身地:カルン星」「デビューのきっかけ:宇宙船が地球に不時着してしまったの。」 と書いた挙句、
その理由に 「キャラを立たせようと思ったんですが」 と のたまう始末!
いや、これは、もう、、ぎにゃーだ! やばいくらい素敵に素敵過ぎるじゃないか!
このコマの疑問顔もまた天然っぽいっし。たまりません。

・その他に1ページ目で、井戸田ヒロキのネクタイに触れる飯田シホもいいなあッ。
「お 今日はスーツ?」「営業のかえり」 というセリフのなんか良い感じに加え、
意味も無くネクタイに触れる無邪気さが、ええ、それはもう全く良いのではないかと思う次第です。

・そして大トリを務めたのが 三瀬エリコさんであるわけですが、
「ま○こが綺麗だといわれます。」 を見て、思いっきり震えてしまう次第でぎにゃー。

そうだね、可能性だけ考えるなら
  1.HPに掲載できないふざけた内容で 怒っている
  2.濱中アイの初期のアイみたいに 突然のエロネタに対応できないでいる
  3.妹は思春期の金城カオルみたいに ピュアピュアなので羞恥心を感じている
  4.妹は思春期の小宮山先生みたいに 下ネタ好きなので笑いを堪えている
  5.妹は思春期のマリア先生みたいに ハァハァしてる
と、5パターンくらい思い浮かぶけれど、
これはもう、どう見ても 「20数歳にして 「ま○こ」 の文字に動揺してしまうくらいピュアピュア」 だって話じゃないですか!
まぁ 「5」 のパターンになったらそれはそれで素敵だけれど、
ここは素直に 三瀬エリコさんのピュアピュアぶりに期待したいよ!



#4 売り込み

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 三瀬エリコ

感想
・ぱふぱふー。ノットぱふぱふ。
『アイドルのあかほん』 第4話目なのです。

「#4」 は、出版社へと営業に行くこととなった お話です。
1ページ目から いきなり枕営業ネタ。
枕を片手に 「よし行こうか」 と言い放つ飯田シホが エロスの極みじゃあないか!!

視覚的なエロスは左脇しかないものの、
枕営業に ためらいを見せないその誘い方は、、あああ、もう、なんだこのエロマンガはッ!(*゚∀゚)=3
さすがに 「処女作」 や 「繰り返し」 や 「生理食塩水」 に反応するような年齢じゃあないけれど、
小学生・中学生には刺激が強すぎるんじゃね? と思ったよ。

・レイプリンセス芸能事務所 は、中堅の芸能事務所なんだとか。
それを判断したのは 小学5年生の有銘ユーリで、
マネージャーの糸田ヒロキは聞いてただけ。「お前もっとがんばれ」 の突っ込みには笑ったよ。
糸田ヒロキが レイ・プリンセス入社前は何をしてたか気になるけど、年齢からして学生だろか。

ちなみに 「#5」 では 井戸田ヒロキだった糸田ヒロキだけど、
今回 「#4」 の登場人物紹介では 「#3」 と同様に 糸田ヒロキ 。
「#3」 から 飯田シホの年齢間違いだけが修正されたので、この時は 設定変更だな、と思ったものです。

・それはともかく、「#4」 は 有銘ユーリ主役回。
トリプルブッキングの目標決定や、
モデル出演 & オムツのCM出演 経歴披露で 先輩ポジションを通せるかと思いきや、
一転して飯田シホのペースに飲まれてござい。
「そ そーか ユーモアって必要だよね」 と誤った理解を深めている間に、
当の 飯田シホは 「あ ケータイの電源切っといた方がいいよね」 と超スルー。飯田シホ素敵すぎる。

そして出版社の挨拶でも、
「飯田シホです 体力と精力は負ける気しません!! 絶倫です!!」
「有銘ユーリです カミソリに負けません!! 剃る必要ないので」 と シホ色に染まったまま終了。
この時の糸田ヒロキの 「もうダメだ……」 って表情が良い。

・飯田シホ 「だから私は 若者の性が乱れてる今の世でもバージンよ あえて」
有銘ユーリ 「私も見習わなきゃ」
如月カルナ 「あの 脱退ってできますか」

文面だけ読むと、まるで 「バージンじゃないから脱退したがっている」 みたいな 凄い大オチ。
しかも有銘ユーリに至っては、「バージンなのを見習う」 とも読める 危ない発言。10歳児だってのに! PTAが飛んできそうだ。

しかしさすがにそれはアレなので、
ここで 現代の若者の乱れた性について、『妹は思春期』 の 城島カナミの意見を参考にしたい。

純潔

つまり 有銘ユーリの発言も、「前の穴の純潔は守らなきゃ!」 って意味ならハッピーエンドです。どっちにしろPTAコースだが。

・最後にトリビア。
東京都幼小中高心障性教育研究会の資料によると、
中学1,2年生女子の初交経験率は ここ20年で約 3パーセントらしい。
ちなみに16歳 (高校1年生) は、ここ20年で約 13パーセント。



#5 初仕事

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 小田

感想
・そんな訳で 『アイドルのあかほん』 はもう 「#5」 の訳ですよ。早いなあ。
『女子大生家庭教師濱中アイ』 なら天野ミサキが登場した回な訳ですが、
『アイドルのあかほん』 は登場キャラが7人もいたので、
物語は着々と進みつつ、「#5」 もキャラクター紹介話です。

「#5」 でメインを務めたのが 如月カルナ。
いきなり大オチの感想になるんだけれど、

トリプルブッキング

っていうか誰だよ!
 

笑顔如月カルナ

 
だから誰だよ!

「カルナは嬉しくって笑っても やっぱ眠そうな顔してるキャラだったら良いなあ」 とか、
「笑顔は見せない方向性で進んでほしいなぁ」 と思っていたら 何この逆転劇。

っていうかメイド服が来た時点で、如月カルナ + メイド = めどいさんネタが来ると思ったのだけれどなぁ。
『妹は思春期』 で 「それなんてエロゲー?」 言わせた過去もあるし、「めどい」 と呟く如月カルナメイドが来ると思っていたらこれだ。

ちなみに俺はメイドさんの良さが分からないタイプなんだけれどもね、
チンする食事に、しあわせを。 とか めどいさん は凄く良いと思うんだッ!
だから如月カルナが 「そこが売りなのよ」 って言いつつに両手のひらを回してくれたら、それはとても良いと思います。

話それた。
笑顔について、如月カルナは 「作り笑顔は得意なんで」 とコメント。
この時の如月カルナがあまりに無表情なので笑った。
「心配ないと言った以上 「口だけだ」 と思われたくありませんでしたから それに仲間の足ひっぱりたくなかったし‥‥」 とも。
大オチである 口だけカルナの笑顔がスゲェ。

・話は戻って 「#5」 は、グラビア撮影のお仕事をする お話です。
有名どころの 「プレイマガジン」 新人アイドル発掘企画を、小田さんがゲット。
小田さんは営業マンとしちゃ優秀らしい。またもセリフは一言もしゃべらなかったけど。
編集のアオリ文は 「キレイなうちに 撮っておこうよ♡」 と、またもエロ系。

・グラビア撮影は、水着ではなくメイド服で。
「実は水着映えしないからとは言えない‥‥」 とは糸田ヒロキの心の呟き。
っていうか10歳児の水着グラビアは倫理的にまずいんじゃあないのだろうか。
最近のグラビアアイドルが 普通に俺より年下で愕然とする今日この頃だけど、小学5年生って良いのかな。知らないが。

これにあたってのメイドコスが、
如月カルナ & 有銘ユーリは 「かわいー」 とか 「本物のメイドさんみたい」 とかそんな感じなのに対し、
飯田シホのは 「馬子にも衣装だよね」 って感じで、微妙に似合ってなかったのがたまらないよ! エロくは無かったけど。
いかにも 「コスプレで着せられてます」 的で、絶妙だ。

・「じゃあまず ご主人様をお迎えするような感じをやってみようか」 。
このセリフから連想した 「ご主人様」 が、飯田シホは 「SM女王様」 で 有銘ユーリは 「ギャルゲー主人公」 。

「10歳児がギャルゲー主人公を連想するのは不自然すぎるし、逆な方が自然じゃないか?」 と思ったけれど、
ギャルゲー主人公を思い浮かべるのは、『妹は思春期』 の城島カナミみたいな完璧に下ネタに染まったキャラだろうので、
「飯田シホは下ネタキャラだけど、カナミレベルまでに染まりきったキャラではない」 との意図があるのではないかと思った。
飯田シホは 「下ネタ大好きな普通の子」 だと捉えているのだがどうだろう。

・あと 「#5」 では、糸田ヒロキの名前が 井戸田ヒロキに戻ってた。苗字全く安定しません。

・そして最後に 「#5」 掲載の週刊少年マガジン32号にはもう1つ見所があって、
それは、金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件。
以下、思いっきり犯人バレてます。注意。

あらすじ。
金田一が富士の樹海でとりあえず連続殺人事件に巻き込まれたんだけど、
その中の登場人物に こんな2人がおりました。

氏家貴之、濱秋子

「氏家貴之 に 濱秋子 かぁ。何か 氏家ト全先生と 濱中アイっぽいなぁ」 。そんな感想を抱いた俺。

濱秋子は 濱中アイと顔や名前が似ているだけでなく、髪留めも 髪留めの位置も また共通点。
氏家貴之は 塾講師としての登場なので、
氏家ト全氏と同じく 「氏家先生」 と呼ばれていたのでありました。
加えて トリビアな話ですが、
掲載初回の読み切り版 『妹は思春期』 では、氏家ト全氏は氏家邦貴という名前だったのです。

「じゃあ氏家ト全氏は 氏家貴之とそっくりなんじゃねーの?」
そんなバカげた妄想も交えつつ、ニヤニヤしながら読んでた訳ですよ。

そして犯人が判明したわけですが。

2012.05.13:画像削除&追記
この2人がダブル犯人でした。
2012.05.13:画像削除&追記終了

ええええええええ!

いや、よりによってその2人を犯人にするなんて!
「何があったかは知らないけれど、氏家ト全先生と濱中アイが元ネタの可能性は高くなったよねー」 とか それはともかく、
結論としてはこれ。

「氏家ト全先生の旧ペンネームとは1文字違いのキャラと、先生の代表作の主人公にそっくりなキャラが犯人」

どう見ても意図的だ!
氏家ト全氏とさとうふみや氏の間で 何かあったのかと疑っちまうよ!



#6 アイドル的サイン

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 小田

感想
・『アイドルのあかほん』 6話目にして描かれる 飯田シホの学園生活。
シホはシホ風シホなりに アイドルの時と 裏表無く女子中学生している感じ。自分で 「プレイマガジン」 持って来てた。

・という訳で、タイトル通りにサインを開発する お話。
「とりあえず今日は宗教上の理由で書けないってうまくごまかしたが」 「それバレてると思うよ」 、
「おーいムッチー サイン書いてやるぞ――」 「あ 考えてきたんだ」 の流れや良し! 素直ツッコミで良いじゃないか。

そして有銘ユーリ的サイン。

「χリ」 で ユーリ

上手いデザインだなぁと 素で感服。「χ リ」 で ユーリ かぁ。
それを 「見事なミミズ文字」 呼ばわりする 飯田シホ。
如月カルナに至っては 「アレって字に自信がないからわざと下手に書いてるみたいで嫌だわ」 って、酷ェ!

ちなみに氏家ト全氏自身のサインは、↓ の通り、ウジイエトゼンとそのままカタカナらしい。如月カルナの意見が一番近いっぽい。

ウジイエトゼン

・再度登場、小池マイ。
今度は写真集での登場。やっぱり正統派アイドルっぽいな。小池マイ的サインもあるよ!

順序は逆転したけれど、「Mai Koike」 は 「小池マイ」 で良いと判明。
ずっとローマ字だったら どうしようかと思った。
ちなみに苗字が小池の野球選手は、小池秀郎小池正晃 などの方がいます。

そしてまたもやセリフの無い小田さん。 吹き出しすら無い。 「#1」 の 「‥‥‥」 が、最初にして最後。

・如月カルナの 伸ばしてる爪が気になるー。飯田シホも伸ばしているんだけど。
というか氏家ト全作品 登場女性キャラって、大抵 爪を伸ばしていたような。
有銘ユーリや 三瀬エリコさんの爪も長かったなら、それは抱いているキャライメージと違う感じ。 柏木レイコ社長は伸ばしていそう。

「氏家先生は長い爪の方が好きなのだろうか」 とか一瞬思ったけど、普通に 「長い爪のが描きやすいから」 とかだろうな。
俺は短い方が良いなあ。切りたいよ。そして削りたい。

・「飯田シホがサインを頼まれる」 って事で、その友人たちが登場。
髪留め付けた子だけ名前があって、その名は ムッチー。
村内さん って可能性もあるが、「鞭捌きが上手いからムッチー」 かもしれません、とか。乗馬部って事で。

・「女のコっぽくて 見る人のハートを射止めるような‥‥‥‥」
紆余曲折の末に出来上がった 飯田シホのサインが ↓ これ。

♂♀シホ

どう見てもアレです。本当にありがとうございました。

アレ

一応解説すると、「♂」 が 「♀」 を貫いてる図柄です。
俺が初めて見たのは ルパン3世でだけれども、何処発祥のネタかは知らない。男性器をオットセイに見立てたネタも来るのかな。

・ラストの 飯田シホ的サインを紙ヒコーキにして飛ばす ムッチーが素敵過ぎる。
こういう無言突っ込みも好きなのだが、青春仕草っていうか いかにもな中学生らしい仕草が良いじゃあないか!(*゚∀゚)=3 たまらんね。



#7 かんで何が悪い

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 小田 三瀬エリコ

感想
・サブキャラクターにスポットライトが割と当たった 第7話目。
柱の登場人物紹介では取り上げられない、柏木レイコ社長が 素敵な感じだ!
この調子なら、レイプリンセス芸能事務所メンバーがメインの話もそう遠くない! といいなあ。

・ 「トリプルブッキングに取材が来たので、飯田シホの噛み癖を直そう!」
というのが 「#7」 なんだけど、
この際の 柏木レイコ社長が良いと思う訳ですよ。

天然入ってるっぽくて素敵

ポジティブなのか、天然なのか!
練習風景ずっと見てたのに、「噛み癖そのままに笑いに変えろ」 との大胆発想! むしろ無謀!

ていうか子供っぽいのだろうか。ともかく素敵だ

画像の順序は前後するけれど、アイス食べてる柏木社長も良い。
幼さ・あどけなさ を感じさせるのが たまらないじゃあないか!

また このアイスがネタには絡んでこない、無くても問題無いアイテムだってのがいいよね。
ネタとは絡まない どうって事ない日常的な仕草でこそ、キャラの魅力が生まれたりするんだってば。

っていうかきっとこのアイスは、糸田ヒロキがトリプルブッキングのために買っておいたものなんだよ!
そして如月カルナだけが 「アイス要らない」 とか言ったんで、それを柏木レイコ社長がもらったのだ、と!
それでアイス頂く際には割と素直に喜んだりしたんだよ! とか、如月カルナだけアイス食べてない理由を脳内補完をしてみたよ。
まぁ 前半2行はともかく、3行目前半は完全に俺の希望なんだけど。
つまり、アイスがボケに使われてたら 「ネタのためか」 と捉えて、こうは思わなかっただろうなぁという話です。
後で出て来る 「有銘ユーリの好きな食べ物がマンゴー」 なんてのは、
どう見てもボケ目的の発言で、「マンゴーが好きなことによる有銘ユーリの魅力」 は生まれないしね。

・「てゆーか練習が必要なのはシホでしょう」
「何で?」
「あなたしょっちゅうかむじゃない」
「うっ ついにバレた!!」
「「ついに」と言うほど気づかれてないとでも思ってたの?」
という訳で本編、飯田シホの噛み癖の話。
糸田ヒロキを 「ヒロ君」 と呼んでいたり、「取材の練習つきあって――」 のだるそうな態度がいいよいいよ。

なお メインの取材練習は、
「今後どんなコトをやりたい?」 「そーですね 女優とかドラマに出てみたいでしゅ あ」 、
「理想の男性のタイプは?」 「えろですね いや‥‥えとですね たろりがいがあるしととか」 、
「プロフィールで動物好きらしいケドペットとか飼ってるの?」 「チンコです!!」 「インコね」 、
と散々だ!

そして練習の結果が ↓ こちら。

「じゃあ 最近何か失敗しちゃったコトとかある?」
「失敗ってゆーかわかりませんケド 私 しょっちゅうかんじゃうんですよね――」
「かむ? 例えば何を?」

 

チンコ!!

ちなみにこれが大オチ。
連載中の感想では そのまま貼るのは躊躇ったんだけど、まあいいか。

あと地味に 「失敗ってゆーかわかりませんケド〜」 のコマが必見。
カワイコぶってる飯田シホと 汗たらしてる取材記者の表情から、
これの前にもう 「チンコ!!」 級の失敗しちゃっただろうのが 容易に想像できて笑える。



#8 女子高生家庭教師

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 三瀬エリコ

感想
・っていうか、

どこの高校?

聖光女学院

 
アイドルのあかほんに聖光女学院来たーーーッ!
 

聖光女学院

聖光女学院と言えば、『女子大生家庭教師濱中アイ』で、
中村リョーコの出身校 & 天野ミサキの志望校として登場した高校だよッ!!
これって アイドルのあかほん世界と濱中アイ世界が同じ世界を舞台にしている って事じゃあないか!
とんでもない大仕掛けが出て来たわぁぁ!!

聖光女学院がアイドルのあかほんに出たって事は、つまりこれ。
『濱中アイキャラが アイドルのあかほんキャラと共演するかも?』 ってことだ!!
如月カルナの同級生として天野ミサキが登場したり、OGとして中村リョーコがやってきたりするかもしれないじゃん!
それに時間軸までが同じとは限らないから、「成長した濱中アイ達が出演する」 ってパターンもありだ!
少なくとも、聖光女学院の制服を着た如月カルナは見れそうだよ! こりゃ期待!

そしてもう1つ重要なことッ。それは 「濱中アイ世界と妹は思春期世界が同一かもしれない」 ってこと!

いつつば銀行

いつつば銀行 と言えば中村リョーコの内定先なんだけれど、
実は 『妹は思春期』 Vol.176 にも いつつば銀行通帳は登場!
つまり アイドルのあかほん・女子大生家庭教師濱中アイ・妹は思春期は同じ世界を舞台にしている って可能性があるんだよ!
そして 『妹はひまわり組』 は 妹は思春期と同一世界なので、氏家ト全作品は全て同じ世界の物語ってことになるのかもッ。
氏家先生は作品舞台の同一世界化に どんな仕掛けを用意しているのか!? こりゃ今後の展開がマジに楽しみだ!

・そんなこんなで、『アイドルのあかほん』 第8話目。
有銘ユーリのぽかーんとした表情 (1ページ5コマ目) や、
如月カルナのふっつーにだるそうな表情 (2ページ3コマ目) に愛着を持てるようになって
1コマ目 : 「高校どこよ!?」 「聖光女学院」
2コマ目 : 「一流ドコだーっ」 「え」 「自慢するなーっ」
みたいなコマ割になるだろうし、
これは 「聖光女学院 = 一流校」 の知識を前提とした & 聖光である事に意味を持たせた 描き方してると思う。

・大オチの 「子供にも知る権利あると思ったから‥‥」 は良いな。自分なりに頑張る様子がいいよいいよ。
しかしあれ、有銘ユーリの性知識観がスゲェ掴めねえ。繁殖ごとだと分からずに下ネタ言ってるって、どんなだ。
いや、だからこそ逆に 有銘両親は教えるのを避けてるのかもです。



#9 私達は見られている

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ

感想

・『アイドルのあかほん』 9話目は、これまでになくアイドルしている お話。
地方の海水浴場イベントの、ミスコンテストにゲスト出演する話。

タイトルが 「私達は見られている」 とかあって、スゲェ注目されるのかなあと思っていたら、
むしろ見られていなかった。素人の方がスポットライトを浴びてて あちゃーな話。

浮き輪付けてる様子をもっと強調していただけたら幸いです

「#5」 で 糸田ヒロキに 「実は水着映えしないからとは言えない‥‥」 とか思われてた彼女らだけど、
本当に水着映えしてなくて笑った。マジに予選通過者の方が華あった。
3ページ3コマ目の突っ立ってる 飯田シホとか、全然アイドルらしくない立ち方だし。
そして優勝は素人巨乳大学生。
こりゃ強い。おっぱいを制するものは世界の7割を制するそうです。嘘ですが。

・ 「あつい くそあつい 丁寧に言えばうんこあつい」
「シホちゃん さわったことあるの?」
「あなた達 両方間違ってるわ」
施川ユウキ作品 『サナギさん』 によれば、子供達は 「うんこ」 とかで大爆笑する存在ですが、
それにしても 文脈繋がって無さすぎだよ。開幕から不安になった回だったり。

という訳で 有銘ユーリがすっかり下ネタ要員になってきた訳ですが、
いやこのネタは…… OKなのか?
下ネタは大別して、「うんこ」 とかの下ネタと 性的な下ネタの2種類があると思うんですが、
ここの下ネタは前者側で、氏家作品の下ネタではない方だよなあ。
俺としては、氏家作品では後者側の下ネタを見たいです。

・ 「誰か一人飛び入りでどうかって」
→ 71 (ナイ) 番
→ 「こんな数字胸につけるなんて 羞恥プレイにもほどがあるわー!!」
久しぶりに胸ネタ来た。
『女子大生家庭教師濱中アイ』 後期では頻繁に見られた貧乳ネタですが、
『アイドルのあかほん』 では 巨乳キャラがいないせいか、あんまり見ない。
かつて貧乳ネタが連発されてた頃には食傷気味になったせいもあり、また貧乳ネタが続くのかと恐れたけれど、
とりあえず 「#17」 現在まで、貧乳ネタは見られないです。

ちなみに 71の番号札は、飯田シホがパレオに付けて出場。そうだね、俺は要らない下ネタを妄想したよ。

・如月カルナは1人暮らしだとか。16歳にして1人暮らし。
それは 「#10」 で焦点が当てられるからさておくとして、
今回の如月カルナは、開幕 衆人環視の場面なのにしかめっ面。
さすがにファンの少年と握手する時は笑顔だったけど。

・ラストは 飯田シホがファンの少年に 「でも手はちゃんと洗わないとイカ臭くなっちゃうよ」 とか言い放つひどいオチ。
「どうせいやらしい目で私達を見てるんだろ?」 みたいな意味合いじゃん。
純粋っぽい少年になんてひどいことを。結局、とりあえずのファン1人目を失ってしまった様子。真面目に不安だ。



#10 アイドル的一人暮らし

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 三瀬エリコ

感想
・『アイドルのあかほん』 第10話。
この回は、事実上 掲載順位が後ろから2番目で、
連載当時は 「『ぼくらの戦国白球伝』 は、普通に原稿描いていたら、いきなり 「次で終わらして」 って言われたんだ」 とか、
「数本あるショートマンガ枠を縮小して通常マンガ枠に充てる とかいうパターンにはならない事を祈りたいよ」 とか書いていたけど、
これ書いてる10月22日現在、まさかあんな事になるとはね。

「#10」 掲載号のマガジンが8月23日発売だったので、
「8月20日生まれの如月カルナが17歳になっていなかったので、アイドルのあかほんはリアルタイム進行マンガじゃない」 とも書いていたけど、
どっちでも同じだったのかよ、と。はあ。

・はてさて本編。
1人暮らししてる如月カルナ宅を 飯田シホ & 有銘ユーリが訪れる お話の巻。
部屋は高校生1人暮らしにしてはかなり広くて、つまり如月家は裕福な家庭っぽい様子。
厳格な父親に反対されたものの、母親が説得してくれてアイドルへの道が拓けたとか。

部屋に飾られていたのは不気味顔のスライム。
『女子大生家庭教師濱中アイ』 でも 『妹は思春期』 でも見られた、ストレートには可愛くないタイプのぬいぐるみですよ。
たびたび登場しているけど、こういう小物デザインは氏家先生が担当しているんだろうか。
有銘ユーリとか小学生キャラならともかく、俺としてはこういう変わったぬいぐるみを愛好してくれているキャラのが良いなぁ。
いつかの 『妹は思春期』 扉絵で、ぬいぐるみ抱えた 吉見チカとか普段より魅力的に見えたですよ!

・ 「#10」 のギャグは、飯田シホが強引過ぎてかなり微妙。
2ページ目3ページ目と連続で会話に割り込んで来ていて、会話のテンポ自体がよろしくなくて うへえ。
加えて下ネタも、『女子大生家庭教師濱中アイ』 の 中村リョーコ的な下ネタだったんだよなあ。
なんていうか、無理矢理すぎるというか、おっさん臭いというか。
飯田シホには、もっとこう 城島カナミ的な下ネタとかのが良いんじゃあないかと思ったよ。

っていうか 『アイドルのあかほん』 は、王道的なキャラがいないんだよな。これが不味かったのかもだ。
3人ともが変化球気味っていうか。この時点で真っ当だったのは 三瀬エリコさんくらい?
如月カルナが下ネタサイドでないとはいえ、
『女子大生家庭教師濱中アイ』 の天野ミサキのようでも 『妹は思春期』 の矢野アキのようでもなく、
かといって突っ込みの冴えたキャラでも無かったし。

俺は 凝ったボケに 的確かつシンプルな突っ込みを好むタイプで、あとボケ倒しも別に良いのだけど、
ネット色々見ていると、突っ込みに重点置いたネタを見たいって声が多く見受けられたし、
飯田シホ (ボケ) 、有銘ユーリ (ボケ) 、 如月カルナ (ツッコミ) とか綺麗に分担しなかったのが良くなかったのかもとか。
つーかこれ 「#10」 の感想じゃあないな。

・有銘ユーリにペニパン (ディルド付き) を持たせる ユーリ母は一体何者だったのか。

・ 「#10」 掲載時の週刊少年マガジン 38号には、マンガ家先生へのアンケート企画があったんです。
『〜漫画家への花道〜 〜連載作家一斉アンケート〜』 という企画でね、
「Q1.新人時代の思い出を教えてください!」 「Q2.新人さん達へ、一言応援メッセージを!」 との質問内容だったんですが、

漫画家への花道

やたらと白いところがありますね。

ツン

そこはデレるべきだろう。

氏家ト全先生の気持ちは分かるっていうか、実は俺もこういった類のアンケートは凄く苦手なんですが、
いや俺についてはともかく、もう少しこう何というか手心というか…。
氏家先生の巻末コメントは非常に淡白で、その様相はあたかもツンデレのツンだの素直クールだのだったりする訳ですが、
ここはデレるところじゃね? と思う次第。
えらい長文書いて、「あっさりコメントの氏家先生でも こんな熱いメッセージ書くのか!」 と、
そのギャップが萌え って感じに行く場面だと思ったよ。



#11 社長とお仕事

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 三瀬エリコ

感想
・ 『アイドルのあかほん』 第11話目は、柏木レイコ社長の主役回。
これ以後にも これまでの登場人物に光の当たる話は見受けられるけど、
「#11」 と これ以後とでは、その理由は違っていそうだ。
「#11」 では 「打ち切りだから」 とかでなく、純粋にキャラクター掘り下げるためだったんだろうなあ。はあ。

・という訳で 柏木レイコ社長がどのようにして営業を成功に導くべきかをご指南下さいます。
その方法とは、ツンデレ! SMプレイ! 枕営業! ええええええええ。
柏木社長からは どうにもうっかり者感を強く感じられていたので、
「本人は真面目に頑張っているんだけど、天然に空振りしてる様子で周囲を和ませて契約もらってる」 みたいな事かと思ったら!
さすが芸能事務所社長だけあって、計算高いというのか どうなのか。
しかし何かブラックだな……
柏木社長の 「大丈夫よ 次は寝に行くんだから」 に、
糸田ヒロキが 「あれぇ?」 と返す辺りは特に黒く感じる。
2ページ目で枕営業ネタが出てるのも、今回に限り 黒い伏線としての登場だったのでは。

とりあえず 柏木社長も下ネタキャラだと判明したので、
この時点で 清純派キャラが三瀬さんしかいなかったんだな。如月カルナは突っ込みポジション? だったし。
ピュアピュア分に欠けてたのは響いたのだろうか。

・特に深く考えることでも無いのだろうけど、
レイ・プリンセスにいる時、トリプルブッキングはいつも私服だったな。毎回休日の話だったのだろうか。



#12 我々の人生記録

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 小田

感想
・氏家マンガでたまに見られる日記ネタの回だった 12話目。
なんか日記ネタだと当たりが多いような気がするのだけど、つまりこの回の日記ネタや良し!

ツボすぎる

「文章でかむな!」 の突っ込みも良し。
5ページ目6ページ目の飯田シホがスゲェ良い。
飯田シホの下ネタには割と辟易していた感があるのだけど、
嫌だったものは下ネタでなく、ボケるために出ずっぱりになる出番だったのだ! とか思った。
日記ページが4コママンガ仕立てで リズム良かったのもあるけれど、
「ここからここまでが飯田シホのターン」 と決まっていて、他キャラのターンに侵食してこなかったから笑えたのだと思う。
ボケのために唐突に入ってきて 空気変えてリズム崩れることに、俺は不協和を感じていたのだ! と。

・有銘ユーリは貞操帯を着けているのだとか。
まあそれより、1ページ3コマ目の 飯田シホに頭を撫でられる有銘ユーリとか良いなあ。
動きのあるこういう細かい描写をもっと見たかったなあ。

・4ページ目の 「後ろ指」 で悩む飯田シホは、何に悩んでいるのかね。
飯田シホの下ネタが 天然ではなく意図的なもので、
「どうにか下ネタに結び付けよう。でも思いつかないビクくやしい」 とか ああも悩んだ表情見せたのか、
飯田シホの下ネタが天然物で、
言葉通りに 「アナルは嫌だなあ、そんなとこ汚いよ」 と ああした表情見せたのか。どっちだろう。
そういえばこないだ通りすがりに女子大生2人組の会話が聞こえたんだけど、
「そんなとこ汚いよお」 とか言っててとても良かった。百合っぽくて良かった。まあ確実にそんな話題をしてたのではないな。

話は変わるけど、『女子大生家庭教師濱中アイ』 の 「019 一点集中攻撃!」 がマジで好き。濱中アイで好きな話ベスト5に入るかな。
こういうマジに挿入行為とかあったのが昔の氏家マンガなんだよな。
今の氏家氏のマンガは 「氏家ト全的エロ」 みたいなエロしかないから困る。
なんていうか、記号的っていうか。
生々しいエロスや、無駄っつーか余談の多い会話が展開しないよね。
『アイドルのあかほん』 で言うと、今回の3ページ目2コマ目の有銘ユーリの服装とか生々しいエロス。
あとちょっとで胸チラしてしまいそうな衣服は濱中アイの時からあったけどこれは実に素敵だ。

昔の氏家作品が扱っていたネタは、「下ネタや軽いエロ」 だったけど、
今の氏家作品が扱っているネタは、「少しでもエロ要素か萌え要素のあるもの」 に変わっていると思う。
飯田シホの下ネタとか、昔の氏家作品ではあまり見られないネタだと思うよ。



#13 貞操は大切に

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 三瀬エリコ

感想

・心底久しぶりです 13話目。いや、後で見たら関係ないけど。

何よりもまず、東シズカが再登場。
「#1」 で 1コマ目を飾った、アイドルのあかほん最初の登場人物です。よもやまさかの再登場!
最初は 「子供(♀)の将来の夢と言えば常に上位に入るのがアイドル」 なんてアイドルの代表格扱いだったのに、
今では 「人気アイドルの東シズカさんが俳優の西ヨシノリさんのマンションに出入りしていた件について―――」 と、
交際関係ゴシップでの話題提供者扱いの 低待遇になっているのが怖いなあ。
生き馬の目を抜く芸能界の恐ろしさを現した1コマです。そんな訳は無いけど。

あと同じ1ページ目では、2コマ目の 飯田シホに抱きかかえられてる有銘ユーリが良いなあ。
こういう2人でないと出来ないポーズっていうか、動きのあるポーズはもっと見たいものだ。

・井戸田なのか糸田なのか分からないのはさておき、
「#11」では柏木レイコ社長に 「ヒロ君」 と呼ばれていたのが
今回は柏木レイコ社長に 「井戸田」 と呼ばれる糸田ヒロキ。どっちだよ。
勝手に妄想するなら、「#11」 は社長と2人きりだったから 「ヒロ君」 呼びだったのかもしれません。
まぁそれより社長のラフな格好がいいよいいよいいよ。

・そしてムッチーもまさかの再登場。
前回登場 「#6」 読んだ時点じゃあムッチーは一発キャラだろうなあと思っていたので、再登場は嬉しい誤算。
濱中アイの時と違って、キャラを再利用してくれそうで良いなあと思ったよ。
連載終了後の今にして思えば、この時にはもう連載終了決まっていただろうので、
「新キャラ出すより既存キャラを使おう」 とかの考えによる登場ではないかと思えるが。

・5ページ目の如月カルナは上目遣いだったりびくっとしてたりで何か妙に可愛いな。
それはともかく大オチ 「私は千円で動く女じゃない」 の発想自体はさておき、
オチの為とはいえ即座にインコーを思い浮かべる飯田シホの頭の中は相当に思春期だな。
「何故飯田シホは下ネタを好むのか?」 の理由付けが描かれていたら良かったのだけど。
『濱中アイ』では 「『少年はエロのみによって生きる』と教え込まれたから」 と、
『妹は思春期』では 「思春期だから」 と、登場キャラが下ネタを発する一応の理由付けが存在していたのに、
アイドルのあかほんではそれが描かれなかったのがちょっとなあ。



#14 憧れの関係

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ

感想

・有銘ユーリ & 糸田ヒロキが小学校でスカウト活動を行う 第14話目。
有銘ユーリが通う通う小学校が登場するのですけれど、ランドセル制ではないのでその筋の人には残念なお話です。
というか、氏家ト全作品でランドセル自体が滅多に見ないな。
『妹は思春期』 では、少なくとも1度はランドセルしょった女子小学生が描かれたけど、
そこ以外ではランドセルを見たこと無いような。
何にしても、登場頻度はかなり極少。
描くのが面倒くさい等の理由なのか、はたまた氏家ト全氏が好みではない等の理由でもあるのか何なのか。
氏家ト全氏はマンガに自身の好みを入れ込んできているよう思うので、俺は後者を推しますが。

ランドセル分が含まれなかったせいもあるのだろうけど、
「#14」 は、今までのアイドルのあかほんの中でも 最も登場人物の平均年齢が低かった回でありながら、
あまりロリロリしたロリータ分は含まれていない感じ。
これは 有銘ユーリが芸暦9年である為か 幼い挙動が少なく、
また、4ページ目等で 有銘ユーリ顔がコマ外に見切れることなく糸田ヒロキ顔と一緒に映りこんでいるため、
幼さ大アッピールポイントたる大人との身長差も感じられなかったからではないかと。

もうどうせなのでその辺の話を続けると、氏家氏はロリ属性無いと思う。
氏家氏は自分の作品に登場する性的嗜好と氏家氏自身の性的嗜好が被ることを恐れないというか、
必然的に自分の性的嗜好のネタが多くなるだろう事態に歯止めをかけていないよう思うので、
つまりロリネタの少なさは、氏家氏がロリネタ嗜好しないことの表れではないかなあ、と。

『妹はひまわり組』 は小学生どころか幼稚園児の話だけど、
あれは下ネタやるのが幼稚園児なだけであって、幼稚園児と性的なものを結び付けてる訳では無いしねえ。

・ 「インセストはさすがにまずいよー」 の大オチには、何かとんでもなく歪んだ世界観を感じるのだが、
それが何かを上手く言葉で言い表せない。
「肉体関係は無いけれど、義兄妹プレイには及ぶくらいの仲です」 みたいな宣言に受け止められるからかなあ。
あとインセストは市民権を得ていない言葉だと思うのだがどうだろう。
近親相姦じゃあダメなのだろうか? 放送禁止用語みたいなものに引っかかるのだろうか。



#15 はじめまして先輩

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 小池マイ 柏木レイコ 小田 三瀬エリコ

感想

・タイトル通りに先輩とはじめましてした15話目。
先輩とはそう、これまでレイ・プリンセス事務所内のポスター等にて姿を見せていた売れっ子アイドル、小池マイ!

「テレビとは違う裏の顔!!」

なんだか腹黒でしたけど。

とは言え完全打算で動くキャラではなく、感情すぐ出す素直キャラ。
一番キャラクター近いのは飯田シホなんじゃないかって感じだよ。
トリプルブッキングの3人は3人共に変化球気味なアイドルだから、
小池マイは対称的にアイドルの目標的存在としてあるのかと思っていたのだけれども。

この時のトリプルブッキングの小池マイに対しての印象、
「腹黒・肺黒・○○○黒」 の3連黒ネタとか、この 「#15」 はやたら面白いな。
すんなり読める流れで、しっかり小池マイの印象残るし。
小池マイの登場回については、普段以上に構想を練っていたのだろうか。

・アイドルのあかほん連載終了でスゲェ惜しまれる事の1つは、小池マイの存在だと思う。
氏家作品では珍しいキャラ風なので、もっと見ていたかったよ。



#16 主演 飯田シホ

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ

感想
・ムッチーが王子様役を務めた16話目。そこがみどころ。自分には見所。

男装王子様

連載当時の感想では 王子様役がムッチーで良し! とか太字で書いていたけれど、
そこはやっぱり強調するべきとこだよな! 俺には。

順序逆転、あらすじ解説。
飯田シホが文化祭の演劇で白雪姫を演じることになったので、王子様がムッチーです というのがこの回のあらすじ。
名も無き男子生徒モブキャラが担当するのではなく、ムッチーが王子様で男装で百合な感じで良し!
There is みどころ。男装って素敵。
あとは5ページ2コマ目、七人の小人に扮した女生徒も良いことですよ! 良かった良かった。

・そんな my嗜好をおいておくと、この回はやたら淡々と話が進むので印象残らない。
とりあえず、アイドル活動回と この日常イベント回で コスプレ比率が大して変わらないってのは何なんだろうと思ったよ。
氏家氏がどうしてアイドルものをテーマに選んだのかは今でも疑問だ。

もう全く関係ないけど、氏家氏のキャラメイクは 普通のキャラに後から個性を注入していく方法じゃないですか。
設定の時点で個性が必要以上に溢れてる、たとえば 「盲目で筋力が常人の20倍で泣かないのに泣き虫」 みたいなキャラを作るのではなく、
まず実在してもおかしくないキャラがいて、話が進んでいくうちにそのキャラ独特の魅力が出てくるようなメイキングじゃあないですか。
アイドルのあかほんで言うと三瀬エリコさんかな。三瀬エリコさんみたいなキャラ作りが氏家氏の得意とするキャラメイクだと思う。
それなのに最初から個性とか重視されるアイドルがテーマだったのは、氏家氏の方針と合っていないように思えたよ。
いやアイドルものをやるのでも、もっとデビュー前のほとんど活動していない状態が主だったら良かったのではないかとか。
アイドルみたいな大イベントものではなく、日常の小さな幸せとか描く方が得意なように思えるので。



#17 KORIEちゃん

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 三瀬エリコ

感想
・待ってた人も多かったはず、三瀬エリコさん主役回。俺は待ちました。
次回予告時点では新キャラ登場に見せかけたタイトルだったけれども、開けてみたらば暴かれる三瀬さんの私生活!

エリコ=コリエ

「予想は裏切り、期待は裏切らない」 とはよく言ったもので、
よもやまさかに三瀬さんもアイドルだったという事実! しかもネットアイドル!
年齢を18歳と誤魔化してたり、日記タイトルが 「あう〜」 だったりする辺り、
どういうキャラで通すのか、しっかり確立していらっしゃるご様子。
アイドルの卵をトリプルブッキングさせてしまうドジっ娘だけれど、そこはさすがに芸能事務所の社員さんだけあるみたいだ!

・ラストはまたしても ヒロ君こと糸田ヒロキがフォローするパターン。これ多いな。
飯田シホとは 「#2」 で、如月カルナとは 「#5」「#13」 で、
有銘ユーリとは 「#14」 で、慰めたりフォローしたりとかの親密化イベントが描かれている。
「つまりは良きマネージャーだ、って事なんじゃあないの」 とか俺は捉える訳ですけれど、
ラブフラグだとかと読み取れる描写になっているのは、そりゃ分かる。
俺としては あれ、
糸田ヒロキの好みのタイプが巨乳のお姉さんだってのは、
すぐに巨乳お姉さん出してヒロ君を振り回す展開をやるのかと思っていたけれど、
女性キャラとメインで絡む男性キャラを どうにかラブ路線へと移行させない為とした設定なんじゃあないかと捉えるよ。
好みのタイプを登場しないキャラにしてさ。
あと、巨乳のお姉さん登場を想像できないってのもあるけど。
だってこれって うっふんあっはんなお色気振りまき系のお姉さんって意味でしょ? 氏家作品では出てこなさそうなキャラだよなあ。

・心底どうでもいい話だけれど、
糸田ヒロキは 「#15」 から登場人物紹介の役職が、「マネージャ」 から 「マネージャー」 に変化。
そんなとこ変えてないで、苗字が井戸田なのか糸田なのかを統一してくれれば良かったのに。
結局最後まで、本編は井戸田で 柱では糸田。
ラスト近くでは もうどうでもいいからみたいな扱いだったのだろうけど、
氏家氏とマガジン編集の間で、きちんと連絡が行われていなかったりでもしたのか? 誰かしら気付くだろうのに。



#18 Birthday

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 小田 三瀬エリコ

感想



#19 3人暮らし

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ 糸田ヒロキ 柏木レイコ 小田

感想



#20 その後

登場人物
飯田シホ 有銘ユーリ 如月カルナ

感想


もどる inserted by FC2 system